株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(6.27.08)

2008-06-26 20:18:33 | 明日のモニタリング銘柄
上にも下にも行かない相場ですが、真綿で首を絞められるようなNYダウの下落に引っ張られ、日本市場もセリクラらしい、思い切った下落がないのが原因かと思います。

ここは余力を残して、少し悠長に構えておく方が良いかと思います。電池や食糧など材料系も段々と干上がって来つつあるようです。

さて、あまりはっきりしない地合ですが、明日のモニタリング銘柄です。

1.6486イーグル工業
 OSC36%からのコンバージェンスとRSIの15%→16%への立ち上がり。

2.8697大阪証券取引所
 460Kの底まで到達したら買いか?OSC24%は珍しい。RSIもたったの7%です。ジャスダックの旧経営陣の嫌がらせか、それとも単なる怨念か???

3.4062イビデン
 ここまで来れば4000円割れも意識。RSIの急落(-12%)も材料。

4.5108ブリヂストン
 今日は出来高急増しての-42円。OSCは38%→39%です。

5.5480冶金工業
 727円が割れなければ。しかし非鉄は調子悪いですね。

6.6310井関農機
 もはや出がらしか?しかしまだ底割れてはおりません。250円で雲の上限にタッチ。

7.6759NECトーキン
 ついに6月20日の安値に並びました。東北金属時代は、真面目なフェライトコアのメーカーだったのですがね。頭にネックなる英語名が付き、由緒ある漢字をカタカナに変えられ(しかも、昔の益田キートンじゃあるまいし、いくら何でもトーキンはないでしょう)、そして、いつしかリチウムイオン電池騒動に巻き込まれて、身を持ち崩してしまいました。

7.6890フェローテック
 さすがにこの株いつまでも上昇する不死鳥ではありませんでした。チョイと一服状態。1615円あたりを抜くようなら再度高値更新か。

以上です。テクニカルに煮詰まってくると、つい銘柄数が多くなってしまいますね。
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市場概況(6.26.08)

2008-06-26 15:59:44 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

6月26日の市場の概況です。赤字部は27日朝に追加

【前場終了段階】

・日経先物:OSC54%(-2%)+40円
・日経平均:OSC53%(+2%)+59円
・TOPIX:OSC49%(+3%)+4.29ポイント
・マザーズ指数:OSC33%(-6%)+1.93ポイント
・ヘラクレス指数:OSC29%(-6%)-2.89ポイント
・国債先物:OSC32%(-7%)+15銭

【後場終了段階&海外市場】

・先物:OSC50%(-6%)6月23日の48%から切り返し中。
・日経平均:OSC48%(-3%)6月20日の48%に並ぶ。
・TOPIX:OSC45%(-1%)6月20日の44%から切り返し中。
・マザーズ指数:OSC30%(-9%)6月11日の29%に肉薄。
・ヘラクレス指数:OSC28%(-7%)3月10日の28%と同値。
・国債先物:OSC36%(-3%)このところの最低値に並ぶ。
・日経先物イーブニングセッション:13770(大証終値比-80円)
・シカゴCME日経先物:13575円(大証終値比-275円)更新
・NYダウ:11457ドル(-355ドル)OSC26%(-3%)記録を取りだして以来の最低値更新
・ドル円:106.8円(1.04円の円高)OSC45%(-6%)6月17日の68%から下落中。更新

ご覧のように後場は押されました。特に引け際に波乱あり。その分、国債先物が引けに高値をマーク。債券市場への資金の逃避の兆しあり。

新興市場はOSC的には底に達しておりますが、出来高が閑散としております。電池関連への長期出張の方々が帰ってこないと活性化されないのかも知れません。

-------27日朝のコメント-------

<別稿にしました。そちらをご覧下さい。>
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昨日のトラウマに怯える市場参加者

2008-06-26 11:49:07 | 株に出会う
NYダウの反発がなく、朝方の外国証券経由の売買注文も売り越しでは、とても気勢があがるどころではありません。それを受けて日経先物はシカゴCMEが付けた値段より100円も安く始まっております。

しかし安く始まってからの反発の期待を背負いながら、13930円までの買い上がりを見せて、皆さんにこれは上抜けかと思わせたところで売りが優勢に。これが基本的なフェイントテクニックですね。国債先物は前日比で22銭も高く始まっていたのに、それに逆行して株式の先物が上値を追うことは、一応セオリー上は異例のことでした。

案の定、このフェイント上げからは13820円までの急降下です。この下落過程で傷を負った方々は大勢いたことと推測します。株は、特にこのような下落過程での高値掴みは禁物という好例ですね。

その国債先物も、前場はボックス圏での動きです。しかし、日経先物に1分ぐらい先んじて急落したり急騰したりと結構に値動きが激しく、今のところ、こういう時の先物の動きの「プリカーサー(前兆)」指標としてはまずまず役に立っております。

各市場の概況を確認しておきます。

・日経先物:OSC54%(-2%)+40円
・日経平均:OSC53%(+2%)+59円
・TOPIX:OSC49%(+3%)+4.29ポイント
・マザーズ指数:OSC33%(-6%)+1.93ポイント
・ヘラクレス指数:OSC29%(-6%)-2.89ポイント
・国債先物:OSC32%(-7%)+15銭

何やら、国債先物がOSCを落としております。これは本来は明日以降に下げる予兆ですが、32%というのは結構な底値圏ですので、ここからの反発もあるかも知れません。つまり、明日はもうよう分からん、といった状況です。

前場は、下値が落ち着いてきたかに見えた3625テックファームの174Kでの買いのみ。
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FRBの憂鬱(続編)

2008-06-26 06:22:51 | 株に出会う
ついに、FRBの憂鬱が、ある閾値を越えそうです。

この重要な「事態」を目のあたりにし、昨日に続いて、26日朝のコメントから抜き出しました。

------以下、市場概況に対する26日朝のコメント-----

FOMC発表直後は為替も一瞬円安に振れるも、その後は元の位置に戻しております。つまり、何のインパクトも市場には与えなかったということですね。

筆者が注目したのは、「今年後半と来年にインフレは緩和する」としながらも、エネルギーを始めとした商品価格の上昇継続、インフレ期待の上昇を示す指標を考慮すると、「見通しに対する不確実性は高い」としていることです。

不確実性が高いのに、何故インフレは緩和すると見込んだと言い切っているのだろうか?

まるで分裂症気味ですね。もっと分かりやすく説明すると、

「今の鬼嫁との、このところの(お金を巡る)関係悪化は、あと半年もすれば緩和する(相手が諦める)だろう。しかし、自分に向けられた今の(金欠状態に対する)鬼嫁の怒りのエネルギーの上昇継続、その他自分に向けられた各種嫌悪指数の上昇を考慮すると、このまま結婚生活を続けられるかどうか全く自信がない。もはや、この怒りを収めるために借金する相手もいない。よって、この見通し(離婚回避)に対する不確実性は極めて高い。」とでも言っているかのようです。

別の言葉で言えば、お手上げ(ホールドアップ)ということです。このホールドアップと言う言葉、人間の精神においてダブルバインド(二重拘束状態)が生じた時に、自己矛盾や自己の分裂生成を避けるために太古の昔から取ってき行動様式の1つです。

世界のFRBもついにここまで追い込まれたか。。。

追伸:唯一、フィッシャーダラス連銀総裁だけが「緊急離婚」を主張し、ホールドアップすることに反対票を投じたそうです。(この総裁、Fisherという名前の通り、荒海での「一本釣り」の世界ではつとに有名。)
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