株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(2.5.09)

2009-02-04 21:23:00 | 明日のモニタリング銘柄
欧州株は堅調にスタートしておりますが、ドル・円は89円を割ったり復活したりと、少し冴えません。米株価先物は+2ドルとほとんど変わらず。

今晩のADP雇用統計の結果が大きく影響を与えそうです。

明日、2月5日のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。

【モニタリングA】 買い候補

1.4661オリエンタルランド(6680円)
 明日5日が3Q決算。どのくらいディズニーランドの入場者数があるのか分かりませんが、任天堂のゲームと同じで、不況だからといってマニアの若者が訪問を手控えるとはチョイと考えにくいもの。逆にミッキーと憂さ晴らしをしたくなるのが人情か。

2.6937古河電池(661円)
 このところ電池銘柄が冴えません。しかし650円まで3日に落として、今日は大人しいながらもようやく反発。9日に3Q決算ですが、自動車向けの不振から下方修正が出るのではとの観測からここまで押されたのかも知れません。

3.4997日本農薬(598円)
 こちらは12日に1Qの決算予定。今日、やっとOSCを+7%の51%まで伸ばして突き抜けました。明日、650円まで届くかどうか?出来高さえ伴えば可能か。

4.6379新興プランテック(664円)
 6日に3Q決算発表予定。今日、やっと切り返し+2円。明日688円を越えるかどうかが焦点。

【モニタリングB】 底値確認候補

1.4756カルチュア・コンビニエンス・クラブ(817円)
 OSCが+1%の41%とコンバージェンス。この株としてはかなり押されました。

【モニタリングC】 強気買い銘柄

1.2702日本マグドナルド(1665円)
 もう、NHKの7時のニュースで取り上げられるくらいの株ですから、明日は押すな押すなの人気化必至。それにしても、今日は61円も下げて、OSCも32%と極端に売り込まれ、モニタリングBの候補でした。一応、何処まで行くのか見定めるためにリストアップ。しかし、あのアップルジャパンにいた原田社長、痩せましたね。ハンバーグを食べないせいではないのかな。筆者は、ハンバーグ店には、32年間の会社生活でたったの1度だけしか行っておりません。何故、このガーベッジ食が売れるのか理解不能。

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上がり馬しか見ない方が

2009-02-04 11:01:40 | 株に出会う
上がり馬とは、言うまでもなく競馬における上昇馬のことですが、これは株についても言えます。

昨日までの段階での上がり馬候補は、筆者のモニタリングAに書いたとおりでしたが、いずれもエネルギーがどうも尽きかけているようです。6503三菱電機など-3円です。出来高は706万株もありますが、場を見ていてもほとんど派手派手しい動きがありません。

これは昨日の上げ方が激しかったというよりも、この株のOSCを見れる方はご覧下さい。ずっと1月14日から30%台に低迷しております。昨日のあの上げでも34%です。もう、乱気流の中で右往左往している状態です。これでは五里霧中となり、上げた日の翌日は下がるということになるのもやむを得ません。

一方、モニタリングBの6674GSユアサは、昨日はOSCを+4%の43%に切り返してはいましたが、昨日の447円が割れれば、まだ下があると見ておりましたが、これを前場は大きく割れております。今日はもうこの株、戻したところを待ちかまえている売り方が大勢ですので、戻したところで買いにはいるのは原則ノーですね。

この株の38.2%の押し目水準は416円です。まだ上げすぎからの反動安が続くようです。しかし、明日438円が防衛できれば、一旦切り返すと思います。OSCの39%という2月2日の数字がまだ割れていないためです。

この株もここ10日ぐらいのOSCの推移を見ると1月29日に一度48%に切り返してはおりますが、1月21日の55%をピークに下降しているのが分かります。短期的には48%を越える上げを見せないと、戻り売り攻勢に晒される運命にあると言えます。

さて、こんなしょうもない講釈は横に置いておいて、日経平均は一旦切り返す体勢にあります。OSCは+7%の53%にまで伸びました。これは1月29日の51%を抜いての切り返しですが、53%という値は最近ではかなりピークに近い値です。それに今日はOSCを見る限り切り返しすぎております。8100円の奪還がないと、明日以降の上昇は頓挫する可能性が見えております。

よって、後場に見せ場はあっても、ここは一旦利確して降りておくのが賢明ではないかと思います。

相場はリターン・リバーサルの様相を呈しております。9766コナミや8410セブン銀行の反転がそのサインですね。

前場は、持ち越しの9697カプコンは+19円で売り、乗り遅れたセブン銀行でたったの1K抜き。この株、ジェットコースターのような値動きですが、基本的には昨日とは全く逆の右肩上がりです。従って、節目の値段でじっくりと待ち受けていれば、一気の成り売りの波にさらわれても、その後「救急隊」が馳せ参じて、海の藻くずに消えることはなさそうです。これが昨日までと全く異なる点ですね。

従って、タイトルにあるように「上がり馬しか見ない方が」身のためですが、調子に乗って疾走する上がり馬に飛びつくと、思わぬ落馬をして骨折することがあります。

ここは、その勢いの良い上がり馬が、途中で腹を空かして飼い葉を食べに来るその隙に、チョイとまたがって乗れば良いのではないかと。。。しかし、いつ飼い葉を食べに来るのかが分からないと買い場が分かりません。

ここはせめて、上がり馬に届かなくても念仏を唱えるか、持ち前の第六感でも働かせる以外にはないかと。はい。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(2.3.09)

2009-02-04 06:38:28 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説 赤字部は4日朝の更新

後場大波乱の2月3日(火)の市場概況です。

◆日経先物:7770円(-100円)、OSC38%(-8%)1月29日の47%から下落中。
◆日経平均:7825円(-48円)、OSC46%(同値)1月29日の51%から下落中。
◆日経平均指数値倍率:128(+1)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:773.79(-4.1) OSC45%(-1%)1月29日の50%から下落中。
◆マザーズ指数:335.58(-0.04)、OSC45%(-4%)1月30日の56%から下落中。
◆ヘラクレス指数:490.17(-6.75)OSC53%(-7%)1月30日の67%から下落中。
◆国債先物:138.75円(-24銭)OSC43%(-3%)1月26日の55%から下降中。
◆ドル・円:89.43円(3銭円高)OSC56%(+4%)1月27日の47%から円安へと切り返しに転じたか?更新
◆日経先物イーブニングセッション:7780円(大証終値比+10円)
◆シカゴCME日経先物:7875円(円建て)大証終値比+105円)更新
◆NYダウ:8078ドル(+142ドル)更新

後場はまさかのギャップアップ。日銀が銀行保有株の時価での買い取りを発表しただけなのですが、完全にこの情報にひっかリました。今年最大の負け。あれだけの買い上がりを見せられれば、遅ればせながらの参戦は、飛んで火に入る夏の虫でした。

これだけ毎日、株式市場の手練手管を見せられながら、なおかつこのようなネタでの上昇に食らいつくとは全くもって情けない。

しかし、皆さん降りる時はもの凄く早いですね。あっという間の成り売り、或いは空売りが相乗しての下降でした。窓を埋めるどころか、日経先物は引けにかけて本日の安値でした。

後場の急騰局面で買った株はすべて損切り。持ち越しは9697カプコンのみ。

-------4日朝のコメント-------

ダウは12月の中古住宅販売成約指数が、予想の前月比ゼロを上回り+6.3%となったことからジリ上げの展開となりました。1月27日には中古住宅販売件数の12月分が474万件となり29万件ほど11月より良かったのですが、この成約指数と販売件数は連動するのではないだろうか?常識的には成約してから後から販売が成立する訳ですから。

ところが、指標の発表は販売の方が早く、成約の方が遅い。

調べてみると、中古住宅の購入契約は、通常、契約書に捺印して1-2ヶ月後に住宅が引き渡されて完了しますが、中古住宅販売保留指数は、引き渡し時点での販売件数ではなく、契約書に捺印した段階での販売件数とありました。

ならば、販売保留件数を先に発表すれば良いものを何故そうしないのかは依然として疑問ですが、単なる統計集計時期の問題だけであり、あまりこだわることもなさそうです。

重要なのは、昨日の中古住宅販売成約件数、これは販売保留件数と同じことですが、中古住宅販売件数(引き渡し時点で完了)の先行指標としての意味を持つということです。

ということは、1月以降の中古住宅販売件数も、この結果を反映して良くなると推定されますが、冒頭に述べた12月の中古住宅販売件数が29万件良かったということは、前月からの伸び率は約9%に達しております。

今回の中古住宅成約件数は6.3%増ですので、若干差があります。

まあ、1-2ヶ月のタイムラグでの差でしょう。いずれにしても、中古住宅販売件数がここ6年間で最低の昨年11月の445万件を底にして切り返しに転じたのかを、1月以降のデータで確認する必要がありますね。

なお、各種のアメリカ経済指標を時系列にうまくまとめているサイトがここにあります。ご参考までに。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする