株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(2.26.09)

2009-02-25 21:32:30 | 明日のモニタリング銘柄
ロンドン時間に入ってドル・円は97円が割れて円高へと振れているようです。

米株価先物も40ドル安。欧州株は当初は日本と同じくバーナンキ議長の発言を好感して上げて始まりましたが、その後は見事なナイヤガラ状態。

どうも明日はあまり調子が良くないようです。

さて、2月26日(木)のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。数が結構多いので絞り込みに苦労します。

【モニタリングA】 買い候補

1.3626ITホールディングス(1131円)
2.6330東洋エンジニアリング(276円)
3.9104商船三井(483円)
4.6379新興プランテック(539円)
5.2121ミクシィ(375K円)
6.1964中外炉(221円)
7.9983ファーストリテイリング(9080円)

【モニタリングB】 底値見極め候補

1.2440ぐるなび(196400円)
2.6744能美防災(738円)

以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(2.25.09)

2009-02-25 15:21:31 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説  赤字部は26日朝更新

2月25日(水)の市場概況です。

◆日経先物:7480円(+190円)、OSC50%(+8%)2月19日の30%から切り返しに転じる。
◆日経平均:7461円(+193円)、OSC45%(+5%)2月18日の25%から切り返し中。典型的な切り返しパターン。これが何日続くか?
◆日経平均指数値倍率:134(-3)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:745.62(+15.3) OSC46%(+3%)これも典型的な切り返しパターン。
◆マザーズ指数:290.88(+4.16)、OSC33%(+3%)2月23日の26%から切り返しに入ったか?
◆ヘラクレス指数:456.95(+13.23)OSC46%(+10%)2月20日の31%から切り返しに入ったか?
◆国債先物:139.1円(-48銭)OSC31%(-1%)10月20日の31%んに並ぶ。底なし沼へと転落中。
◆ドル・円:97.4円(75銭の円安)OSC75%(+1%)昨年8月11日の78%に次ぐ記録的な数字。次の目標値は99.6円。更新
◆日経先物イーブニングセッション:7520円(大証終値比+40円)
◆シカゴCME日経先物:7420円(円建て)大証終値比-60円。更新
◆NYダウ:7271ドル(-80ドル)OSC39%(+3%)2月23日の36%から切り返し中。更新

後場後半の先物主導の上げは激しかったですね。10時過ぎの上げが騙し上げに近く、そこから突き落とされただけに、そのまま素直に買いに入れなかった方は多いのではないでしょうか?

筆者もその一人です。しかし、今日は多大なる収穫がありました。分足の見方についてやっとそれらしきものが体得出来ました。

やはり日々、それなりに精進を重ねていると何らかの進歩はあるものですね。

引けに何か持ち越そうと思い、昨年のIPOを2つ取った思い出の3632グリーを4610円で買いました。引けにかけて先物の上昇にも拘わらず、ずっと押されて2時半過ぎからやっと狙っていた方々の買いが入っておりました。終値は全く拮抗した状態でとどまっておりますが、この株の撤退ラインは4580円です。

-------26日朝のコメント-------

NYダウは5時半頃までは+40ドル程度のプラス圏でしたが、引けにかけて急速に押されて、結局は-80ドルで終了。途中の下げからの挽回はありましたが、昨日のバーナンキ発言が2日も持つことはありませんでした。週間在庫統計でガソリンが332万バレル減少していたこともあり、何時の間にやら原油が40ドルを越えて上げ基調です。

今日の下げは何と言っても中古住宅販売件数が市場予測よりも30万件(年率換算)少なかったことです。

そのあたりの詳細については、別ブログの「ケース・シラー住宅価格指数(12月度)」にまとめましたので、そちらを参照下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

訳が訳だけに

2009-02-25 11:26:43 | 株に出会う
昨日のNYダウの236ドルの上昇ですが、もっぱら消息筋では、バーナンキ氏のリップサービスのお陰で、金融株が束の間の小康状態を取り戻し、それに群がっていた方々の買い戻しが優勢になったためと言われております。

つまり、分かりやすく言うと、娘の婚約者の過去の行状が今ひとつ霧の中に包まれているのに業を煮やした愛娘家(?)の親父が、一旦、親戚の口達者な者(議員)を通じて、「婚前共同生活テスト」(いわゆるストレステスト)なる新手な身上調査に乗り出すと声を荒げたものの、相手のこれまた愛息家(??)が、そんなに信用できないなら破談にすると息巻いたため、愛娘家の親父も、この様子を遠くから見守っていた近隣住民はもとより、肝心の身内の親戚筋(株式市場他)からも、そこまでするのはいかがなものか?との疑義が出されたため、ここは当の議員にまず懺悔宣言をさせ、一旦、「婚前共同生活テスト」を厳しく追求するほどには、相手の息子さんの行状が悪いことの尻尾を必ずしも掴んでいる訳ではない、との苦し紛れの釈明会見をバーナンキ氏がしたのが、昨晩、NYダウが上げた本当の理由でした。

ああ、くそ長い分かりづらい文章を我ながら良く書いたものです。

しかし、これでいささか毛(自己資本)が薄い婚約者の過去の行状が洗い流された訳では決してありません。まだ疑義は依然として残っております。

それは、ケーマン(毛が満載の意)島あたりに、我が愛娘の婚約者が離婚(簿外)した前妻(資産)が未だ潜んでおり、その前妻との間に残した子供(といっても、もう13歳の中学生あたりの大人と子供の間の難しい年齢に達しているようです。ニックネームはSIVという横文字)が、極めてたちの悪い不良連中に掴まり、大金をすられてしまったのではないかとの疑義です。

何しろ、ケーマン島は抜け毛(法人税)に悩む方々に残されたラストリゾートと言われている地です。しかし、世の中そんなに甘い話はありません。抜け毛がないというだけで、新たに毛が生えてくるなどということは、ありえないからです。

と言う訳で、こうしたダウの上げの訳が訳だけに、それを見守っていた、一応親戚縁者(同盟国)の一員である我が日本の落ち目の総理大臣が、昨日、オバマ大統領に会ったからと言って、株価が勢いよく上がる訳はありませんでした。

一応、セオリー通りの寄り天です。

持ち越しの6326クボタはありがたく寄りで売り。その後コナミで少々稼ぐも、前場は様子見です。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場概況(2.24.09)

2009-02-25 06:38:39 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説  赤字部は25日朝更新

2月24日(火)の市場概況です。

◆日経先物:7290円(-90円)、OSC42%(+4%)2月19日の30%からコンバージェンス中。
◆日経平均:7269円(-108円)、OSC40%(+2%)2月18日の25%から切り返し中。ダイバージェンス拡大。そろそろ反発か?
◆日経平均指数値倍率:137(+2)数字が増えるほど下降傾向を示します。昨年10月27日の139ポイントに一時並ぶ。
◆TOPIX:730.28(-5) OSC43%(+5%)2月17日の26%からコンバージェンス継続。ダイバージェンス拡大。
◆マザーズ指数:286.72(-2.6)、OSC30%(+4%)2月23日の26%からコンバージェンス。
◆ヘラクレス指数:444.01(-9.18)OSC36%(-4%)2月20日の31%から切り返し途上ではあるが。
◆国債先物:139.58円(-3銭)OSC32%(-2%)方向感なし。昨年10月20日の31%以来の低さ。
◆ドル・円:96.65円(1円99銭円安)OSC74%(+2%)2月19日に並ぶ。RSIの79%は昨年5月2日の82%以来の高さ。97.2円が次の目標。更新
◆日経先物イーブニングセッション:7270円(大証終値比-20円)
◆シカゴCME日経先物:7445円(円建て)大証終値比+155円。更新
◆NYダウ:7351ドル(+236ドル)OSC35%(同値)踏ん張る。更新

後場は引け際に少し上げていきましたが、それまでは実にフラットな難解な相場でした。円安は進行しているにも拘わらず、任天堂やGSユアサなど今日の強気銘柄以外はあまり反応せず。

それでも監視銘柄の5802住友電工や6305日立建機は地合に合わせて上昇。

引け際に6326クボタを買ってそのまま持ち越し。

地合は、今日の安値を日経平均、先物、そしてTOPIXは共にクリヤー。とりあえず、最悪の状態での終了は免れております。

後は、今日の安値を明日防御して、そのまま高値を抜いていくようなら復活となるのですが、それにはNYダウの戻しが条件です。

そのダウですが、底なしにまで落とされており、これで何かのニュースでも一発出れば大幅反発(売り筋の踏み上げを伴いながら)ということになりそうですが、その肝心のニュースが、シティとAIGの国有化決定では、灰汁抜けとなるのか、それとも総悲観となるのか、少々微妙なところではあります。

-------25日朝のコメント-------

ダウ平均は各種経済指標は悪化の一途だったにもかかわらず、ドット上院議員が「銀行国有化について言及した事、後悔している」との懺悔発言やら、バーナンキ議長の「米国の主要銀、現時点で管理下に置かれるような状況にはない」との火消しコメントで、銀行の国有化の可能性が後退したとやらで、金融株を中心に反発。

しかし、バーナンキ議長は、「大手金融機関を決して破綻させない」とは確約できないとも述べながら、一方では、大手金融機関を破綻処理するには技術的にも大きな困難があるとも述べ、システミックに大手銀行を破綻させる際の指針を米議会が策定する必要があると述べております。

要するに、今は破綻させると大混乱に陥るが、そうならないための指針が出来たら破綻させることもある、と言っております。この指針なるものが一体どういうものかは不明。

ケース・シラー住宅価格指数の12月度は、依然として前月比でプラスに転換した地区はありませんでした。これで4ヶ月連続でゼロ。全米20地区の前月比の下落ポイントは、3.05ポイントで10月の3.2ポイント、前月の3.08ポイントからは若干低下。過去最高は2008年2月の4.3ポイントの下落でした。(逆に、過去最高の上昇は2004年6月の2.64ポイントです。)

定点観測地点のロスアンジェルス地区の下落幅は3.12ポイントとなり、過去23ヶ月間の連続下落局面の平均値である4.32ポイントからは緩和しておりますが、まだ下落スピードが落ちておりません。142ポイントまでの下落を筆者は想定しておりますので、171.79ポイントという現在地点からはまだ29.79ポイントの下落が必要です。3ポイントの下落が続くとして、後10ヶ月です。今年の10月ですね。もし、差し押さえ急増などで、過去の平均値の4.32ポイント(最高の下落幅は2008年2月の8.83ポイント)の下落が続けば7ヶ月弱で到達です。これは最速ケースでしょう。

従って、今年の夏から秋にかけて落ち着くと現時点では予測します。春は近いが、まだまだ秋は遠い。それまで世界の金融機関が持つだろうか?

しかし、バーナンキ氏から、「信用市場の拡大と破裂の規模、誰も事前に理解していなかった。」と今頃になって言われても困ります。

少なくとも、信用市場の拡大については、「World is Curved」の著者によれば、①サブプライムローンバブル(143兆円)②クレジットカードバブル(236兆円)③商品先物バブル(850兆円)④外為デリバティブバブル(5290兆円)⑤新興国バブル(472兆円)⑥CDSバブル(5480兆円)⑦商業用不動産バブル(2500兆円)と言われている通りの空前の規模に拡大していたのは、統計的にも明らかです。

破裂の規模についても、拡大の規模が空前なら破裂も空前でしょう。何も、ゴム風船を膨らませてあえて実験するまでもありません。恐らく、「理解していた」とは、口が裂けても言えないのでしょうね。言えば、「何故、それをFRBが放置した?」との質問が返ってくるからです。

要は、マエストロ、グリーンスパン氏も含めて、無責任に全員がバブルに酔っていたのか!?では、一体誰が酔いが醒めた後の、この激しい悪寒を救済できるのか?

どうも、世界はまた、大量の紙幣のばらまきにより、アルコールを飲ませる方向へと行っているのかも知れません。行き着く先は、ショック死か(インフレ)狂乱かどちらかしかあり得ません。

いずれにしても、今より体調が良くなるためには、糖尿病患者のような厳しい節制が必要かと。しかし、ものは考えようです。これで地球環境が良くなれば言うことないではありませんか。このままバブルによる先進国や中国・インドなどの奢侈が昂じたら、2050年頃には世界は破滅するところでした。その意味では、オバマ大統領のグリーン・ニューディールは正しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする