テクニカル用語の簡単解説 赤字部は7日朝更新
2月6日(金)の市場概況です。
◆日経先物:8060円(+130円)、OSC41%(-7%)2月3日の39%から切り返し中。
◆日経平均:8077円(+127円)、OSC44%(-1%)1月29日の51%から下落中。
◆日経平均指数値倍率:124(-2)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:790.84(+4.43) OSC40%(-2%)1月29日の50%から下落中。
◆マザーズ指数:332.13(-2.5)、OSC37%(-6%)1月30日の56%から下落中。
◆ヘラクレス指数:488.84(-3.82)OSC47%(-4%)1月30日の567から下落中。
◆国債先物:138.35円(-10銭)OSC43%(-2%)1月26日の55%から下落中。
◆ドル・円:91.87円(72銭円安)OSC62%(+1%)1月7日の61%を抜き更に上を目指す勢い。但し頂上は近いか?更新
◆日経先物イーブニングセッション:8130円(大証終値比+70円)
◆シカゴCME日経先物:8290円(円建て)大証終値比+230円。更新
◆NYダウ:8281ドル(+218ドル)OSC51%(+1%)2月4日の47%から高値圏での二枚腰発揮中。更新
後場は2時くらいから所用で出かけました。今見てもその時とほとんど変化なし。日経平均は127円高で終了しておりますが、1月29日の安値水準は抜けず、押された状態でのプラ転です。TOPIXも同じ。新興市場は調整に入った模様。
ドル・円が1月19日と同じ程度まで円安に振れてきているのに、その日の8200円台より200円安い分、この間の企業業績の悪化が影響していることと思われます。
今晩のアメリカ市場のハイライトは、失業率と非農業部門の雇用統計です。失業率は前月比0.3%アップの7.5%、雇用者数は前月から更に1万6千人減の54万人減を市場は予想。昨日の新規失業保険申請件数は悲惨な結果でしたが、これは今晩の雇用統計には反映されません。
このところ雇用統計の結果を警戒して、前日の日経平均は下げていることが多かったのですが、今日はプラス終了です。それは、雇用統計の翌日の日経平均が逆に上げることが多かったためです。もう灰汁抜けだろうと。それにしては元気がなかったのは、アメリカがまだまだ景気が悪化する予兆があると踏んでのことでしょうね。
後場は落ちてきた2651ローソンで少し取りましたが、持ち越しはゼロ。
-------7日朝のコメント-------
雇用統計通過後の株価は上がるというジンクスは今回も生きておりました。日本株は先んじて上げて裏を掻くかと思ったのに、これでは連チャンで徹夜麻雀をするようなものです。月曜日の更なる高揚からの息切れが少々心配。
ダウは二枚腰を発揮した形ですが、雇用統計の悪化については昨日オバマ大統領が「暗い内容になりそうだ」と露払いの発言を行っており、今日も、「大胆な財政措置の必要性を高めている」とのコメントを発表し、市場の動揺を抑える動きが予想以上に功を奏した形です。
これが政権末期のブッシュ大統領が言っても、市場は逆に、「何を今更」と胡散臭さを感じて相場は下げたことでしょう。まだ新政権のフレッシュさに市場の期待感があることを窺わせております。
夫婦も同じで、新婚3ヶ月目までは、相棒の変な癖も何とか見て見ぬふりができるものですが、これが30年も過ぎると、放屁癖などの変な癖が発揮されないと返って寂しくなるものです。今回の危機も市場関係者の意識がこのレベルまで到達できるなら回復が早いでしょう。しかし、今回の発端のサブプライム屁、放屁にしては通常レベルを遙かに超える「毒素」が混じっていたようですね。皆さん、ゴキブリホイホイに遭ったかのように、末梢神経まで麻痺し未だ痙攣を起こしております。
商品は金を除いて、雇用統計やや悪化(といっても、予想を6万人近くも上回る)から、素直に下落。原油はバレル40ドルすれすれのラインへ。
ドル・円はいわゆる巻き戻しの動きが続いており92円ラインへ到達。当面の戻し目標値は1月7日の安値の92円36銭レベルです。
1つ面白い経済指標がありました。消費者信用残高の12月分が予想のほぼ倍の66億ドルも減っているのです。クレジットカードなどの残高と思われますが、カード破産が増えているのか、財布の中身が減っているのかよく分かりませんが、かなりアメリカ人は消費ができなくなっているようです。
ところでスイスの中銀が強いスイスフランに対して懸念を表明しておりますが、驚いたことにスイスの1月の失業率はたったの2.9%です。あれだけのスイスの銀行が痛手を受けており、今後更に増える可能性が囁かれているにも拘わらず、これは少々理解を超えますね。スイスは金融で成り立っている国であり、銀行の資産合計額の名目GDPの比率は2007年度で681%もあると言われております。その銀行の代表格のUBSとクレディスイスの資産規模の1割が損失してもGDPの4分の3が失われるというのに、スイスフランが強く失業率も低いというのが解せないのです。
そこで、ふと思い出しました。スイスへ行った時のことです。あの綺麗な風景からは想像もつかない、放牧されている乳牛の糞から放出されるメタンガスの臭いことったらありませんでした。恐らくスイス国民の「放屁耐性」は、他国民より並はずれて高いと推察します。毒ガス抵抗力が強いということですね。
2月6日(金)の市場概況です。
◆日経先物:8060円(+130円)、OSC41%(-7%)2月3日の39%から切り返し中。
◆日経平均:8077円(+127円)、OSC44%(-1%)1月29日の51%から下落中。
◆日経平均指数値倍率:124(-2)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:790.84(+4.43) OSC40%(-2%)1月29日の50%から下落中。
◆マザーズ指数:332.13(-2.5)、OSC37%(-6%)1月30日の56%から下落中。
◆ヘラクレス指数:488.84(-3.82)OSC47%(-4%)1月30日の567から下落中。
◆国債先物:138.35円(-10銭)OSC43%(-2%)1月26日の55%から下落中。
◆ドル・円:91.87円(72銭円安)OSC62%(+1%)1月7日の61%を抜き更に上を目指す勢い。但し頂上は近いか?更新
◆日経先物イーブニングセッション:8130円(大証終値比+70円)
◆シカゴCME日経先物:8290円(円建て)大証終値比+230円。更新
◆NYダウ:8281ドル(+218ドル)OSC51%(+1%)2月4日の47%から高値圏での二枚腰発揮中。更新
後場は2時くらいから所用で出かけました。今見てもその時とほとんど変化なし。日経平均は127円高で終了しておりますが、1月29日の安値水準は抜けず、押された状態でのプラ転です。TOPIXも同じ。新興市場は調整に入った模様。
ドル・円が1月19日と同じ程度まで円安に振れてきているのに、その日の8200円台より200円安い分、この間の企業業績の悪化が影響していることと思われます。
今晩のアメリカ市場のハイライトは、失業率と非農業部門の雇用統計です。失業率は前月比0.3%アップの7.5%、雇用者数は前月から更に1万6千人減の54万人減を市場は予想。昨日の新規失業保険申請件数は悲惨な結果でしたが、これは今晩の雇用統計には反映されません。
このところ雇用統計の結果を警戒して、前日の日経平均は下げていることが多かったのですが、今日はプラス終了です。それは、雇用統計の翌日の日経平均が逆に上げることが多かったためです。もう灰汁抜けだろうと。それにしては元気がなかったのは、アメリカがまだまだ景気が悪化する予兆があると踏んでのことでしょうね。
後場は落ちてきた2651ローソンで少し取りましたが、持ち越しはゼロ。
-------7日朝のコメント-------
雇用統計通過後の株価は上がるというジンクスは今回も生きておりました。日本株は先んじて上げて裏を掻くかと思ったのに、これでは連チャンで徹夜麻雀をするようなものです。月曜日の更なる高揚からの息切れが少々心配。
ダウは二枚腰を発揮した形ですが、雇用統計の悪化については昨日オバマ大統領が「暗い内容になりそうだ」と露払いの発言を行っており、今日も、「大胆な財政措置の必要性を高めている」とのコメントを発表し、市場の動揺を抑える動きが予想以上に功を奏した形です。
これが政権末期のブッシュ大統領が言っても、市場は逆に、「何を今更」と胡散臭さを感じて相場は下げたことでしょう。まだ新政権のフレッシュさに市場の期待感があることを窺わせております。
夫婦も同じで、新婚3ヶ月目までは、相棒の変な癖も何とか見て見ぬふりができるものですが、これが30年も過ぎると、放屁癖などの変な癖が発揮されないと返って寂しくなるものです。今回の危機も市場関係者の意識がこのレベルまで到達できるなら回復が早いでしょう。しかし、今回の発端のサブプライム屁、放屁にしては通常レベルを遙かに超える「毒素」が混じっていたようですね。皆さん、ゴキブリホイホイに遭ったかのように、末梢神経まで麻痺し未だ痙攣を起こしております。
商品は金を除いて、雇用統計やや悪化(といっても、予想を6万人近くも上回る)から、素直に下落。原油はバレル40ドルすれすれのラインへ。
ドル・円はいわゆる巻き戻しの動きが続いており92円ラインへ到達。当面の戻し目標値は1月7日の安値の92円36銭レベルです。
1つ面白い経済指標がありました。消費者信用残高の12月分が予想のほぼ倍の66億ドルも減っているのです。クレジットカードなどの残高と思われますが、カード破産が増えているのか、財布の中身が減っているのかよく分かりませんが、かなりアメリカ人は消費ができなくなっているようです。
ところでスイスの中銀が強いスイスフランに対して懸念を表明しておりますが、驚いたことにスイスの1月の失業率はたったの2.9%です。あれだけのスイスの銀行が痛手を受けており、今後更に増える可能性が囁かれているにも拘わらず、これは少々理解を超えますね。スイスは金融で成り立っている国であり、銀行の資産合計額の名目GDPの比率は2007年度で681%もあると言われております。その銀行の代表格のUBSとクレディスイスの資産規模の1割が損失してもGDPの4分の3が失われるというのに、スイスフランが強く失業率も低いというのが解せないのです。
そこで、ふと思い出しました。スイスへ行った時のことです。あの綺麗な風景からは想像もつかない、放牧されている乳牛の糞から放出されるメタンガスの臭いことったらありませんでした。恐らくスイス国民の「放屁耐性」は、他国民より並はずれて高いと推察します。毒ガス抵抗力が強いということですね。