株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(4.8.09)

2009-04-07 21:43:13 | 明日のモニタリング銘柄
夜に入って、ダウ先物も欧州株も下落。ドル・円も100円を再度割りそうな雰囲気です。ユーロ・ドルも大きく下げております。

そろそろ、シティの社内文書から始まったベア・マーケットラリーも、終盤に近づいてきているのかも知れません。何しろ、イギリスの著名アナリストが政府の銀行救済策の効果について疑問を呈したとかで、英FT100は下げております。

このように、市場へ影響を与えうるような著名アナリストは、我が日本国では残念ながら思い浮かびません。そもそも、株で財をなしたバフェットのような人間がおりません。あの是銀こと是川銀三も、最後は無一文だったと言うし、大物相場師はいても大物アナリストはどうも日本の風土には育たないようです。

さて、明日4月8日(水)のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。

ところで8日というのは、今でも小学校の入学式でしたっけ?

もしそうなら思い出しました。筆者の入学式の時の困惑を吐露します。60歳を過ぎても未だに強く記憶に残っているのですから、当時の先生を始め、周囲も相当に慌てたことでしょう。

それは、小学校に入学した時初めて学校から貰う、自分の名前がひらがなで書かれた名札がどれだか分からず取れなかったことです。

筆者は、小学校に入るまで読み書きが全く出来ませんでした。当然、計算も何もできなかったことでしょう。これは当時でも珍しい子供だったようです。

計算ができなかったと言えば、小学校の時、鳩小屋を作っていた近所のお兄さんから、「これは象の小屋だ」と嘘をつかれ、そのお兄さんの話を信じて、わざわざ大きな通りまで行って、象が来るのをじっと待ったことがあります。ところが、待てども待てども憧れの象は来ずでした。騙されました。

子供の筆者が、鳩小屋に象が入るかどうかの計算が出来なかったのが災いしたようです。

こんな筆者ですから、このブログに書かれた内容もあまり信じない方が良いですよ。

但し、鳩が豆鉄砲を食ったようになることだけは請け負います。

【モニタリングA】 買い候補銘柄

1.4521科研製薬(813円)
2.4756カルチュア・コンビニエンス・クラブ(594円)
3.2810ハウス食品(1387円)
4.7974任天堂(29320円)
5.4822ハドソン(536円)

【モニタリングB】 底値からの反発狙い

1.6581日立工機(781円)
2.7451菱食(2000円)
3.3843フリービット(458K円)

以上です。
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TOPIXの動きが今の相場の参考になる

2009-04-07 11:20:16 | 株に出会う
先物が8800円レベルを前場はキープ。とは言え、1-2度割れておりますので、本来なら蟻の一穴の如く、崩れ去るところですが、今の相場のモーメンタムから言うと、そこは絶好の買い場となっているようです。

日経平均と先物は一時昨日安値を下回りましたが、TOPIXはかろうじて防御しております。そして、OSCはまだ+4%の47%です。3月26日に一旦72%というピーク値を付けましたが、そこから調整をしての反転体勢にありますから、これは強いと言えますね。

それでも個別株は、バラバラの動きをしますので、素直に買いに行っても梯子を外されるケースもあり、どうしてもこの高値リバウンド圏であることが頭にあるため、思い切った突っ込み買いが出来ませんでした。

1942関電工など典型です。

もう駄目かと思って監視を外した4756カルチュア・コンビニエンス・クラブが、見事な切り返しでした。もう駄目かというところから、このように切り上がるのが常ですが、かといって、3843フリービットは未だ不発弾のまま。

昨日の安値を一旦破られたことが、参加者の心理状態に暗い影を落としているようです。CCCもその点は同じですが、これまでの落とされ方が違っておりましたね。

フリービットのいわば大底は、1月21日の353Kでした。対するCCCは昨年11月7日の545円でした。この時の指数値倍率が90ポイント。今日の寄り付きから594円を付けた時は、昨日より更に2ポイント上昇しての84ポイントでした。いわば、この株としては臨界点に近い状態まで売り込まれていたということになります。

いつもながらに、解説名人になってしまいましたが、システムが回復して、今日こそと意気込んだものの、様々な雑念が頭に去来し、ここオセアニアの朝の川縁のさくらは満開となっているのに、今日の筆者はまさに満開をすっ飛ばして葉桜に陥る寸前。。。

いかん、このままでは世の株達から見向きもされなくなりそう。急遽、何かフェロモン系の物質を昼休みの間に探さねば。。。

あるいは、元気をなくした蜜蜂に活を入れる値段の安いシロップでも仕入れ、あの動物園を逃げ出した「大鳥」のようにチョイと睡眠薬でも煎じて、狙いをつけた株に舐めさせるとするか。。。
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市場概況(4.6.09)

2009-04-07 06:32:22 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説   赤字部は7日朝の更新

後場は、ノコギリ状で下落を続けた4月6日(月)の市場概況です。

◆日経先物:8890円(+160円)、OSC52%(-1%)3月9日の40%への収斂過程に突入したのか?
◆日経平均:8858円(+108円)、OSC48%(-5%)3月10日の42%への収斂過程に突入したのか?
◆日経平均指数値倍率:113(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:830.97(-0.4) OSC43%(-6%)3月10日の41%への収斂過程に突入したのか?
◆マザーズ指数:316.13(+3.96)、OSC44%(+4%)4月3日の40%から切り返しに転じたのか?
◆ヘラクレス指数:483.81(+0.69)OSC54(-5%)3月9日の34%への収斂過程に突入したのか?
◆国債先物:ひまわり証券での取扱いが廃止となったため、しばらく休載します。
◆ドル・円:101.02円(71銭の円安)OSC60%(-2%)4月3日の62%から下落に転じたか?更新
◆日経先物イーブニングセッション:8920円(大証終値比+30円)
◆シカゴ日経先物:8860円(円建て、大証終値比-30円)更新
◆NYダウ:7976ドル(-42ドル)OSC58%(-2%)4月3日の60%から下落に転じたか?更新

後場の終盤にやっとシステムが修復。何のことはありませんでした。削除するように岡三に言われて削除したMicrosoft .NET Framework V3を入れ直したら、首尾良くインストール出来ました。

さて、相場の方は微妙な段階に差し掛かりました。

OSCはマザーズを除いて、軒並みかなりのマイナスです。3月10日頃のOSC値に近づいております。

明日、このしゃがみ込みから再々度立ち上がれば、三枚腰の発揮となるのですが、もし、腰砕けに陥ると、これは本格的に3月10日頃のOSCへと収斂する、スタートポイントになる可能性が出てきました。

その日の日経平均の終値は7054円ですので、その時点の値段まで落ち込むためには、OSC値が恐らく20%台へと下落しなければならず、これはチョイと非現実的かと思います。従って、3枚腰を今週は発揮する見込みが強いと見ております。

その前に、明日はもう少し下げて過熱状態を冷やす必要がありますね。

-------7日朝のコメント-------

一旦上げた株も原油も、企業決算の谷間に入って売り優勢となりました。ダウはじわりと下落。

しかし株安にもかかわらず10年もの米国債は、FRBの直接買い取り発表後はじわりと元に戻りつつあり再度3%に近づいております。結局、FRBの買い取りは禁じ手の麻薬だった訳ですので、後は量を増やさない限り長期金利は上昇します。そして、その麻薬を絶った時の禁断症状が大いに懸念されます。

但し、ジンバブエのように政府そのものの信用が地に墜ちることはないと見ております。その根拠は、そうなると今の社会、政治、経済の諸制度の全面崩壊をもたらすこととなり、擬制でも何でも良いのですが、欧米の先進国では「政府信用」を最後の砦とする他に方法がないからです。

人々もまさかアメリカがジンバブエのような無秩序な社会になってもOKとは思っていない筈です。

しかし、FRBの金融政策だけで望ましい緩やかなインフレ(年2-4%程度)に持って行けるのかどうか、これはこの世紀の実験の結果を待つ以外にはないと思います。いずれにしても麻薬の副作用で「狂気」には至らなくとも、長年に亘って体を蝕むことは間違いないと思います。

例のソロス氏も、今年3,4四半期での回復は期待しておらず、更に減速は続くと見ているようです。今後の落ち込み次第では来年の回復の可能性もありとの見方です。

逆に読むと、今後もっと大きな落ち込みがあれば2010年の回復はない、との見方です。そのため、ソロス氏は現在の市場はベア・マーケットラリーの範囲と言っております。つまり、弱気相場の中での一時的な上昇です。

このソロス氏、今から1年前の2008年3月21日にも、ロンドン大学大学院のセミナーで講演し、同じくその時点の株式市場の反発をベア・マーケットラリーに過ぎないと語っております。

その時の理由は、当時ベア・スターンズがJPモルガン・チェースに買収され、株価が上昇していたものの、相場に参加している人々の、当局がこの危機に対処できるとの誤った考えに基づいているからだと言っております。

今思えば、実に、先見の明がありましたね。

今の状況で赤字部を翻訳しなおせば、単に「G20の当局」が、と修正するだけで十分でしょう。さすが老いたとは言え、かつてポンドやバーツで「当局」と戦ってきただけのことはあります。
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