株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(4.10.09)

2009-04-10 15:35:57 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説  

後場は一旦落とされるも、結局はプラ転した4月10日(金)の市場概況です。

◆日経先物:8970円(+40円)、OSC59%(+3%)4月8日の45%から切り返し中。
◆日経平均:8964円(+48円)、OSC58%(-5%)4月6日の48%か切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:112(同値)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:845.97(+4.16) OSC56%(-4%)4月6日の43%から切り返し中。
◆マザーズ指数:321.49(+2.45)、OSC57%(-4%)4月3日の40%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:503.12(-0.51)OSC63%(-8%)4月9日の71%から下落に転じたか?
◆ドル・円:100.31円(7銭の円高)OSC59%(+1%)昨日の58%を底にして再度切り返せるかが、103円攻略の条件。更新
◆日経先物イーブニングセッション:8950円(大証終値比-20円)更新
◆シカゴ日経先物:休場。
◆NYダウ:休場。

後場は1時前に先物が落とされるも、昨日からの分足の延長線のボトム付近からは、ジリジリと罫線に沿っての上昇でした。

最後は日経平均も先物もプラ転で終了。まだまだ騰勢は続いております。

後場は、その1時前に落とされたトラウマからか、切り返しに転じてからも飛びつき買いが出来ず。

3349コスモス薬品だけ持ち越しました。

引け際に買い増しをしようと指しましたが、あれよあれよで最高値近辺で終了しております。決算は予想通りで5円増配も発表しておりますので、まあ、あさひの二の舞になることだけはご勘弁を。。。

そのあさひは、やはりテクニカル通りに押されたところから反発しておりました。

これからは、素直にテクニカル指標の動きに合わせて買い時を設定していきたいと思います。目先の値動きに惑わされていては、いつまで経っても、「行って鯉」状態です。

そのためには、落ち目の株の落ちきったところを数日間に亘って観察しておく必要があります。

例えば、2440ぐるなび。これは4月6日にOSCで36%というボトム値を付けております。その後安値を9日には188000円まで切り下げ、6日の終値との差が11600円にまで拡大しておりました。

となると、この株の今日の注目点は、188000円という昨日の安値を防御しプラ転するかどうかでした。

前場でマイナス圏に落ちないことを確認した向きが、どうやら後場開始時に大きく買いを入れたようです。その後1時前の先物の下げにも前場レベルまでの調整にはならず、再度193000円を抜く段階で上に行っております。

この流れをみて、13時半頃にバラボリックのSAR-H(楽天のMSでは青の線)を抜くところが買い場でしたね。

他の銘柄の動きをあれやこれや見ているので、こうした集中的な個別銘柄の判断が場中はできなくなります。この株の月曜日の動きに注目です。
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絶好の売り場を提供したか?

2009-04-10 11:17:52 | 株に出会う
しかし今更ながら、株の値動きというのは分からないものですね。

まあ、中途半端なところでは買いに入らないのが正解と言えますが、動き出してから出動しても、遅きに失して返り血を浴びたり、かと思うと節目の値段を抜いてきちんと上に行く銘柄があったり、8113ユニチャームのように安定株としてボックス圏の狭いレンジでのみ、参加者が適当に遊んでいたり、様々です。

何日か前にも別の銘柄で経験しましたが、今日は緋鯉の気晴らし用にと昨日仕込んだ6804ホシデンの、1010円から976円までの電撃必殺成り売り攻撃に、あえなく撃沈されました。

この大証のシステムはとにかくレスポンスが早いので、確か43K程の成り売りに引っかかると、途中で何とかしようと思っても、システム的には順番が最後になりますので、どうしようもありません。

この分足を見てみると、ちょうど昨日の分足チャートとの間に、ベルリンの壁が一夜にして出現したように、綺麗にそそり立っております。とくに1000円から下は、一筆書きのように見事なものです。

さすがゲーム機用の部品を作っている会社だけのことはありますね。確か、昔は星電器製造とか言っておりました。

何か星に由来する「特技」がこの会社にはあるのではと思って、ふと気づきました。この分足はベルリンの壁などという高尚なものではなくて、時ならぬ帚星(ほうきぼし)が、どうも我が家を含めてオセアニア地方一帯に降り注いだ、その落下の光景だったのです。

これはいわば天災です。箒に乗って宇宙を散歩などという悠長なものではありません。これはあの緋鯉でも受け止めることはチョイと難しかったね。折り悪く、今日はいつものどぶ川には不在だったし。

と言う訳で、急いで売る必要もなかったのですが、最初の切り返しの986円で撤退。何のことはありません。この株の今日のVWAP近辺です。

8113ユニチャはこういう時に仕込んだことが失敗。ボックス圏の動きなので我慢すればよいのに、わざわざ昨日の買値で撤退。こちらはむしろ、おむつを無理やり当てられたようで気分が悪い。。。

後は、孝行息子の3349コスモス薬品だけをホールドしておりますが、今日の決算を跨いで持ち越すかどうか思案中。先日の3333あさひで散々な目にあっていることだし、とはいうものの、この株の場合はあさひとは違ってOSCはまだ46%で控えめだし、決算でABCマートのような動きがあるのではないかと期待してみたりです。

後場終了までにはどうするかは決めたいと思います。
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市場概況(4.9.09)

2009-04-10 07:23:35 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説   赤字部は10日朝のコメント

後場は先物が昨日とはうって変わって、強烈な上げを演じた4月9日(木)の市場概況です。

◆日経先物:8930円(+350円)、OSC56%(+11%)4月8日の45%から強烈な切り返し。
◆日経平均:8916円(+321円)、OSC63%(-2%)4月6日の48%から強烈な切り返し。最後の力を発揮したのか?それとも9000円を狙いに行くのか?
◆日経平均指数値倍率:112(-4)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:841.81(+26.6) OSC60%(+10%)4月6日の43%から強烈な切り返し。
◆マザーズ指数:319.04(+6.57)、OSC61%(+10%)4月3日の40%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:503.63(+15.15)OSC71%(+11%)3月24日の72%に迫る勢い。
◆国債先物:ひまわり証券での取扱いが廃止となったため、しばらく休載します。
◆ドル・円:100.38円(59銭の円安)OSC58%(-3%)4月7日の62%から下降へ転じたのか?更新
◆日経先物イーブニングセッション:8920円(大証終値比-10円)更新
◆シカゴ日経先物:9055円(円建て、大証終値比+125円)更新
◆NYダウ:8083ドル(+246ドル)OSC69%(+8%)直近の最高値。高値警戒。更新

後場は実に力強い上げを演じました。このまま9000円を回復する勢いです。

NY市場が今晩を経過すれば、金曜日は休場ですので、あまり大きなニュースも今のところ出ておらず、このまま押し切ろうという意思が見え見えのような相場です。

こうなると、ひと頃流行った「持たざるリスク」とやらを、証券会社の面々が囃し立てるのかも知れません。

しかし、それはとんでもない誤解ですね。

今日の上げは、言うまでもなく、筆者が今朝発見した緋鯉の御利益です。何しろ、この鯉は縁起がいいのです。

本来は、このように馬鹿上げした日に買うのは馬鹿だと言われそうですが、ここは、持たざるリスクではなく、「緋鯉効果」を信じて、いくつか買いました。

まず、緋鯉の遊び相手としてゲームに縁がある6804ホシデンを993円で、次に緋鯉が万一どぶ川で病気になった時のために、薬品のデパート3349コスモス薬品を平均1185円で、そして、緋鯉の子供をもっと増やし、毎朝、緋鯉家族を拝めるようにするために、少々早いとは思いましたが、防水仕様のオムツで有名な8113ユニ・チャームを5840円で買いました。

ユニチャは最後は+10円で終わってくれると思って、わざわざ前日同値で買ったのに、さすが臍曲がりだけあります。きちんと筆者の買値で終わっております。

期せずして、3つとも内需関連銘柄と言えますが、三人3様の性格を持っており、これで緋鯉も筆者もひとまず安心です。

------10日朝のコメント-------

ダウのOSC値は何と2007年10月31日以来の69%です。2007年5月9日に79%という極端な数字をマークはしておりますが、それにしてもこの金融恐慌のさなかでは大きな戻しと言えます。

ちなみに日経平均がこの3月26日には75%を記録しておりますので、周回遅れでNYダウのベア・マーケットラリーが本番を迎えたのかも知れません。

となると、日経平均がこの先どこまで強気で戻すのかがいささか気になるところです。

ここは、再度フィボナッチ比率にご登場して頂きましょう。既に以前から筆者は、その値をメモしております。

38%戻しの9518円がその値です。

昨日発表された経済指標の中では2月の貿易収支に注目しています。赤字幅が大幅に少なくなって-260億ドルでした。2004年以来では200億ドル台の貿易赤字の数字はありません。12月、1月と厳しい時期でも-399億ドル、-361億ドルでした。

原油がじり高で50ドル近辺で止まっている中、こうして貿易赤字が縮小するということは、それだけ輸入が減っていることになります。あるいは、対米証券投資がこの1月に-430億ドルという大幅なマイナスとなったことの影響もあると思います。

つまり、アメリカへの投資の金が大きくマイナスしている現状から、輸入したくても出来ないということですね。その結果、3月の輸入物価指数は予想の0.9%を下回る0.5%に留まっております。

また、ウォルマートも3月の既存店売り上げ高が、前年比で1.4%増に留まり、予想を大きく下回っております。

これらの指数や数字はすべて連動しておりますね。要するにまだアメリカの消費は上向いている訳ではありません。

なお、ウェルズ・ファーゴの第一四半期の純利益が30億ドルと史上最高となったことが、今日のダウの上げ理由の1番手でした。

これも、シティやバンカメと同じく、AIGからの「贈り物」のせいではなかろうね?

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