テクニカル用語の簡単解説 赤字部は8日朝の更新
後場も、先物が引き続きしぶとく8800円を防御した4月7日(火)の市場概況です。
◆日経先物:8860円(-30円)、OSC48%(-4%)4月6日の52%から反落に転じたか?
◆日経平均:8833円(-25円)、OSC50%(+2%)4月6日の48%から明日は切り返すのか?
◆日経平均指数値倍率:113(+-0)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:832.6(+1.63) OSC46%(+3%)4月6日の43%から切り返したのか?
◆マザーズ指数:315.37(-0.76)、OSC46%(+2%)4月3日の40%から切り返しに転じたのか?
◆ヘラクレス指数:486.38(+2.57)OSC56(+2%)4月6日の54%から切り返しに転じたのか?
◆国債先物:ひまわり証券での取扱いが廃止となったため、しばらく休載します。
◆ドル・円:100.45円(57銭の円高)OSC62%(+2%)4月3日の62%に並ぶ。
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◆日経先物イーブニングセッション:8730円(大証終値比-130円)
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◆シカゴ日経先物:8720円(円建て、大証終値比-140円)
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◆NYダウ:7790ドル(-186ドル)OSC56%(-2%)4月3日の60%から下落中。
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結局、後場は膠着状態でした。
各市場のOSC値の傾向も様々であり、明日以降どちらに振れてもおかしくはありません。
後場は、このまま座して何もしないもの癪ですので、4756CCCを611円で仕込むも、その後弱々しい動きに買い玉を放棄。引けにまた買値に戻しております。この株、まさに癖株ですね。
それ以外には、6875メガチップスの反転の動きに1492円で乗りました。更に、今日大きく戻した2670ABCマートを、1834円で仕込み。明日以降の反転を待つこととしました。
内需株に少し復活の兆しが出ております。JR株や電話関連など。自動車は一服というところです。石油株と金融株はアメリカの流れを受けて下落。
これまで大きく上げている銘柄は程よい調整をしております。
新興市場は相変わらず駄目なものは駄目ですね。
3843フリービットもOSCを+1%の24%にしたものの、大きくプラ転しない限り買いが入らないようです。しかし、押し目のいい形にはなってきました。明日以降は警戒警報です。
日経平均のOSCはコンバージェンスしておりますが、高値・安値ともに昨日を下回っており、ここから少し調整に入るのかどうかというところです。
-------8日朝のコメント-------
NYダウはOSCが前日指し示していたような下落で、更にOSCを2%落としました。後2%以上落ちると下降モードへの突入が決定のようです。
GMの破綻申請が近いとの噂が下落の理由ですが、市場はそれを十分に意識している模様。金が反発はしましたが、GM破綻が現実になればファンド筋が金を売って現金化を迫られるとの観測もあり、本来は金は大きく売られる可能性が高い筈。まだ、破綻処理の影響度が市場では吸収されていないということかと思います。
よって今回の調整を、市場では「イースター調整」と言っております。
このように、何とも形容のしようがない時、「キリスト生誕日調整」とか、「感謝祭調整」とか言う習わしがこの業界にもあるようです。
そう言えば、我が日本にも、「節分調整」とか「年末調整」とか、「製造日調整」とか言う、言い習わしがありますね。真ん中は税務署や会社の経理部門あたりが好んで使用しているようです。最後のは、創業者のボンボンがトップの食品会社などが好んで使う言葉のようです。
となると、既に1000ポイント以上にダウとの価格差(ドル=円とみた場合)が開いてしまった日経平均が遭遇すべき調整を、筆者は一体何と名づければ良いのだろうか?
既にテポドン2号も発射されてしまったことだし、3月期決算はこれからだし、まあ、月並みですが、日本列島ただいま桜前線が北上中ということにちなんで、「さくら吹雪調整」とでもしておきましょう。
何しろ、短命で知られたさくらですから、時間が経つと抗いようもなくさくらの花が散ります。あの公的年金すら今回はそれを救うことは出来ません。散るに任せる以外にはありません。これが自然の摂理です。誰かが大きな桶に桜の花を回収したところで、肥料にも何もなりゃしません。
今日以降、「さくら吹雪調整」にご注意。あまりこのさくら吹雪を浴びすぎると、背中に桜がピタリと吸い付いて来年の春まで離れないという、根拠のない言い伝えがありますので、呉々もあまり近づかないようご用心を。