テクニカル用語の簡単解説 赤字部は29日朝の更新
後場は円高の進行と米株価先物の100ドル超の下落に沈没した4月28日(火)の市場概況です。
◆日経先物:8510円(-240円)、OSC49%(-2%)4月16日の41%に収斂中。指数値倍率:117(+4)
◆日経平均:8494円(-233円)、OS42%(-9%)底抜け。
◆日経平均指数値倍率:118(+3)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:811.99(-21) OSC42%(-9%)3月10日の41%に収斂中。元の木阿弥状態。
◆マザーズ指数:342.11(-10.16)、OSC57%(-10%)4月16日の46%に収斂中。
◆ヘラクレス指数:490.45(-11.22)OSC47%(-9%)3月13日の44%に収斂中。元の木阿弥状態。
◆ドル・円:96.42円(31銭の円高)OSC45%(+3%)27日の42%から切り返し中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの前日値):1.05375%(前日比-0.01875%)
◆日経先物イーブニングセッション:8510円(大証終値比+-ゼロ)
◆シカゴ日経先物:8595円(円建て、大証終値比+85円)更新
◆NYダウ:8017ドル(-8ドル)OSC50%(+1%)27日の49%から切り返しに転じたか?更新
いやはや、後場の下げは久し振りにきつい下げでした。このところの反転を期待していた向きには、買っては投げ、ちぎっては投げ状態だったようです。筆者もそうでした。
すべては、円高とダウの先物の下落に日経先物が引っ張られて、それに現物株が追随している様相でした。
ここから反発するのではと、いくつかの銘柄に買いを節目で入れましたが、そこが売り方の絶好の位置だったようで、全て損切り。一発逆転を狙って下で指していた3072ダイヤモンドダイニングもストップ安まで持って行かれる始末。途中で、場全体がおかしいのでキャンセルしてことなきを得ました。
今回の下げは、チョイとタチの悪いインフルエンザのようです。これは感覚的なものです。全員がこのところの楽天的な相場にずっぽりと浸っていたため、悲しいかな免疫力がなく、不意をつかれて軒並みやられております。ひとりの売りが次の人の売りを誘い、それが場全体に伝染するところなど、実際のインフルエンザの手口にそっくりです。
ここは、感染しないためにも近づかないのが得策と思い、またこの地合でうまくテクニカルに反発している銘柄もなく、持ち越しは綺麗さっぱりゼロです。
一旦、今回の上げ相場は豚により終止符が打たれたのかも知れません。最後に豚を掴んだのは一体誰?
いずれにしても、明日以降更に下げて、トレーダーの多数が免疫力を得るまでは、猛威をふるうのかも知れません。
米ドルのLIBORは昨日段階ではまだ下げておりますが、今日の結果がどう出るかに注目したいと思います。
-------29日朝のコメント-------
朝起きて、NYダウの200ドルぐらいの下落は覚悟してパソコンを開いたら、何と、たったの8ドル安。拍子抜けです。あの日本市場の昨日の下落ぶりは一体何だったのか?
ニュースを見ると、シティとバンカメが資本増強を迫られるとのニュースが、豚インフルエンザではなく、昨日の下げの主犯だったようですが、アメリカ市場はそんなこと一向に介していません。
それよりも、コンファレンスボードなるチョイと怪しげな民間の経済研究所による、消費者信頼感指数が予想を大幅に上回ったことが、今日の相場の下落を防いだようですね。この調査それでも、アンケートの対象者が5000人にも及ぶということで、個人消費との連動性が高いようです。(4月の予想29.9に対して、39.2と大幅改善。)
なお、ケース・シラー住宅価格指数の2月度が発表されております。前年比でわずかな下落%の改善が見られるようですが、その分析は別稿で行ってみます。
アメリカでは日本が騒ぐほど豚インフルエンザの経済への影響を気にしておりません。たったの64件しかまだ確認されていないのです。
ということは、これでアメリカ経済が落ち込むなどと囃して、昨日の株式市場の大幅下落を誘ったのは何方さんかの仕掛けだった?ということになります。
筆者もまんまと豚を掴まされたくち。。。
後場は円高の進行と米株価先物の100ドル超の下落に沈没した4月28日(火)の市場概況です。
◆日経先物:8510円(-240円)、OSC49%(-2%)4月16日の41%に収斂中。指数値倍率:117(+4)
◆日経平均:8494円(-233円)、OS42%(-9%)底抜け。
◆日経平均指数値倍率:118(+3)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:811.99(-21) OSC42%(-9%)3月10日の41%に収斂中。元の木阿弥状態。
◆マザーズ指数:342.11(-10.16)、OSC57%(-10%)4月16日の46%に収斂中。
◆ヘラクレス指数:490.45(-11.22)OSC47%(-9%)3月13日の44%に収斂中。元の木阿弥状態。
◆ドル・円:96.42円(31銭の円高)OSC45%(+3%)27日の42%から切り返し中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの前日値):1.05375%(前日比-0.01875%)
◆日経先物イーブニングセッション:8510円(大証終値比+-ゼロ)
◆シカゴ日経先物:8595円(円建て、大証終値比+85円)更新
◆NYダウ:8017ドル(-8ドル)OSC50%(+1%)27日の49%から切り返しに転じたか?更新
いやはや、後場の下げは久し振りにきつい下げでした。このところの反転を期待していた向きには、買っては投げ、ちぎっては投げ状態だったようです。筆者もそうでした。
すべては、円高とダウの先物の下落に日経先物が引っ張られて、それに現物株が追随している様相でした。
ここから反発するのではと、いくつかの銘柄に買いを節目で入れましたが、そこが売り方の絶好の位置だったようで、全て損切り。一発逆転を狙って下で指していた3072ダイヤモンドダイニングもストップ安まで持って行かれる始末。途中で、場全体がおかしいのでキャンセルしてことなきを得ました。
今回の下げは、チョイとタチの悪いインフルエンザのようです。これは感覚的なものです。全員がこのところの楽天的な相場にずっぽりと浸っていたため、悲しいかな免疫力がなく、不意をつかれて軒並みやられております。ひとりの売りが次の人の売りを誘い、それが場全体に伝染するところなど、実際のインフルエンザの手口にそっくりです。
ここは、感染しないためにも近づかないのが得策と思い、またこの地合でうまくテクニカルに反発している銘柄もなく、持ち越しは綺麗さっぱりゼロです。
一旦、今回の上げ相場は豚により終止符が打たれたのかも知れません。最後に豚を掴んだのは一体誰?
いずれにしても、明日以降更に下げて、トレーダーの多数が免疫力を得るまでは、猛威をふるうのかも知れません。
米ドルのLIBORは昨日段階ではまだ下げておりますが、今日の結果がどう出るかに注目したいと思います。
-------29日朝のコメント-------
朝起きて、NYダウの200ドルぐらいの下落は覚悟してパソコンを開いたら、何と、たったの8ドル安。拍子抜けです。あの日本市場の昨日の下落ぶりは一体何だったのか?
ニュースを見ると、シティとバンカメが資本増強を迫られるとのニュースが、豚インフルエンザではなく、昨日の下げの主犯だったようですが、アメリカ市場はそんなこと一向に介していません。
それよりも、コンファレンスボードなるチョイと怪しげな民間の経済研究所による、消費者信頼感指数が予想を大幅に上回ったことが、今日の相場の下落を防いだようですね。この調査それでも、アンケートの対象者が5000人にも及ぶということで、個人消費との連動性が高いようです。(4月の予想29.9に対して、39.2と大幅改善。)
なお、ケース・シラー住宅価格指数の2月度が発表されております。前年比でわずかな下落%の改善が見られるようですが、その分析は別稿で行ってみます。
アメリカでは日本が騒ぐほど豚インフルエンザの経済への影響を気にしておりません。たったの64件しかまだ確認されていないのです。
ということは、これでアメリカ経済が落ち込むなどと囃して、昨日の株式市場の大幅下落を誘ったのは何方さんかの仕掛けだった?ということになります。
筆者もまんまと豚を掴まされたくち。。。