今日の上げは、場が始まる前の2月の機械受注(前月比の予想-6.9%が+1.4%の実績)と、アメリカの金融機関に対するストレステストは、対象金融機関の全てが審査に合格する見通しとの報道によるものでした。
特に、後者のニュースが後場の爆上げにつながったようです。それに、今晩のNY市場はイースターを控え、大きな経済指標の発表もなく、様子見が強まるとの観測もあり、買いの安心感につながったようです。
ところで、ストレステストに全ての金融機関が合格する見込みとは、これはチョイと驚きですね。
SAD(Stress Accelerated Decline)という現象があります。これは、例の北半球の4分の1の蜂が行方不明になるという、CCD(Colony Collapse Disorder)の現象を指し示す言葉ですが、「ストレスが促進する衰退現象」との意味です。
BAD(Bee Autoimmune Deficiency)=蜜蜂の自己免疫欠乏症という症状も、CCDの原因の1つと考えられております。
つまり、SADとBADですので、悲しくて最悪、といったCCDの様子を良く現している言葉ということになりますが、どうも、今回のアメリカの金融機関に対するストレステストは、SADとBAD特有の現象について米財務省の検査官は理解していないのではないと、筆者は疑っております。
実は、このSADとBADの現象に襲われた蜂のコロニーは、強勢を保ち生産性が高い巣のように見えますが、蜂蜜を沢山作り出した後か、蜂児を育て上げた後に、非常に短期間のうちにコロニーに変化が生じて、蜂の姿が消えてなくなるのです。
(これは投資銀行のエグゼクティブ達のボーナス食い逃げ競争に実に良く似ております。これもフラクタル現象の1つかと。)
あたかも、鮭が産卵のために大海から生まれた川に必死の思いで戻って、産卵した直後にあっけなく命を落とすというあの感動的な話とそっくりですね。
このストレスが昂進した時に現れる特有の現象、つまり、一気に衰退する前の一瞬の生き生きとした姿を、金融機関のストレステストで見出したなら、これは「全員合格」となるに決まっております。
まさか、脂が乗りに乗ったあの鮭が、産卵という「ストレス」の結果であり、直後に死に絶えるとは誰も思わないものでしょう。
いずれ、移りゆく時が最終的な結果を指し示すものと思います。
さて、明日4月10日(金)のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。
【モニタリングA】 買い候補銘柄
1.1951協和エクシオ(764円)
2.2175エス・エム・エス(453K円)
3.1949住友電設(485円)
【モニタリングB】 底値からの反転期待銘柄
1.6779日本電波工業(1395円)
以上です。
しかし、主力銘柄は爆上げ状態です。但し、7974任天堂だけ蚊帳の外。さすが、7974(泣くなよ!)の証券番号を貰っただけのことはあります。超然としているとはこのことか。
数が極めて少ないのですが、もう桜は満開です。まだ咲いていない銘柄とか、明日咲きそうな銘柄を見つけ出すのが非常に困難な状況です。
任天堂やCCC、それに筆者が買ってしまったユニチャームなどは、世の中が悲観的になった時に咲く花ということにしておきます。全員が花見で浮かれるより、少々正気で卑屈な人間がいた方が、世の中全体としてのバランスは取れますね。
今日上げなかった株達の糞度胸に拍手を送りたい気持ちですが、筆者と同様、単なる市場の捨て子だったのかも知れません。
特に、後者のニュースが後場の爆上げにつながったようです。それに、今晩のNY市場はイースターを控え、大きな経済指標の発表もなく、様子見が強まるとの観測もあり、買いの安心感につながったようです。
ところで、ストレステストに全ての金融機関が合格する見込みとは、これはチョイと驚きですね。
SAD(Stress Accelerated Decline)という現象があります。これは、例の北半球の4分の1の蜂が行方不明になるという、CCD(Colony Collapse Disorder)の現象を指し示す言葉ですが、「ストレスが促進する衰退現象」との意味です。
BAD(Bee Autoimmune Deficiency)=蜜蜂の自己免疫欠乏症という症状も、CCDの原因の1つと考えられております。
つまり、SADとBADですので、悲しくて最悪、といったCCDの様子を良く現している言葉ということになりますが、どうも、今回のアメリカの金融機関に対するストレステストは、SADとBAD特有の現象について米財務省の検査官は理解していないのではないと、筆者は疑っております。
実は、このSADとBADの現象に襲われた蜂のコロニーは、強勢を保ち生産性が高い巣のように見えますが、蜂蜜を沢山作り出した後か、蜂児を育て上げた後に、非常に短期間のうちにコロニーに変化が生じて、蜂の姿が消えてなくなるのです。
(これは投資銀行のエグゼクティブ達のボーナス食い逃げ競争に実に良く似ております。これもフラクタル現象の1つかと。)
あたかも、鮭が産卵のために大海から生まれた川に必死の思いで戻って、産卵した直後にあっけなく命を落とすというあの感動的な話とそっくりですね。
このストレスが昂進した時に現れる特有の現象、つまり、一気に衰退する前の一瞬の生き生きとした姿を、金融機関のストレステストで見出したなら、これは「全員合格」となるに決まっております。
まさか、脂が乗りに乗ったあの鮭が、産卵という「ストレス」の結果であり、直後に死に絶えるとは誰も思わないものでしょう。
いずれ、移りゆく時が最終的な結果を指し示すものと思います。
さて、明日4月10日(金)のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。
【モニタリングA】 買い候補銘柄
1.1951協和エクシオ(764円)
2.2175エス・エム・エス(453K円)
3.1949住友電設(485円)
【モニタリングB】 底値からの反転期待銘柄
1.6779日本電波工業(1395円)
以上です。
しかし、主力銘柄は爆上げ状態です。但し、7974任天堂だけ蚊帳の外。さすが、7974(泣くなよ!)の証券番号を貰っただけのことはあります。超然としているとはこのことか。
数が極めて少ないのですが、もう桜は満開です。まだ咲いていない銘柄とか、明日咲きそうな銘柄を見つけ出すのが非常に困難な状況です。
任天堂やCCC、それに筆者が買ってしまったユニチャームなどは、世の中が悲観的になった時に咲く花ということにしておきます。全員が花見で浮かれるより、少々正気で卑屈な人間がいた方が、世の中全体としてのバランスは取れますね。
今日上げなかった株達の糞度胸に拍手を送りたい気持ちですが、筆者と同様、単なる市場の捨て子だったのかも知れません。