株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(12.25.08)

2008-12-25 19:43:55 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説 赤字部は26日朝追加

12月25日(木)の市場概況です。

◆日経先物:8660円(+110円)、OSC58%(+5%)12月24日の53%から切り返しに転じたか?
◆日経平均:8599円(+82円)、OSC54%(-4%)12月11日の65%から下落中。
◆日経平均指数値倍率:116(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:836.02(+9.03)、OSC50%(-3%)12月11日の63%から下落中。
◆マザーズ指数:314.99(-4.42)、OSC50%(-3%)12月16日の65%から下落中。
◆ヘラクレス指数:476.43(-2.39)、OSC44%(-2%)12月16日の56%から下落中。
◆国債先物:139.7円(-6銭)OSC45%(-3%)12月17日の37%から緩慢に切り返し中。
◆ドル・円:90.35円(7銭円高)OSC55%(+4%)12月17日の36%から切り返し中。そろそろ天井圏。ここからの円高への反落に注意。更新
◆日経先物イーブニングセッション:8670円(大証終値比+10円)
◆シカゴCME日経先物:休場。
◆NYダウ:休場。

後場は3632グリーを途中まで見ておりましたが、外出から帰って見てみたら、最後は息切れしたようです。この株も押し目は狙い目ですね。

それから、何と言っても驚いたのは9793ダイセキです。これまでの鬱憤を晴らすような後場の上げっぷりでした。これは明日どうなるか楽しみですね。OSCは+6%の34%まで戻しております。

一方、6338ブラザー工業はまだ押されております。OSCは24%のまま。これも夜明けは近いかと思いますが、それにしても今日の出来高は1045万株です。もの凄い出来高です。これでもう、ファンドか何かの売りも枯れてきたことでしょう。

明日は、もう1日の場としては最後です。何とか有終の美を飾りたいものです。
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お客さんがいない

2008-12-25 11:27:48 | 株に出会う
株式トレーダーはいずこへ?

日本のクリスマスイブはもう終わりましたが、今年はホテルががら空きだったようです。直接ホテルに確認した訳ではありませんが、巷の噂です。

今日は、隣の犬が暗いうちから鳴きだし、ちょうど早めに起きていた筆者は、ついつい、情に駆られて星空の元、散歩に連れ出しました。

ひょっとして、昨日の散歩の途中に食した「よその犬のウンチ」がお腹に悪影響を与えたかも知れないと心配したためです。何で、買い主の子供はいるのに、こんな汚い犬にここまで情が移ってしまったのだろうか?

案の定、筆者の心配は裏切られました。行けども行けども、すぐに排便をする気配はありません。しかし、思わぬ天からの贈り物がありました。それは、夜明け前の空に輝く見事な三日月でした。朝日が少し差してくると、さすがに三日月の形が少しぼやけてきます。夜明け前の、ウンチを取るにも苦労するような薄明かりまでが、絶妙の観賞時間となりますね。

朝の散歩をする人間にも、それでも2人ほどにお目にかかりました。浮浪者と間違えそうなOJISANばかりです。(あれ、かな漢変換をするとローマ字に変わってしまった!!)

そうです。今日の株式市場には、夜明け前の閑散とした風景にたむろするOJISANしかいないようです。犬や鳥はお金を持っていないし。三日月はそのうち空の奥深く消えてなくなるし。

こんなことでは、一発当てようにも、値動きがかったるくて、ついつい短気に走りがちです。お陰で、前場は業を煮やして買った4756CCCも早々と薄利撤退してしまったし、どうしようもありません。

いつもなら多少の動きは見せる筈の為替相場の値動きにも、今日は極めて鈍感です。

まあ、仕方なく場が開いているような情景ですね。株券の電子化の影響で主力株の一角が売買停止になっているのも響いていることでしょう。

こんな日は、上値を追ってもろくなことはありません。何しろ、後に続くお客さんがいないのです。

仕方ありません。後場は、どこか時ならぬ賑わいを見せている「賭博場」にでも出没することとするか。しかし、この年の瀬に身ぐるみ剥がれることになっても、隣の犬が救ってくれる訳もなし。それに今日のOJISAN方はお金をあまり持っていなさそうだし、まあ、ほどほどにしておきます。
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市場概況(12.24.08)

2008-12-25 07:18:19 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説 赤字部は25日朝更新

12月24日(火)の市場概況です。

◆日経先物:8550円(-190円)、OSC53%(-2%)12月16日の62%から下落中。
◆日経平均:8517円(-207円)、OSC58%(+3%)12月11日の65%から下落中。
◆日経平均指数値倍率:117(+2)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:826.99(-22)、OSC53%(+-0%)12月11日の63%から下落中。
◆マザーズ指数:319.41(-9.13)、OSC53%(-3%)12月16日の65%から下落中。
◆ヘラクレス指数:478.82(-7.53)、OSC46%(+-0%)12月16日の56%から下落中。
◆国債先物:139.76円(+3銭)OSC48%(+1%)12月17日の37%から切り返し中。
◆ドル・円:90.42円(51銭円高)OSC51%(+1%)12月17日の36%から円安方向へ上昇中。更新
◆日経先物イーブニングセッション:8560円(大証終値比+10円)午後7時46分現在。
◆シカゴCME日経先物:8630円(大証終値比+80円)更新 円建ては8535円。
◆NYダウ:8468ドル(+49ドル)OSC47%(+-ゼロ)12月16日の58%から下落中。更新

後場は13時半頃から外出しました。夜、結果を見ておりますがほとんど大きな動きなしといったところですね。先物のVWAP線もほぼ横一線です。心停止状態。

各市場とも22日に小反発に転じたかと思いきや、元の木阿弥です。結局12月11日からは緩慢なる下落基調です。

為替も同じく揉み合いに終始。国債先物はわずかに上昇気配ですが、これもほとんど大きな動きはなし。もうこのまま今年が終わるのか、それとも、クリスマス休暇明けに大きな動きを一発かましてから終わるのか?

-------25日朝のコメント-------

NYダウは半日でしたが、6月23日の72ドル以来の小さな値幅での動きでした。たったの82ドル。10月10日の1019ドルもの値幅からすると、信じられないほどの「静寂」ぶりでした。そんな中でも原油はチャッカリと値段を9.31%も落として35.35ドルです。

欧州株は独DAXは休場ですが、英仏市場ともに小幅安。

ダウの小幅上昇の原因は、11月の耐久財の受注が予想の-3%に対して-1%、輸送機器を除けば+1.2%と健闘したためです。但し、前回分は2%以上も下方修正されており、いい加減な統計の1つには違いありません。

新規失業保険申請件数は相変わらず増えていて、こちらは予想の55.5万件に対して58.6万件となっております。これは毎週、ハローワークのようなところでの統計処理を行っているので単純な足し算だけです。さすがにアメリカ人でも計算ミスはないか。。。

為替のドル・円も現在90.42円で、昨日からほとんど動きがありません。
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明日のモニタリング銘柄(12.25.08)

2008-12-24 21:23:08 | 明日のモニタリング銘柄
海外市場は、今日も動意の少ない値動きに終始するものと思います。これだけ荒れた1年です。クリスマス休暇中まで何か事を起こそうという心理状態にはとてもなっていないことでしょう。

子年に相応しく、年の瀬にはねずみ講詐欺のペテン師まで出没し、もう沢山だと。。。

せめて、クリスマスの夜だけでも静寂な時にして欲しいと。よく分かります。夫婦喧嘩と同じです。ぎゃんぎゃん言われると、もう沢山だと。これ以上コトを荒立てなくない、そっとしておいて欲しいと。。。

しかし、今年、こんなにネズミが大暴れするとはね。筆者の予想をも超えておりました。家猫がたまに野ネズミの子供を取ってくるので、ネズミが暴れてもたいしたことはなかろうと、実は小馬鹿にしておりました。

もう、このまま休戦モードに入りたいところですが、最後に一発大きな勝負でもしてみたくなると言うものです。ところが、既に市場そのものが休戦モードです。普通の銘柄はほぼ死に体でしょう。ここは一発、何かの材料株にでも狙いを付ける以外にありません。

そうした予兆が見られるような銘柄を何とか探し出したい、明日のモニタリング銘柄です。

1.3626ITホールディングス
 インテックとTISと言えば、業界では古豪というのか実力派というのか、とにかく腰の据わったソフトウェア開発会社。1200円割れを2日連続で演じ、底固めが出来たのかどうか?

2.1721コムシスホールディングス
 今日は押されましたが、何とか最後は784円という22日に安値を上回って終了。これでOSCは+6%の48%となり、このまま明日伸びれば800円奪回は問題ないのですが、如何せん、出来高が急速に細っております。明日は出来高を伴いさえすれば切り返しの体勢にはある筈。

3.4003コープケミカル
 井関農機などとともにやっと大きく動意付いたようです。政府の方針の自給率向上への予算取りの施策も援護したようです。明日も更に上を目指すのかどうか注目。

4.4021日産化学
 これも農薬関連銘柄なのですが、今日は大きく売り込まれました。まだ押しが足らない嫌いはありますが、明日は反発を期待できる位置取りです。

5.5408中山製鋼所
 10月28日の200円という安値が視野に入ってきました。特段のニュースがある訳ではなさそうですが、それなら明日の押し目は狙い目か。

6.3843フリービット
 新興市場では今時珍しい安定株。このところのボックス圏での動きを明日も示すのなら、460Kを抵抗線に再度上昇に転じるかも知れません。

以上です。
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ただ今、つららが成長中

2008-12-24 11:33:16 | 株に出会う
先物が8680円と微妙な位置に寄り付き、そこからのチョイ上げがこの日のハイライトでした。前日の後場の安値の8660円に届かずと見るや、弱気筋の売りがダラダラと湧いてきて、相場は全く反転する気配がありません。

リバウンド狙いの方々は肩すかしを食らい、売り方だけが活気づく有様です。

朝の隣の犬の散歩時の空気の張りつめ方から、この冬一番の寒さをここオセアニア地方も記録したのではないかと思います。

相場の方も体感温度からは、この冬の寒さを更新しそうです。

今日の前場は、綺麗な右肩下がりの、いわば「つらら曲線」のようです。少し戻すのですが、駄目だと思った方々の売りがその買いに絡みつき、そこで下値を凍らせてしまい、その後の売りが冷や水となり、更につらら状態を下へ下へと押しやるという、日本の寒村によく見られる、少々大きめのつららの形成過程に前場はそっくりでした。

あの史上最強の企業と言われたトヨタが最高益から赤字転落というドラマを軽く見てはいけません。

多分、トヨタが赤字なら世界中の自動車メーカーも実態は同じでしょうね。

では、あのトヨタを支えた経営はどこが間違っていたのでしょうか?個々の要素、例えばリーンバーン生産、設計情報の迅速な転移などは、間違っていたどころか、それなくしてこれまでのトヨタはなかったと言えます。

ここまでの信用収縮による劇的な需要減(来年は世界で、GM+トヨタの生産分が需要減となる予測)をトヨタが予測できなかったのは、神様でもないしこれはやむを得ません。

となると、1つ言えることは、こうした急変に対する身のこなしが、既に巨体になりすぎていて、素早くできなかったということかも知れません。タイタニック号が、目の前の氷山を迅速に避けることができなかったことと同じです。

それにトヨタの特長は、世界で唯一と言っていいほど、終身雇用をかたくなに護ってきている会社だということです。あえて、特長と書きました。この制度により、これまでどれだけ長期的に見て社員の力の増大が図れたことか。

今回、アメリカの企業のように、この終身雇用に手をつけるようなら、トヨタもごく普通の企業に成り下がったということとなります。絶対にこれは止めた方が良いですね。

今回の試練を乗り越えるための原資はまだまだあるはずです。いざとなれば、社員に対し、ある程度の痛みも負担して貰って生き抜くことですね。

その上で、将来の成長の芽である研究・開発活動は手を抜かないことですね。その点では、いすゞとの新型ディーゼルエンジンの開発凍結は頂けません。

そして、自動車をインテグラル型の凝った機械だけには位置付けず、これからの新興国市場の人々がオートバイの次に気軽に買えるような、モジュラー型のクルマも作れるだけの会社としての器量を持つのが良いと思います。例えば、ホンダのスーパーカブのようなクルマです。

何故なら、今回の深刻な不況から脱出する時には、レクサスではなく、その対極にあるクルマから立ち上がる筈だからです。また、先進国の人々も環境車だけではなく、完全な道具としてのクルマを求めていることは、日本でのこれまでの軽自動車の隆盛を見ても明らかです。その上で、自動車の新しい売り方を模索すべきですね。キャッシュかローンだけというのは限界があることが今回露呈しました。カーシェアリングなどに対応した提供の仕方などを考えても良いのではないでしょうか。

最後に申し添えておきますが、筆者はトヨタ車だけは若い頃から全く買う気が起こりません。あのプリウスでもそうです。これが何故かは、クルマ好きの間では知る人ぞ知る話です。

前場は、このような苦手な値動きを様子見で見守るだけ。突っ込んで無理をして買っていても、ほぼ全滅だったことでしょう。
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