株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

買い意欲戻るも

2009-02-26 11:04:08 | 株に出会う
昨日のダウの引け方が嫌な感じだったので、今日の日経は少し戻しながら下落基調を鮮明にすると思いきや、先物は10時にかけて7600円まで到達。その後押されておりますが、前場引けにかけてまた切り返しの気配です。

このまま後場に切り返しつつ再度7600円の攻略を目指すのかどうかは、当然ながら予測不能。今のところは円安傾向とダウの先物の+52ドルという切り返しが功を奏しているようです。

そこでOSC値で確認すると、TOPIXは+4%の50%です。これは直近では1月29日に並ぶ高値水準。(日経平均もその時点より1%低い49%です。)年初に69%まで上げた時期がありましたが、あの頃とは環境は激変しております。

GDPの先進国で最悪の悪化やら企業業績の大幅減益など、当時の水準に戻す要素はありません。

今日の後場で下げ基調になれば、明日、もう一花咲かせた後で売り攻勢が強まる可能性が出てきております。

為替の円安もそろそろピークアウトするのではと思います。と言う訳で、あまり上昇余地のない上げですので、ここら辺で少し押し目を挟まないと、もう一段の上昇には転じないのではないでしょうか?

そうは言っても、今日の筆者の買い銘柄候補のうち、3626ITホールディングスの惨状や、6330東洋エンジニアリングや6379新興プランテックの低迷を見るにつけ、やはり相場を予測するほどの器量がないと再認識しております。

持ち越しの3632グリーはチョイと早めに+100円で手放し、持株なし。

昨日、達観?したと思った手法を検証しておりますが、確かに上値の切り返しのサインとしてはよく効いております。しかし、複数銘柄をあちらこちら見ていると、ついついそのサインの確認が遅れます。もう少し、絞り込みを行わなければならないようです。

例えば9104商船三井の前場終わりにかけての切り返しがその典型。500円越えが完全なターニング・ポイントでした。こうした転機を見逃すと後はエントリーへのリスクが高まりますね。

朝方見ていなかった8591オリックスのターニング・ポイントは、1900円を下から抜く時でした。ここを見ていれば買えたですね。

マーケットスピードをご覧の方、このターニング・ポイントを確認してみて下さい。
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ケース・シラー住宅価格指数(12月度)

2009-02-26 06:27:51 | 金融全般
ケース・シラー住宅価格指数の12月度分が昨日発表されました。

今日発表の1月の中古住宅販売は、12月の中古住宅成約件数が前月比6.3%伸びていただけに期待されましたが、予想より30万件マイナスの年率換算449万件となりました。

価格の中央値は5000ドル下がって17万ドル。在庫は若干増えて9.6ヶ月分であり、適正水準の6ヶ月分にまだ遠い状態です。日本人の感覚からすると価格は結構いい線まで下がってきている気がします。

ケース・シラー住宅価格指数の12月度も、前月比でプラスに転換した地区はありませんでした。これで4ヶ月連続でゼロ。

定点観測地点のロスアンジェルス地区の下落幅は3.14ポイントです。この地区は、それだけバブルの度合い(需要を越えて投資用の住宅が過剰に供給された)が強かったと言えます。

142ポイントまでの下落を筆者は想定しておりますので、171.79ポイントという現在地点からはまだ29.79ポイントの下落が必要です。3ポイントの下落が続くとして、後10ヶ月です。今年の10月です。

これまで通り、アメリカの住宅価格は、今年の夏から秋にかけて落ち着くと予測します。

1つ、政府関連のOFHEOが1昨日発表した2008年第4四半期の住宅価格のインデックスが注目されます。それによると、292市場のうち、135市場は前の四半期からは下落していない、つまり価格が底打った「健全な住宅市場」となっております。

もちろん、バブルの激しかったロスアンジェルス地区はまだ年率-19.77%(4Qは-3.48%)の下落が続いております。

統計の取り方の特徴は、近隣の売買データなどに基づいてのインデックス化をしている点です。中間値とか平均値で見る方式だと、競売などで異常な安値の物件が悪さをしますので、統計処理上の歪みが出ます。

既に半分近くの地区で住宅価格が「正常化」している点も、政府関連機関のデータということを勘案しても、上述の秋までには底打ちという見方を裏付けております。

リンク先に合衆国の地図が色つきで載っておりますが、赤い部分はもちろんバブルが大きかった後遺症の真っ赤な火傷部分です。もうすぐ癒える黄色が多く、既に傷が癒えた水色もブッシュの地元テキサスを始め4州あります。

アメリカの住宅価格の下落傾向は、日本のマスコミで言われているほどには悪くはありません。
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明日のモニタリング銘柄(2.26.09)

2009-02-25 21:32:30 | 明日のモニタリング銘柄
ロンドン時間に入ってドル・円は97円が割れて円高へと振れているようです。

米株価先物も40ドル安。欧州株は当初は日本と同じくバーナンキ議長の発言を好感して上げて始まりましたが、その後は見事なナイヤガラ状態。

どうも明日はあまり調子が良くないようです。

さて、2月26日(木)のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。数が結構多いので絞り込みに苦労します。

【モニタリングA】 買い候補

1.3626ITホールディングス(1131円)
2.6330東洋エンジニアリング(276円)
3.9104商船三井(483円)
4.6379新興プランテック(539円)
5.2121ミクシィ(375K円)
6.1964中外炉(221円)
7.9983ファーストリテイリング(9080円)

【モニタリングB】 底値見極め候補

1.2440ぐるなび(196400円)
2.6744能美防災(738円)

以上です。
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市場概況(2.25.09)

2009-02-25 15:21:31 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説  赤字部は26日朝更新

2月25日(水)の市場概況です。

◆日経先物:7480円(+190円)、OSC50%(+8%)2月19日の30%から切り返しに転じる。
◆日経平均:7461円(+193円)、OSC45%(+5%)2月18日の25%から切り返し中。典型的な切り返しパターン。これが何日続くか?
◆日経平均指数値倍率:134(-3)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:745.62(+15.3) OSC46%(+3%)これも典型的な切り返しパターン。
◆マザーズ指数:290.88(+4.16)、OSC33%(+3%)2月23日の26%から切り返しに入ったか?
◆ヘラクレス指数:456.95(+13.23)OSC46%(+10%)2月20日の31%から切り返しに入ったか?
◆国債先物:139.1円(-48銭)OSC31%(-1%)10月20日の31%んに並ぶ。底なし沼へと転落中。
◆ドル・円:97.4円(75銭の円安)OSC75%(+1%)昨年8月11日の78%に次ぐ記録的な数字。次の目標値は99.6円。更新
◆日経先物イーブニングセッション:7520円(大証終値比+40円)
◆シカゴCME日経先物:7420円(円建て)大証終値比-60円。更新
◆NYダウ:7271ドル(-80ドル)OSC39%(+3%)2月23日の36%から切り返し中。更新

後場後半の先物主導の上げは激しかったですね。10時過ぎの上げが騙し上げに近く、そこから突き落とされただけに、そのまま素直に買いに入れなかった方は多いのではないでしょうか?

筆者もその一人です。しかし、今日は多大なる収穫がありました。分足の見方についてやっとそれらしきものが体得出来ました。

やはり日々、それなりに精進を重ねていると何らかの進歩はあるものですね。

引けに何か持ち越そうと思い、昨年のIPOを2つ取った思い出の3632グリーを4610円で買いました。引けにかけて先物の上昇にも拘わらず、ずっと押されて2時半過ぎからやっと狙っていた方々の買いが入っておりました。終値は全く拮抗した状態でとどまっておりますが、この株の撤退ラインは4580円です。

-------26日朝のコメント-------

NYダウは5時半頃までは+40ドル程度のプラス圏でしたが、引けにかけて急速に押されて、結局は-80ドルで終了。途中の下げからの挽回はありましたが、昨日のバーナンキ発言が2日も持つことはありませんでした。週間在庫統計でガソリンが332万バレル減少していたこともあり、何時の間にやら原油が40ドルを越えて上げ基調です。

今日の下げは何と言っても中古住宅販売件数が市場予測よりも30万件(年率換算)少なかったことです。

そのあたりの詳細については、別ブログの「ケース・シラー住宅価格指数(12月度)」にまとめましたので、そちらを参照下さい。
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訳が訳だけに

2009-02-25 11:26:43 | 株に出会う
昨日のNYダウの236ドルの上昇ですが、もっぱら消息筋では、バーナンキ氏のリップサービスのお陰で、金融株が束の間の小康状態を取り戻し、それに群がっていた方々の買い戻しが優勢になったためと言われております。

つまり、分かりやすく言うと、娘の婚約者の過去の行状が今ひとつ霧の中に包まれているのに業を煮やした愛娘家(?)の親父が、一旦、親戚の口達者な者(議員)を通じて、「婚前共同生活テスト」(いわゆるストレステスト)なる新手な身上調査に乗り出すと声を荒げたものの、相手のこれまた愛息家(??)が、そんなに信用できないなら破談にすると息巻いたため、愛娘家の親父も、この様子を遠くから見守っていた近隣住民はもとより、肝心の身内の親戚筋(株式市場他)からも、そこまでするのはいかがなものか?との疑義が出されたため、ここは当の議員にまず懺悔宣言をさせ、一旦、「婚前共同生活テスト」を厳しく追求するほどには、相手の息子さんの行状が悪いことの尻尾を必ずしも掴んでいる訳ではない、との苦し紛れの釈明会見をバーナンキ氏がしたのが、昨晩、NYダウが上げた本当の理由でした。

ああ、くそ長い分かりづらい文章を我ながら良く書いたものです。

しかし、これでいささか毛(自己資本)が薄い婚約者の過去の行状が洗い流された訳では決してありません。まだ疑義は依然として残っております。

それは、ケーマン(毛が満載の意)島あたりに、我が愛娘の婚約者が離婚(簿外)した前妻(資産)が未だ潜んでおり、その前妻との間に残した子供(といっても、もう13歳の中学生あたりの大人と子供の間の難しい年齢に達しているようです。ニックネームはSIVという横文字)が、極めてたちの悪い不良連中に掴まり、大金をすられてしまったのではないかとの疑義です。

何しろ、ケーマン島は抜け毛(法人税)に悩む方々に残されたラストリゾートと言われている地です。しかし、世の中そんなに甘い話はありません。抜け毛がないというだけで、新たに毛が生えてくるなどということは、ありえないからです。

と言う訳で、こうしたダウの上げの訳が訳だけに、それを見守っていた、一応親戚縁者(同盟国)の一員である我が日本の落ち目の総理大臣が、昨日、オバマ大統領に会ったからと言って、株価が勢いよく上がる訳はありませんでした。

一応、セオリー通りの寄り天です。

持ち越しの6326クボタはありがたく寄りで売り。その後コナミで少々稼ぐも、前場は様子見です。
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