北信州のりもの倶楽部♪のToo'sさんからお預かりしていたZ1-Rの外装。
今回は防錆のためのサフェーサーを吹いて、仕上げに入ります。
サンドブラストの直後は金属は空気に直に触れるため、
凄く錆びやすいです。
なのでブラストしたての物を梱包して送っても輸送中に錆びてしまいそうなので、
サフェーサーは僕が志願してやらせてもらいました。
まずはパーツの裏側から吹いていきます。
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サイドカバーの裏側。
この部品は金属ではないので別にサフェ吹く必要無かったのですが、
作りすぎてしまったので吹いてみました。
自分のだったらサフェどころか、ブラストすらしないだろうなぁ。
どうせ見えないし♪
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裏側が乾いた所で次は表側。
タンクの角の辺りは僕が板金したものですが、
写真ではわりとまともに直っているような気がしますな。
実際はそんなんでもないので、後はToo's さんのペーパーがけにかかっています。
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タンクの左側。ここも板金しましたが、
サフェを吹いたら、ここは板金が甘かったらしくパテの跡が出ていました。
なので修正のために拾いパテと呼ばれる柔らかいパテを盛ります。
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コレは拾いパテを磨ぎ終わった所。
パテ磨ぎの最中は横に手を動かして面を見ていたので、
縦はあんまり気にしてなかったかも(汗
せっかく吹いたサフェも落ちてしまったので、
この上からサイドサフェを吹いて終わりにしました。
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今回の全作業を終えて、発送直前のパーツたち。
タンクとフェンダーは前期型の物なので、
僕が3歳の時に作られた事になりますねぇ。
そう思うと考え深い物がありますなぁ。
・・・今回の作業を終えてみて・・・
Zは昔のバイクなので作りはどうなのか危惧を抱いてた所もあったんですけど、
実際に自分で触ってみると今の部品とたいして変わりませんでした。
タンク1つとってみてもホント良く出来ていると思います。
こんな所が今の時代でも多くのバイクファンを虜にするのかもしれないですね。
今現在、この部品たちはオーナーであるToo'sさん自らの手で塗装されている最中です。
出来上がった写真は僕のブログでも大きく載せますから、
Too'sさん、写真は是非大きいサイズでお願いしますね(笑
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