南信州のりもの倶楽部♪

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6V、GクランクのエンジンにRクランクを組み込む その8

2009年01月21日 16時45分03秒 | 国産横型エンジン編
やぁ。このクソ寒いのにガレージ作業頑張ってる皆さん、お疲れさん。
「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
ウチのガレージでは赤外線ヒーターの小さいのが1つしかないんでまさに気休め。
屁のツッパリにもなってませんよ。

今日のお題はもうかなり昔からやってる6Vエンジンの12V化。
前回からかなり間を空けてしまったので、
自分でも何が言いたくて写真撮影したかすっかり忘れてますが、
せっかくなので載せておくことにします。

まずは上の写真ですが、
組みかけのエンジンをステーター側から撮った物ですね。
確かクランクケースを組んでからでも、
カムチェーンテンショナーなどは後から組めます。
みたいな事言いたくて写真撮ったと思うんですけど、
何しろ昔の事なんで…

でもクランクシャフトの端はテーパーになってるのは分かると思います。
これによって12Vエンジン純正のステーターやローターが装着可能になるので、
発電量も豊かになって、さらに点火はCDI化と。
これをやりたいがためにクランク交換とは、
なかなか面倒な事やってますなぁ。
僕が思うに、6Vエンジンのクランクにボルトオン装着できる、
12V用ローターやステータキットがあればこんな苦労はしなくて済むと思うんですけど、
もしかしたらワタクシが知らないだけかな?









こちらはクラッチ側から撮影した物です。
このエンジンは当初からタケガワ製のドライブギアが組まれていて、
今回もそれを再利用します。

クランクシャフトに取り付けられてるギアなんですが、
見慣れてる人なら少し大きいのが分かるんじゃないでしょうかね。
これによってドライブスプロケットを大きくしなくても、
今までの小さいスプロケットのまま最高速を伸ばすことが可能になるんですねぇ。
僕が前にエンジン組んだときはそんなことしなかったので、
わざわざ大きいスプロケット買いに行ったもんです。
しかしこのエンジンに装着できるドライブスプロケットは、
確か17丁以上は厳しかったはずなので、
もっとパワーアップしたらこう言ったギアも交換になるって事なんですね。

まぁ88ccにボアアップするって事は単純に考えてほぼ倍近くの排気量アップ。
パワーも倍になるので当然と言えば当然ですな。
なのにクランクシャフトやケースは49ccのままのを使い回しって、
冷静に考えればとっても怖い事だと思うんですけど…
それだけ余裕がある作りだと思い込むしかないですね。

オイルポンプは当然強化品に前から交換されてて、
オリフィスも2ミリに拡大加工が施されてました。
なのでここはそのまま使いますが、
このエンジンはオイルクーラーへの配管も考えて最初から組んでいるので、
もしかしたらオーバークール気味になるかもしれないです。
僕のタイガーエンジンもオイルクーラーは装着してますが、
今の時期はどう頑張っても油温上がらないので、
もっと小さなオイルクーラー買っておけば良かったと後悔してるくらいですし。
大きなクーラーを全部ガムテープでふさいでいては意味無いですからねぇ。

そんな訳で腰下の組み上げはほとんど書いたので、
次回からは腰上の話でもします。
が、今の時点でボアアップ済みのシリンダーは全くの手付かず。
いつになる事やら…



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コメント (2)
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