南信州のりもの倶楽部♪

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ウラのウラはオモテ

2014年04月15日 18時51分52秒 | オートバイの無い生活
やぁ、四十肩に悩む自称ナイスミドル「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
寝てる時痛くて起きちゃうくらいなんだけど、コレ本当に治るんかねぇ…

季節もすっかり春を通り越して初夏ってくらい暖かくなってきたんだが、
我々の業界ではスタッドレスタイヤからノーマルタイヤの交換で結構忙しい。
そして身内や自分のもやるから結構な台数なんだな。

で、中には几帳面な人もいるもんで、ローテーションのためにタイヤに使ってた場所を書いてる場合もあるんだけど、
上の写真見て分かるかな?何が変わってるか分からない人は多分俺と同じバリバリの南信州人だと思う。

俺も大人になって知ったんだけどさ、南信州では後ろの事を裏と言うんだけど、
この言い方って他では通用しないんだってね。
だから小中学校でも教室の後ろの事を教室の裏って言うのが普通だったんだが、
よく考えてみると教室に裏も表も無いんだよな(笑)

だからこのタイヤも後輪を裏と言うんなら前輪は表と書かなきゃならないってことになるんだけど、
そんな訳はないし、我々南信州人は後ろの事を裏と言っても当たり前だったし、他の県でも通用すると思っていたのだ。
だから後部座席も「裏のシート」でまかり通るし、
「あなたのウラに背後霊憑いてるよ」でも普通に通る。
って言うか背後って言ってるのにウラって何だよ(笑)


ただ南信州では他にも他県では通用しないといわれる言い方があって、
例えば学校から帰ってきたら家族に何て言うかな?
普通は「ただいま」とかだと思うんだけど、
俺の場合は「行ってきました」が普通だった。
出かける前は「行ってきます」だから帰ってきたら「行ってきました」なのだ。
だから未だに「行ってきます」の反対が「ただいま」なのは納得がいかん。

それと、飯の前は「いただきます」が普通だと思うんだが、
ここまで読んだら飯の後の言葉は何だか分かるよねぇ?
「いただきます」の反対だから当然「いただきました」なのだ。
だいたい「いただきます」の反対は「ご馳走様でした」の方が変だと俺は思うのだ。

しかし、聞いた話だと「行ってきました」とか「いただきました」とかは通用しないから、
保育園や他の教育の場でもそう言う言い方はしないよう教えられてるんだと。
でもさ、これも方言のウチだと思うし、
いちいち「この言い方は変だ!」とゴチャゴチャ言う方が俺はおかしいと思うんだけどね。
そんな事言い出したら津軽弁とか完全否定するようなもんでしょ?
「何言ってるか分からない標準語で話せ」って津軽の人に言わないし失礼だよね。
だから方言なんて矯正する必要なんて全く無いの。

何かこうやって書いてたらだんだん腹立ってきた。

だから挨拶の言い方を矯正しようとしてる奴はどうせ県外から来たゆとりなんだと思うわ。

だいいち無言で帰ってきたり無言で飯食いだす奴の方が俺は気にいらない。
だったら方言でもいいから何か言ってくれる子供の方が可愛いと思うよ。

まぁここまで書いてもさ、やっぱり後ろの事をウラって言うのは変だよなw

他にも色々な南信州弁ではないけど飯田弁はたくさんあるから、
左のブックマークにある「飯田弁あれこれ」で調べてみよう。

ちなみにここでは書かれてないけど、噛んだ歯ごたえが硬いものを「コワい」とこっちでは言う。
「このニンジンはコワい」みたいな使い方するんだけど、
飯食ってる時に野菜スティックが出てきて「このセロリ、コワくない?」って言ったら、
嫁とその妹に「何が怖いんだよ~」と笑われました。

でもさ、こうやって普通に南信州の言い方が出てくる自分が、
南信州愛にあふれていて好きなのさ。



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