
中華エンジンでは多分日本一ユーザーさんが多いと言っても言い過ぎでないロンシン125の2次側クラッチエンジンだが、
140ccへのボアアップキットはあるんだけどLIFAN150かGPX125などに使われているビッグバルブヘッドに交換しないと使えなくてなんとなくリーズナブルでない。
よってヘッドはノーマルのままボアアップ出来るキットは作れないか前から考えていたんだけど、
こんな部品があればなぁ、みたいなのを探してもらっていた結果良いのが見つかったらしくウチで検証する事になった。
まぁシリンダーは140ccだから56ミリなんだけど問題はピストンで、
56ミリなんだけど出来ればトップはフラットでハイカムを入れてもリセスで逃げてくれるピストンが無くて、でもやっと見つかったのが写真左のピストン。
ロンシン純正と比べるとショルダー高は一緒なんだけど1ミリほど盛り上がっているんだが、
このピストンって昔どこかで販売してなかったかなぁ。
ただキットには厚いタイプのヘッドガスケットも同梱されているから、残りは圧縮比やバルブとの干渉に気を使う必要がありそう。

このピストンをこの燃焼室で使う事になるんだけど、ノーマルヘッドのままボアアップ出来たとしても超ハイコンプになりそうな予感がする。
とりあえずロンシン125を組む予定があるからついでに調べてみるけど、
もし難しそうな場合でも何とかするのが私だからうまくいけばコンプリートエンジンのメニューに加えても良いかもしれないし、
GPX125エンジンをリーズナブルに140ccにするキットなども考えている。
まぁ出来るかは全く分からないけど調べる価値はありそうだよねぇ♪