今日は午前中に請求書を作り配りに出かけて午後からCD90のエンジンを組んでいた。
先ずはスタッドボルトを外してボール盤でオリフィスを拡大し、
ベアリングは新品を打ち込みミッションはリターン化するためシフトフォークはCD90用を流用し、
キックはCタイプからBタイプに交換して4速はトップクロスに変更する。
クランクは芯を出してそのまま使うって事でこのまま組んでいく。
焼き付いた原因だったオイルポンプのガスケットなんだが、
上が6Vで下が12Vと形が全く違くて、
12Vエンジンに6Vのガスケットを使うと通路を塞いでしまい、
しかも油圧ではガスケットは破けなかったため焼き付きを起こしたみたい。
まぁでも素人が組めばこんなもんだ。
クラッチ側はそのままでテンショナーはモダンさんの強化品を入れておいて、
オイルフィルターローターは軽量品を入れてある。
ホントは旋盤で軽量化出来れば良いんだが、
ウチの卓上旋盤じゃ3時間くらいかかるから買った方がマシだ。
あとシフトドラムストッパーはAB27の物を使わないとやはりギアが飛んでしまい、
一緒にストッパーアームのスプリングも強化品にしないとやっぱりダメ。
ただここをちゃんと押さえてあげればギア飛びは無くなり、
3速からのシフトダウンで2速を飛ばしてニュートラルには入らなくなる。
ちなみに強化スプリング2つはどれもFIモンキーの純正品だから、
ロンシン125やLIFAN150でギア飛びに悩んでる方は、
シフトドラムストッパーと合わせて交換しておくと簡単に直っちゃうよ。
夢中になって組んでたら外はいつの間にか暗くなりエンジンは完成していた。
ヘッドなんだがデコンプが入っていたため多分ヤフオクで買えるタイプのようで、
シリンダーとピストンは中華107ccの新品となったくらいかな。
だから腰上はほぼ中華107ccとなっている。
よってレギュラーガソリンでそのまま使えるのでガソリン代が高騰している今には良いかも。
しかし今回も色々と部品を交換したため、
明日は部品代を計算して出して溜まりに溜まったメールを返信して、
ロンシン125を組み立てたいなぁ、と考えている。
それが終わって台が開けばやっと5速化するGPX125を2機作り、
でもそれも組んでしまうとピストンが無くなるため、
お預かりしているエンジンを次々と製作して行く予定だ。