団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

人にもよると思いますが、自分の寿命は自分で分かるかもしれないと思いました。

2012-09-28 11:12:18 | 日記
昨日の朝は、老人ホームの宿直明けでした。

87歳のご婦人が朝刊を取ってみえますのでお持ちすると、ご婦人から「ちょっと」と呼び止められました。
ご婦人が衣裳箱の引出しから板チョコを2枚出されて、「これ、持っててね。」と言われました。
このご婦人から毎年バレンタインの日にチョコレートを頂いているので、「XXさん、まだバレンタインではないですよ!」と申し上げたところ、「それまで持たない。」と、言われました。
私はこのご婦人の肩に手を置いて、「だいじょうぶですよ!、元気を出してください!」と言いました。

ありがとうとお礼を言って部屋を離れましたが、私の母親のことを思い出しました。
今から5年以上前の年末近くに母親が具合が悪くなり病院に行くよう勧めましたが、「病院に行けば二度と家に帰れなくなる。お正月を自宅で過ごしたい!」と言いますので、正月明けに病院に行くことにしました。
結局は1月2日に自宅で倒れ病院に入院しましたが、母親の言うように2度と元気な姿で自宅には帰れませんでした。

人にもよると思いますが、自分の寿命は自分で分かるかもしれないと思いました。
チョコをくださったご婦人の予感が外れることを祈ります。


ルイ・アームストロング~What a Wonderful World.
コメント (4)
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