団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

わが夫ながら、返しは上手だ。

2017-11-14 06:10:50 | 日記
中日新聞の「くらしの作文」という読者投稿欄に、57歳の主婦さんが「夫の返し」という
タイトルの作文が載っていました。


 今年90歳になる義理の父は、82歳になる義母に対して
「ばあさんが先に逝ってしまったら、残された俺は哀れなものだ。
ばあさんにはいつまでも元気で長生きしてもらわないかん」と、
口癖のように言っている。

 そこで私は夫に問うてみた。
「お父さんはああ言っているけど、あなたはどうなの」と。
夫は間髪入れず「俺のことは心配いらないから、どうぞどうぞ、お先にどうぞ」
と返ってきた。
わが夫ながら、返しは上手だ。

 夫が幼少のころ、家は新聞販売店と電器店を営んでおり、
毎日がめまぐるしいほどの忙しさだった。
3人の子供たちは、ご近所の皆さんにずいぶんお世話になったらしい。
特にあるご夫婦にかわいがられていたという。

 夫はそのおじさんから「100円あげるから泊まらんか」と言われ、
姉や兄と泊まることにするのだが、寝床に入ると
「家に帰りたい」と泣き出したそうだ。
おじさんにおぶわれ帰る途中、夫は「半分泊まったから50円ちょうだい」
と言ったという。

 何度聞いても笑える話。
今はおじさんも「あの時はまいったわ」と
うれしそうに何度も話されていたそうだ。

 これから先、夫からどんな返しが聞けるのか、
楽しみでもある私だ。

 以上です。


 この奥様、ご主人のことをとても愛していらっしゃるようで
微笑ましいです。
ご主人の返し、私からするとそれほど面白いとは思えないですが、
奥様にとっては、いつも感嘆する返しなんでしょうね。
奥様がご主人のことをとても愛されているから、ご主人の返しに
おおいに笑えるのではないかと思うのですが。





ダイアン・リネイ/ネイビー・ブルー
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする