団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

母親のありがたさが身に沁みました。

2017-11-30 08:19:30 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「生の充実感」と言うタイトルで、48歳の主婦の方が、
投稿されていました。


 息子は予定日より4ヶ月早く、極低出生体重児で生まれました。
陣痛、緊急帝王切開手術で、産声を聞いた覚えもありません。

 新生児集中治療室(NICU)に入院し、保育器の中で、
毛も爪もまつげもない小さな体に、呼吸を助ける管と
点滴の管がついていました。

 「ごめんね、ごめんね。
ちゃんとおなかの中にいさせてあげられなくて」。
申し訳ない思いでいっぱいでした。

 4ヶ月間の入院中、毎日面会に行きました。
その間に三度も危篤状態になりました。

 「生きて、生きて」と祈るしかありませんでした。
「この子は強い」。
そう信じ、一度ずつ峠を越した息子を誇りに思いました。

 毛、爪、まつげが生えたとき、初めて声を聞いたときの喜び。
1ヶ月半で初めて抱っこできたときの温もりのは涙が溢れました。
一つ一つのことが、私の励みになりました。

 成長のスピードには個人差がある、長い目で見守ってと、
たくさんの人に助けられました。
幼稚園に入る頃には、身長体重、機能ともに
追いつき安心しました。

 春から2時間かけて愛知県の大学に通っています。
「ただいま」「おかえり」。
よしよし、大丈夫。
当たり前の日常が尊いです。


 以上です。

 お母さんの愛情に満ち溢れている作文ですね。
母親のありがたさが身に沁みました。

 1,500g未満の赤ちゃんを「極低出生体重児」と言うようですが、
それが今では大学生。
お母さんの喜びがよくわかります。






森山直太朗 - さくら(独唱)
コメント (16)
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