中日新聞の「くらしの作文」に「私と相棒の『2020』」というタイトルで、62歳の女性が投稿されていました。
2000年、夫は異国での事故で頚椎損傷による体幹機能障害となり、首から下の自由を失いました。
事故前、夫は仕事も趣味もパワフルにこなし、子育てにも協力的でした。
事故後、すっかり無口になってしまった夫に付き添いながら、
20年間の結婚生活を振り返り、
「さて、この先どうなるのだろうか」と病室の窓からボーッと雲を見ていた時、良いことがひらめきました。
「そうだ、この人と”再婚”することにしよう」
頼りがいがあって、お酒が大好きな夫と20年間連れ添いました。
本当にお世話になりました。
「今日からは、自分の身の回りのことはできないが、
介助すると「ありがとう」と言い、
思い通りに動けなくても短気を起こさず、
尊敬できるこの人と”再婚”することにします」。
そう誓った20年前のことを、昨日のことのように覚えています。
夫の身体障害から気付かせてもらえることはとても多かったです。
その上で夫は働ける場もいただき、
それをサポートできることが私の生きがいになりました。
事故直後を支えてくださった方々と、その後、たくさんの仲間との出会いは、
私たちの40年の財産です。
感謝です。
以上です。
投稿者さんのひらめきに感嘆しました。
なるほど、「頼りがいがあって、お酒が大好きな夫」とは別れ、
「『今日からは、自分の身の回りのことはできないが、
介助すると『ありがとう』と言い、
思い通りに動けなくても短気を起こさず、
尊敬できるこの人』」と再婚する。
投稿者さんは、事故で変わられてしまったご主人の境遇を、
新たに受け入れられる決心をされたんですね。
ご主人は奥様だけではなく、周りの仲間にも支えられ、
働く場も得られたようです。
このような奥様を持たれて、ご主人は幸せですね。
私の場合は、あり得ない話ですが。(苦笑)
スピッツ / チェリー
2000年、夫は異国での事故で頚椎損傷による体幹機能障害となり、首から下の自由を失いました。
事故前、夫は仕事も趣味もパワフルにこなし、子育てにも協力的でした。
事故後、すっかり無口になってしまった夫に付き添いながら、
20年間の結婚生活を振り返り、
「さて、この先どうなるのだろうか」と病室の窓からボーッと雲を見ていた時、良いことがひらめきました。
「そうだ、この人と”再婚”することにしよう」
頼りがいがあって、お酒が大好きな夫と20年間連れ添いました。
本当にお世話になりました。
「今日からは、自分の身の回りのことはできないが、
介助すると「ありがとう」と言い、
思い通りに動けなくても短気を起こさず、
尊敬できるこの人と”再婚”することにします」。
そう誓った20年前のことを、昨日のことのように覚えています。
夫の身体障害から気付かせてもらえることはとても多かったです。
その上で夫は働ける場もいただき、
それをサポートできることが私の生きがいになりました。
事故直後を支えてくださった方々と、その後、たくさんの仲間との出会いは、
私たちの40年の財産です。
感謝です。
以上です。
投稿者さんのひらめきに感嘆しました。
なるほど、「頼りがいがあって、お酒が大好きな夫」とは別れ、
「『今日からは、自分の身の回りのことはできないが、
介助すると『ありがとう』と言い、
思い通りに動けなくても短気を起こさず、
尊敬できるこの人』」と再婚する。
投稿者さんは、事故で変わられてしまったご主人の境遇を、
新たに受け入れられる決心をされたんですね。
ご主人は奥様だけではなく、周りの仲間にも支えられ、
働く場も得られたようです。
このような奥様を持たれて、ご主人は幸せですね。
私の場合は、あり得ない話ですが。(苦笑)
スピッツ / チェリー