中日新聞の「くらしの作文」に「親から子へ」というタイトルで、47歳の女性が投稿されていました。
高校を卒業し、この4月から社会人になった息子。
会社の寮に入り、3食提供してもらえるにもかかわらず「もったいないから」と自炊をしている。
むしろ高くつくのでは、栄養的にどうかと、いろいろ思うところではあるが、本人が決めたこと。
3交代で不規則な勤務。
慣れない環境で頑張っている。
休みがあれば、ひょっこり帰ってきて、先日は「お好み焼きが食べたい」とリクエスト。
せっせと豚肉たっぷりのジャンボお好み焼きを作る。
一緒に買い物に行くと「あれがなかったわ。あっ、これも!」とどんどんカゴに入れてくる。
もちろんレジではいなくなる。
寮に帰る直前には、冷凍ご飯用に大量のご飯を炊き、肉を1回分ずつラップで包む。
実家からもらった新鮮野菜も袋に詰めて持たせる。
30年前、私も親元を離れ寮生活だった。
帰った時はリクエストした料理が食卓を飾り、戻る時には食料品を中心に沢山のものを持たせてもらったな。
そのおかげで頑張ってこられたんだって、今になって思う。
自分が親にしてもらったことを今、こうして自分の息子にしている。
さて息子は、そんな親心に気づくだろうか。
いつか気付いてくれたらと願いながら、今日も息子と沢山の荷物を車に積み、寮まで車を走らせている。
以上です。
投稿者さんのご子息って、まだお若いのに独立心が高いようですね。
>会社の寮に入り、3食提供してもらえるにもかかわらず「もったいないから」と自炊をしている。
ヘェ〜、私なら寮の飯を食べますね。
自分が作るより安いし、栄養も考えられていると思うからです。
まだ会社に入ったばかりで、なおかつ変則勤務。
慣れていないのに自炊なんて、大変だと思うのですが。
>一緒に買い物に行くと「あれがなかったわ。あっ、これも!」とどんどんカゴに入れてくる。
もちろんレジではいなくなる。
これには笑いました。
新入社員の給与では大変ですから、やはり親に払ってもらいたいですよね。
>そのおかげで頑張ってこられたんだって、今になって思う。
自分が親にしてもらったことを今、こうして自分の息子にしている。
さて息子は、そんな親心に気づくだろうか。
このご子息なら、ご自分は親になれば気付かれると思います。
親のありがたみが、分かるでしょうね。
西郷輝彦「君だけを」(オフィシャルオーディオ)
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