ワット・パリワート
12月13日 BRT沿線の三つのお寺
今日は、午前中メークローン市場に行く予定で準備していました。
鉄道の線路上が市場になっていて、電車が通る直前に店を畳み、電車が通り過ぎると即座に店を出すという珍しい市場です。
戦勝記念駅からミニバスのロットウが出ているので8時にホテルを出ました。
ロッブリーのチケット売り場のお兄さんの所に行ってホテルレセプションで頼んだタイ語のメークローンのメモを見せると、
彼も私の顔を覚えていて、歩道橋を渡った反対側だと指さします。その当たりに行って聞くと「あっち」と言います。
「あっち」に行くとまた別のチケット売り場のたまり場があり、そこでメモを見せると、外に出て左に行った所だと言います。
行って見るととても広いバスターミナルがあります。一番手前の窓口で聞くと一番奥だと教えてくれました。
その窓口では、「案内のお知らせ」を指さし、腕を交差して×を作ります。
鉄道が半年間工事中なので行っても無駄だというのか、バスがないのかはっきりしませんでしたが…。
英語のメモだけなら、ここまで行き着くだけでも大変でしたでしょう。
外人の私の発音では現地の人には何を言っているのかわかりませんので、タイ語で書かれたメモを見せると良いです。
そこで、昨日立てた午後の計画に変更しました。
私が行こうと思っていてバンコク市内の主立った観光地はほとんど行ったので、何気なくBTSなどの路線図を眺めていると、
BRTの路線が目に入りました。
この路線沿線については地球の歩き方には何の記載もないのですが、この路線図には3っつの寺の名前のバス停がありました。
BRTとは、BasRapidTransitの略で「高速バス」と言われています。
専用バスレーンをバスが走るのです。バンコクでは道路は慢性的渋滞ですから、バス専用レーンなら全く渋滞がありません。
2010年に導入され、16km・12の駅を30分で走ります。駅のシステムも最新が導入され、エスカレーターも設置されています。
専用レーン、最新の駅やホームなどかなりの設備投資が必要な反面、バス一台ですから輸送力の弱点があります。
駅やホームを高架にする必要は全くないので、トルコのトラム・日本の市電のようなホームの方が良いと思います。
引用です。
改札口 運転席
駅は、高架です。
私は、トルコで同じようなバスを乗りました。イスタンブールの郊外を走り、アジア側とヨーロッパ側を結ぶかなり長い路線でした。
トルコでは利用者も多くすごい混雑でしたが、バンコクでは利用者は多くないように感じました。
この路線は、道路の渋滞があまりひどくないことと運賃の高さも関係しているかもしれません。
BTSと同じ料金システムでラビットカードも使えますが、BTSはすでにすっかり市民の足になっていますが、
BRTはまだまだのようです。
バンコクは道路が広いので、広い道路ではすべてバス専用レーンを設け、連結出来て輸送力があるトラムも有効と思います。
BTSのチャンノンシー駅とBRTのサートーン駅は連結されています。
ワット・ダーン(丹寺)駅を降りるしばらく歩くとダーン寺があります。大きなお寺です。
この駅に戻りしばらく待つとバスが来ました。次の駅、ワット・パリワート駅で降りると比哇寺は目の前です。
川に面していました。
次の花寺(ワット・ドークマイ)は、ワット・ドークマイ駅の目の前に花寺があります。
位牌堂・お墓です。
特別花が多いわけではありませんでしたが、境内の花を撮りました。
花寺駅に戻るとバスがすぐ来たので飛び乗ったらサートーン行きでした。つまり逆の方向でした。
私はBRTの終点まで行って、そこでBSTに乗り換えようと思っていたので、次の駅で降りて反対側のホームでバスを待っていると、
女性ガードマンが私に話しかけてきました。
私は、方向を間違えたと言ったのですが通じなかったようで、彼女は英語が出来る職員を呼びました。
私は、バスの進行方向を間違えたと言ったのですがなかなか通じなく、反対側のバスでサートーンに行った方が良いと言うのです。
何回か言って、外国人観光客が言っている「変なこと」をやっとわかってくれました。
彼女たちは、おそらく私を不審者扱いしたのではなく親切心から言ってくれたのだと思いますが…。
バンコクでは、BTSもBRTもメトロ(MRT)も各ホームにガードマンが居て事故が起きないように見守っていますし、
改札口にはセキュリティが居て大きな荷物(リュック)などのチェックもします。
とにかく無事にホテルに着いたのは12時を少し過ぎていました。
ホテル近くのお店でヌードルを食べ、昼寝を40分ほどしてお土産を買いにうろうろしました。
結局、コンビニでグリコのタイバージョンポッキィ(シャリンプ味・トムヤムクン味・スパイシーBBQ味、14B)、
家族にはファミリーマート特製ペチャブーン県産のタマリンドのドライフルーツにしました。
安い上にかさばらないしちょっと変わって珍しいからおもしろいだろうと選びました。
コンビニでジョニ赤のポケットウイスキーを買おうとしたのですが、、「アフターファイブ」と言います。
コンビニでお酒を売ることが出来るのは、「5時以降」とのことでした。
ホテルの周辺を少し散策し、ホテルの駅の次の駅のパヤータイ駅のスアン・パッカート宮殿まで歩きました。
着いたのは4時を過ぎていて、開場は4時まででしたので入ることは出来ませんでしたので、帰りました。
町の風景 ソンテオ(地方に多い乗り合い小型バス)
ほんのわずかな隙間があれば割り込もうとするバイクタクシー トゥクトゥク
コインランドリーがありました。
スポーツジム
ホテルに向かうといつも渋滞の道路に車の影がありません。警官が車の進入を禁じていました。VIPでも通ったのでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
14日 最終日 チャイナタウンの三つの市場・通り
午前、チャイナタウンの三つの市場・通りを歩きました。
ホテル近くでバイクタクシーを頼んだら二人に断られました。理由は遠いからです。朝はきっと通勤通学で稼ぎ時なのかもしれません。
私は、ホテルのレセプションで三つの場所の地名をタイ語で書いてもらいました。
3人目は、橋を越えるから150Bと言います。頼みました。食料品などの問屋街とマーケットであるイサラーヌパープ通りを
頼んだのですが、彼は詳しい地点を知らなかったのです。私は、チャイナタウンときちんと説明し、地図を示したのにです。
彼は、チャイナタウンを通り越し橋も渡りました。トゥクトゥク仲間に聞いてもわかりませんでした。
最後はバイクタクシーの地元の外人の客に聞いて居ました。私が英語で場所を説明し、彼がタイ語で説明したようです。
中華街の大きなグランドチャイナホテルの前にやっとの事で到着しました。
私は、ここチャイナタウンは3度目ですが、道はよくわかりません。そこでグランドチャイナホテルをランドマークにしました。
居場所がわからなくなった時は、ここに戻り、トイレを借り、再出発という具合です。
彼は、苦笑しながら200Bを要求しましたが、私はやんわり断りました。
私は、地元の人に聞いても「あっち」としか言いません。この通り、入り口は2mも無い本当に狭い路地でしたので、
バイクタクシードライバーがわからなかったとしても仕方ありませんが…。
イサラーヌパープ通り 野菜、果物、総菜、乾物などの食料品が多いです。迷路のような路地が碁盤目状になっています。
私は、路地をなるべく曲がらず、曲がった時は途中から引き返すようにしました。
サムペン・レーン おもちゃなどの問屋街です。この通りもなかなか見つかりませんでした。
狭い小さい路地です。おもしろい商品を扱っていて見飽きません。
時計やアクセサリーが10Bとか30Bで売られて居るのですから、おそらくまがい物なのでしょう。
私は、孫に12個の髪をとめるピンを15Bで買いました。
入り口にスリに注意の注意書きがありましたが、そんな気配・おそれは全く感じませんでした。
すごい人混みですが、ちょっとでもふれあうとお互い「すいません」とお辞儀が返ってきます。
他方、店の売り子というと、何か食べているかスマホ、立ち止まって見ても声は掛けられないので気が楽です。
こんな狭い路地を自転車やバイクや手押し車も行き交います。また、多くの人がスマホをし、食べています。
三つ目のパーフラット市場は、すぐわかりました。メモを見せると真っ直ぐ行った所でしたから。
服飾関係の布やアクセサリーの市場で、インド系住民が多い街です。これまでとは違って高級感があるのですが、
「撮影禁」があちこちに。高級サリーは肖像権があると言いたいのでしょうか。ちょっと違和感を感じました。
場所がわからずうろうろしては、チャイナホテルはショッピングモールになっているので、戻ってトイレを使いました。
11時過ぎになったので、バイクタクシーで帰りました。
昼食後少し昼寝をして予約していたタイマッサージ店に行きました。
ホテルのすぐ近くにマッサージ店はたくさんあるのですが、店員が店の外で客待ちしたり声をかけるので入りづらい雰囲気もあり、
私は旅行代理店のウエンディでクーポンを求めました。2時間全身マッサージ400B+チップ100Bでした。
代理店を介してのメリットは安心・安全です。私は、町中では外から見られるところも多く、衛生面に疑問を感じていましたので、
この店では、とても清潔でした。
私はこれまでホーチミン空港で時間待ちでフットマッサージを受けた以外マッサージを受けた経験は無いのですが、
こんなに気持ちよいものだとは知りませんでした。まさに夢見心地の2時間でした。
タイ式マッサージは足を使っての整体的な力技もあるような気がするのですが、どうなのでしょうか。
2時間後体が軽くなって宙に浮いた感じで帰りました。
ホテルに戻ってびっくり、タクシーに荷物を積んでいました。
食事に出るのも億劫になり、ホテルのルームサービスを頼みました。麺とチャーハンで165B、それほど高い訳ではありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
帰国の準備を始めました。。
BTSのラビットカードを解約しました。自動販売機で切符を買うと、料金がわかるので良いのですが、カードは便利です。
コイン専用、札も使える二種類の自動販売機と窓口で切符を購入できます。窓口と札の自動販売機は比較的混んでいます。
デビットカード 当日切符 メトロの切符・トークン
【タイには、たくさんの交通手段があります。】
飛行機、鉄道、大型長距離バス、大型路線バス、ロットウ(ミニバス)、ソンテオ(地方に多い乗り合い小型バス)、トゥクトゥク
(三輪自転車大型・小型)、モーターサイ(=バイクタクシー・モーターサイクル)力車(自転車)、タクシー、バンコクでは、
BTS(=スカイトレイン Bangkok Transportation System)、MRT(=地下鉄 Mas Rapid Transit)、
BRT(=高速バス Bus Rapid Transit)、そして水上交通(チャオプラヤー・エクスプレス・ボート=ルア・ドゥアンと
渡し船[ルア・カーム・ファーク、その他])等々、それぞれ一長一短がありますが、早く・安全・安い・利便性のある公共交通網の
インフラがまだまだ未発達なことは確実です。
バンコク市内では、BTSが一番利便性があり便利ですが、大まかに言うと南北・東西に十文字に2路線があるのですが
環状線がありません。
その他、メトロとエアポートレイルリンクはBTSと接続していますが、かなり独立してあり、チケット・カードの相互利用はありません。
鉄道、バスは驚くほど安く(バンコク-アユタヤ間はなんと18Bでした。)、BTSも安いです。
ロットウ(ミニバス)も2時間乗って150B未満と安いです。
長距離バスは乗りませんでした。
以外に高いのは、トゥクトゥクです。タクシーも乗車拒否があったり、メーター制で無い時は料金交渉が必要であったり、
交通渋滞なので時間がかかることもあります。
バイクタクシーも値段交渉が面倒ですし、少し危険ですが、早いのが何よりのメリットです。
たまり場にいるバイクタクシーより、個人で客待ちしている人の方がふっかけず安かったし運転も上手かったように思います。
小さいバイクより大きいバイクの方が良いです。
スコータイ、チェンマイ、アユタヤではレンタ自転車を借りました。
王宮周辺は一番の観光スポットが集中しているエリアなのですが、市の中心からのアクセスが無いです。
現在メトロの延長工事が進められていますが、個人で行くとなると結構面倒でした。
私たちは日本では、「インターネットの路線検索」で分刻みで行動できますが、バンコクではそうはいきません。
ロットウや地方のソンテオなどは定員かある程度の乗客が集まらないと出発しませんし、BTSもメトロも時刻表はありません。
また水上交通もダイヤはなく、ボートがいつ来るのかわかりません。
いかにその国の事情とはいえ、これらはビジネスや経済生活に直結する問題ですから近い内に解決しなければならない
重要な課題だと私は思います。
--------------------------------------------------
スマホはタイでも大普及しています。BTSの中でも路上でも客待ちの店員も皆スマホに夢中です。
市場でも目の前に客がいても、店員が声をかけることはまれでスマホに夢中です。
乗り物の中で、年寄りに席を譲るなんてことはまずありません。争って座ってスマホに興じています。
これはもう今日では万国共通の現象のようです。タイでは、携帯電話での通話も全くお構いなしです。
しかし、公共交通機関内での飲食は禁じられています。台湾では、罰金規定がありましたが、罰金の有無はわかりません。
欧米系の外人だけは無遠慮に飲んでいましたが…。
ト イ レ
私は、日本の百均で携帯ウオシュレットを買ってきました。水の入ったペットボトルの先につけてペットボトルを押すと水が出ます。
それは全く不要でした。
タイのトイレには、手動ウォシュレットが付いています。簡単に言うとホースの先にノズルが付いていて、レバーを押すと水が出ます。
同じようなものがトルコにもありました。
この手動ウォシュレット便利なのですが、装置が良くないと水が強すぎたり、ホースが固くて操作がうまくいかなかったり、
一番の問題は自分の手に水がかかってしまうことです。事後石けんで手を洗えば良いのですが…。
私は便通の回数が多いのでトイレについては少し心配していましたが全く問題ありませんでした。概ねどこもきれいでした。
大きなお寺には必ずトイレはありますし、町中なら至る所に大きなホテルがあるのでそこを借りればいいですし、
観光地やバスターミナルや鉄道の駅には3~5Bの有料トイレもありました。
しかし、BTSは冷房が効きすぎているのでトイレに行きたくなりましたが、駅にはトイレはありませんでした。
この旅でトイレに困ったことは数回でした。
飲料水事情
タイの水道水は、硬水なので、私たち日本人にはあいません。煮沸すれば問題はありません。
ミネラルウォーターは2㍑10~12Bで安いです。ホテルではペットボトル2本の水が無料ですし、水は全く困りませんでした。
バンコク以外のホテルではバスタブは付いていませんでした。アユタヤではやはりバスタブ付きが良いので300B払って
バスタブ付きにしました。300Bならクリーニングに出した方が安いですが、洗濯するのは下着とシャツとズボンだけですから
毎日しても大した手間ではありません。バスタブ付きだと洗濯が楽です。
今回持ってこなくて困ったものは、裁縫セットでした。いつもの旅なら持ってくるのですがホテルで借りることが出来ると
思ったのですが私が泊まったホテルにはありませんでした。
傘とパスポート入れの糸が切れて修理が必要となったので、コンビニで確か40Bほどで買いました。
足に靴ずれが出来、バンドエイドが足りなくなりました。でもコンビニがたくさんあるので必要なら問題ありません。
日本なら、少しならホテルでもらうことが出来ますが、外国ではわかりません。
日傘は1500円ほどで日本で買って来たのですがすぐに糸がほずれ、骨が折れてしまい、簡易修理して使いました。
こちらで何と80Bで売っていました。
また、割り箸は2膳しか持ってきませんでしたが、携帯箸を持ってくるべきでした。アジアだから箸はあるだろうと思っていましたが、
タイではソバ屋以外では箸はなく、フォークとスプーンです。箸はやはり優れもので必需品でした。
ホテルには、歯ブラシ、カミソリはありませんでした。
もってくれば良かったもう一つはペットボトルケースです。併せて保冷剤も合った方が良かったかも。
またボディローションも必要でした。紙の小皿は4枚持ってきましたがもう少しあった方が良かったかな。
シャツや下着類などの衣服は多すぎました。不要だったのは、ヨガマットでした。
毎日寝る前にストレッチをする計画でヨガマットを持って来たのですが、一度も使わず宝の持ち腐れでした。
ティッシュと塗れティッシュも多く残りました。
エアコンを高めに設定して寝ます。明け方は少し冷えるのでので毛布カバーのカバーだけをはずして使いました。
その他は何も掛けないので腹巻きは必需品でした。
持ってきて良かったのは、ネッククーラーです。水を含ませてその気化熱で温度を下げるもので、格好悪いですが私は愛用しました。
持ってくれば良かった第二は、トートバック風手提げ袋です。
外に出る時、ペットボトル2本は必要です。バッグに入れて持ち運ぶととても疲れます。
肩掛けバックにはペットボトル1本と、財布とかセンスとか地図やティッシュなどで、日傘や帽子や冷房対策用シャツなどは
手提げ袋に入れの方が楽です。リュックサックは背中が熱くてだめです。
私はバンコクに入ってしばらくしてビニール袋を使いました。
肩掛けバッグに日傘・帽子・ネッククーラー・ビニール袋とかなり怪しい格好ですが、人の目を気にしてはおられません。
足元は、靴下をはいてひも付きサンダルです。靴下をはかないとマメが出来てしまうからです。
付け足し
タイの今年の冬は異常な高温だったそうです。連日、多分33℃以上だったと思います。
私は、ツアー以外の日はホテルで30分以上の昼寝をし、暑い盛り外出は控えました。
これは大正解で、疲れ切ると言うことはありませんでした。
出かける前と帰国後の体重の変化はありませんでした。
今回の旅で感じたことは、旅は"気力"だな、です。面倒だと思えば、情報収集や準備など全てが億劫になってしまうでしょう。
その"意欲・気力"を保持するための「健康維持」もやはり"意欲・気力"が必要不可欠です。
一日15~20万歩を日常経験していなければ、旅先で特別には出来ません。やはり普段から歩くことは大事ですね。
【使ったお金】
・ホテル代:\107,000、・飛行機代[東京→バンコク→チェンマイ→バンコク→東京]:\68,590、
・現地ツアー代など:\53,000、・現金[\67,000]、・保険:\11,690、・その他[スカイライナーや現地カード支払いデビットカード代など]:\4,000
・計約:\311,000 【タイの旅終わり】
12月13日 BRT沿線の三つのお寺
今日は、午前中メークローン市場に行く予定で準備していました。
鉄道の線路上が市場になっていて、電車が通る直前に店を畳み、電車が通り過ぎると即座に店を出すという珍しい市場です。
戦勝記念駅からミニバスのロットウが出ているので8時にホテルを出ました。
ロッブリーのチケット売り場のお兄さんの所に行ってホテルレセプションで頼んだタイ語のメークローンのメモを見せると、
彼も私の顔を覚えていて、歩道橋を渡った反対側だと指さします。その当たりに行って聞くと「あっち」と言います。
「あっち」に行くとまた別のチケット売り場のたまり場があり、そこでメモを見せると、外に出て左に行った所だと言います。
行って見るととても広いバスターミナルがあります。一番手前の窓口で聞くと一番奥だと教えてくれました。
その窓口では、「案内のお知らせ」を指さし、腕を交差して×を作ります。
鉄道が半年間工事中なので行っても無駄だというのか、バスがないのかはっきりしませんでしたが…。
英語のメモだけなら、ここまで行き着くだけでも大変でしたでしょう。
外人の私の発音では現地の人には何を言っているのかわかりませんので、タイ語で書かれたメモを見せると良いです。
そこで、昨日立てた午後の計画に変更しました。
私が行こうと思っていてバンコク市内の主立った観光地はほとんど行ったので、何気なくBTSなどの路線図を眺めていると、
BRTの路線が目に入りました。
この路線沿線については地球の歩き方には何の記載もないのですが、この路線図には3っつの寺の名前のバス停がありました。
BRTとは、BasRapidTransitの略で「高速バス」と言われています。
専用バスレーンをバスが走るのです。バンコクでは道路は慢性的渋滞ですから、バス専用レーンなら全く渋滞がありません。
2010年に導入され、16km・12の駅を30分で走ります。駅のシステムも最新が導入され、エスカレーターも設置されています。
専用レーン、最新の駅やホームなどかなりの設備投資が必要な反面、バス一台ですから輸送力の弱点があります。
駅やホームを高架にする必要は全くないので、トルコのトラム・日本の市電のようなホームの方が良いと思います。
引用です。
改札口 運転席
駅は、高架です。
私は、トルコで同じようなバスを乗りました。イスタンブールの郊外を走り、アジア側とヨーロッパ側を結ぶかなり長い路線でした。
トルコでは利用者も多くすごい混雑でしたが、バンコクでは利用者は多くないように感じました。
この路線は、道路の渋滞があまりひどくないことと運賃の高さも関係しているかもしれません。
BTSと同じ料金システムでラビットカードも使えますが、BTSはすでにすっかり市民の足になっていますが、
BRTはまだまだのようです。
バンコクは道路が広いので、広い道路ではすべてバス専用レーンを設け、連結出来て輸送力があるトラムも有効と思います。
BTSのチャンノンシー駅とBRTのサートーン駅は連結されています。
ワット・ダーン(丹寺)駅を降りるしばらく歩くとダーン寺があります。大きなお寺です。
この駅に戻りしばらく待つとバスが来ました。次の駅、ワット・パリワート駅で降りると比哇寺は目の前です。
川に面していました。
次の花寺(ワット・ドークマイ)は、ワット・ドークマイ駅の目の前に花寺があります。
位牌堂・お墓です。
特別花が多いわけではありませんでしたが、境内の花を撮りました。
花寺駅に戻るとバスがすぐ来たので飛び乗ったらサートーン行きでした。つまり逆の方向でした。
私はBRTの終点まで行って、そこでBSTに乗り換えようと思っていたので、次の駅で降りて反対側のホームでバスを待っていると、
女性ガードマンが私に話しかけてきました。
私は、方向を間違えたと言ったのですが通じなかったようで、彼女は英語が出来る職員を呼びました。
私は、バスの進行方向を間違えたと言ったのですがなかなか通じなく、反対側のバスでサートーンに行った方が良いと言うのです。
何回か言って、外国人観光客が言っている「変なこと」をやっとわかってくれました。
彼女たちは、おそらく私を不審者扱いしたのではなく親切心から言ってくれたのだと思いますが…。
バンコクでは、BTSもBRTもメトロ(MRT)も各ホームにガードマンが居て事故が起きないように見守っていますし、
改札口にはセキュリティが居て大きな荷物(リュック)などのチェックもします。
とにかく無事にホテルに着いたのは12時を少し過ぎていました。
ホテル近くのお店でヌードルを食べ、昼寝を40分ほどしてお土産を買いにうろうろしました。
結局、コンビニでグリコのタイバージョンポッキィ(シャリンプ味・トムヤムクン味・スパイシーBBQ味、14B)、
家族にはファミリーマート特製ペチャブーン県産のタマリンドのドライフルーツにしました。
安い上にかさばらないしちょっと変わって珍しいからおもしろいだろうと選びました。
コンビニでジョニ赤のポケットウイスキーを買おうとしたのですが、、「アフターファイブ」と言います。
コンビニでお酒を売ることが出来るのは、「5時以降」とのことでした。
ホテルの周辺を少し散策し、ホテルの駅の次の駅のパヤータイ駅のスアン・パッカート宮殿まで歩きました。
着いたのは4時を過ぎていて、開場は4時まででしたので入ることは出来ませんでしたので、帰りました。
町の風景 ソンテオ(地方に多い乗り合い小型バス)
ほんのわずかな隙間があれば割り込もうとするバイクタクシー トゥクトゥク
コインランドリーがありました。
スポーツジム
ホテルに向かうといつも渋滞の道路に車の影がありません。警官が車の進入を禁じていました。VIPでも通ったのでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
14日 最終日 チャイナタウンの三つの市場・通り
午前、チャイナタウンの三つの市場・通りを歩きました。
ホテル近くでバイクタクシーを頼んだら二人に断られました。理由は遠いからです。朝はきっと通勤通学で稼ぎ時なのかもしれません。
私は、ホテルのレセプションで三つの場所の地名をタイ語で書いてもらいました。
3人目は、橋を越えるから150Bと言います。頼みました。食料品などの問屋街とマーケットであるイサラーヌパープ通りを
頼んだのですが、彼は詳しい地点を知らなかったのです。私は、チャイナタウンときちんと説明し、地図を示したのにです。
彼は、チャイナタウンを通り越し橋も渡りました。トゥクトゥク仲間に聞いてもわかりませんでした。
最後はバイクタクシーの地元の外人の客に聞いて居ました。私が英語で場所を説明し、彼がタイ語で説明したようです。
中華街の大きなグランドチャイナホテルの前にやっとの事で到着しました。
私は、ここチャイナタウンは3度目ですが、道はよくわかりません。そこでグランドチャイナホテルをランドマークにしました。
居場所がわからなくなった時は、ここに戻り、トイレを借り、再出発という具合です。
彼は、苦笑しながら200Bを要求しましたが、私はやんわり断りました。
私は、地元の人に聞いても「あっち」としか言いません。この通り、入り口は2mも無い本当に狭い路地でしたので、
バイクタクシードライバーがわからなかったとしても仕方ありませんが…。
イサラーヌパープ通り 野菜、果物、総菜、乾物などの食料品が多いです。迷路のような路地が碁盤目状になっています。
私は、路地をなるべく曲がらず、曲がった時は途中から引き返すようにしました。
サムペン・レーン おもちゃなどの問屋街です。この通りもなかなか見つかりませんでした。
狭い小さい路地です。おもしろい商品を扱っていて見飽きません。
時計やアクセサリーが10Bとか30Bで売られて居るのですから、おそらくまがい物なのでしょう。
私は、孫に12個の髪をとめるピンを15Bで買いました。
入り口にスリに注意の注意書きがありましたが、そんな気配・おそれは全く感じませんでした。
すごい人混みですが、ちょっとでもふれあうとお互い「すいません」とお辞儀が返ってきます。
他方、店の売り子というと、何か食べているかスマホ、立ち止まって見ても声は掛けられないので気が楽です。
こんな狭い路地を自転車やバイクや手押し車も行き交います。また、多くの人がスマホをし、食べています。
三つ目のパーフラット市場は、すぐわかりました。メモを見せると真っ直ぐ行った所でしたから。
服飾関係の布やアクセサリーの市場で、インド系住民が多い街です。これまでとは違って高級感があるのですが、
「撮影禁」があちこちに。高級サリーは肖像権があると言いたいのでしょうか。ちょっと違和感を感じました。
場所がわからずうろうろしては、チャイナホテルはショッピングモールになっているので、戻ってトイレを使いました。
11時過ぎになったので、バイクタクシーで帰りました。
昼食後少し昼寝をして予約していたタイマッサージ店に行きました。
ホテルのすぐ近くにマッサージ店はたくさんあるのですが、店員が店の外で客待ちしたり声をかけるので入りづらい雰囲気もあり、
私は旅行代理店のウエンディでクーポンを求めました。2時間全身マッサージ400B+チップ100Bでした。
代理店を介してのメリットは安心・安全です。私は、町中では外から見られるところも多く、衛生面に疑問を感じていましたので、
この店では、とても清潔でした。
私はこれまでホーチミン空港で時間待ちでフットマッサージを受けた以外マッサージを受けた経験は無いのですが、
こんなに気持ちよいものだとは知りませんでした。まさに夢見心地の2時間でした。
タイ式マッサージは足を使っての整体的な力技もあるような気がするのですが、どうなのでしょうか。
2時間後体が軽くなって宙に浮いた感じで帰りました。
ホテルに戻ってびっくり、タクシーに荷物を積んでいました。
食事に出るのも億劫になり、ホテルのルームサービスを頼みました。麺とチャーハンで165B、それほど高い訳ではありません。
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帰国の準備を始めました。。
BTSのラビットカードを解約しました。自動販売機で切符を買うと、料金がわかるので良いのですが、カードは便利です。
コイン専用、札も使える二種類の自動販売機と窓口で切符を購入できます。窓口と札の自動販売機は比較的混んでいます。
デビットカード 当日切符 メトロの切符・トークン
【タイには、たくさんの交通手段があります。】
飛行機、鉄道、大型長距離バス、大型路線バス、ロットウ(ミニバス)、ソンテオ(地方に多い乗り合い小型バス)、トゥクトゥク
(三輪自転車大型・小型)、モーターサイ(=バイクタクシー・モーターサイクル)力車(自転車)、タクシー、バンコクでは、
BTS(=スカイトレイン Bangkok Transportation System)、MRT(=地下鉄 Mas Rapid Transit)、
BRT(=高速バス Bus Rapid Transit)、そして水上交通(チャオプラヤー・エクスプレス・ボート=ルア・ドゥアンと
渡し船[ルア・カーム・ファーク、その他])等々、それぞれ一長一短がありますが、早く・安全・安い・利便性のある公共交通網の
インフラがまだまだ未発達なことは確実です。
バンコク市内では、BTSが一番利便性があり便利ですが、大まかに言うと南北・東西に十文字に2路線があるのですが
環状線がありません。
その他、メトロとエアポートレイルリンクはBTSと接続していますが、かなり独立してあり、チケット・カードの相互利用はありません。
鉄道、バスは驚くほど安く(バンコク-アユタヤ間はなんと18Bでした。)、BTSも安いです。
ロットウ(ミニバス)も2時間乗って150B未満と安いです。
長距離バスは乗りませんでした。
以外に高いのは、トゥクトゥクです。タクシーも乗車拒否があったり、メーター制で無い時は料金交渉が必要であったり、
交通渋滞なので時間がかかることもあります。
バイクタクシーも値段交渉が面倒ですし、少し危険ですが、早いのが何よりのメリットです。
たまり場にいるバイクタクシーより、個人で客待ちしている人の方がふっかけず安かったし運転も上手かったように思います。
小さいバイクより大きいバイクの方が良いです。
スコータイ、チェンマイ、アユタヤではレンタ自転車を借りました。
王宮周辺は一番の観光スポットが集中しているエリアなのですが、市の中心からのアクセスが無いです。
現在メトロの延長工事が進められていますが、個人で行くとなると結構面倒でした。
私たちは日本では、「インターネットの路線検索」で分刻みで行動できますが、バンコクではそうはいきません。
ロットウや地方のソンテオなどは定員かある程度の乗客が集まらないと出発しませんし、BTSもメトロも時刻表はありません。
また水上交通もダイヤはなく、ボートがいつ来るのかわかりません。
いかにその国の事情とはいえ、これらはビジネスや経済生活に直結する問題ですから近い内に解決しなければならない
重要な課題だと私は思います。
--------------------------------------------------
スマホはタイでも大普及しています。BTSの中でも路上でも客待ちの店員も皆スマホに夢中です。
市場でも目の前に客がいても、店員が声をかけることはまれでスマホに夢中です。
乗り物の中で、年寄りに席を譲るなんてことはまずありません。争って座ってスマホに興じています。
これはもう今日では万国共通の現象のようです。タイでは、携帯電話での通話も全くお構いなしです。
しかし、公共交通機関内での飲食は禁じられています。台湾では、罰金規定がありましたが、罰金の有無はわかりません。
欧米系の外人だけは無遠慮に飲んでいましたが…。
ト イ レ
私は、日本の百均で携帯ウオシュレットを買ってきました。水の入ったペットボトルの先につけてペットボトルを押すと水が出ます。
それは全く不要でした。
タイのトイレには、手動ウォシュレットが付いています。簡単に言うとホースの先にノズルが付いていて、レバーを押すと水が出ます。
同じようなものがトルコにもありました。
この手動ウォシュレット便利なのですが、装置が良くないと水が強すぎたり、ホースが固くて操作がうまくいかなかったり、
一番の問題は自分の手に水がかかってしまうことです。事後石けんで手を洗えば良いのですが…。
私は便通の回数が多いのでトイレについては少し心配していましたが全く問題ありませんでした。概ねどこもきれいでした。
大きなお寺には必ずトイレはありますし、町中なら至る所に大きなホテルがあるのでそこを借りればいいですし、
観光地やバスターミナルや鉄道の駅には3~5Bの有料トイレもありました。
しかし、BTSは冷房が効きすぎているのでトイレに行きたくなりましたが、駅にはトイレはありませんでした。
この旅でトイレに困ったことは数回でした。
飲料水事情
タイの水道水は、硬水なので、私たち日本人にはあいません。煮沸すれば問題はありません。
ミネラルウォーターは2㍑10~12Bで安いです。ホテルではペットボトル2本の水が無料ですし、水は全く困りませんでした。
バンコク以外のホテルではバスタブは付いていませんでした。アユタヤではやはりバスタブ付きが良いので300B払って
バスタブ付きにしました。300Bならクリーニングに出した方が安いですが、洗濯するのは下着とシャツとズボンだけですから
毎日しても大した手間ではありません。バスタブ付きだと洗濯が楽です。
今回持ってこなくて困ったものは、裁縫セットでした。いつもの旅なら持ってくるのですがホテルで借りることが出来ると
思ったのですが私が泊まったホテルにはありませんでした。
傘とパスポート入れの糸が切れて修理が必要となったので、コンビニで確か40Bほどで買いました。
足に靴ずれが出来、バンドエイドが足りなくなりました。でもコンビニがたくさんあるので必要なら問題ありません。
日本なら、少しならホテルでもらうことが出来ますが、外国ではわかりません。
日傘は1500円ほどで日本で買って来たのですがすぐに糸がほずれ、骨が折れてしまい、簡易修理して使いました。
こちらで何と80Bで売っていました。
また、割り箸は2膳しか持ってきませんでしたが、携帯箸を持ってくるべきでした。アジアだから箸はあるだろうと思っていましたが、
タイではソバ屋以外では箸はなく、フォークとスプーンです。箸はやはり優れもので必需品でした。
ホテルには、歯ブラシ、カミソリはありませんでした。
もってくれば良かったもう一つはペットボトルケースです。併せて保冷剤も合った方が良かったかも。
またボディローションも必要でした。紙の小皿は4枚持ってきましたがもう少しあった方が良かったかな。
シャツや下着類などの衣服は多すぎました。不要だったのは、ヨガマットでした。
毎日寝る前にストレッチをする計画でヨガマットを持って来たのですが、一度も使わず宝の持ち腐れでした。
ティッシュと塗れティッシュも多く残りました。
エアコンを高めに設定して寝ます。明け方は少し冷えるのでので毛布カバーのカバーだけをはずして使いました。
その他は何も掛けないので腹巻きは必需品でした。
持ってきて良かったのは、ネッククーラーです。水を含ませてその気化熱で温度を下げるもので、格好悪いですが私は愛用しました。
持ってくれば良かった第二は、トートバック風手提げ袋です。
外に出る時、ペットボトル2本は必要です。バッグに入れて持ち運ぶととても疲れます。
肩掛けバックにはペットボトル1本と、財布とかセンスとか地図やティッシュなどで、日傘や帽子や冷房対策用シャツなどは
手提げ袋に入れの方が楽です。リュックサックは背中が熱くてだめです。
私はバンコクに入ってしばらくしてビニール袋を使いました。
肩掛けバッグに日傘・帽子・ネッククーラー・ビニール袋とかなり怪しい格好ですが、人の目を気にしてはおられません。
足元は、靴下をはいてひも付きサンダルです。靴下をはかないとマメが出来てしまうからです。
付け足し
タイの今年の冬は異常な高温だったそうです。連日、多分33℃以上だったと思います。
私は、ツアー以外の日はホテルで30分以上の昼寝をし、暑い盛り外出は控えました。
これは大正解で、疲れ切ると言うことはありませんでした。
出かける前と帰国後の体重の変化はありませんでした。
今回の旅で感じたことは、旅は"気力"だな、です。面倒だと思えば、情報収集や準備など全てが億劫になってしまうでしょう。
その"意欲・気力"を保持するための「健康維持」もやはり"意欲・気力"が必要不可欠です。
一日15~20万歩を日常経験していなければ、旅先で特別には出来ません。やはり普段から歩くことは大事ですね。
【使ったお金】
・ホテル代:\107,000、・飛行機代[東京→バンコク→チェンマイ→バンコク→東京]:\68,590、
・現地ツアー代など:\53,000、・現金[\67,000]、・保険:\11,690、・その他[スカイライナーや現地カード支払いデビットカード代など]:\4,000
・計約:\311,000 【タイの旅終わり】