風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

スペインの旅、クエンカ

2011年05月31日 | 海外旅行
5月31日、今日はクエンカという町に行った。
断崖に建つ「宙づりの家」を見るのが目的です。
電車賃は、往復60ユーロ位かかりました。
さて、これが高いのか、やすいのか。
カメラにフラッシュメモリーを入れ忘れてしまいました。
内蔵メモリーでどの位とれるのかは初めての経験で分からず、多くの写真は撮れませんでした。
カメラとパソコンをつなぐケーブルは持ってこなかったので、オリジナルの写真は提供できないので、
NHKの写真を引用します。

ご覧のように、決して宙に浮いているわけではありません。

クエンカへの行き方は、バス・ローカル電車・特急(日本の新幹線のような物)があるが、それぞれ一長一短、
でも、切符を買う時は、そんなことは分からず、特急を買いました。
ローカルの駅と、特急の駅は全く違うところにあるのです。
そんなことは分からず、駅を降りると、目の前にバスが止まっているのでそれに乗り、降りた。
そこが、旧市街地の入り口と思って、住民にインフォを聞くが、英語は全く通じない。
でも、聞かれた住民としても困ってしまうのは当然、そこはまだ新市街地なのでした。
旧市街地まではそこから歩いて30分ほどですから、教えたくても教えられないのです。
右往左往しているうちに、あるホテルでインフォを聞き、やっとたどり着き、地図などをもらいました。
そこの彼女の情報提供はまことに完璧で、見所を地図に書き込んでくれました。
2時間もすると観光は終わりました。
でも電車の時間まではだいぶ時間があるので、公園のベンチで昼寝をしました。

道の途中で、鼻血を出している男性がいるので、ティッシュをあげました。
いろいろあった一日でした。
【地球の歩き方の情報提供は、きわめて不十分で、結局役に立たなかった。でも、これもまた「旅」なのかも知れない。】

スペインの旅、マドリッド5

2011年05月30日 | 海外旅行
スペインの旅もいよいよ終わりに近づいた。
今日6月4日は、見落としていたマドリッド市内をのんびりと散策した。
ラス・ベンダス闘牛場


ここからのんびり、日本大使館まで歩いた。


付近を散歩し、ホテルに戻り、ランチを食べ、少し休憩してまた出かけた。

土曜の2時半以降は、国立考古学博物館やソフィア王妃芸術センターが無料なので訪れた。
残念ながら、考古学博物館は工事中でほんのごく一部しか展示されていなかった。


考古学博物館の隣は、コロン広場で、コロンブスのアメリカ大陸発見の「発見の庭」モニュメントがある。




その後、先週の土曜に引き続いて再度ソフィア王妃芸術センターを訪れ、ピカソのゲルニカを見た。
私は、芸術や絵画には全く造詣はないのだが、不思議な迫力を持っています。
早めにホテルの戻り、荷物の整理をした。

スペインの旅、マドリッド4

2011年05月30日 | 海外旅行
5月30日、マドリッド市内中心部の地理にもやっと慣れてきた。
地下鉄の駅間は、短いところだと300m位の所もある。
全ての駅にエスカレーターがあるわけでもなく、階段を上り下りしなければならないし、
出口もいろいろあるので、どの出口を選ぶかはほとんど気分次第。
そんなわけで、ちょっとの距離なら地下鉄に乗らずに歩いた方がいいことが多い。

王宮[相変わらず、チケット売り場が分からずうろうろ]


アルムデーナ大聖堂


その後、王立サン・フェルナンド美術アカデミーや国会議事堂の外観を見、ホテルに戻り昼食と昼寝をした。
その後、アトーチャ駅に行って、明日のクエンカ行きの電車のチケットを買った。
たった一枚のチケットを買うのに50分もかかった。
アトーチャ駅[マドリッドの中央駅、そのほかにも近郊駅(アトーチャ・セルカニア駅)、北駅 (チャルマンティン駅)がある]


レティーロ公園
ガラスの城

アルフォンソ12世のモニュメント


日射しは、強いのだが気温は決して高くない。
朝晩はひんやりし、日中は木陰にはいると涼しく、風が吹くとちょっと寒いくらいだ。
ブーツを履いた女性もいれば、毛皮の上着を着た人もいれば、
おっぱい丸見え、へそ出し、ホットパンツ、そしてレギンスだけの女性もいる。
町中でも、地下鉄の中でもキスは平気、手をつないだ女性同士、男性同士もいる。
一方、多くの人が犬を散歩させているが、ウンチは放置、たばこの吸い殻はポイ捨て、と
何でもありなのだが、これらについては、帰国後改めて書きましょう。

スペインの旅、アビラ・セゴビア観光ツアー

2011年05月29日 | 海外旅行
5月29日、今日は現地フリアトラベル社の『世界遺産/アビラ・セゴビア観光ツアー』に参加した。
アビラ・セゴビアは、マドリッドから約100キロの所にある。
アビラの城壁


セゴビアのローマ水道橋


セゴビアのアルカザル[白雪姫の城のモデルになったとか]

アルカザルからの眺望


セゴビアの名物料理は、子豚の肉料理とかで、ランチ付きを申し込んだ。
料理は、正直あまり美味しくなかった。
コロンビア人夫妻、アメリカ人の老人男性二人と相席となり、少し話した。
このツアー、珍しくフリータイムがなかった。(ランチを申し込まないとその時間はフリーとなるが)

このツアーの目玉は、なんと言ってもアビラの城壁とセゴビアのローマ・水道橋である。
水道橋を間近で見ることができるのはそう多くはないと言う。
とにかく圧巻である。

スペインの旅、マドリッド3

2011年05月28日 | 海外旅行
5月28日、今日は地下鉄を使って、マドリッドを散策した。
午前中は、道を間違えてとんでもないところに行ってしまって苦労した。
スペイン広場でサンドイッチなどのランチを食べ、木陰のベンチで少し昼寝したら涼しくて目が覚めた。
これ以降は、きわめて順調であった。
スペイン広場のドンキ・ホーテとロシナンテの像。


スペイン広場・バックはスペインビル


土曜の2時半以降は、無料のソフィア王妃芸術センターに行った。

ピカソの『ゲルニカ』のあるブロックは写真撮影はできないが、後はほとんどできる。
私は、絵画には全く造詣は無いが、ピカソとダリはひと味違うように感じた。


また、草間弥生は高く評価されているのか、かなり広いスペースが割かれて特別展示されていた。

スペインの旅、マドリッド2

2011年05月27日 | 海外旅行
今日は、朝から天気が良くなかった。
だが、雨が降る時は、ホテルの近くだったのでずぶぬれになることは無かった。

王宮[今日は入らず、外観のみ]

王立劇場に向かう、繁華街・アレナル通り


デスカルサス・レアレス修道院とその日本語の観光案内
 
この付近で、また雨が降りそうなので、ホテルに戻った。
1時間ほどすると、小雨になったのでまた出かけた。
夕方6時から8時の閉館まで、プラド美術館は無料なのです。
おそらく半数以上の外人が雨が降っても、傘を差さずにぬれても平気な人がいるんです。
無料なので、長蛇の列かなと思ったがそうでもなく、5分ほどで入った。
日本語のパンフがないので、聞くと「はい」と言って出してくれた。
館内は、写真撮影は禁止。

これで、夜8時です。
ぶらつきながら、レストランを探した。

スペインの旅、マドリッド1

2011年05月26日 | 海外旅行
コルドバ9:54発、マドリッドには予定より少し遅れて12時15分頃着いた。
メトロの回数券を買って、メトロに乗りアントン・マルティン駅で降りるまでは順調だったが、
調べた地図の路地が少し間違っていて分からなかった。
警官に聞いたのだが、分からず、近くにいた人が「100m位先だよ」と教えてくれた。
ホテルの部屋にはバスタブが着いていないので、バスタブ付きの部屋に変えてほしいと頼んだが、無いとのことだった。
荷物もほどくことなく昼食に出かけた。
BARで昼食を取ったが、パンとイカと野菜のサラダのようなものと水で16.75ユーロだった。
ホテルに戻り、荷物をほどき30分程昼寝をして出かけた。
街角で



マヨール広場


プエルタ・デル・ソル(マドリッド自治政府庁前)広場で行われている『より良い社会へ、15M運動』


マドリッドに入る前、電車からは曇っていたが、マドリッドに入ると良い天気になった。
日射しは相変わらず強いが、気温はコルドバ、セビーリャの夏日ほどではなく助かった。
夕方にはすっかり涼しくなった。


スペインの旅、セビーリャ

2011年05月25日 | 海外旅行
今日は、セビーリャに行った。
スペイン広場


黄金の塔


アルカサル内部


カテドラル


セビーリャもゴルドバも32~34度でとても暑かった。
不思議なのは、カテドラル内部である。
外気は、30度を越える暑さなのだが、カテドラル内部はひんやりしていて、長袖が必要である。
セビーリャもゴルドバも鉄道の駅とセントラル・観光地は1~2キロほど離れている。
タクシーは便利で早いのだが、地方ではメーター制ではない。
決して高くはないのだが、バスだと1.2~1.3ユーロ、タクシーだと7~8ユーロ、
面倒だができるだけバスを使うようにしている。

スペインの旅、ゴルドバ2、メスキータ

2011年05月24日 | 海外旅行
5月24日、ゴルドバの日中は今日も30度を越えて暑かった。
それでも朝は涼しく、毛布を掛けて寝ていた。
乾燥しているせいか、木陰に入り風がさぁーと吹くと涼しい。
洗濯物も室内で半日で乾く。
コルドバのメインは、メスキータ。
入り口はたくさんあるが、一番大きな・免罪の門[ここから中庭までは自由に入れる]、中庭から

メスキータ内の円柱の森

グアダルキビル川を挟んで、メスキータの反対側・カラオーラの塔とローマ橋、奥がメスキータ

10時から1時まで、メスキータ周辺を観光し、ホテルの戻ってクーラーのもとで昼食とシエスタ。
3時から夕方まで、散策した。

スペインの旅、コルドバ

2011年05月23日 | 海外旅行
ロンダを10時過ぎの電車電車に乗り、12時過ぎにコルドバに着いた。
コルドバに着いて驚いた。
コルドバの町・駅が想像していた以上に大きかったことと、気温の高さであった。
これまで日射しは強かったものの気温はおそらく25度前後だったと思う。
朝晩は涼しく、カーディガンが欲しく、日陰のはいるとひんやりした。
ところが、コルドバは一機に夏真っ盛り、おそらく30度は超えているだろう。
タクシーでホテルに向かい、チェックインはできたが、ベッドメイクなどはまだだったし、
昼食も済んでいなかったので、荷物もそのままに散策した。
BARに入り、冷たいミルクとアップルパイなどのランチの後、散策した。
灯火のキリスト広場

左[旗の]部分が議会、右が教会

コルドバのメイン観光地・メスキータ(夕飯を食べ終えて、現地時間夜の9:30である)

天気予報では、明日も暑いようだ。

スペインの旅、ジブラルタル

2011年05月22日 | 海外旅行
5月22日、ジブラルタルに行った。
ジブラルタルは、地中海で一番狭い海峡だ。
ジブラルタルは、イギリスの海外領地で、イギリス軍が駐屯している。
一方、アフリカのチュニジアの町は、スペインが領有している。
そう、実の奇妙な現象というか、ここだけタイムスリップしたかのように、大航海時代・帝国主義時代が残っているような。
スペインとジブラルタルの国境を越えるには、入国審査=パスポートが必要というのだから、イギリスの大国主義と時代錯誤は健在である。
ロックと言われ、この上からイギリスは大砲で威嚇し続けてきた。

ジブラルタルの飛行場の滑走路。

飛行機が飛ぶときは、滑走路を横切る道路は閉鎖される。


今日は、とてもうれしいことがあった。
アルヘシラスのバスターミナルの売店の女性に、ジブラルタルの国境への行き方を聞いた。
彼女、日本語を勉強しているそうで、美しい東京に是非行きたいと言っていた。
私がバスの中で出発を待っていると、彼女走って来て、御礼の絵はがきとお菓子をくれた。
タウリー山の頂上にロープウエイで登ったが、曇っていてアフリカはもちろん地中海すら見ることはできなかった。
ピースボートでは、ロックを海から眺め、
今回は、ロックから地中海を臨もうと思ったのだがそれはできなかった。

スペインの旅、ロンダ・ヌエバ橋

2011年05月21日 | 海外旅行
今日は、午前中はロンダでまだ見ていないスポットを見て回った。
昼ご飯をホテルで食べ、昼寝を少しして、午後は渓谷の下まで降りて、
ヌエバ橋・ロンダを下から見た。
かなりの汗をかいたが、木陰にはいるとひんやりするので休み休みであった。
結構いい写真が撮れたと思う。




インターネットも通じ、やれやれ・気分すっきりと夕食を取った。
ワイン、グラスワインを2、3杯飲むとボトルより高くなるので、ボトルを頼んだ[8.5ユーロ]。
半分ほど飲んで帰ろうとすると、隣の席のオランダ人、飲まないならくれヨ、と言う。
おもしろいものである。

スペインの旅、グラナダからロンダへ

2011年05月21日 | 海外旅行
5月20日、午前中グラナダの市内を散策。
これまで行かなかったところに川が流れていた。

13:45グラナダ発、特急電車でロンダへ。16:15時間通りロンダに着く。
ホテルまでは徒歩10分ほどのようだが、タクシーを使った。
ポロホテルのレセプッションに、日本人女性がいた。
驚いたような、ホッとしたような。
荷物を整理して、散策に出た。
闘牛場[今は博物館]

ヌエバ橋

インターネットがつながらず、苦労しました。
5月21日になって、日本人スタッフに聞くと入り口ラウンジなら大丈夫でしょうというので、トライしできました。

スペインの旅、マラガ

2011年05月18日 | 海外旅行
マラガに行った。
マラガは、グラナダの南西・80キロほどにあるフェニキア人によって築かれた海岸の町である。
マラガ行きのバスは、グラナダのセントラルから西にバスで20分ほどのバスターミナルから出る。
バスは1時間おきに出ていて、私は11時発のバスのチケットを昨日買ったのだが、失敗であった。
自動車専用道路[料金は必要ないが、制限速度100キロなので高速道路なのだろう]で2時間するとマラガに着く。
これほど時間がかかるのは、停留所に止まるためで、その時一度一般道に出るから。
マラガ市はとても大きな町で、私の計画通り歩くと帰りの16時発のバスにとても間に合いそうもないのだ。
マラガのバスターミナルから、市中心部まではかなり距離があるので、思い切ってタクシーで、
最初の目的地、ヒブラルファロ城に行った[8ユーロ]。そこからの眺望。

中央の円形は闘牛場。

きれいな景色を見ながら、用意していったサンドイッチや飲み物で昼食。
城はかなりの坂の上にあるが、ここからは下りとなるので、歩いた。
15分ほど下ると市の中心部に出る。
ローマ遺跡の残るアルカサバ。

この後、ピカソ美術館に行こうと思ったのだが場所が全く分からず、3人に聞いてやっとたどり着いた。
当初の予定では、中に入り、またピカソの生家や人形の家博物館なども訪れる予定だったのだが、
時間が全くないのであきらめ、大急ぎでカテドラルに行った。


10時発のバス、帰りは17時のバスにした方が良かったかもしれない。
途中何度か、雨が降られたが、テレビの天気予報が雨模様だったのでカサを持って出たので正解であった。
帰りのバスは、2ユーロほど高い、いわば特急バス、ゆったりシートで、水とビスケットのおまけが付いてきた。

スペインの旅、アルハンブラ宮殿

2011年05月17日 | 海外旅行
今日は、アルハンブラ宮殿だけを観光した。
【全体像は、入場してしまうと見ることはできない。】
昨日全体像を移したサン・ニコラス展望台が見えた。


ハイシーズン時のアルハンブラ宮殿チケットは、当日では買えないこともある、
と言うので、インターネットで予約しておいた。
おもしろいシステムで、申し込み時にすでに代金は支払われているのだが、
当日、ATMみたいな機械にクレジットカードを入れると、チケットが出てくる、と言うもの。
予約金1ユーロが必要だが、申し込んでおいた方が良い。
ナスレ朝宮殿は、申し込み時に入場時間を指定する。その時間以外は入れない。
混んでいるときは、時間になっても待たされる。
一定の人数しか入れない、と言う方針のようだ。
私は9時半入場にした。だがもうかなり並んでいた。


 


宮殿とは言うが、ほとんど要塞である。
遺跡は残っているが、イスタンブールのトプカプ宮殿のような宝物殿はない。
レコンキスタ運動・スペインのイサベル女王が全て略奪したのだろう。
以降、スペインは大航海時代、帝国主義国家として略奪しまくる。