8月20日『アーティスト』を見ました。
第84回(2011年)アカデミー作品賞・主演男優賞・衣装デザイン賞・作曲賞を受賞したというのですが、
何とも退屈で安っぽい映画でがっかりでした。
ストーリーは単純、何の工夫もおもしろみもない、子どもだましの恋愛映画でした。
舞台はサイレントからトーキーへの移行期の1920年代末のハリウッド。
サイレント映画のスター、バレンタインは無声映画に固執し、落ちぶれていく一方、
彼が見染めたミラーはトーキーのスターダムを上り詰めていきます。
彼女が、彼を影で応援、支える「美談」話は、ノスタルジックそのもの。
バレンタインのトーキー復帰の起死回生策は"タップダンス"、何ともおざなりでした。
こんな物で人々は映画を見には行きませんよ。
タケシの座頭市をパクったのでしょうか。
フランス映画として初の米アカデミー作品賞受賞作となったそうですが、
フランスがハリウッドを舞台にした映画で、媚びを売って得た受賞とは言い過ぎでしょうか。
チャップリンは、サイレントからトーキーへの転換を見事に成し遂げました。この映画とは横綱と幕下の感じです。
アメリカのアカデミー賞は本当にいい加減なものです。
映の『幕末太陽傳』はテレビで見たので、見ないで帰りました。
暑い残暑でした。この日、銀座でオリンピックメダリストのパレードがあり、50万人が集まったそうです。
これと同じ位の人々が、反原発で集まって!と思ったものです。 【8月20日鑑賞】
第84回(2011年)アカデミー作品賞・主演男優賞・衣装デザイン賞・作曲賞を受賞したというのですが、
何とも退屈で安っぽい映画でがっかりでした。
ストーリーは単純、何の工夫もおもしろみもない、子どもだましの恋愛映画でした。
舞台はサイレントからトーキーへの移行期の1920年代末のハリウッド。
サイレント映画のスター、バレンタインは無声映画に固執し、落ちぶれていく一方、
彼が見染めたミラーはトーキーのスターダムを上り詰めていきます。
彼女が、彼を影で応援、支える「美談」話は、ノスタルジックそのもの。
バレンタインのトーキー復帰の起死回生策は"タップダンス"、何ともおざなりでした。
こんな物で人々は映画を見には行きませんよ。
タケシの座頭市をパクったのでしょうか。
フランス映画として初の米アカデミー作品賞受賞作となったそうですが、
フランスがハリウッドを舞台にした映画で、媚びを売って得た受賞とは言い過ぎでしょうか。
チャップリンは、サイレントからトーキーへの転換を見事に成し遂げました。この映画とは横綱と幕下の感じです。
アメリカのアカデミー賞は本当にいい加減なものです。
映の『幕末太陽傳』はテレビで見たので、見ないで帰りました。
暑い残暑でした。この日、銀座でオリンピックメダリストのパレードがあり、50万人が集まったそうです。
これと同じ位の人々が、反原発で集まって!と思ったものです。 【8月20日鑑賞】