風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

映画/ハクソー・リッジ,Hacksaw Ridge

2017年10月19日 | 映画


楽しめる映画ですが、決して佳作とは言えません。
ハクソーリッジとは、沖縄の激戦地浦添市の前田高地の崖をアメリカが「鋸状の絶壁」と言うような
意味のHacksaw Ridegeと名付けたそうです。









映画前半は、主人公の青年エズモンド・ドスの生い立ちと青春時代をしっとりと描き、
後半はこれでもかこれでもかと戦争シーンが続きます。
ものすごい音と死体やけが人の悲惨なシーンが延々と続き、映画の最後は取り憑かれたように
傷ついた兵士を助けるこの映画の主人公の「英雄的」活躍が描かれます。
彼は、キリスト教の厳格な一派の信者で、菜食主義と武器を手にしないという良心的兵役拒否者です。
その彼が、衛生兵であっても軍隊に志願した理由や根拠の説明はほとんど無く説得性はありません。
彼は当然、軍隊内で猛烈ないじめを受けますが、紆余曲折を経て、沖縄戦に派遣されます。
アメリカでは、このような「非国民」が兵士として許容されることは私には、一種の驚きです。
彼は、命令に従わないと言うことで軍法会議にかけられるのですが、「縁故」事情で無罪となります。
ギブソンのこの映画の良いところは、アメリカ的英雄主義や愛国主義という「絶対精神のアメリカ」や、
戦争は残酷で反対だと言うことを主張するのでは全くありません。
「臆病者」が「一番の勇者」だったと言うことです。

メル・ギブソンは、昔から私生活でかなり問題があったようで、特にキリストの最後を描いた
『パッション』(2004年)以後、私生活のゴシップでハリウッドで干されていたようですが、
彼の故郷のオーストラリア(生まれはアメリカですが、家族の移住でこの地でし育った)との
合併のこの映画で復活したようです。
しゃれたヨーロッパ映画なら過激な戦争シーンなど皆無に描けると思うのですが、アメリカ映画ですから、
戦闘シーンの「リアルさ」をウリにするのですが、かえって逆に全くリアリティーがないのです。
手足が吹き飛んだり、内臓が飛び散ったり、人肉をネズミが食べる多くのシーンは一見すると
リアリズムのようですが、わざとらしい演出が延々と続くと、リアリティーなくなるから不思議です。
彼の作品、スコットランドの独立のために戦った実在の人物ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた
『ブレイブハート』(映画)も全くそうでした。
おそらく彼の意図はリアリズムなのでしょうが、現実離れしたあまりにも無敵で強すぎる英雄や
過激な戦闘は前述したとおり、滑稽なほどで全く作り物・想像の世界となってしまうのです。
逆説的に言えば、グロテスクでホラー的過激な映像は、これはリアリティではなくあくまで作り物なんだよ、
と言っているように私にへ思えるのです。
ギブソンのこの映画のもう一つの優れているのは日本兵だけを悪者や残虐者にすること無く、
アメリカも火炎放射器を使って、日本兵を焼き尽くすなどの残虐性をかなり平等に表していることです。
つくづく時代の流れを感じます。
多くのアメリカ映画では、日本と日本軍は悪者だけで、残虐性この上なく、馬鹿者がほとんどでしたから。
この映画はエンターテイメントとしてはおもしろいけど決して佳作とは言えません。
この風変わりの青年の生い立ちや内面をしっとりと静かに穏やかに描くヨーロッパ風の映画だったら
どれだけ良いのになぁと思いました。
でも、それだとハリウッドでは全く、無視されてしまうかもしれませんが……。
何より、139分は長すぎです。                     【10.16】

大人の事情

2017年10月16日 | 映画


イタリアのロマンティックコメディ映画というので期待したのですが、落胆でした。
4人の男友達とそのパートナー達が食事会をします。
冒頭、イヤミと意味のない全くつまらない会話が延々と続くのです。
それもほとんどの人がかなりヒステリックなのです。
みんなでかかってきた電話やメールを見せ合うと言うゲームになります。
その後の展開は、ほとんど予想通りで、ストーリーに何の工夫も驚きも、おもしろさもありません。
お互い四角関係や、複数と関係を持ってしっちゃかめっちゃかなられ、どれだけおもしろかかったでしょう。
社会批判や文明批判もないのです。
その日は皆既月食の晩であったと言うことで、何事もなかったようにすべてが水に流されるという結末も
全く詰まりませんでした。              【10月9日】


映画/午後8時の訪問者

2017年10月11日 | 映画

秀作です。サスペンス映画です。
監督は、ベルギー出身のダルデンヌ兄弟、舞台はベルギーの工業地帯リエージュ近郊の落ち着いた町。



診療時間を過ぎた午後8時過ぎ、診療所の呼び鈴が鳴ります。
年老いた医師に頼まれて小さな診療所を切り盛りしている若き女医ジェニーは、有能な医師で、
大きな病院への栄転が決まり、そのときちょうどその歓迎パーティーへの誘いの電話を受けていました。
彼女は、診療時間が過ぎていたので、扉を開けずにパーティーに出かけました。
翌日、診療所に近い川のほとりで身元不明の黒人少女の遺体が見つかりました。
前夜に助けを求めて診療所の呼び鈴を鳴らした少女でした。
診療時間を過ぎていたのですから、彼女は責められるものではありません。
ジェニーは、少女が、名がわからないまま無縁仏としてこの見知らぬ土地で葬られるのが耐えらません。
「もし、私が扉を開けていれば…」と、彼女は自責の念に駆られ、少女の身元を調べ始めます。
彼女は、決して真犯人捜しではなく、彼女の名前を知り、家族に知らせ、墓標に名を記したいだけなのですが、
真実を恐れる人々が、事実を隠し、彼女を脅迫し、まさに‘サスペンス’です。
しかし、この映画の共感・素晴らしさは、サスペンスの筋書きや謎解きではなく、今ヨーロッパを席巻している
「移民排斥」など今日のヨーロッパ社会の問題を浮き彫りにしていることです。
この少女が、白人であったら、警察はもっと徹底的捜査をするはずです。
彼女がアフリカ系移民の娼婦であったことから、捜査は進展せず、うやむやになりそうです。
映画の冒頭のシーンは、現代ヨーロッパの社会を象徴しているように私には思えます。
診療所の扉は、ヨーロッパ社会への扉と同義です。その扉は、不法移民や貧しい娼婦達には閉ざされているのです。
また、映画は医療を巡るヨーロッパの事情と上昇志向する人々の葛藤の問題も見え隠れします。
大きな病院への栄転は、社会的ステータスの上昇であり、目標であり、あこがれでもあります。
町の小さな診療所は、真夜中でも玄関のベルが鳴らされ、病院に通えない人には往診もします。
ジェニーは、決して「赤ひげ」医者を目指しているのではありませんが、
この事件を契機に、恵まれた栄転を止めて、庶民に寄り添う医者を目指そうとします。
普通の映画では、場面が変わるごとに服装・ファッションが変わるのですが、彼女の服装は、
ブルーと赤のティシャツとありふれたコートだけ、アパートも質素で、普通の庶民の生活です。
そして、ついに彼女は、診療所に住み込んでしまいます。
映画の最後、亡くなった少女の死の真実が明らかにされます。
そして、彼女の姉が、ジェニーの診療所を訪れ、ジェニーにハグを求めます。
とても素敵なシーンでした。
ジェニーを演じるアデル・エネルは、まだ幼顔が残り、化粧っ気もない素顔で登場します。
彼女の大げさでない控えめの演技が素敵で、今後の活躍が予感されます。

ダルデンヌ兄弟を私はよく知りませんでしたが、『少年と自転車』(私のブログ) の楽しい映画もあります。
社会派・ダルデンヌ兄弟面目躍如、快なり、です。
原題は、「未知の女の子」でしょうか。       【10.9鑑賞】

映画/未来よ こんにちは

2017年10月09日 | 映画


原題のL'Avenir は「未来」と言う意味のようです。
主演のイザベル・ユペールさんはフランスの大女優だそうですが、私は良く知りません。
『アスファルト』(私のブログ)という、ちょっとおもしろいフランス映画に出ていました。 
「未来よ こんにちは」では40代後半の役のようですが、64歳だそうでかなり年寄りに見えました。
彼女も夫も高校の哲学の教員で、結婚25年を迎えたある日、夫は好きな女性ができたと家を出ていきます。
しかし、彼女は落ち込まず、悲嘆もせず、前を向きます。
彼女のこの穏やかでしなやかさ、潔さがこの映画の魅力です。
痴呆症の兆しを持つ母親は、施設であっけなく死に、娘と息子は独立し家を出ています。
一人残されたような彼女には、自慢の教え子がおり、そして娘に赤ん坊・孫が生まれます。
しかし、それらは日々は彼女の日常の大部分ではありません。
彼女は、まだ現役の教員ですから、取り立てて大きな出来事も起こらなくても日々は過ぎていきます。
映画は、そうした彼女の日常の日々をゆっくり追います。
リタイアした私には、私を拘束する仕事や絶対しなくてはならないことは今はありません。
日々、死に向かっているのですが、取り立てての慌ただしさ、寂しさはありませんし、退屈もしていません。
毎日の生活を慌ただしくではなく、のんびりと結構楽しんでいます。
映画に戻ります。
哲学上の命題や、問題が何回か出されるのですが、場面がすぐ変わってしまってしまい、
私がゆっくり考えるいとまが全くないのです。
それはこの映画のテーマではないのですが、これらのシーンに、3分、5分と割いてほしかったです。
それらのテーマは彼女の心情と関係があったのかなかったのか、私には振り返ってもわからないのですが、
彼女とそして私たちにそのテーマをつなげたり、私たちの「人生」や、ちょっとした哲学的テーマについて思索を
巡らせることができるのにです。
ほかの場面では、情緒的で冗舌すぎるゆっくりした画面が多いのに、こうした刺激的なシーンでは逆に慌ただしいのです。
この映画最大の失敗でした。    【9月25日】
 

高幡不動、大國霊神社を巡る 2017.10.5

2017年10月06日 | ウォーキング
高幡不動不動堂

10月5日、旅行に備えてウォーキングの訓練をしました。
京王線沿線の高幡不動と府中の大國霊神社周辺を散策しました。


高幡不動駅



高幡不動尊・金剛寺(真言宗智山派) 仁王門
 
不動堂
 
 
奥殿(寺宝展)
  

上杉憲顕の墳
 
文永の板碑・大観音                 大日堂山門
 
大日堂玄関                    大日堂
 
大日如来像                    勝五郎(藤蔵)の墓
 
鐘楼                       お鼻井戸
  
八十八巡り                    聖天堂
 
大師堂
 
五輪塔                      五重塔
 
五重塔内
 
                         土方歳三像
 
弁天堂                      虚空像院
 
五重塔地下・千体地蔵ほか
 
  
 
 

参道で                      若宮愛宕神社
 
電車で、高幡不動駅から次の百草園(もぐさえん)駅へ

真照寺・真言宗智山派
 
大宮神社
 
ここから、百草園に向かったのですが、山道で道がわからず、迷ってしまいました。やっと人が来て聞きました。

百草園・300円でしたが入りませんでした。
 
若山牧水の碑がありました。             百草八幡宮
 
小島善太郎(日本画家)記念館             百草観音
 
小さなお堂の中に観音像がありました。
 
百草園駅から多磨霊園駅に京王線で向かいました。

東郷寺・日蓮宗の壮大な山門、黒澤明さんの「羅生門」のモデルになったそうです。東郷平八郎の別荘跡に建立されたそうです。



 
京王線で、分倍河原駅まで戻りました。



分倍河原駅は京王線駅と南部線駅が交差してとてもわかりづらかったです。
 
光明院・真言宗                   高倉塚古墳
 
高安寺・曹洞宗、開基は足利尊氏とのこと
仁王門
 
 
曹洞宗開祖の道元さん               時の鐘
 
本堂                       秀郷稲荷
 
弁慶硯の井戸                   観音堂
 
長福寺・時宗                    花蔵院・真言宗智山派
 
善明寺・天台宗
 
善明寺の庭


大國霊神社
府中歴史館                      宮之咩神社
 
鼓楼
 
 
拝殿                       宝物殿
 
人形流し                      水神社
 
神木                    日吉神社
 
馬頭観音                     馬霊塔
  
                         府中競馬正門前駅
 
普門寺・真言宗智山派
  

安養寺・天台宗                   観音堂
  
安養寺観音堂

妙高院・真言宗智山派
 
妙高院本堂
 
金比羅神社

JR武蔵野線・府中本町駅から帰宅しました。
百草園に行く道で迷って、山道をうろうろし、苦労しました。
今日行った、高幡不動尊、府中の大國霊神社など以前訪れたことがあります。
今回も15kmほど歩いたと思います。腰が少し痛くなりましたが、マメもできず足は痛くなりませんでした。
すっかり秋の気配で、半袖では少し肌寒かったですが、汗もほとんどかかず、快適でした。
東郷寺の山門は大きく、巨大でした。
高幡不動は、子どもの頃母に連れられて何度か訪れたことがあります。
不動信仰、観音信仰は日本ではかなり信仰されているようです。
高幡不動・大國霊神社のブログは、高幡不動・大國霊神社です。
このブログを書いている時、今年度のノーベル文学賞が発表されました。
受賞したカズオ・イシグロさん原作で映画化された『わたしを離さないで』を昔見たことがあることを思い出しました。
そのブログは、映画=Soul Kitcen/ソウル・キッチン、Never Let Me Go/私を離さないでです。
つまらない映画だったという印象しかありません。     【終わり】





川崎大師、川崎宿を歩く 2017.9.29

2017年10月01日 | ウォーキング
大山門
9月29日(金)、残暑も緩るんで来たので、ウォーキングに出かけました。
川崎大師を参拝し、その後東海道・川崎宿を歩きました。
11月下旬、ニュージーランド旅行を計画しているので、長距離を歩けるように予行訓練です。

JR京浜東北線川崎駅で京急大師線に乗り換え(両駅はかなり離れていて、通路でつながっていないようでした。
また案内が不親切でわかりづらかったです。)
川崎大師駅の次、東門前駅で降りました。

明長寺・天台宗
 

川崎大師、正式名称は平間寺(天台宗)と言います。

大山門
 
 

聖徳太子堂
 
大本堂
 
本尊ではありません。
 
経蔵                       天井画
 
 
祈りと平和の蔵                  まり塚
 
八角五重塔
 
遍路大師                      四国八十八カ所巡り
 
道標(1663年)                    中書院(茶室)
 
不動堂                      大本坊入り口
 
種梨偉功碑(長十郎梨)                やすらぎの鐘(手で撞きます)
 
百観音
 
釈尊像                      やすらぎ橋
 
鶴の池                      不動門
  
薬師殿
 
 
薬師殿天井                    宝篋印塔
 
                         馬頭観音堂
 
清浄光院(信徒道場)

……………………………………………………………………………………………………………………………………
若宮八幡宮                    金山神社絵馬殿
 
金山神社                     金山神社は安産祈願だそうです。でも、幼稚園が隣接しています。
 
川崎大師駅から港町までは、京急大師線の電車で行きました。

川崎大師線港町駅 
 
 
かつて日本コロムビア川崎工場があり、駅名も日本コロムビア駅だったそうです。美空ひばりさんの「港町13番地」は有名ですね。
徳泉寺・浄土真宗                   京急八丁畷駅
 
多摩川・六郷の渡し
 
                      宿場の外れ、川沿いはかつて岡場所だったようで、その名残でしょうか。
  
真福寺・真言宗、墓が高いのは川の氾濫に備えてでしょうか。   庚申塔
 
                         本陣跡
 
一行寺・浄土宗
 
                         東海道かわさき宿交流館
 
宗三寺・曹洞宗                   宗三寺瑞光殿
 
                         幸福寺・浄土宗                  
 
久遠寺・浄土宗                   稲毛神社
 
小土呂橋遺構                   12支巡り(大銀杏)
 
  
正岡子規句碑「六郷の橋までくだり春の風」
 
東森稲荷神社
 
大徳寺・浄土宗                   JR川崎駅前経緯度標
 
東芝未来科学館、さて東芝の未来はどうなるのでしょう。 大昔の川崎駅周辺は、うらぶれていました。
川崎駅前の再開発も驚きで、かつての面影は皆無です。東京都心の再開発はまさにバブルそのもの、数年後には、
空きオフィスがあふれ、多くの店が閉店を余儀なくされるのではないでしょうか。
 
ミューザ川崎(コンサートホール)前広場、斜めの建物   教安寺・浄土宗
 
キリスト教団川崎教会               京急八丁畷(はっちょうなわて)駅                      
 

無縁塚                       東海道標
 
熊野神社                      泉念寺・浄土宗
 

市場村一里塚                   妙寿寺・日蓮正宗、真後ろが創価学会のビルで驚きでした。 
  
金剛寺・浄土宗
 
                         鶴見川
 
寺尾稲荷道標
 
鶴見神社                     浅間神社
                
だいぶ、日も落ちてきました。途中少し疲れましたが、計画通り歩き、JR鶴見駅から電車に乗り、帰宅しました。
鶴見駅西側には、曹洞宗大本山の總持寺があります。それは、またの機会に…。
川崎大師は以前にも何回か参拝したことがあります。そのときのブログは【川崎大師を歩く】 です。
今年の夏は、かなり異常な気象でした。長雨がだらだら続き、その後は残暑が厳しかったです。
冒頭に書きましたが、11月下旬、ニュージーランドに旅します。
ニュージーランドは、広く、私の計画では、1ヶ月かけて縦断しますが、鉄道が発達していません。
移動はバスが多く、一都市に長く滞在することもできず、移動に時間をだいぶ取られます。
一日に歩く時間、距離は少ないのですが、やはり、一日12km歩ける脚力はほしいと思っています。
そこで、試しと訓練を兼ねて歩きました。
川崎大師境内は広いです。今回は急がず、ゆっくり参拝しました。
トータルで、おおむね4~5時間、11kmは歩いたのではないでしょうか。
まめもできず、足は痛くならず、腰が少し疲れただけだったので、一安心しました。
日差しは強かったのですが、暑くもなく、木陰に入るとひんやりする天候で、大汗はかかず、快適でした。
写真に撮りませんでしたが、JR川崎駅周辺の再開発もすごいものでした。
巨大なショッピングモールがあり、高層ビルも林立していました。
首都圏の再開発はすさまじいものがあります。
東京オリンピックはさらにその拍車をかけていますが、そのバブルがはじけるのは確実でしょう。
もっとも私はその頃は生きてはいないと思いますが、…。
今こそ、建物や物に金をかけるのではなく、教育、文化にこそ資金とノウハウを投入するべきとだと、私は思います。
東芝未来館は、もっとしゃれたビルかと思ったのですが、普通のビルでした。
ところで東芝の将来はどうなるのでしょう。原発は鬼門だったようです。
まさに、原発はバブルの象徴です。
目先の利益を得ましたが、廃炉と廃炉後には莫大なお金と労力が必要とされます。
京急大師線の鈴木町も驚きました。改札を出ると、味の素の門で、さしずめ「味の素城下町駅」でした。
川崎大師は、平日だったせいか、参拝者はまばらでした。
行きに港町駅を過ぎる時、ホームに「港町13番地」の楽譜が壁に書かれているのに気づきました。
かつてコロンビアレコードがここにあったとは知りませんでした。
久しぶりのウォーキングを充分堪能しました。          【終わり】