風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

第100回ピースボート南半球クルーズに出かけます。

2018年12月24日 | 第100回ピースボート南半球クルーズ
第100回ピースボート南半球クルーズ[2018.12.26~2019.3.31]に出かけます。

今回の特徴は、南半球の西回りで、ウリは南極です。しかし、私は南極訪れは興味が無い上に、料金がべらぼうに
高い上に、船酔い必至の荒れた海を通らなければなりませんので、私は南極クルーズは選びませんでした。
その他ヨーロッパなどの都会では無くアフリカのビクトリアの滝や南米のイグアスの滝、ウユニ塩湖など、
個人ではちょっと訪れるのが易しくない自然豊かなところを訪れます。
それらは、寄港地から離れているので一日ツアーでは行えないので、オーバーランドツアーと言って、
一度船を離れて観光し、次の寄港地へは飛行機を使って合流します。かなりのコスト高ですが仕方ありません。
また、やはり治安の問題があるところが多いので、自由行動では無く、ツアーを申し込みました。
団塊世代が増え、また100回記念と言うことも相まってクルーズはほぼ満席とのことです。
日程は、次の通り



クルーズの良いところは、時差が無いこと、荷物の持ち運びをしないこと、時にはひねもすぼぉーと海を眺め、
トビウオ、イルカやウミガメを時に見ることもできますし、夕焼けや星空を眺めたりすることです。
3食の準備や掃除などの家事をしないこともゆっくりできて、時には良いです。
スマホの普及で艦内はWifiが利用できるようになったようです。
しかし、インターネット利用は安くない有料ですし、そもそも私はスマホを持っていません。
洋上は、衛星回線のため通信速度が極めて遅い上に、電波事情が悪いので途中で遮断されることも多々です。
オーバーランドツアーの時は陸上のホテルに泊まるので、現地発信が可能な時はしますが、
それ以外はネット発信はしない予定です。
5日に一度位寄港するのでその時は少し歩くのですが、日常的には運動不足がクルーズの難点です。
プールはありますが泳ぐほど広くはありませんし、ジムエリアはありますがランニングマシンは3台だけ。
ダンベルはあるので、上半身のウエイトトレーニングは少しできます。
日本ではスポーツジムでストレッチや筋肉トレーニングも学んだので船上で健康維持を試みます。
今回、安いエアロバイクとウォーキングマシンを買いそれを持って行きます。
妻は船酔いするので今回も同行できません。また私は、わがままなので相部屋はイヤなので少し値が
かさみますが、シングル部屋にしました。
有料の英語学習のプログラムは申し込みましたが、その他のダンスや講演やサークル活動などはせず、
その他の行事やアクティビティなどは見るだけでほとんど参加しないつもりです。
大晦日は、中国の厦門、新年は洋上の予定です。
また、読書は欲張らず、塩野七生さんと浜矩子さんの数冊の本だけにします。
鎌田慧さんと高橋和夫さんが講師として一部参加するので彼らのお話は少し聞くつもりです。
5年前には、キャビンにはケトルがありませんでしたが、今回はあるのが良いです。
昨年、古稀を迎え、長い時差は苦手となり、長期旅行はだんだん億劫になってきました。
特に私は時差からくる睡眠不足と真夜中に便意をもよおすのが最大の苦痛です。
ピースボートクルーズは今回で終わりとし、これからはアジアなど近場にしようと思っています。
では、行って来ます。      【終わり】



映画/レディ・バード

2018年12月21日 | 映画


おもしろかったです。ストリーはシンプルで特に特別で新鮮さはありません。でも、素敵な映画でした。
主演のシアーシャ・ローナンがなんともかわいらしいです。ハリウッド女優では珍しい貧乳です。

『フランシス・ハ』などを送り出した女優でもあるグレタ・ガーウィグが脚本、監督です。
主人公の本名は、クリスティンですが、彼女は自らをレディ・バードというニックネームでよびます。
”Ladybird”は「てんとう虫」という意味ですが、その命はとても短いことから、「物事に怯えず前進し人生を
楽しみなさい」との意味が込められているとも言われるそうです。
アメリカ映画では、金持ちか貧しい人々がメインが多いのですが、この映画は父親が失業中、兄はスーパーのレジ、
看護師の母親の稼ぎに依存しているという中流より下の家庭が舞台です。
その他の登場人物には金持ちの親の子どもが登場しますが、いずれも精細が無く非テントウムシです。
彼女と母親は思春期にある、あらゆることに反発・対立・いがみ合っています。
そんな彼女、閉塞な田舎・家を出て、ニューヨークの大学に行きたくて仕方ありません。
そんな彼女が本名のクリスティンと自己紹介するところで映画が終わります。
ニックネームを捨て、家族からもらった名前に復帰するのは、軋轢していた母親との和解を意味しているのでしょう。
『フランシス・ハ』の私のブログは、『フランシス・ハ』です。 【12月17日】




映画/タリーと私の秘密の時間

2018年12月18日 | 映画

ひたすら、シャリーズ・セロンのために作られたと言って良い映画です。

美人女優のシャリーズ・セロンが20数キロも体重を増やして臨んだそうです。

『モンスター』でも、ブスで太った汚れ役のために眉を剃り、体重を増やして臨みました。

ところで、映画としては普通作です。ストーリーに特別な工夫や新鮮さはありません。
でも、彼女が3人の子持ちで育児ノイローゼの女性を演じているのはちょっと不思議です。
そして、だんだん彼女が元の美しさに戻って行くのは良いです。
彼女の「役作り」には賛否両論があるようですが、私は彼女の「意欲」が魅力的で好きです。【12月17日】



蕨駅→浦和駅を歩きました。2018.12.10

2018年12月11日 | ウォーキング

浦和の玉蔵院 浦和で所用があったので、蕨駅から浦和まで歩きました。

観音堂                      御嶽山神社(民家の中でした。)
 
大谷場氷川神社                  ご神木のユリノキと珍しい狛雉
 
宝性寺・真言宗智山派                一行寺・浄土宗
 
調(つき)公園内 慰霊塔               平和の灯
 
運動公園                     水辺の広場
 
調(つき)神社 新本殿               調神社稲荷社(旧本殿)
 
                         金比羅神社
  
調(つき)の名が月と同じ読み、つまりだじゃれで、月の動物と云われる兎が神の使いとのこと
 
寅薬師堂
 
最勝寺・浄土真宗本願寺派

玉蔵院・真言宗豊山派   本堂
  
地蔵堂                      しだれ桜の木
 
玉蔵院山門                     鐘楼
 
10時過ぎに出発しました。寒かったです。新しいウォーキングシューズとリュックを試しました。
約2時間のウォーキングでしたが、腰が少し疲れましたが、靴は問題ありませんでした。
調神社を「つき」と読むとは知りませんでした。月の神が兎で、ヨミが同じという「ダジャレ」でした。 【終わり】

映画/30年後の同窓会

2018年12月01日 | 映画


おもしろかったです。三人の現在は極端に違います。
ストーリーは決して複雑ではなくかなり単純です。
ドクの息子がアフガニスタンで戦死しました。子ども達に文房具を配る活動の途中コーラを買いに
ふと立ち寄った店で「テロ」に遭い、頭を後ろから打たれて死亡しました。
国は、アーリントン墓地に「名誉の戦死者」と鄭重に葬りたいとドクに伝えます。
しかし、彼は「名誉などいらない」と高校の卒業の時の服装で地元に埋葬したいと思うのです。
三人はベトナム戦争でひどく馬鹿げたことを沢山してきました。その最悪は、モルヒネをドラッグ
代わりに使い仲間が傷ついた時、モルヒネを使い古し彼は痛みの中死んでいきました。
そのことが衛生兵だったドクにはトラウマとして残っていたのです。
サルは狂言回しのようでこの上なく下品なのですが、とにかく笑えるのです。
深刻な問題が深淵しているのですが、コメディ作りです。
この映画を、シリアスに描いたら途方もなく退屈だったでしょう。
三人の現在の思いは、かつてのベトナム戦争、イラン、アフガニスタン戦争の痛烈な批判です。
彼らは、ベトナムで死んだ仲間の遺族を訪れます。しかし、自分たちのせいで彼が痛みの中で死んだ
と言う真実を語ることができませんでした。
「嘘も方便」とは言いますが、ドクは息子を名誉の戦死と認め、アーリントン墓地に埋葬します。
サルが最後にドクに言います。「俺の酒場で働かないか」と。
コメディタッチなのに映画館では、笑い声も、クスリともしません。
最近の劇場は、とにかく音を立てず、マナー良く、が過剰なのです。【11月19日】