風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

堀切菖蒲園~お花茶屋~亀有=照寺を歩く

2010年01月30日 | ウォーキング

[1/22]
京成線堀切菖蒲園駅を降りてすぐ、天祖神社がある。
天祖神社                               菖蒲七福神
 

照寺 [浄土真宗]、本堂は二階にあり、参拝を頼むと案内してくれた。
 

堀切菖蒲園[無料]                          冬桜                 紅梅
  

極楽寺                                女人橋関係石材(出産後無くなった妊婦を供養した)  いぼとり地蔵
  

西光寺                                弁財天堂
 

妙源寺                                かわいい名前の"お花茶屋駅"
 

郷土と天門の博物館
 
板碑                  しめ飾り                          ふのり製作
  
                                     ミゼット
 
船や田んぼの様子                         天体望遠鏡
 
銀河系宇宙の模型                         巨大振り子
 

曳舟川親水公園          延命寺
 

上千葉砂原公園
 

蓮光寺                                日蓮聖人像は珍しい   香念寺
  

慈眼寺                                祥雲寺
 

恵明寺                                光明寺
 

香取神社                               親念寺
 

善應寺                                1696年と刻まれた宝篋塔 鐘楼の周囲には16尊者の像
 

墨田延命地蔵尊 [善應寺の手前]                 見性寺
 

長永寺                                亀有駅北口前には両津勘吉像が       電柱にも両さんが
  

葛飾区亀有と言えば、"両津勘吉"。
亀有駅北口を出た所に、小さい像がひっそりという感じでありました。
大きくなく、大げさでないのが良いです。
電信柱にも小旗がありましたが、これもいっぱいという感じでなかったです。
両さんまんじゅうとかがあるかは分かりませんでした。

菖蒲七福神は道ばたにあり、ユニークでした。
堀切菖蒲園はとても手入れが行き届いていました。今の寒さが過ぎると花々が綺麗に咲くのだろうなと予感させます。

"郷土と天門の博物館"は、これを目的にわざわざ行くほどではありませんが、
入場料100円にしてはとても良くできていました。
この種の建物の多くは「飲食ダメ」が多いのですが、ロビーでOKでした。
プラネタリウムはウイークデーは16時からのみ、他の時間は団体だけのようで、別途料金が必要です。
大きく有名な寺社はありません。
照寺は小さなお寺で、本堂らしきが外からは分かりませんでした。
「ご本堂を参拝したいのですが」と告げると、二階に案内してくれました。
浄土真宗のお寺だったので、五木寛之さんの本"親鸞"のお話をし、
「私は浄土真宗の他力本願の考えが一番しっくり来ますが、絶対的帰依にはなれません」というと、
若いお坊さんは、「私も今読んでいます。他力も自力も詰まる所は同じと思います」と言って、
"仏事のしおり"のパンフレットをくれた。
この日は天気予報では晴れで暖かであったが、実際は薄曇りで日陰だと風が少し寒かったが、
若いお坊さんの優しいお言葉に一日良い気分であった。

上千葉砂原公園の隣の"都立農産高校"付属農場、とても綺麗で中に入りたかったほどでした。

~~【以下余録】~~
1月31日~2月3日の間、小旅行をします。しばらくブログの更新はありません。



                                                     



映画二題/私の中のあなた・ドゥーニャとデイジー

2010年01月29日 | ウォーキング

佳作である。
姉のケイトは幼い時から白血病である。
両親は、ケイトへのドナー提供者としての妹・アナを人工授精でうむ。
幼い頃から姉のために「犠牲」になってきたアナは、臓器提供拒否の訴訟を起こす。
弁護を引き受けた弁護士、裁判官、医師らのアナへの真摯な対応は素敵である。
この種のドラマの定石通りこの映画にもいっさい悪人が出てこない、善人ばかりなのはとても嘘っぽいのだが、
ケイトとアナの「うまさ・キュート」はそれに余りある。
ケイトにボーイフレンドが出来、キスして「抗癌剤の味がする」なんて台詞が飛び出す。
キャメロン・ディアスは"チャーリーエンジェル"とは違って化粧気なし、アクション無し、色恋無しの活躍。


特別の映画ではないが、オランダに移住したモロッコ人達の生活・感情・望郷がちょっぴり描かれている。
雨が降ると言う天気予報で映画に出かけた。映画を見ている内に雨が止み、暑い位の気温であった。
[1/28、飯田橋ギンレイ]

映画・二題/尼僧ヨアンナ・パサジェルカ

2010年01月27日 | 映画

1960年代初頭に作られたポーランド映画で、評価は色々あるようだが、私には全くおもしろくなかった。

「パサジェルカ」は監督が制作途中で事故死したため友人達が撮影済みのフィルムとスチール写真をまとめた、という。
結末なし、こんなのあり?、という感じ。

「尼僧ヨアンナ」は、中世キリスト教批判=ナチス・共産主義の暗喩批判と言うが、私にはさっぱり理解出来なかった。
池袋文芸座[1/27]。


中野~沼袋~江古田/百観音明治寺を歩く

2010年01月25日 | ウォーキング


JR中央線中野駅~西武新宿線沼袋駅~西部池袋線江古田駅間を歩いた。[1/24]
中野には昭和58年まで中野刑務所があった。
現在は、法務省矯正研修所と平和の森公園になっている。
1960年代、ベトナム反戦運動で逮捕された労働者学生が中野刑務所・府中刑務所・小菅刑務所(現東京拘置所)に勾留された。
中野刑務所の正門跡が残っている。
刑務所の壁が赤煉瓦なのは、近代=明治時代に作られた歴史性なのだろうか?
中野刑務所・府中刑務所・小菅刑務所、網走刑務所・千葉刑務所も、韓国のソウルの刑務所も赤煉瓦であった。

平和の森公園                            公園内の弥生時代の復原住居
 

実相院                                禅定院
 

百観音明治寺 百観音はフェンスの中に入っていますが、自由に参拝できます。
 

密蔵院                                久成寺
 

貞源寺                                正法寺
 

中野区立歴史民俗資料館 手前は製粉用石臼        漬物用大樽[1.8㍑ビン3~4千本分という]
 

蓮花寺                                水の塔 [給水塔]
 

東福寺                                徳川将軍の狩り場の碑 大蔵院不動明王
  

江古田の森                              唐澤博物館 [個人の博物館、入場料700円・入らなかった]
 

華王寺                                能満寺
 

今回は、哲学堂公園、新井薬師は立ち寄りませんでした。
野方の"水の塔"は「これは素敵、なに?」と思って近づいたら、給水塔でした。
いい写真を撮りたいと周囲を歩いたのですが、建物に邪魔されて上手く撮れませんでした。
百観音明治寺の観音群は素敵です。お勧めです。
歩くのが苦手な人は、新井薬師・哲学堂公園・百観音明治寺をゆっくり楽しむのも良いかもしれません。
今日歩いた所は、とても分かり易く全く迷いませんでした。

亀戸~両国を歩く

2010年01月24日 | ウォーキング
天気予報では良い天気ではなかったが、起きると暖かく出かけた。
場所中の国技館の写真を撮りたかったのでここにした。
総武線・亀戸駅で降り、錦糸町を通り過ぎ、両国まで歩いた。


竪川人道橋 [路面電車の専用橋だったという]         竪川河川敷公園 [上を走るのは京葉高速道路]          
 
自性院                                亀戸中央公園
 

亀戸水神宮                             


常光寺                                寿老堂
  

東覚寺                                弁財天堂
 

亀戸香取神社                            亀戸大根碑       大国主と恵比寿
  

龍光寺                                光明寺
 

善應寺普門院                            毘沙門堂      伊藤左千夫の墓
  
普門院境内に                        龍光寺の近くに梅屋敷跡[梅の名所]
            

亀戸天神社                            境内は一面藤棚が
 
  

長寿禅寺


龍眼寺[別名・萩寺]  本堂       地蔵堂
  
布袋堂                                         本堂脇には庚申塔が
  

法性寺                                柳塚 [落語家・柳家一家の碑]       スカイツリーが目の前に
            

本法院                                龍興院
 
霊性院                                霊山寺
 
徳寿院                                


法恩寺
法恩寺 [太田道灌が開いたお寺という] 本堂は開放されていました。
   
法泉院                                千栄院
 
陽運院                                善行院
 
法恩寺参道 法恩寺の塔頭なのであろうか、手前から善行院・陽運院・千栄院・法泉院、一番奥が法恩寺


横綱町公園
復興記念館                            
 
復興記念館は、関東大震災・東京大空襲の資料の展示館。入場無料、寄せ木の床は素敵です。一見の価値があります。
慰霊堂震災記念堂
 
復興記念館の脇に交番が。この一帯の地名は「横綱」です。   築地本願寺 滋光院
 

旧安田庭園 [中央の建物は両国公会堂]            国技館
 

水上バス乗り場[国技館正面前]                  江戸東京博物館(ご覧のように巨大な建物です)
 

初場所の国技館前の幟旗は色鮮やかで、大混雑です。外人も多く見かけました。
亀戸天神社の藤棚は立派でした。境内一杯の藤の花が一斉に咲いた景色はきっとすごいでしょう。
この一帯の道路は碁盤の目状です。
それは関東大震災・東京大空襲で町が大きく破壊され、復興に際してこのように再生されたためだと思います。
復興記念館はかなり老朽化が進んでいて、寄せ木細工の床はかなりでこぼこしていますが、黒光りして味わいがあります。
不謹慎ですが、展示物を取り除くと昭和初期の映画撮影にぴったしていう感じでした。
入場料は無料です。大きな資料館・博物館ではありませんが、一見の価値はあります。
旧安田庭園に隣接する両国公会堂も味わい深い外観です。
江戸東京博物館・国技館と復興記念館・両国公会堂とは全く違った感じの建物群ですが、
それらが隣接しているのもおもしろいです。
国技館正門前に、“東京水辺ライン・水上バス両国発着場”があり、そこは隅田川です。
隅田川を下ってお台場や浜離宮に行くことが出来ます。


映画・二題/幸せはシャンソニア劇場から・ブロードウェイ♪ブロードウェイ/コーラスラインにかける夢

2010年01月23日 | 映画

楽しい映画でした。
フランス映画独特のしゃれた会話とユーモアな会話なのに周りは、クスリともせず、「名画座」独特の嫌らしい雰囲気でした。
時代は1936年、スペイン人民戦線=ファシズムの拮抗する時代ですが、決してシリアスな映画ではないのにです。


舞台の「コーラスライン」オーデションのドキメンタリー映画、インタビューの会話は速すぎてまるで分からず、
ダンスシーンが多く動きが激しいのに加えて細かすぎるコマ割りがパッパッと目まぐるしく変わるのでとても疲れました。
英語をネイティブとする人にとっては普通のスピードなのだろうが、でもやはり映画としてはそれは失敗だと思います。
私には、オーデションが厳しいと言うことしか残らない感じでした。

飯田橋ギンレイ、1/22。

本駒込・向丘=吉祥寺~田端を歩く

2010年01月22日 | ウォーキング
知人が都立駒込病院に入院した。お見舞いに行った。
午前中少し、本駒込・向丘周辺を散歩した。
王子から地下鉄南北線で本駒込に出、そこから京浜東北線田端駅まで歩いた。
駒込病院は、大きかった。



潮泉寺                                徳性寺
 

龍光寺 [早春賦作詞・吉丸一昌の墓がある]          仙龍寺
 

南谷寺                                目赤不動
 

定泉寺                                一音寺
 

天栄寺                                昔野菜市場があったという  十万寺
  

専西寺                                大林寺
 

真浄寺                                海蔵寺
 

顕本寺                                瑞泰寺
 

常瑞寺                                常松寺 [初代松本幸四郎の墓]
 

清林寺
    

光源寺 [平安時代の甲冑師・明珍本家の墓]          光源寺千手観音  
  

蓮光寺                                養源寺
 

徳源禅院
 

常徳寺
 

養昌寺                                洞泉寺
 

吉祥寺                                三門をくぐった所から、とても広い境内である。
 
                                     経蔵
 
                              二宮尊徳の墓碑      八百屋お七の碑        境内には梅の花が  
   

本駒込・向丘一帯で大きいお寺は吉祥寺だけで、
後のお寺は、大きいとは言えないのだが境内・敷地・墓地は実に広く、ゆったりしているのが特徴だ。


ここからは、翌日、駒込病院からJR田端駅まで歩いた。                   仏心寺
             

与楽寺 [行基作賊除地蔵尊がある=未公開]           阿弥陀堂
  

東覚寺
赤紙仁王尊(自分の具合の悪い体の部分の所を仁王像に貼ると良くなるという信仰)   
  
三門                                  本堂
  
阿弥陀如来       大日如来         鼓翼(はばたき)観音 
  

大久寺                                光明院
 

大龍寺                                萬栄寺
 

田端文士村記念館(田端駅前)


田端駅の西側は高台、東側は低地でJRの広大な車両基地である。
一番線・京浜東北線の線路の前は10m以上の崖で、ホームはとても暗い。
それは私が子どもの頃からの記憶でもある。
この北の先が王子・赤羽で田端と一転、高台の駅である。
昔の赤羽駅はホームの電灯も少なく、駅周辺もやはり暗い駅であった。

母は東北地方の出身であった。
昔、夏休みに母の実家に行く時は夜行列車が多かった。
上野発の夜行列車は発車間際までホームの外で並んで待ち、皆駆け足で電車に乗り込んだ。
とても混んでいて小さい子どもは網棚の上や床で寝た。
暗い田端・赤羽を過ぎると深夜で車窓は一気に闇となり、眠りについた。
郡山あたりで朝となり、蒸気機関車はこの山路をあえぐように上った。

最近、田端駅はエスカレーターなどが付いたり、構内が整備され綺麗になったのだが、
一番線ホームは相変わらず今も昼間でも暗く、私は時々昔を思い出す。
母が死んだ10年以上前に訪れたが、もう一度訪れたい。

鎌倉=光明寺・安国論寺・妙本寺・本覚寺を歩く

2010年01月20日 | ウォーキング

妻の実家に新年の挨拶に行った。途中、妻は鎌倉の美術館、私は鎌倉市内を散歩した。
暖かさを通り越して少し暑い位であった。
バスで、材木座海岸の九品寺まで行き、そこから鎌倉駅まで歩いた。
最初、正覚寺に行く計画だったのだが、道が分からずあちこちうろつき回り、やっとの事で行き着いたのは、違うお寺・海前寺だった。

海前寺                                六角の井戸と言うのがあった                                
 
空の左側が海、右が山でそこを越すと正覚寺と思って、フウフウ言いながら山に登ったのだが正覚寺には行き当たらなかった。
途中、出会った郵便配達人に聞いたのだが「知らない」とつれない返事、仕方なく一回りすると元の所に戻ることができ、
「行き止まり」の看板があるので入らなかった海岸線の道を今度は入り、散歩している人に
正覚寺はどこかと聞くと知らないと言う。が、しばらく行くと正覚寺にたどり着いたのであった。
地元の人も小さな寺の名前などは覚えていないのかもしれないし、説明が面倒なのかもしれない。
これ以降はほとんど順調であった。

正覚寺            この寺から、春のような陽に輝く相模湾が一望できた、左は江ノ島。実際の景色は180度ありそうだ。       
 

光明寺=浄土宗の大本山
総門                                 山門
 
                                     この山門は鎌倉最大と言われる。素朴な作りだが、とても雄大でる。
本堂                                 本尊の阿弥陀如来、右も              如意輪観音
   
本堂は開放され自由に参拝できる。
開山堂                                善導大師[浄土宗・法然上人の先生] 大聖閣                     
  
網引き地蔵尊                            山尊五祖の庭
 
鐘楼 [左は三門]                           蓮乗院 [光明院の向かって右隣]
 
千手院 [光明院の向かって左隣]
 
光明寺はお勧めです。

補陀洛寺                               九品寺
 

実相寺                                向福寺
 

来迎寺                                


長勝寺[日蓮聖人と四天王]                    法華堂
 

安国論寺=日蓮聖人が布教の拠点とした庵があった。
本堂                          
 
法小庵                                                      熊王殿
  
日蓮聖人碑              鐘楼 [山の上にあった]
 
日郎上人御荼毘所                         山の上からの眺望
 

大宝寺                                妙法寺
 

安養院                                北条政子の墓
  

上行寺
 
上行寺薬師堂                                   別願寺
        

常栄寺 [ぼたもち寺]                          
 

妙本寺=比企一族の菩提寺
総門                                  比企幼稚園 [妙本地境内にある]
 
案内板                        方丈門
 
仁王門
  
祖師堂                                本堂
 
蛇苦止堂


本覚寺=身延山から日蓮聖人の遺骨を持ち帰り分骨したという。
仁王門
  
本堂                                  夷子堂
 

教恩寺                                延命寺
 

この後、大仏・長谷寺も行く予定であったが、初っぱなに道に迷って時間をたくさん使い、
エリアは狭いが歩いた距離はかなりなったので、その計画は後日にして義父の家に向かった。
江ノ電は4車両であったが、鎌倉駅で座席はほぼうまった。
江ノ電の利用者が地元の人だけだったら、利用者が少なく廃線となったかもしれないが、
観光客の人気は高く、シーズン中の土日などは改札制限がされるほどの賑わいである。

鎌倉は広いようだが、狭い。南は海で、北は山や丘が急に迫り、平地はまことに少ない。
また、隣の町・藤沢市や逗子市とは山で隔てられている。
だが、気候は温暖で、狭い土地ではあるが地味は豊かで農作物は豊富であり、漁業も盛んであった。

鎌倉は武士の町なので禅宗の寺が多いと思っていたのだが、今日歩いた所では、浄土宗と日蓮宗のお寺が多かった。
鎌倉時代に入ると、真言から法然・日蓮・親鸞らが活躍した新興仏教=仏教の大衆化が始まったと言うことなのだろうか。
光明寺・安国論寺・妙本寺・本覚寺は、大きなお寺である。
特に光明寺の山門は素朴で雄大で、本堂は大きく開かれ、誰一人いない空間でのんびり座すると心が落ち着きます。
自由に参拝できるのはとても素敵です。
妙本寺と安国論寺は山のお寺、本覚寺は町のお寺、光明寺は海のお寺という感じがします。
近いうちにもう一度泊まりがけで来る予定です。

JRの江ノ島・鎌倉フリー切符は2400円、小田急江ノ島フリーパスは1720円[ロマンスカー不使用]、
時間はそれほど違わないのに、我が家はJRを利用する方が多い[両方とも江ノ電乗り放題]。
乗り換えが少ないこと、比較的空いていること、東京駅で総武線を使うか東海道を使うかのゆとりがあることが理由かもしれない。
JRは三通りあって、1.東海道線で大船-横須賀線、2.東京から横須賀線直通、3.湘南新宿線で新宿経由大船-横須賀線、
それぞれ一長一短があって、東海道線が一番便が多く利便性が高い、湘南新宿線は混む、
小田急は新宿から小田急江ノ島線藤沢-江ノ電で鎌倉となる。
次は小田急を使ってみるか。

練馬を歩く

2010年01月18日 | ウォーキング
しばらくの間寒い日が続き家に閉じこもっていた。やっと暖かくなって出かけ、豊島園から練馬にかけて歩いた。
豊島園線は1時間に四本の単線であった。


豊島園の駅を降りると目の前が豊島園である。         練馬区立向山庭園
  
                              向山庭園は、昭和初期浜口内閣の江木鉄道大臣邸だったと言われる。広くはない。

浄土宗 田島山 十一ケ寺 [府中市の誓願寺の塔頭寺院がここに移り独立した]
                仁寿院                                快楽院
  
宗周院                                迎接院
 
仮宿院                                本性院
 
受用院                                得生院
 
称名院                                九品院
 
九品院のソバ食い地蔵                       共同の墓
 
小野蘭山[江戸時代の薬学者]、池永遊雲[書道家]、初代沢村宗十郎などの墓があるという。
林宗院                                林宗院の庭園
 
塔頭(たっちゅう)とは、大寺の山内にある末寺、わき寺のこと。

信行寺                                白山神社の大ケヤキ
 

阿弥陀寺                                了見寺
  

練馬文化センター                          つつじ公園[練馬文化センターの隣]
 

正覚院
 

正覚院の隣は、氷川神社で"金子ゴールデンビール麦発祥の地"と言う。


南蔵院                                本堂
 
焔魔堂
 
薬師堂
 
鐘楼門
 
南蔵院境内は木立が繁り、霜柱が立っていた。

南蔵院は飾り気のない、静かなお寺だった。
鐘楼門・焔魔堂・薬師堂は江戸時代中期・1750年頃のものだという。

首つぎ地蔵[首と体が別々の所にあった地蔵尊が昭和の時代につながったという]
 
八幡神社[首つぎ地蔵の裏手にある]               三本足の猫が鳴きながら近寄ってきた、私は食べ物は持っていなかった。
 

久しぶりの西部池袋線であった。
豊島園には学生時代の体育の授業がここであり何回か来たことがあった。
豊島園遊園地は入ったことがない。最近は温泉が出たというのでちょっと有名になっているらしい。
歩いたのは練馬のほんの一部だが、巨大な目白通りや環七通りが走り、それ以外の道は極端に狭い。
練馬駅はすっかり大きくなっていて、大江戸線が通っていた。
駅前の文化センターが異様に巨大で威圧的だった。                  

宗吾霊堂を歩く & 成田山の屋台

2010年01月10日 | ウォーキング

成田山と宗吾霊堂の参拝に行ったのだが、大失敗であった。成田山はまだ初詣の人で大ラッシュであった。
珍しいと思われる出店・屋台の写真だけ撮って、宗吾霊堂だけ参拝した。

宗吾霊堂
一般的には宗吾霊堂と呼ばれ親しまれているが、正式には「鳴鐘山東勝寺」=別名宗吾霊堂と言う。
徳川四代将軍家綱の時代、佐倉惣五郎は佐倉藩の苛政を将軍に直訴し、惣五郎夫妻は磔に、息子が死罪となった。
その後、彼らがここに葬られ、菩提寺となり、宗吾霊堂と呼ばれ、人々の支持・信仰を得るようになったと言われている。

大山門(仁王門)
 
惣吾郎達の墓                  身代わり地蔵尊    鐘楼(ちょうど正午の鐘を撞いていた)
  
慈願閣                                大本坊
 
薬師堂                                聖天堂
 
宗吾霊堂

虚空菩薩像      大日如来像      不動明王像           霊宝殿
 
板石塔婆(14世紀のもの)                      宗吾一代記館
 
宗吾顕彰碑        奥之院
 
福沢諭吉が発意し作られた。
諭吉は"学問のすすめ"で、「人民ノ権義ヲ主張シ正理ヲ唱テ政府ニ迫リ其命ヲ棄テテ終リヲヨクシ
世界中ニ対シテ恥ジル事ナカル可キ者ハ古来唯一名ノ佐倉宗吾郎ルノミ」と記している、と案内板にあった。

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成 田 山
総門                                   托鉢する僧
  

縁起物の熊手など                      

家紋

お守り入れ

                                    岩塩 


焼き名入れ


成田山名物・鉄砲漬け(漬け物)

                                    干し柿

大判焼き




                                    太鼓   

漢方薬

花林糖作り                              ケバブ


成田山はすごい人出で、歩いていて多くの人とぶつかりました。
お土産屋さんもこの他色々、たくさんありました。甘酒屋、焼き芋やなどもありました。
普通の縁日などの屋台=焼きそば・綿飴・ヨーヨー・射的なども多くはないですがありました。
どのお店も売れているのでしょう、カメラを向けると「どーぞ」でした。
昼時で、ウナギなどの食堂は長蛇の列でした。

成田山も亡き母が訪れていました。
私も連れられて来たような記憶はありますがディデールは全く記憶はありません。

成田山は見応えのある古刹です。後日のんびり来ましょう。
寒いと思ってセーターを着て行きました。
複雑な気候で、風が吹くとセーターを着ていないとちょっと寒く、でも歩くとセーター不要でした。
日暮里から特急電車で1時間、成田空港はさらにその先ですから、やはり遠いです。
豊かな北総大地に空港を持って来たのは大失敗でした。

小岩=善養寺・唐泉寺・宝蔵寺を歩く

2010年01月09日 | ウォーキング

赤線の所をほぼ歩いた。[1/9]
小岩駅で、まず南口・北口を間違え、南口に戻ってからも最初の道を間違えてしまった。
気を取り直し歩いた。

小岩駅改札を出ると横綱栃錦の像があった    雨水を貯めて花に水をやるそうだ 興聖寺
   
栃錦は小岩出身だそうで、善養寺にも同じ像があった。

善養寺
三門  左の碑は、"傘の碑"[江戸時代、小岩は和傘の生産地であった。] 右は、1783年に噴火した浅間山噴火犠牲者供養塔[1795年]
  
                                       本堂と思ったら社務所であった。
仁王門                          仁王像の後ろには、横綱栃錦の像と横綱が安置されていた
     
影向(ようごう)の松=全体が一本の松の木で、樹齢600年と言われる。これはすごい、見応えがあります。

                                    本堂
 
本堂と宝塔                         不動堂                   釈尊聖地土砂宝塔[釈迦の墓の土を祀ってある]
  
四国88霊場巡り                      星降り松(二代目)=右後方は江戸川の堤防、高層ビルが小さく映っている(赤線枠) 横綱山
       
                  一番右の写真=横綱山と言い、栃錦がここで開かれた子ども相撲大会に訪れ、その時の土俵の砂で作ったそうである。

東養寺[善養寺の手前にある]          江戸川
    

十念寺                          みぬぐい地蔵                正真寺 
  

唐泉寺=江戸川不動尊 [よみがえり不動尊]、[がん・ぼけ封じといわれる]
  
先代の和尚はガンと診断されたが、その後も元気に活躍し、まさに「よみがえり」、
以前にも増してガン封じの寺と言われるようになったと言う。

大珠院                         浄光院                           専念院
  

宝蔵院 雨乞い、賽乃河原の寺と言われる。
本堂                           薬師堂
 
賽乃原、石仏群 [各所で無縁となった石仏を引き取り、ここに安置した]

                           再建された鐘楼          右は、そのいきさつを井上靖さんが筆にした碑
     
「無縁石仏を引き取って」とあったので、優しい住職さんと思い、井上靖さんの碑の名前を住職に聞いた。
「特に名称はないです」と丁寧に言われ、「彼岸花の頃(9月中旬)が美しいのでまた来て下さい」と言われた。

善養寺は、予想外の大きさで驚きました。境内にはモニュメントも多くありその説明も親切でした。
影向の松は一見の価値ある見事な松でした。
宝蔵院は、しっとりと落ち着いたお寺でお薦めです。
訪れたお寺は少なかったですが、かなり歩きました。
風は少し冷たかったですが、寒くなく暖かでした。

釣りバカ日誌ファイナル

2010年01月08日 | 映画

スーさんが死んで、このシリーズが終了?

三途の川で、ゴールドカードは持っているが、現金・渡し銭の六文銭がないスーさん、
脱衣婆 [伝助]に服を脱がされそうになり、もつれ合っているうちに生き返ってしまう。
このストーリーを考えた人も素敵だけど、引き受けた三國連太郎も素敵ですし、
それ以上にすごいのは、このことを三國に伝えた人ではないでしょうか。
"死"をこのように「あっけらかん」と明るく笑い飛ばすのは良いですねぇ。
残念ながらこの映画の出来はB級以下なのですが、三國が一度死にかけ、
三途の川でうろちょろするだけで、この映画は"良"、と私は思うのです。
若い監督が三國にどう接し、演出したのかを想像するだけで楽しくなります。
出演者にパワーがもう無くなっています。
ファイナルは仕方ないですし、良かったです。
映画の最後に、主立った出演者が挨拶に登場したのもよかったです。
細かいことですが、最後の場面に、伝助の上司=益岡さんが出ていなかったようで残念でした。
佐々木課長役の谷啓は映画には出なかったが、最後の挨拶の場面によろよろしながら顔を出した。
[1/7]

泉岳寺-高輪台を歩く

2010年01月07日 | ウォーキング
昨年末歩ききれなかった「泉岳寺-高輪台」の残りを歩いた。[2010/1/6]


願生寺
本堂                          地蔵堂[羊は珍しい]              牛供養塔    無縁仏供養塔[2761人供養塔]
   
                                      江戸城増改築時に、京都からたくさんの牛を連れて来て重い物を運んだと言う。
門は閉まっていたが、木戸口を開けて入った。
第一京浜から参道を50mほど入った所にある。高層ビルに囲まれ、高い木々に囲まれ薄暗い、不思議な雰囲気です。

ちょっと変わった立地の稲荷神社 [階段を上った二階です。]
手前は第一京浜の大通りで、ビルの後ろが泉岳寺。


泉岳寺
中門                   山門                      巨大な大石良雄像が[5、6mはあろうか]       本堂
   
左端の看板がおもしろい、そうこの学校はこの門をくぐって右奥にあります。
山門の右後方、本堂の後ろに、東海大高輪台高校の看板が見えます。
首洗い井戸[吉良上野介の首を洗ったとか] これも巨大な天野利兵衛碑     義士達の墓
   
浅野内匠頭墓            大石良雄の墓
    
赤穂義士記念館などがあったが入らなかった。

正覚寺                    この一帯は坂が多い。
 

東禅寺
三門 [三門脇に、最初のイギリス公使宿館の碑が]    門から続く参道は木々が襲ってくる感じです。しばらく行くとパァっと開けて本堂と三重の塔が。
 
本堂                           三重の塔
 
都心とは思えない静寂です。誰一人いない境内でおにぎりを食べました。
ここは、お薦めです。

高野山東京別院 [かなり広い境内ですが、木々が無く下はコンクリートで、かなり無機質な感じがします。]
本堂                                              四国88番
  
隣はキリスト教教会でした。   明治学院大学キャンパス                      円福寺   [心源寺は場所がわからなかった。]
    

光福寺                     地蔵堂          味の素記念館          
    

次の一帯は、高輪台の高台を下り、白金台の高台に向かう桜田通りと目黒通りに挟まれた地域で、
狭い路地、行き止まりなどでなかなか行き着けなかった。
常光寺 [福沢諭吉永眠の地]
 

戒法寺                      本願寺
  

最上寺                      宝蔵寺
 

崇院 [浄土宗・法然]本堂が開放されていて、しばらく休憩しました。         延命地蔵尊
  

清岸寺                         月窓院                      
 

光取寺
 

歩いて目黒通りに出、白金台駅から地下鉄南北線で帰った。
午後になって風が冷たく寒くなって来た。
高野山東京本院と崇院の本堂が開放されており、参拝した。
泉岳寺中門前で、「増上寺への地下鉄での行き方」を聞かれた。
かなりの年配者四人だったので、無条件でタクシーを勧めた。         

江戸川沿い/徳願寺・大雲寺を歩く

2010年01月05日 | ウォーキング
年末・年始は家に閉じこもっていたので、久しぶりに遠出し、たっぷり歩いた。
上野から銀座線で日本橋へ、地下鉄東西線に乗り換え、妙典に着いた。
ここは千葉県である。
この日は、電車に乗らずに全て歩いた。正確言うと、電車は無い。
つまり都心に向かう路線は色々あるのだが、それらを相互には結んでいない、ということである。




清壽寺[ぜんそく封じの加持で有名、十五夜の日一日だけ加持をするという]
本堂                        耳病守護猿            春日神社
  

徳願寺
仁王門                            仁王像の後ろは珍しく大黒天  毘沙門天            経堂
   
焔魔堂                          運慶作閻魔像             観音像
  
本堂
 

常連寺                         妙應寺                       七福神
  

妙頂寺                         長松禅寺                         妙覚寺
   
                             長松禅寺は、山号を塩場山と言い塩田従事者の信仰が厚かったという。

法善寺                        円頓寺
 
            
法泉寺                      夜泣き地蔵尊                      浄閑寺
  

正讃寺                    本久寺                       教信寺  
  

胡緑神社[昔、栃錦が来て相撲を取ったという]       徳蔵寺              清岸寺
   

おかね塚[おかねは遊女の名前]     光林寺                     法伝寺
   

善照寺

        
円明院                        子育て地蔵
 

源心寺


旧江戸川にかかる今井橋の上[千葉と東京の県境で]~右が千葉県、左が東京都
 
  
誠心寺                           圓照寺
 

金蔵寺                       浄興寺
 

大雲寺[役者寺=歌舞伎役者の墓がある] 仁王門 本堂
 
初代市倉羽左衛門墓[右]               松本幸四郎(4~6代)[右]、中村勘三郎(1~13代)[左]らの墓が
 

城立寺               本堂                          鬼子母神
 

今日歩いた千葉県側は、行徳街道という。
江戸時代、この一帯は、波打ち際・塩田であった。
また、水路をつなぐ堀がいくつか作られた。
旧江戸川の水路を使って、或いはこの街道を使って成田山に詣でたと言う。
徳願寺まで来てここで引き返す人も少なからずいたと寺の案内板にあった。
神社・祠もいくつかあった。そのいずれも大きくはなかった。
寺はたくさんあった。徳願寺以外はさほど大きくはないが、広い境内と立派な本堂が多かった。
だが、行徳街道は県道だが二車線の狭い道で、路地に入ると車も通れない道が曲がりくねっていた。
一方、京葉道路、湾岸道路など巨大な高速道路道路が走っている。
ちょっと南に行けば工業地帯・ディズニィランド、東京湾である。
旧江戸川・千葉県と東京都の間を結ぶ橋は少ない。
少し上流に行くと"矢切の渡し"がある。
江戸時代は防衛上から橋を作らず、"渡し"だったのだろうが、現代になっても少ないのはなぜなのだろう。
隅田川・荒川は江戸市内だったのだろう、たくさんの橋が架かっている。

城立寺近くに駅はなく、瑞恵駅まで歩いた。
都営新宿線が出来るまでは瑞恵一帯は不便だったろう。全線開通は昭和の末である。
都営新宿線は、千葉県西の端から東京のほぼ真ん中を通って新宿まで約30分。
だが他路線との乗り継ぎが少し不便で、JR京浜東北線秋葉原の乗り継ぎは一度外に出て、
かなり歩かなければならずその表示も不親切であった。
上着なしでも良いほどの暖かさであった。