11月14日、六日目・最終日は、静岡駅北側の静岡市中心地を歩きました。
まず、ホテルの南にある崇福寺を訪れました。
崇福寺
宝台院(浄土宗)(200円) 西郷の局(家康の側室・二代目秀忠の聖母)の墓
徳川慶喜謹慎の地 キリシタン灯籠 以下本堂内、本尊
お愛とお江の位牌
常光寺(大谷派) 教覚寺(浄土真宗)
善然寺(浄土宗) 感応寺(日蓮宗)
明泉寺(大谷派) 浄国寺(浄土宗)
弘願寺(浄土宗) 長善寺(日蓮宗)
西福寺(浄土宗)
玄忠寺(浄土宗) 福泉寺(大谷派)
神明宮 東本願寺静岡別院(大谷派)
住吉神社
顕光院(曹洞宗)
金座稲荷神社 呉服町
静岡天満宮 奥津彦神社 願勝寺(大谷派)
金剛院 報土寺(浄土宗)
二瀬川神社
静岡深教会 鷹乃森二加番稲荷神社 日本人形館
山田長政像 然正院(曹洞宗)
瑞光寺(曹洞宗)
ヨハン静岡協会
大歳御祖神社 鳥居 神門
拝殿 本殿
八千戈神社
浅間神社 総門 楼門 灯籠
能舞台
大拝殿 本殿
少彦名神社
境内を出るとバスが来たので、静岡駅に戻りました。
前日、金券ショップがで、新幹線の自由席・回数券を5200円(指定席5980円、自由席5670円)の切符を買いました。
コインロッカーからバッグを取りだした後、新幹線の時間まで少し時間がありましたので、喫茶店に入りました。
13:37発14:40着です。ウトウトしたらあっという間に東京でした。
静岡市に5泊したというと、ちょっと不思議がられますが、私は充分、静岡市のウオーキングを楽しみました。
静岡市では、自転車の無料貸し出しの試験中をしていて、私は3回借りました。
電動自転車は、甲府で初めて経験したのですが、優れものです。
ヤマハの小型車で乗りやすかったです。これにサイドミラーとセンタースタンドが付いているなら申し分ありません。
自転車でなければこんなに広範囲は回れませんし、電動では勾配20度位の急坂も登ることが出来るので山道もOKです。
感動的だったのは、静岡市では東海道などの大国道には自動車専用道路が設置されていたことです。
私は、自転車専用道路は日本では初めて経験しました。
その他の大通りは、自転車の通ることの出来る歩道が広く儲けられ、駐輪場もあちこちにありました。
しかし、車道と歩道の段差はやはり乗りづらいし、歩行者が気になるので、私は多くは車道を走りました。
日本の多くの駅前や商店街には自転車が放置され、美しくなく危険ですが、静岡市は違っていて、
駐輪禁止の駅周辺には放置自転車はほとんどありませんでした。
ヨーロッパではカッターでも切れそうもない頑丈なチューンで守られて駐輪しているのですが、
静岡ではかなり整然と駐輪されていました。
交通マナーも良く、ギヤ付きを乗っている女性も多く見受け、市民が日常的に自転車を愛用していることがよくわかりました。
今回のこの試験が、観光客用なのか、市民のシェリングのためかは分かりませんが、良い結果が出ることを期待したいです。
路面電車が町を走るようになれば、もっと素敵に良いなと思いました。
周辺には、日本平・東照宮、三保の松原、登呂遺跡の他は特別な観光名所はないようです。
東照宮と三保はアクセスが簡単ではありません。特に東照宮は休日以外は、バスの利便がほとんど皆無です。
私は、日本平からロープウエイで東照宮に上り、千段を超す階段を下り、旧久能街道を歩きました。
久能山東照宮の石段は、ヨーロッパの城都市のような感じでした。上りはけっこう大変です。
旧久能街道にへばりつくように街は続くのですが、漁村の感じあまりせず、無住職の寺が多く、過疎化が進行しています。
穏やかに広がる海原は、不思議な光景で、水平線は視線よりはるかに上方に感じます。
津波は、この視界の半分以上を占める海がそのまま静かに押し寄せるのかと思うと穏やかではいられませんでした。
清水は、次郎長で有名ですが、合併で政令指定都市静岡市になりましたが静岡駅周辺から比べると、
漁村の名残の残る古い町で、道も狭く、巴川沿いは、ちびまる子ちゃんの故郷の趣がまだ残っている様に感じました。
駿府城は家康の居城の一つでしたが江戸初期火災によりほとんどの建物が焼失し、その後一部しか再建されず、
建物の規模も次第に縮小していったそうです。
明治時代になるとこの一等地を陸軍が占領し、本丸堀などが埋められ、周辺は官庁や学校などの公共用地となったそうです。
太平洋戦争中、20回を越すアメリカ軍の空襲で静岡の町もその多くが破壊されました。
道路の広さと碁盤目状は今日、その証でもあるかのようです。
駿府城は、戦国時代の城ではないので、平地にゆったり作られ、今残る堀跡などにその雄大さを感じることが出来ます。
安倍川を越すと少し丘陵地になる丸子は、静岡駅・漁村清水とは異なる、山間の町です。
ここの散策も、徒歩では難しいです。
静岡駅周辺は、小さいお寺がたくさんです。
武士の町ですから、臨済宗や曹洞宗のお寺が多いのですが、家康は死後、神様になってしまったので、
菩提寺のような大きな寺とならなかったのでしょう。
臨済寺が一番大きい寺でしたが、決して大きなお寺ではありませんでした。
名古屋駅周辺のビジネスホテルは値段が高かったです。
私が選んだオレンジホテルは、駅から7分ほど、ちょっと離れているのですが、比較的安かったです。
朝食付・5泊で23,250円(1泊料金は曜日によって異なる)でした。
今回初めて洗濯機と乾燥機、そしてズボンプレッサーを使いました。無料です。
朝食は、ヨーロッパのコンチネンタルブレックファースト[パンとコーヒー]にサラダとソーセージが付くのですが、
ちょっとボリューム不足です。コンビニで、ジュースと牛乳とヨーグルトを買えば充分です。
駅前に適当なスーパーが見あたりませんでした。松坂屋の地下に食品コーナーがあるのですが、
品数が少なく、値段も安くありませんでしたが、夕飯はここで買いました。果物も一個単位で買えました。
静岡市で見つけたおもしろ映像
【静岡市の旅、終わり】