風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

7/28戦争法案反対の集会

2015年07月31日 | 学習

私のブログテーマとは無縁なのですが、記します。
7月28日、「戦争法案反対の集会・デモ」があり、参加しました。
正直な感想は、参加者の余りの少なさと、労働組合などの組織的参加者の多さでした。
日比谷野外音楽堂の最近は、定員を超してはいけない規制が強いようで、
集会開始の夕方6時半には自主規制なのでしょうか扉が閉鎖されました。
立ち見席はまばらでした。
ここの収容人員は3114人だそうですので、多く見積もっても会場内は4000人程度でしょう。
会場外には、集会に参加しないでデモを開始する人々が少なからずいたのですが、
会場の半分より多くないと思うのです…。
主催者発表1万5千人は過大すぎです。

ウィークデーとはいえ、夏休みの夜です。「個人・市民」の参加者が本当に少ないなぁと感じました。
この法案への考え方は、色々あると思います。
自衛隊の海外派兵の固く重かった扉はすでに「PKO」で開けられたのですが、
今回はまさに、一部の日本の排他的利益確保のために軍事力を行使する「次の扉」と私は思います。
憲法に違反する、戦争に巻き込まれる、徴兵制の危惧など色々あるようですが、
国内外のもめ事・対立・紛争を武力・軍事力で解決する、です。
それを認めるなら、「やられたらやり返す・やられる前にやる」=事前抑止力しかありません。
その一番は"核"なのですが…。
私は"コスタリカに続こう!"を掲げたいです。
夏休み最後の日曜日・8/30に国会包囲行動が予定されているようです。
「総がかり行動委員会」、私に対案はないですが、何とも陳腐なネーミングです。

映画/はじまりのうた、ビッグ・アイズ

2015年07月28日 | 映画

ひたすらキーラ・ナイトレイのみのために作られた映画という感じです。
しかし、可もなく不可も無く、そして、彼女の歌はあまりに下手くそでした。
彼女は欧米の映画女優では珍しい「貧乳」で、売りは「シンプルな私生活」ですが、実際はものすごいセレブ。
折しも、テレビで『パイレーツ・オブ・カリビアン』の映画が放送されましたが、ここではキーラは「豊乳」でした。
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こちらも可もなく不可も無し、でした。
ただ、1960年代の話と言え、あまり主体性のなさ過ぎる馬鹿妻=ウォルターでした。
最後はすっかりコメディタッチ、夫=ウォルターの"ペリー・メイスン"を真似た弁護士振りは大笑いでした。 
       【7月20日鑑賞、16:05からの回でした。祝日とは言えほぼ80%の入りでした。】

0.5ミリ

2015年07月15日 | 映画


小説の原作と映画の監督の安藤桃子さんは、タイトル『0.5ミリ』について、"ちょっとのことで変わる"っていう意味と、
「違う世代の人たちが歩みよれる」、と言っています。
映画は、サワが木内ミドリから舅に添い寝してとの常軌を逸した依頼を受け、サワが応じる「異常さ」で映画が始まります。
私は、予告を見て待ちきれないほど期待していました。
前半は期待に違わなかったのですが、津川雅彦登場以降、急にペースダウンでした。
元海軍兵士の彼が、痴呆症になって反戦争について長々と演説する下りは全く不要で、これ以降映画は全く退屈になりました。
最後にとってつけたようなどんでん返しが待っているのですが、この展開=ストリーは無理筋としか言いようがありません。
それまでは「人・男の老い」を軽快に笑い飛ばす話だったのが、「授かった命は生きるに値する」、
出生の秘密を重く持つ少女のシリアス過ぎるテーマになってしまうのですから。
このことを言いたいために、それまでの2時間以上が必要だったの、ということなのですか。
この現実にも0.5ミリがあるというのかもしれませんが、0.5ミリはわずかな距離ではなく、
時には埋めがたい距離であったり、とてつもない"壁"で隔てられていることも、と私は思うのです。
私としては、面白かったけど、秀作とはとても言えない、が結論です。
196分の映画は長過ぎです。
蛇足ですが、主演のサクラさんはお姉さんの美人監督・桃子さんに似ていません。【7.6鑑賞】

百円の恋

2015年07月14日 | 映画

予告編は、とても面白かったのですが、本編は普通でした。
主演の安藤サクラは全く美人ではありませんが、期待できる役者と思いました。
ブヨブヨの彼女が段々体が引き締まって行きました。   【7月6日鑑賞】