風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

永平寺・成巽閣・懐華楼・白山比め神社・瑞龍寺を巡るツアー:1

2010年06月30日 | 国内旅行
6月25~27日の三日間、『成巽閣(せいそんかく)・懐華楼・白山比め神社・瑞龍寺など文化財巡り、曹洞宗永平寺特別公開の旅』
という長い名のクラブツーリズムのツアーに参加した。
大宮9:06発の新幹線→上田10:09下車、ここからバス




成巽閣(せいそんかく)、(写真撮影は認められていない)
文久3年(1863年)、加賀藩13代藩主前田斉泰が母のために建てた隠居所、兼六園に隣接する。[入場料700円]

謁見の間            書見の間            松の間 【館内写真は引用】          
  
展示品
 

兼六園 江戸時代、加賀藩の庭園。

入り口                                  虹橋
 
ことじ灯篭                                市内眺望台
 
蓬莱島                                  唐崎松
 

旭桜                                   雁行橋
 

お雪見橋と七福神山                            兼六園菊桜
 

根上松                                  明治記念之標
 

冬桜                                  成巽閣を見る
 

霞ヶ池と内橋亭
 

サザエ山
 

日本で初めての噴水と言う                       虎石
 

親知らず                                時雨亭
 

地蔵堂
 

金沢マンテンホテル
  
                                      ホテルでのオプション夕食(3000円)
 

天候は薄曇り、暑過ぎずでよかった。
昼食は付いていないのでおにぎりとパンでバスの中で食べた。
兼六園の見学は1時間、内30分はガイド付だったのでちょっと忙しかった。
本日の見学は成巽閣と兼六園だけ、ほとんど移動であった。
新幹線は上田まででなく長野と金沢まで電車だともっと速く楽なのだが、ツアー料金を下げるためには仕方ないかな。
今回は、パソコンを持参したので、ホテルでの食事をオプションした。
ホテルから金沢城などにはちょっと距離があるし、この種のホテルには大浴場もあるので外出しなかった。
だが、このノートパソコンは私が普段使用していないもので常用している画像処理ソフトは入っていないし、
速度が遅く、単語の辞書登録などをしていない、また入力の際カーソルが≪飛びやすい≫ので何とも使いづらく、
ここまで仕上げるのに大変な労力と時間がかかってしまった。

6月26日、二日目
朝食は、和食にした。サラダ・牛乳・ヨーグルトなどの他はあらかじめお盆にセットされているので便利でスムーズで良かった。
9時出発なので、ゆっくりであった。


ひがし茶屋街「懐華楼」=石川県金沢市の"ひがし茶屋街"にある茶屋。茶屋は昔、金持ちが芸子を呼んで飲食をしたり、会合をした場所。
700円。懐華楼では、お茶や茶菓子を食べることができる。「お茶屋体験」は、1万8千円・25人まで、結婚式などもできると言う。
 
 
 
 
ガラスのモニュメント、ライトアップするときれいだそうだ。中庭
 
これも中庭
 
裏階段から裏玄関、裏通り
   
金色の畳の部屋                              飾り棚と地下室への入り口
  
志摩というお店                              他の店
 
 
廃業となる銭湯
 
宇多須神社                                菅原神社
 
寿経寺                                 町中の土蔵
 
"一見さんお断り"などと言われるが、これは「格式」だけの問題ではなく、それ以上に代金回収の安全対策のようだ。
接待などの場合は、支払いする所を見られたくない、また多額の現金を持ち歩くのは不用心などの事情もある。
従って、料金の支払いは、現金払いではなく、後日請求書が来ての支払いになる。
すると、客が逃亡したり何らかの事情で支払いできなくなる事態もあり得る。
こうした場合、請求書は紹介者に回される、つまり紹介者は連帯保証人となり代金回収が担保されるというわけだ。
"一見さんお断り"などと気取っているが、内実はいわば双方の"見栄"と"せこさ"の証とも言える。

白山(しろやま)比め[口偏に羊]神社  全国に2000あると言われる白山神社の総本社             
  
荒御前神社
  
                                                               芭蕉の碑「風かをる越の白嶺を国の華」
  
宝物庫                                
 
 

昼食、九谷焼窯元"満作"
   
     【続く】

永平寺・成巽閣・懐華楼・白山比め神社・瑞龍寺を巡るツアー:2

2010年06月30日 | 国内旅行
 東尋坊
  
                                     遊覧船から見た東尋坊の先端
 
雄島
 
 
遊覧船から見た東尋坊
 
 
ライオン岩                                模型
 

本日のツアー観光はここまで、ホテルに早く着いたので、あいにくの雨であったが出かけた。
愛宕坂までタクシーで行き、そこからホテルまで歩いた。時折強い雨が降りとても蒸し暑かった。

安養寺
 
     
愛宕坂                                 橘曙覧記念文学館・黄金の舎跡
 
愛宕坂茶道美術館                            虚空蔵寺[織り子・細井順子墓]
 
足羽神社(あすは)                            継体天皇碑
 
この高台から福井市内                          百坂
 
左内公園
 
                                     橋本左内菩提寺・妙経寺
   
善福寺
 

西念寺
 
柴田勝家・お市の墓/里程標
 

日下部太郎・グリフィス像


北の庄城址公園・柴田神社
  
三姉妹神社                               柴田神社
    
北の庄城堀跡                              九十九橋
 

ホテルフジタ福井           夕食付(ウイスキーが無く、仕方なく焼酎を飲んだ。席は指定され、男三人)
 

6月27日、三日目
朝食、ホテルフジタ福井は朝食サービスが悪かった。
6時半から、ビュッフェ形式だというので、6:35に入ったのだが、大変な行列で、食事を始めたのは7時を回っていた。
しかも食べ物の補充が十分できず、無いものがたくさんであった。
出発が8時なので、ゆっくり食事ができなかった。


永平寺
  
  
8時40分には着いたのに、今度はガイドの雲水が床掃除をしているなどと言って、30分以上も待たされた。
傘松閣(=大広間)
 
次の鯉、獅子、鯉は珍しいと言う。この他、リスが珍しいらしいのだが撮り忘れた。
 

山門  広目天、増長天、持国天、多聞天
 
吉祥の額
 
  
家庭厳竣、陸老の真門より入るを容さず。鎖錀放閑、さもあらばあれ善財の一歩を進め来たるに。
(ここは出家修行の道場であり、家風は厳格だ。求道心のある者のみこの門をくぐるがよい。)
浴室 浴室の右の階段は御祖坂
  
中雀門                                  報恩塔
   
仏殿
 
庫院(=厨房)                             大すりこぎ 韋駄天(仏舎利を奪って逃げ去った鬼を追いかけ仏舎利を取り返したと言う俗説)
  
瑞雲閣
  
光明蔵/貴賓者を迎える部屋(=謁見の間:今回特別公開)
 
 
 
法堂                                 承陽殿(霊屋) 
 
僧堂 
 
祠堂殿
  
祠堂殿の入り口にかかる大数珠                  待合室にあるふれあい観音
  

他にも参拝する所がたくさんあるのだが時間が無く廻ることができずまことに残念であった。
寂光苑は全く行くことができなかった。瑠璃聖宝閣も行くことができなかった。
法堂・仏殿・祠堂殿内部は案内が終わった後個人で急いで訪れた。
特別拝観などと宣伝しながら、それはまことに「羊頭狗肉」で、多の見ることができなかった残念さの方が大きかった。
また、永平寺は建物の中からしか見ることができない。庭などから建物の善慶を撮ったり見たりすることはできない。

2009年10月私は、個人で永平寺を参拝した。その時のブログは、【永平寺】 です。             



永平寺・成巽閣・懐華楼・白山比め神社・瑞龍寺を巡るツアー:3

2010年06月30日 | 国内旅行
瑞龍寺 富山県高岡市にある曹洞宗の仏教寺院。仏殿、法堂、山門は富山県の唯一の国宝。

総門
 
山門
  
仏殿 右は大庫裡、左は禅堂
 
 
仏殿内 釈迦三尊
 
 
     
大庫裡                                 禅堂
 
鐘楼
 
法堂
 
法堂は真ん中に二代目藩主・前田利長の位牌がまつられ、柱はまるで鳥居のように作られ、事実上前田家の廟=神社と言える。
法要が行われていた。                       ガイドの僧
 
法堂の鬼瓦                              トイレに烏瑟沙摩(うすさま)明王の像が
 
参道に前田利長の像が


以上で全ての観光が終わり、上田駅へ。18:47発浅間546号、大宮着19:54。

「雲水達も訪れた事がない所の特別拝観」と宣伝パンフは言うが、かなり羊頭狗肉・眉唾物であった。
私は、かなり胡散臭いとは思っていたが、永平寺はもう一度訪れたいと思ったので申し込んだ。
だが、ガイドが到着遅刻・その上話が長すぎ、参拝時間に余裕が無くなり、参拝できない所がたくさんり残り、ちょっぴり不満が残る。
ツアー料金は約4万円と格安ではあった。
バス2台約80名弱だったが、バス会社が異なり、一緒の行動ではなかったのは良かった。
地味なツアーではあったが、女性の中高年が多かった。
夫婦が少なく、女性の一人が多かった。うるさいグループがいなかったのが何より良かった。
この種のツアーにつきもののお土産屋や陶器制作場見学などがなかったのはとても良かった。
ただ、交通費を浮かすためなのだろうか、電車が上田までそこからはバスというのはさすがにきつい。
せめて長野、もう少し贅沢言うなら在来線で金沢までなら申し分ない。
食事は、一日目はなし。二日目は、三食。三日目は朝食のみ。私としては、朝食だけでよい。
今回パソコンを持参した。一日目は何とかブログ発信できたが、二日目はお酒もだいぶ頂き、
サッカーワールドカップをテレビ観戦したので時間がなくなった。
ビジネスホテルは、室内で無料・自由にパソコンが使えるのが良い。
ホテルでパソコンを借りると1000円ほどだが、自分のパソコンでないとログインアドレス・パスワードなどが煩わしい。
だが、私のノートパソコンは常用するソフトが入っていなかったり、パスワードを忘れたりで苦労した。

兼六園・東尋坊は、私には再訪したいほどの魅力スポットではなかった。
だが、冬の兼六園・東尋坊は別の趣があって良いだろうなとは思う。
東尋坊は、遊覧船(30分、1200円)からがお薦め、海からの眺めが良い。
成巽閣・懐華楼も特別是非訪れ、見たいと言うほど特別のものでは私にはなかった。
瑞龍寺は、もう少し大きいかと思った。ただ、利長の墓所はここから1kmほど東の前田公園内にあるが寄れなかった。
北陸のこの地は、かつて一向宗徒が約100年にわたって"自主統治"した。
これは、日本の歴史の中ではまことに画期的出来事なのだが、極めて希薄化されほとんど無視されている。
おそらくそれは日本の支配階級にとっては都合が良くない歴史的真実であることと、
その後、権力者が徹底的に弾圧して歴史的資料をことごとく消滅させたこと、
さらに後の日本の共産党や伝統的左翼にとっては、「宗教は非階級的・反動的」というステレオタイプ=固定観念が根強く、
この分野にスポットを当て研究してこなかったせいだと私は思っている。
信長も、大阪の石山寺門徒や比叡山には大変手こずった。
日本の民衆は、宗教の表現形態ではあったが、時の支配勢力である武家に対し抵抗・反逆し、実に生き生きとした自己表現を行った。
戦国末期から江戸時代にかけてのキリスト教徒も同様であった、と私は思う。
だが、こうした歴史の評価は極めて低く、歴史と言えば、信長・秀吉・家康などの英雄が作ったように一般的には言われるが、
「宗教」と言う形での自己表現だったかもしれないが、日本民衆が果たした能動性はもっともっと大きく偉大で、
その実際・真実が明らかにされるべきだと私はつくづく思う。
とりわけ親鸞・蓮如の浄土真宗=一向宗が果たした役割は計り知れないほど大きいと私は思う。
武家支配階級に与えた、恐怖は計り知れないほど大きかったと思う。
その弾圧は徹底していたという。
そして、宗教もいわば民衆の仏教=浄土真宗から、武士支配階級の仏教=曹洞宗・禅宗へと大きく変わっていった。
おそらくそれは武士階級が、民衆と民衆の仏教を恐れ、押しとどめ、権力者のための仏教=禅宗を擁護・利用したのだろう。
かつての関東地方の銭湯の経営者は、富山・石川・新潟など北陸・越後出身者が多かったと言われる。
昔の銭湯の釜焚きは過酷な労働だったという。それに耐え得るのは、この地方出身者に限ると言われた。
その背景には、この一向一揆を経験した人々の歴史がバックボーンとして流れていると私は思う。
とまれ、いつかゆっくりとこの地を訪れよう。

昨年に続き二度目の永平寺であった。
神奈川県鶴見の総持寺、能登・石川県輪島の総持寺そして永平寺は曹洞宗の三大寺院で、お薦めである。
だが、曹洞宗のお寺は名高い仏像や彫刻や建築物が特別にあるわけではない。
2009年4月に訪れた石川県能登半島の総持寺の私のブログは、【能登の総持寺】 をクリックして下さい。         【終わり】

堀切菖蒲園~綾瀬~小菅を歩く

2010年06月22日 | ウォーキング
6月22日、堀切菖蒲園駅~綾瀬駅~小菅駅を歩いた。


天祖神社                                             宝性寺
  

正王寺
 

氷川神社                                
 

正王寺                                 庚申塔
 

九品寺
   
                                     一休地蔵            鈴懸の径[九品寺三門脇から小学校への通学路]
  

蓮昌寺                                 石製の鐘
 

養福寺                                 養福寺・法華経祈祷所
 

北野神社


観音寺
 


薬師寺
  
  
 

観音院


東京拘置所入り口                            差し入れ屋
 
拘置所内石灯籠
  
東京拘置所は、伊奈半左衛門という人が江戸時代徳川家光からこの地をもらい、鷹狩りなどの宿舎になったという。
その後九万坪まで敷地が広がり、東北地方への出発地となり、小菅御殿と言われた。
明治時代になって小菅監獄、小菅刑務所、1971年から東京拘置所となった。
東西北の三方が川・用水路、そして四方が鉄道と高速道路の高架で囲まれている。

今日歩いた一帯は、下町である。鉄道も、京成線・常磐線[千代田線]・東武伊勢崎線が乗り入れ、荒川がゆったり流れる。
大きい寺社は無いが、味わいのあるお寺が多かった。
特に、庚申塔が大事に保存されているように感じた。これらは保存状態が良かった。
     
降水確率が高かったが出かけた。雨は降らなかったのだがとても蒸し暑かった。

汐留~日比谷~丸の内を歩く

2010年06月19日 | ウォーキング
6月19日、汐留~日比谷~丸の内を歩いた。    汐留
  
新橋駅前               日本テレビ              日テレ時計台
   

ゆりかもめ汐留駅                           電通本社ビル            電通四季劇場海
  

旧新橋駅・鉄道歴史展示室                    汐留シティセンタービル
 

山手線等ガード[新橋]
 

日比谷

東京宝塚劇場                              シアタークリエ        
  

日生劇場                                スカラ座・みゆき座
 
TOHOシアター                      MARVELOUS CREAM(地下駐車場入り口の喫茶店)
  

日比谷アルマーニ                  有楽町駅前にある有楽稲荷神社          スバル座
  

第一生命ビル(戦争直後、GHQ本部が置かれた)         日生劇場
 
出光美術館(日生劇場に隣接)
  

ヘルメス                                アルマーニ                              ティファニー
  

三菱美術館
 

東京国際フォーラム                          相田みつを美術館(東京国際フォーラム地下)
 

旧丸の内郵便局跡(建設中のJPタワービル内に一部を残す)    COACH
 

日本工業倶楽部                                                 東京銀行協会ビル
  

関東地方も梅雨に入り、空模様がはっきりしない日が続くので、ちょっと暑いが出かけた。
汐留は超高層ビル群、だがそれらは大企業が虚勢を張って見栄を競っているような感じがした。
約一週間前の日曜日に、銀座周辺を歩いた。今日は土曜日、汐留・日比谷のビジネス街の人通りは少なかった。
日比谷地区には、映画館や宝塚や劇場などもたくさんあるのだが、人出は少なかった。
シアタークリエ前は、楽屋入りするタレントを待ち受けているのだろうか携帯を手にしたたくさんの女性がいた。
夕方から夜にかけてはきっと混むのだろう。
東京駅丸の内にもアルマーニやコーチなどのブランド店があった。
東京駅は工事中であった。
東京国際ファーラムビルや新東京ビルなどの巨大ビルにも入った。トイレはとても綺麗でウオシュレットだった。
地震や火事などの場合はかなりのパニックだろうと想像できる。
美術館等は入らなかった。

四谷~市ヶ谷を歩く

2010年06月18日 | ウォーキング
6月18日、四谷駅~市ヶ谷駅を歩いた。


迎賓館
 

西念寺                                 服部半蔵の墓
  

信壽院                                 蓮乗院
   

真成院 三階に観音堂があり、参拝した。
 

愛染院                                 新義東福院
 

新英寺                                 日宗寺
 

法蔵寺                                 祥山寺
 

円通寺                                 妙行寺
 

須賀神社                                一燈寺
 

宗福寺                                 戒行寺
  

勝興寺                                             永心寺
  

松巌寺                                 法恩寺
 

本性寺
 

顕性寺                                 正覚寺
 

長安寺                 文学座                           文学座アトリエ
  

大京神社                笹寺
  
笹寺・尺八の供養碑か           蟇塚[慶應大学で実験に使われた動物の慰霊碑]
  

新宿御苑トンネルと都庁         長善寺                                
 

東長寺                                                      地下は喫茶店
  

源慶寺                                 東京おもちゃ美術館(500円/四谷ひろば内にある・旧小学校跡地の市民広場)
  

安禅寺                                 正應寺(入れない)
 

法雲寺                                 釣り文化資料館(週間釣りニュース社、入らなかった)
  

全長寺                                 養国寺
 

西迎寺[写真右下に鐘楼が、戦争時供出を免れた]         阿弥陀如来坐像(高さ237cm)
  

新宿歴史博物館[300円、入らなかった]             四谷見附の橋の高欄
 

お札と切手の博物館[国立印刷局博物館、無料、入らなかった]        長泰禅寺
  
左内坂のベゴ(ベゴとは宮沢賢治の童話の出てくる石の名)   洞雲寺
  

市谷亀岡八幡宮                            銅鳥居(1864年)
 

茶ノ木稲荷神社


曇りであったがとても暑く疲れました。市ヶ谷駅近くになって雨が少し降ってきた。

服部半蔵の墓がありました。長谷川平蔵供養碑もありました。
今日訪れたお寺はほとんどがとても小さいお寺でした。
東長寺はとてもきれいなお寺で、地下には喫茶店があり、コンサートなども開かれるようです。
他方、廃寺になったお寺や、全く手入れがされていないようなお寺もありました。
また、小さい博物館や資料館、独立行政法人の立派な博物館などもありました。
今日はどれにも入りませんでした。
市ヶ谷自衛隊基地は広大で、高台にあります。     

映画二題:フローズン・リバー/ずっとあなたを愛してる

2010年06月16日 | 映画

モホーク族(アメリカインディアンの一種族)の女性・ライラ、と白人女性・レイの二人の母親の物語。
ライラは、夫を亡くし、子を義理の母に奪われ、保留地のトレイラーハウスで暮らす。
レイは、ギャンブル好きの夫に新しいトレーラーハウスの代金を持ち逃げされてしまう。
アメリカとカナダの国境の川は冬に凍る。
二人は、アジアからの不法移民を1人当たり1200ドルでアメリカ側に密入国させる「裏仕事」に手を染めている。
最後と決めた仕事で、二人は失敗する。
警官は、保留地内では手出しができない。
モホーク族の部族議会はレイかライラの“どちらか1人”が警察に出頭することで事態の収集を決めた。
貧困が重く、悲しい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


原題: II y a longtemps que je t'aime
受賞:ベルリン国際映画祭・エキュメニック賞/セザール賞・助演女優賞、新人監督賞/英国アカデミー賞・外国語映画賞/
ヨーロッパ映画賞・女優賞/ロンドン映画批評家協会賞・英国女優賞

ジュリエットは、殺人罪で15年の刑を終え、出所する。
何故彼女が自分の息子を殺したのかは、映画の最後で明らかにされるのだが、周囲がそれを知らないなんてストリーは無理がある。
裁判や新聞などでそのことが明らかにされないなんてことは考えられないからだ。
その謎解きと、彼女が妹・レアとその家族と友人に支えられて、再生・生きる意味=「私はここにいる」を見いだすのがこの映画の主題である。
その過程を、ゆっくりと描いていくのは良いのだが、ちょっと間延び過ぎの嫌いがある。
スイス、ベルギー、オランダなど一部ヨーロッパでは安楽死=尊厳死は認められているそうだが、難しい問題である。
元医師のジュリエットが痛みに苦しむ子どもに対して、「実際は何もできない」、と言っていたが、
それは真実かもしれないが、それは物事の反面でしかないかもしれないと私は思う。
「実際には何もできない」かもしれないが、人は様々なことを試み、格闘するのだ。
ジュリエットは、アルツハイマーの母親に会いに行く。
母親は、誰が来たのかわからないので、「煩わしいから帰って」とフランス語で叫ぶ。
が、ふと、「ジュリエット、学校から帰ってきたのかい」と英語で穏やかに言う。
それはほんの一瞬の出来事なのだが、彼女は再びフランス語の現実の世界に戻っていく。
こうしたことは事実なのか私にはわからないが、おもしろいなぁと思った。
『フローズン・リバー』は貧しさの世界、『ずっとあなたを愛してる』は金持ちの世界と言ってしまうと言い過ぎであろうか。
フランス語の台詞の美しさを感じた。

銀座を歩く

2010年06月15日 | ウォーキング
6月15日、銀座を歩いた。
 

数寄屋橋交差点                          数寄屋橋公園/「君の名はの碑」・太陽の塔模型    明治大学発祥の地の碑
  

泰明小学校(校舎は東京都選定歴史的建造物に指定されている)
 
北村透谷や島崎藤村が学んだという               ギャラリーセンタービル
 

ソニービル                              ヘルメス                COACH
  

ARMAMI                                Dior                  三愛
  

鳩居堂                  和光                                銀座四丁目交番
  

                           交詢ビル(福沢諭吉が作った社交場)    アスタープラザビル
  

すずらん通り              博品館劇場                 SWAROVSKI
  

MONTBLANC             H&M/ヤマハ(右)            ZARA/オメガ(右)
  

新橋演舞場                               築地市場正面入り口
 

国立がんセンター           東劇
 

歌舞伎座                              シネパトス(名画座)
 

松坂屋                                 三越
 

ユニクロ                 アップル               松屋
  

CHANEL               Cartier                  BVLGARI               銀座発祥の地の碑(伊東屋前)
   

DUNHILL                英国屋                 よねいビル
  
 
旧銀座アパート                                                 DeBeers
  

白いバラ                                シネスイッチ(映画館)
 

阪急デパート                             数寄屋橋交番            北村西望作「燈臺」
  

数寄屋橋交番裏公園
 

マリオン[阪急・西武]           マリオン内の映画館
  

丸井                   有楽町駅                              900円とあった
  

曇りで気温が高いとの天気予報なのだが、日が出ていた。
平日の午前中とはいえ、日本有数の繁華街というのに、人通りは本当に少ない。
写真を撮る時、私は人が映らないようには全く意識していない。
外国人の方が目に付く感じだ。
すずらん通り、並木通りなど有名だが、これら裏通りに入ると人影がない。
高いビルで日陰が出来る。百貨店のトイレに入ったが、狭く、きれいではなかった。
外国の有名ブランドの店をいくつか撮ったが、客の出入りはほとんど眼に入らなかった。
また、大企業はいずれも大きなビル構えているのだが、こちらも人の出入りは本当に少ない。
"ここに店を構えている"と言うことだけで広告になる、ということなのだろうか。
この後、日比谷方面にも回って、映画館などを撮る計画だったのだが、暑いので帰った。
アップルは人が入っていたが、ゲームを体験するお遊びみたいな感じであった。
写真を撮るには、道路の反対側に行かないと全体が入らないので、そこは苦労であった。

特別にユニークであったり、奇抜なデザインといった建物は皆無と言えるのが不思議ではある。

有楽町駅~東京駅=京橋・日本橋を歩く

2010年06月13日 | ウォーキング
11月13日、都心を歩いた。


幸稲荷神社                伏見稲荷神社
 

日本橋茅場町にある日枝神社のお祭りであった。
  

京橋親柱 ここは、"ル テアトル銀座"(旧銀座セゾン劇場)               警察博物館(入らなかった)
  

明治屋                  ブリヂストン美術館
  

銀行                   丸善(本屋)               高島屋
  

COREDO(ショッピングモール)    たいめいけん(タンポポオムライスで有名)・この2階が凧博物館
  

山王日枝神社                              鎧橋
 

東京証券取引所
  
日曜日なのでまさに人っ子一人いない

兜神社                  江戸橋                                常磐稲荷神社
   

三菱倉庫本社


日本橋
   
 
道の起点としての日本橋
  
 

日本橋魚市場発祥の地


三越新館                三越本館
  

奈良まほろば館            日銀貨幣博物館(無料)(入らなかった)
  

日本銀行本店
 

グラントウキョウノースタワー・大丸   大丸の真ん前のこの赤いビル、
                        八重洲再開発から除外されたことを喜ぶ立て看が
 

このページ冒頭の地図、地下鉄三越駅の前にマークされている『福徳神社』が入っているビルが工事中で見ることが出来なかった。
この狭い所を高速道路、大きな道路、運河がひしめいている。
だが、ちょっと路地を入ると昔の下町風の小さいビルがひしめき合う生活空間でもあります。
外国の旧市街地・新市街地というようにはっきり区別されずに、巨大ビルと民家が共存している不思議さです。
八重洲再開発で東京駅周辺は巨大ビルが出現しましたが、東京駅は未だに工事中で、
そのビルの前では再開発地域から除外されたことを喜ぶ立て看のあるビルが立っていて、この地を象徴しているようでした。
日枝神社は写真にあるように小さな神社だが、お祭りは盛大で、一部道路で車の進入が規制されていた。
同時に、巨大銀行や証券会社が立ち並ぶ証券取引所周辺は人も車もまるでいないので、交通信号を無視して道路を横断した。
道路起点という日本橋はいくつかのユニークなモニュメントがあります。

気温は、少し高かったようですが、高いビルのおかげで日陰が出来、また時折心地よい風が吹いて快適でした。
日曜日の都心は、混んでいない所もあります。 
   
 

鰭ヶ崎(ヒレガサキ)駅~南流山駅を歩く

2010年06月11日 | ウォーキング
6月11日、鰭ヶ崎(ヒレガサキ)駅~南流山駅を歩いた。

 
南浦和で武蔵野線に乗り換え→新松戸駅、流山線の幸谷駅まで歩き→鰭ヶ崎 ひれがさき120円

東福寺 入り口にたくさんの庚申塔が               仁王門
 
 
  

千仏堂                                 参道沿いに(参道左に高層マンション建設が計画されているらしい)
 

本覚寺                                 真城院
 

大宮神社
  

光明寺                                 本行寺
 

流山市立博物館                           近藤勇達が本陣にした建物の階段
  
板碑
 

流山駅
 

浅間神社(近藤達が仮本陣を敷いた)                 本陣跡
 

常与寺
  

長流寺                                       
  
一茶双樹記念館(一茶寄寓の地)
 

光明寺(小林一茶ゆかりの寺)                   本堂は工事中
 
光明寺三門                              赤城神社(光明寺に隣接)、大しめ縄
 
                                     一茶の句碑
  

流山寺                                  左は猿田彦大神・右は大黒天
  

観音寺                                 無患子(むくろじ)の木[実は羽根付き羽に付ける黒い実
                                      =これで遊ぶと蚊に刺されないという]
 

曇りで気温は高くは無かったのだが、湿度が高いようでとても暑く、ちょっと疲れた。
だが、時折吹く風は心地よかった。
ここは都会ではない、少し田舎である、すると車はたくさん通るのだが通りを歩いている人はほとんどいない。
道のあちこちやお寺や神社に庚申塔があった。
東福寺の入り口にもたくさんの庚申塔がまつられていた。
流山寺は曹洞宗のお寺、本堂の左に猿田彦大神と大黒天が、猿田彦は道の神・道祖神と言われ、庚申信仰につながります。
仏教と直接のつながりはないと思うのですが、大黒天と一緒にまつられているのはおもしろいです。              

映画/インビクタス(Invictus)・バッド・ルーテナント

2010年06月08日 | 映画
映画=インビクタス(原題:Invictus=ラテン語・屈せざる者)
2009年、クリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン、マット・デイモン主演、
フリーマンが映画化権を買い、本作品の制作を決定したと言う。
   
文句なく傑作である。
原題のインビクタスとは、イギリスの詩人・Henleyの詩の題である。ラテン語でその意味は、屈しない人、である。
マンデラは27年間獄につながれた。くじけそうになった時、自分を支えたのは、「敵」への憎しみや、怒りや復讐心ではなく、
"自分の魂の支配者は自分自身だ"というヘンリーのこの詩に励まされたという。

1995年、南アフリカでラグビーのワールドカップが行われた。世界ランキング10位の南アが見事優勝した。

第二次世界大戦直後、1948年南アはアパルトヘイト政策をとった。
それは、ヒトラーのユダヤ人虐殺、アメリカの先住民虐殺・黒人差別、オーストラリアの白豪主義、日本のアジア侵略などと並ぶ人類の負の遺産である。
それは約半世紀続いた。先進国と言われる国々は、金儲けのために南アに投資し、そのアパルトヘイトを支持した。
アパルトヘイトが本格的に批判され始めたのは、1960年代後半のベトナム反戦運動を契機に始まった民主主義の運動であった。
特にヨーロッパの若者がその運動の先頭に立った。
アパルトヘイトを行う南アの人々が参加するスポーツ大会をボイコットする運動が徐々に拡大した。
南アのスポーツ団は、ヨーロッパ各地で猛烈な抗議を受けた。
そして、その運動は次第に南アに投資している自国国内企業・資本に批判を向けていくことになる。
こうして、南アに投資していた欧米資本は、結局南アから撤退せざるを得なくなった。
だが、日本資本だけがその間隙を縫って、貿易を拡大し暴利をむさぼった。
IOCもとうとうスポーツ界から南アを追放せざるを得なくなった。ただラグビー界だけが南アを受け入れた。
だが、イギリス、オーストラリアで猛烈な抗議を受け、ニュージランドでは抗議運動でついに試合が出来なくなった。
1990年になって、ようやく南アのアパルトヘイト政策は撤廃され、初めての大統領選挙で、ネルソン・マンデラが当選した。

新しく南アの支配者となった黒人達は、アパルトヘイトの象徴だった南ア代表のラグビーチーム、
「スプリングボクス」のチーム名と緑と金のチームカラーの変更を考えた。
だが、マンデラは、それまでの支配者白人への復讐ではなく、"歴史的和解"こそが、南アを再生させる唯一の道だと思っていた。
彼は「和解と統一」のためにスポーツ・ラグビーを徹底して「利用」しようと思った。
マンデラは、スプリングボクスのキャプテン(マット・デイモン)をお茶に招き、彼に夢を托す。
その思いは、人々の理解を得られず誰からも支持されなかったが、徐々に人々の共感を得ていく。

そしてワールドカップで、強豪のオーストラリア、イングランドなどを破り、決勝戦でニュージランドを僅差で破り優勝する。

各国の支配層は、「スポーツと政治は別物だ」、「スポーツに政治を持ち込むな」という。
だが、スポーツを徹底して利用したのは、常に支配層・権力者達であった。
ヒトラーのベルリンオリンピック、戦前の東京オリンピック(戦争で開かれなかったが)はその筆頭だし、
ソ連のアフガン侵攻にいわゆる西側はモスクワオリンピックをボイコットしたが、
アメリカはベトナム戦争・チリのアジェンデ転覆、イラン戦争を推し進めながら"堂々"とオリンピックに参加している。

画期的なのは、1968年メキシコ大会であった。
開催に先立つIOC総会は、アパルトヘイト政策を行っていた南アの参加を認める決議を行なった。
アフリカ諸国26カ国は、これに抗議し、出場ボイコットを決めた。ソ連らが同調し、合計で55カ国がボイコットを表明した。
これではオリンピックの成功は難しいと判断したIOCは、決議を変更し、南アフリカの参加を認めないことになった。
陸上競技男子200mの金・銅のアメリカの黒人選手トミー・スミスとジョン・カーロスは、黒手袋をはめた右手を空に突き上げ、
靴を脱いで表彰式に登った。
引用
銀メダリストのピーター・ノーマン(オーストラリアの白人)も人権を求めるオリンピック・プロジェクトのバッチを着けて、同じ表彰台に登った。
二人は直ちにオリンピック村から追放されたが、その後もメキシコオリンピックの表彰台では黒人達の抗議のパフォーマンスが行われた。
男子400mを独占したアメリカのエバンス、ジェームズ、フリーマンは黒いベレー帽をかぶり、トニー・スミスら同様に拳を掲げた。
男子走幅跳の金メダリスト、ビーモンは黒いソックスを履き、ボストンは素足で壇上に上がった。
"ブラック イズ ビューティフル"は、「ブラックパワー」の合い言葉となった。
それは、1964年に公民権法が成立はしたが、アメリカ社会における黒人・人種差別問題の深刻さが依然と根深いことを、
全世界的に示すとともに、その後のアメリカ公民権運動の新たな高まりの画期的出来事の一つとなった。

イーストウッドとモーガン・フリーマンのコンビが、この作品を世に出したのは昨年である。
それは、今年、南アフリカで行われるサッカーワールドカップを意識してに違いない。
まだまだ多くの難問を抱えている南アフリカへのエールであることも間違いない。
マンデラを扱った映画に"マンデラの名もなき看守 原題:GOODBYE BAFANA"がある。
これも心温まる映画であった。私の感想は、マンデラの名もなき看守にある。
池袋・新文芸座で見た。この映画は、音響の良い、大きな画面で見た方が良い。
ワールドカップの大会の映像は、実写なのか、この映画のために作ったのかわからなかった。



いずれにしても迫力ある、上手い映像だった。
また、個人的には英語の台詞がとてもゆっくりで、クリアであったのは私にはとても良かった。
マンデラは職員に対して、サンキュー・サーと話していた。
フリーマンは、can・rを英国式に発音していた、と思った。[聞き違いかもしれない。そのほかはわからなかった。]

"和解"というが、それはたやすいことではない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もう一本の映画、ニコラス・ケイジ主演の『バッド・ルーテナント』は、どおってことない駄作である。
腕利きの刑事ではあるが、麻薬中毒で、証拠室から麻薬を盗んだり、麻薬使用者を脅して麻薬をカツ上げしたり、
アメフト賭博をしたり、それに勝つためにアメフト選手を脅して八百長を持ちかけたり、とハチャメチャである。
それが、映画の最後10分ほどで何の説明もなく、すっかり真人間になってしまうというお話。

千駄ヶ谷駅~原宿駅~代々木八幡駅を歩く

2010年06月06日 | ウォーキング
6月6日、暑くなる予報だったので、都心を歩くことにした。
都心は高いビルが多いので日影が出来やすい、また明治神宮は緑が多いので以外と穴場である。


国立能楽堂                             銭湯があった
 

鳩森神社
 
将棋堂(中に、大山康晴さんが寄贈した大きい将棋の駒がある)


瑞圓寺                                 庚申塔
 

聖輪寺                                 身守不動
 

仙寿院                                 慈光寺(工事中)
 

龍厳寺(門が閉じていた)                      エストニア大使館


妙圓寺                                 長安寺
 

ブラジル大使館                            日本基督教団原宿教会
 

原宿警察                東郷神社
 

原宿駅                                
 

明治神宮
 
寄進された葡萄酒樽
 


代々木公園 バラ園
 

大日寺                                
 
福泉寺
 

代々木八幡神社                            代々木八幡遺跡
 

ベトナム大使館                           應慶寺
 

地図では、仙寿院の近くに「オマーン国大使館」があるので行ってみたら、引っ越していた。
また、神宮にはトルコ大使館があり、行く予定だったのだが忘れてしまった。
ブラジル大使館はとても大きく派手だった。

これまで明治神宮は、何度も来たことがある。だが、本殿を訪れるのは今回が初めてである。
明治神宮と代々木公園がフェンスで隔てられていることは知らなかった。
今回本殿を訪れた後、代々木公園西門に出る予定だったのだが、行けないので原宿門まで戻り、大変な遠回りとなった。
明治神宮の真ん中には菖蒲園・明治神宮苑というのがあるようなのだが、入場料500円と言う。私は入らなかった。
明治公園内は、鬱蒼とした林だ。だが、原宿口から本殿までは1kmほどあるのに途中にベンチがない。
真ん中の一等地に入るには500円の入場料が必要で、休憩地もないなんて。
涼しかったが、たくさんの人が歩くので、時々あちこちに埃が立っていた。
拝殿に入ると、写真撮影はダメだという。拝殿には何にもないのにね。
外国人もたくさんいて、願い事を書いていた。
代々木公園は、家族連れで大変な賑わいであった。
原宿駅前・竹下通り周辺も大変な人であった。
参宮橋、代々木八幡、神宮、千駄ヶ谷あたりは今日では「山の手」と言われるが、少し路地を入ると車がすれ違えない狭い道ばかりである。

日本の神社は、色々である。
五穀豊穣を願うもの、防火や防水を願うもの、山や滝や岩や海など自然を畏敬するもの、など、
そして他方、神話や、戦国武将や歴史的人物、軍人、天皇、いわゆる"英霊"と言われる人々、などを祀る神社など色々である。
私は、稲荷など地域に密着した神社は好きだが、個人を祀る神社は好きではない。
だが、多くの神社が木々に囲まれ穏やかな中にあるのはとても好きだ。
これらのことについて、私の考えはあるが、それは後日としよう。                           

北小金駅~小金城趾駅を歩く

2010年06月05日 | ウォーキング
6月5日、朝家を出る時は曇っていて、予報では2mmの雨が降る確率が40%であったが、出かけた。
南浦和で武蔵野線に乗り換え、新松戸駅で常磐線に乗り換え、次の駅が北小金駅である。
北小金駅までは約50分、駅を降りるともう雨は降りそうも無かった。



妙典寺
 

東漸寺
 
  
 
聖観音                                    
  
 本堂
 

常真寺


慶林寺                                小金・大谷口城主高城胤吉の妻の墓
 

普門寺
 

本土寺 [あぢさい寺と言われる]参拝料500円    参道(ここから仁王門までは7~800mほどあります。)
 
                                        佛持寺
  
本堂                                  家康の側室・秋山夫人の墓
 
朗師門[聖人専用の門・この寺で一番古い建物=柱のみ、1310年]   五重塔
 
翁碑{芭蕉一門の句碑}                        像師堂
 
あじさい                                菖蒲
 
弁天堂(裏から)                            弁天堂(表から)
 
宝物殿                                 妙朗殿
 
あじさいは1分咲き。参拝料と言うが宝物殿や本尊を参拝できるわけではない、あじさい・菖蒲見学料、ヤレヤレである。

香取神社                                華厳寺
 

長養寺                                 医王寺
 

廣徳寺                                 唐変木という名の木
 

流山電鉄小金城趾駅[城趾は現存していない]~えっ、これが駅 という感じ、スイカは使えず久し振りに切符(120円)を買った。
 
流山電鉄流山線があることは知らなかった。
6駅、5.7km、1時間に3本・3車両、生活交通機関である。少なくない人が乗っていた。頑張っているなと感じました。
次の駅、幸谷で下車、150mほど歩くと新松戸駅である。

東漸寺、本土寺は大きなお寺でした。
私は特別に花に興味はありません。あじさいの花を見るためだけなら500円は使いません。
参拝料というなら、ご本尊さんだけでも参拝させてよとの願いは欲張りでしょうか。

起伏のある町である。城下町だったそうだが、今日その名残はほとんど残っていないという。
今日も、武蔵野線・常磐線(上野と水戸を結ぶ)の交差路である。
武蔵野線は元々は貨物線であったが、今日では府中~西船橋~東京を結び、100km近い大路線(一路線ではないが)だ。
東京都・埼玉県・千葉県・東京都と走り抜けている。
朝は、雨が心配されたが、昼から暑くなってしまった。                                

鴻巣を歩く

2010年06月04日 | ウォーキング
6月4日、少し暑かったが思い切って出かけた。

埼玉県警察運転免許センター行きバスは頻繁に出ているので、鴻巣駅からセンターまではバスで行った。(170円)

 

途中のたんぼ道で                           東光寺
 

久伊豆神社                              笠原観音堂
 

観音堂
 

田植えの準備をしていた                       これは田んぼではなく用水池の後ではないだろうか
 

安福寺                                喜びに満ちた碑だ
 
 

久伊豆神社                              安楽寺
 


運転免許センターからバスで鴻巣駅へ、途中で降りて
法要寺
  
 

鴻神社                                「なんじゃもんじゃ」の木
 

今日は、ウォーキングはきついかなと思ったが、ちょっと張り切った。
コースの選択を失敗した。たんぼ道は、日陰が無く暑かった。
でも、木陰に入るとちょっぴりひんやりし、田んぼを見たり、蛙の声を聞くのも楽しいです。
笠原観音堂の道には、この先に農家が一軒あるだけ、そこから出てきた人にはちょっと怪しまれたようでした。
安福寺は、長く住職がいなかったようだ、新しい住職がきた喜びが碑に出ていて、こころ和みました。
曹洞宗のお寺だったと思います。
駅前にもう一つ訪れる予定のお寺があったのだが忘れてしまった。
暑くてちょっと疲れたが、行って良かったです。

宮代町=姫宮~東武動物公園を歩く

2010年06月02日 | ウォーキング
6月2日、東武線・姫宮駅~東武動物公園駅間を歩いた。

姫宮とかわいらしい名前が付いた駅に降りた。駅前は商店街もなく、タクシーも止まっていなかった。

西光院                                西光院の前{この左は五社神社}                                
 

五社神社{西光院の前}
  

弥勒院{廃寺となっていた}、周囲は田んぼであった。       の集会所とお墓         
 

途中の民家                               宝生院
                                 
遍照院{左は、地蔵蔵}                          保食神社{遍照院の150mほど左}
 

青林神社                               神明神社
 

この看板があちこちにあった
  
これはタマネギ 
 

医王院                                五社稲荷神社
 

進修館{宮代町の公民館・福祉文化会館のようなもの}       弁天大社(東武動物公園東口にある)
 
宮代の"ガウディ"というのは大げさですが、素敵なデザインでした。
でも、何の建物かの説明もなく、どこから入って良いのかもわからず、でした。
トイレを借りようと恐る恐る中に入るとちょっと暗く、使いつらそうと思いました。
でも、地方の田舎町に!って感じで素敵でした。目の前にディスカウントショップと町役場があり、良い空間でした。

弥勒院の屋根は茅葺きで、現役ならどんなに素敵だろうと思いました。
周囲は田んぼと古い集落の街並みでした。
歩いていて"農地の作法"の看板をたくさん見ました。
これは、農地がかなり乱暴に売られ、宅地化されていると言うことだと私は思います。
私の家から1時間、東京駅から1時間半あたりでこのような風景を見ることが出来ます。
東武動物公園駅東口の川を越すとそこは杉戸町、手前は宮代町です。
午前中からだんだん暑くなるとの予報でしたので、無理せずそこ(東武動物公園駅)で終わりにしました。

さて、話題がガラリ変わりますが、今、日本で「第22回テレビ囲碁アジア選手権~日本大会」が行われています。
もちろんプロです。
日本・中国・韓国各国テレビ局主催の囲碁大会の優勝者・準優勝者とディフェンディングチャンピオンの7人による囲碁大会で、
NHK衛星第二で生中継されています。
テレビ対局は、早碁と言われ、ほぼ2時間で勝負が付きます。
日本の通常の対局は、持ち時間(=考える時間)は各3~5時間ほど、タイトル戦の場合は8時間、
その8時間を使い切ると1手1分以内で打ち続け、二日間にわたって行われます。
これに対し、早碁というのは、初めから1手30秒以内、途中1分単位・10回の考慮時間があります。
プロの頭の中というのは我々が想像を絶するすごいものです。
囲碁は、この三カ国が破格に強いので、実際は"早碁世界選手権"と言っていいです。
最近では、強さは韓国・中国・日本と言われていますが、碁の戦い方にもその国の文化が現れているようで、これまたおもしろいです。
参加者は、18才から39才、とにかく若いです。
囲碁は"格闘技"とも言われで、オリンピックの種目にと言う声もあります。でも、この三カ国と他の国とは関取と幕下の関係です。
さて、明日は日本の結城聡さんと中国の孔傑の決勝戦が行われます。
私は、気温も高くなりそうなのでウォーキングはしないでテレビで碁を見ようと思っています。

私は、この三日間は、ウォーキング・ブログ・囲碁大会ととても忙しいです。