Blue Jasmine(ブルージャスミン)
宣伝文句には、「ジャスミンの夫は裕福なビジネスマン」とあるが、実は詐欺師。
そんな彼が捕まらずに超金持ちの生活をしているのが何とも作り話的で全くリアリティがありません。
彼女の夫は度重なる浮気の果てに彼女と離婚し、10代の女子学生と結婚したいと言い出した夫に切れた彼女は、
FBIに夫の詐欺を通報、彼女は一文無しになってしまいます。
過去の虚栄と嘘にちりばめられた生活を忘れられない彼女は、益々泥沼に陥ってしまうと言うお話。
アレンは、相変わらず無意味な修飾語をたくさん含む長過ぎる台詞を早口で役者に言わせます。
私は台詞の余韻や意味などを味わう余裕もなく、忙しく字幕を追って行きます。
その上、画面が過去と現実を頻繁に行ったり来たりするので筋を追って行くのも一苦労です。
さて、ジャスミンは妹に誘われて偶々参加したパーティで、金持ちの野心家に好かれ、結婚直前まで行くのですが、
彼女の前歴と嘘がばれ、破談となり、彼女はもうほとんど立ち上がれないほどの打撃を受けます。
この最後のエピソードは何とも薄っぺらで嘘っぽく映画はもうすっかり中だるみです。
結末の精神・心の病の重篤化は深刻で、この後の彼女はどうなるのでしょう。
結婚詐欺にあって身ぐるみを剥がされ、ぼろぼろになる方がよっぽど良いのに。
----------------------------------------
原題の、Osage countyとは、オクラホマ州の田舎の群の名
メリル・ストリープの相変わらずの大袈裟な演技が嫌みな上、ジュリア・ロバーツはすっかりおばさんです。
8月の暑い日父親が失踪します。
オクラホマの実家へ集まった三姉妹。長女バーバラは、反抗期の娘がおり、夫とは別居中。
次女アイビーは地元に残っています。三女カレンは婚約者同伴です。
ストリープ演じる母バイオレットは、口腔がんを患っていて、すっかり薬の中毒状態です。
老いた親の面倒を誰が見るのかは今日かなり一般的テーマですが、この家族はその問題を直視せず、
本音を言い合って居るようですが、実はわがままを言い合って大事なことを隠し、誤魔化しているのです。
実は彼らには、お互い言えないほとんどあり得ない「隠しごと」があり、それらが次々と明るみに…。
仲の良い夫婦を演じている長女は、実は別居中で、
次女アイビーが結婚しようとしている従兄弟は、実は母親の妹と父との子どもで、
三女の婚約者は、バーバラの14歳の娘にマリファナを吸わせて関係を持とうとしたり、
これはもう、わざと面白くするためとしか言いようがなく、はちゃめちゃな作り話過ぎで、
リアリティは限りなくゼロ、こうなるともうほとんどウンザリ状態です。
三人の姉妹は結局、別々に去って行き、母のみがこの田舎に残されます。
結局、家族なんて虚構・幻想に過ぎないと言いたいのでしょうか、
残された二人、お手伝いのネイティブと母親は他人同士、この田舎でひっそり暮らして行くのでしょうか。
-----------------------------------------
ブルージャスミンは、期待外れでした。
今日の二本の映画は、男女関係が浮気やセックス、人間関係がおおざっぱでいかにもアメリカって感じで、
しかも後味がとても悪い映画でした。 【9月22日鑑賞】
宣伝文句には、「ジャスミンの夫は裕福なビジネスマン」とあるが、実は詐欺師。
そんな彼が捕まらずに超金持ちの生活をしているのが何とも作り話的で全くリアリティがありません。
彼女の夫は度重なる浮気の果てに彼女と離婚し、10代の女子学生と結婚したいと言い出した夫に切れた彼女は、
FBIに夫の詐欺を通報、彼女は一文無しになってしまいます。
過去の虚栄と嘘にちりばめられた生活を忘れられない彼女は、益々泥沼に陥ってしまうと言うお話。
アレンは、相変わらず無意味な修飾語をたくさん含む長過ぎる台詞を早口で役者に言わせます。
私は台詞の余韻や意味などを味わう余裕もなく、忙しく字幕を追って行きます。
その上、画面が過去と現実を頻繁に行ったり来たりするので筋を追って行くのも一苦労です。
さて、ジャスミンは妹に誘われて偶々参加したパーティで、金持ちの野心家に好かれ、結婚直前まで行くのですが、
彼女の前歴と嘘がばれ、破談となり、彼女はもうほとんど立ち上がれないほどの打撃を受けます。
この最後のエピソードは何とも薄っぺらで嘘っぽく映画はもうすっかり中だるみです。
結末の精神・心の病の重篤化は深刻で、この後の彼女はどうなるのでしょう。
結婚詐欺にあって身ぐるみを剥がされ、ぼろぼろになる方がよっぽど良いのに。
----------------------------------------
原題の、Osage countyとは、オクラホマ州の田舎の群の名
メリル・ストリープの相変わらずの大袈裟な演技が嫌みな上、ジュリア・ロバーツはすっかりおばさんです。
8月の暑い日父親が失踪します。
オクラホマの実家へ集まった三姉妹。長女バーバラは、反抗期の娘がおり、夫とは別居中。
次女アイビーは地元に残っています。三女カレンは婚約者同伴です。
ストリープ演じる母バイオレットは、口腔がんを患っていて、すっかり薬の中毒状態です。
老いた親の面倒を誰が見るのかは今日かなり一般的テーマですが、この家族はその問題を直視せず、
本音を言い合って居るようですが、実はわがままを言い合って大事なことを隠し、誤魔化しているのです。
実は彼らには、お互い言えないほとんどあり得ない「隠しごと」があり、それらが次々と明るみに…。
仲の良い夫婦を演じている長女は、実は別居中で、
次女アイビーが結婚しようとしている従兄弟は、実は母親の妹と父との子どもで、
三女の婚約者は、バーバラの14歳の娘にマリファナを吸わせて関係を持とうとしたり、
これはもう、わざと面白くするためとしか言いようがなく、はちゃめちゃな作り話過ぎで、
リアリティは限りなくゼロ、こうなるともうほとんどウンザリ状態です。
三人の姉妹は結局、別々に去って行き、母のみがこの田舎に残されます。
結局、家族なんて虚構・幻想に過ぎないと言いたいのでしょうか、
残された二人、お手伝いのネイティブと母親は他人同士、この田舎でひっそり暮らして行くのでしょうか。
-----------------------------------------
ブルージャスミンは、期待外れでした。
今日の二本の映画は、男女関係が浮気やセックス、人間関係がおおざっぱでいかにもアメリカって感じで、
しかも後味がとても悪い映画でした。 【9月22日鑑賞】