風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

長野(善光寺・白馬)、甲府を歩いて来ました。善光寺編

2012年09月28日 | 国内旅行
9月16日『聴覚障害者のための里山紀行』(第12回企画)が行われ、参加しました。
14日、長野市の善光寺をお詣りし、15日は栂池高原を散策し、16日の里山紀行では八方尾根を歩き、
17日は、岩岳・切久保集落のお祭りを見学し、18・19日は甲府市を散策しました。
聴覚障害者のための里山紀行』は独立のブログとし、後は別ブログにまとめることにしました。


善光寺は訪れたことがありますが、今回は時間も限られているので、
善光寺参道沿いにある"まちかどミニ博物館"を巡ってみました。
ミニ博物館とは言いますが、極ミニ博物館です。
善光寺七福神の内、参道から少し離れている大黒天と拝観日が限定的な世尊院の毘沙門天の二つは回りませんでした。

9月14日
9時2分大宮発のあさまで長野に向かいました。
ウトウトしている内に10時18分には長野に着きました。
 

西光寺 かるかや伝説で有名。
 
弘法大師本堂
 
刈萱塚                                寿老人
  
かるかや伝説の絵解き                      閻魔像
 
浄土真宗像                      六地蔵像           西光寺山門
  

曹洞宗栽松院・馬の天神                    
 
事務用品博物館(CRESS)
 

十念寺と秋葉神社
 
福禄寿                     十念寺大仏堂
  
くすり博物館(小林薬局)                      カメラ博物館(山本写真機)
  
北野文芸座                              往生院(法然上人御影堂)・弁財天
 
定専寺                                 善林寺
 
本願寺長野分院
  
蔦友文具博物館                    熊野神社          松葉屋絵画工芸博物館
  
花岡儀八酒商博物館、立派な博物館でした。ただ、入り口は、お店の脇を入った奥で、とても分かりづらいです。
 
                                     康楽寺
 

柏与紙店和紙博物館            [この二つは隣接しています]                   滝澤硝子店ガラス博物館 
  

消防博物館・カメラ博物館(表参道もんぜん駐車場の囲いの左右の壁にあります)
  

武井神社                                西宮神社・恵比寿
   
旧本陣藤屋(旅館)・布袋
 
農民美術博物館・門前茶寮弥生座(そば屋)、お店の中二階にあります。
  ↓下の写真はこことは無関係です。
          

善光寺
仁王門
  
旧如来堂跡地蔵                            駒返り橋
 
六地蔵                                 濡れ地蔵
 
山門(四天王立像、十一面観音、弘法大師像があります)、500円で登れます。
 
山門から参道を臨みます
 
本堂
 
本堂内 [以下の写真は引用]               妻戸                        閻魔像
  
内陣                                25菩薩
  
弥勒菩薩・地蔵菩薩                         瑠璃壇                      法灯
  
御三卿                             お戒壇巡り
 
  

資料館・霊廟                                  爪彫如来[引用]
      
経堂
 
鐘楼                                  親鸞上人像                 延命地蔵像
  
仏足跡                 石造宝篋印塔2基
 
護摩堂                                
 
                                     水子観音
 
  延命福徳地蔵菩薩堂                                
 
賓頭慮尊者                   本坊大勧進
 
紫雲閣                                 無料休憩所の中
 
善光寺では、500円を払うと「本堂の内陣(畳敷きの間)、お戒壇めぐり」をすることが出来ます。
お戒壇めぐりとは、本堂の内陣の下を参拝することです。階段を下って、10メートルほど進んで、角を曲がると真っ暗です。
壁を手探りでさわりながら進むのですが、前の人の腕に触れた時は、びっくりするやら気持ち悪いやら。
その他特別なことはないのですが、漆黒の闇を経験できることは滅多にありませんので、試す価値はあります。 

世尊院釈迦堂(毘沙門)
 
世尊院                                   釈迦涅槃像[引用]
 
世尊院の毘沙門天は祝祭日・仏教行事の時だけ拝観出来ます。平日でも可能かと電話すると写真は撮れず千円というのでやめました。 
花ケ池(井戸)                              塔頭の多くは宿や精進料理店になっています。
 
善光寺の塔頭はたくさんありますが、今回は時間もなく、また暑かったので立ち寄りませんでした。
いつかこの塔頭だけをのんびり訪れる散策もしたいなと思います。
参道敷石


ほとんどのお寺の本尊や仏像、宝物などは写真撮影が許されていません。
とても残念です。テレビで有名人が訪れると、「特別に」等と称して撮影しているのにです。
高い拝観料を取っているいるのにです。

長野市はとても暑かったです。
駅のコインロッカーに荷物を入れたのですが、地図を忘れて300円損しました。
余談的ですが、函館旅行の時ミニ三脚が壊れ、ボンドで修理したのですが、途中でまた壊れてしまいました。
ないと不便なので、100円ショップをお店の人に聞くと長野駅前のデパートの7階にあるとのことで、引き返し買いました。
私がこれまで訪れた100円ショップで最も広大なお店でした。
出だしのこの二つの失敗はショックでしたが、のんびりを決めていたので慌てませんでした。
「まちかどミニ博物館」は、観光パンフレットで宣伝するのはちょっと寂しいほどちゃっちでしたが、
小さい小売店がお店の一角を割いて展示している心意気は素敵です。
特に7花岡儀八酒商博物館は、蔵の一、二階を博物館にした特筆ものの立派な博物館でした。
しかし、入り口はお店の脇の狭い路地を入って、イヤホンでお店の人を呼び出さないと入ることはできません(無料です)。
ソバで有名な長野ですが、私が入った食堂の山菜蕎は蕎はぐちゃぐちゃ、つゆはしょっぱく、なんともまずかったです。
長野市内でのおもしろ映像
 

善光寺参拝を終えて境内を出ると、ちょうどバスが来たので、長野駅までバス(100円)に乗りました。
3時のバスで白馬に向かいました。1500円、時刻表通り4:10白馬八方駅に着きました。
桜井さんにはメールを送ってましたので、桜井克士郎さんがバス停まで迎えに来てくれていました。
白馬に入ると少し雨が降り始めました。ひんやり、とても涼しいです。
克士郎さんとビールを飲みながら少しお話ししました。
年賀状では、体調が良くなかったとありましたが、大手術をして、今は順調とのことで、安堵しました。
明日は、栂池湿原を歩く予定です。

2007年10月に善光寺を訪れたときのブログは、善光寺表参道七福神めぐり です。          【9月14日終わり】

長野(善光寺・白馬)、甲府を歩いて来ました。栂池湿原編

2012年09月28日 | 国内旅行
9月15日、栂池高原の「栂池自然園」を歩きました。
克士郎さんがバス停・栂池高原駅(標高839m)まで車で送ってくれ、9時半頃から歩き始めました。
 
栂池高原は、気温が16度ほどだったそうで少し肌寒かったです。
栂池高原駅からゴンドラ乗り場まではすぐです。

ゴンドラ・ロープウェイを乗り継いで(往復3300円)、30分ほどで栂池自然園駅(標高1829m)に着きます。
 
急な山道をローラースケートで登る人がいてびっくりでした。
 
ロープウェイ(71人乗り)                      自然園駅
 
栂池ヒュッテ                             ビジターセンター
 
                                      フォッサマグナの説明
 
さぁここから栂池自然園です。

 
風穴(岩の間に残雪が冷たい風を吹き出します)
 
 
                                      トイレ               ニホンジカの侵入を調査する器械
  
 
ビジターセンターが見えます。
 
モウセン池                                展望湿原から(標高2010m)
 
                           
自然園全景を見渡せるポイント(雨が降って来ました。木陰でお弁当を食べました。)
 
    
栂池湿原で撮った植物 [名前は分かりません]

栂池ヒュッテ記念館                         ゴンドラリフトから
 
平成5年までは車で自然園入り口まで上ることが出来たそうですが、路線バスと車の乗り入れが廃止され、
ロープウェイが運行されたそうです。
栂池高原・自然園は以前にも訪れたことがありました。前回は、時間が無かったのでちょっと忙しく歩きました。
今回は、時間に余裕があるのでゆっくり歩くことが出来ました。
自然園は急勾配のヤセ屋根を除いて、ほとんど平坦です。遊歩道も整備されています。
天候は、曇り時々小雨で、白馬山・杓子岳・白馬ヤリヶ岳・小蓮華山・白馬乗鞍岳や雪渓を見ることは出来ませんでした。
でも、強い日差しがないので体には楽でした。後半ちょっと雨が降ってきたので急ぎましたが、涼しく疲れませんでした。
ロープウェイ、ゴンドラリフトは待つことなくスムーズに乗れて、栂池高原駅に着いたのは3時ちょっと前でした。
無料の足湯があるのですが、バスが3時10分なので足湯に浸からず、慌ただしくバスに乗りました。
切久保バス停で降りて、桜井さんのアルペン山荘まではすぐです。
今日の宿の岩岳荘に向かいました。ゆっくりお風呂に浸かりました。
ビールを飲みながら、ろう者とおしゃべりしながら夕食を頂きました。
"星空を見る会"は、雨のため、今年も星々を見ることは出来ず、「宮沢賢治にまつわる星々」のスライドを見ました。

ろう者の東京中野のHさん、三重のTさんと相部屋で、楽しかったです。10時過ぎに寝ました。   【9月15日終わり

長野(善光寺・白馬)、甲府を歩いて来ました。八方尾根編

2012年09月28日 | ろう文化・白馬聴覚障害者のための里山紀行
9月16日、第12回企画「聴覚障害者のための里山紀行」に参加しました。

8時、白馬村役場・白馬村保健福祉ふれあいセンター前に集合です。 白馬村村長・太田紘熙さん、  桜井清枝さん
  

9時過ぎ、二回のバスのピストン輸送でゴンドラリフト八方駅に移動しました。(往復2600円)

ゴンドラリフト八方駅(標高773m)                      足湯があります。
 
うさぎ平テラス駅
 
兎平駅(標高1400m)アルペンクワッドリフト
  
 
黒菱平駅・鎌池湿原(1680m)                   蛇紋岩(とても滑りやすい石です)の山道
 
 
第二ケルン(円錐状の標識)(2005m)                 八方ケルン(2035m)
 
第三ケルン(お金持ちが結婚記念に作ったケルン、昔は個人で作ることが出来たそうです。)(2080m)
 
八方池(2060m)
 
 
この先(唐松岳、不帰ノケンなど)は、本格的登山となります。
 
                                     リフトからの眺望

午後3時15分頃、村役場前に戻り解散となりました。

八方尾根の植物


今年のガイドも、白馬村マイスターの吉沢敏江さんです。植物の名前は正確ではないかも知れません。
八方尾根の道は狭いので、花澤さんの生の説明を聞くことができないのは残念でした。
八方尾根は何回か訪れてるのですが、今回が一番人出が多かったです。
気温はおそらく15度程で、少し肌寒い位でしたが、歩くとちょうど良かったです。日差しは強かったです。

今年の参加者は、作年より少なかったです。いつも参加している顔なじみのリピーターの参加者が少なかったです。
9月中旬、連休という日程、八方尾根コースということが関係しているのか、その他なのか、その事情はわかりません。
前日の"星空を見る会"は、雨のため、今年も星々を見ることは出来ず、「宮沢賢治にまつわる星々」のスライドを見ました。

ろう者の東京中野のHさん、三重のTさんと岩岳荘で相部屋で、楽しかったです。10時過ぎに寝ました。   
要約筆記サークル"ころぽっくる"、手話サークル"雪ぼっこ"の活躍は目を見張るものがあります。
白馬村保健福祉ふれあいセンターの中に、手話サークル紹介のコーナーがありました。ガラス越しできれいに撮れませんでしたが。
 
今回、山梨県と福井県から新しい参加者がありました。
私は、手話は久しぶりでしたので、十分な会話は出来ませんでしたが、楽しみました。
相部屋になった、中野のHさん、三重県のTさんはすぐ、私のレベルにあわせてくれたのでした。
三人は、この夜はアルペン山荘に宿泊でした。三人で赤ワインのボトルを開けて、楽しみました。

食堂にある桜井さんの本棚には、この一年でまた新しいマンガがたくさん増えていました。
私は読んでいないのですが、山のマンガ『岳』まであるのには驚きました。谷口ジローさんのマンガも増えていました。
私の好きな、亡くなった佐野洋子さんの話題になると奥の本棚から彼女の絵本を探し出して来て、
彼女のエッセイや絵本、宮沢賢治の絵本などについてお話ししました。
克士郎さんの体調も良くなり、声の張りと大きさが復活して嬉しかったです。              【9月16日終わり】

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翌日の9月17日は初めの計画では、甲府に向かう予定でしたが、霜降宮切久保・諏訪神社のお祭りをみました。
朝食まで少し時間があるので散歩しました。
切久保交差で                                                              半鐘の符号が記されていました。
  
 
お祭りの様子 大変なにぎわいでした。連休で帰省した人や観光客も多いようでした。
 
 
 
 
  
 
 
 

以下は、作年撮った切久保神社一帯の写真です。普段は、ご覧のように閑散としています。
  
  
 
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お昼過ぎ、白馬の道の駅に行って土産を買いました。
白馬からの上り特急電車の指定席は満席でしたが、甲府までは一枚だけ空いていました。(5030円)
穂高辺りからは自由席のある1~6号車は混雑で車内販売が出来ないと車内放送がありました。
白馬駅発14時38分発"あずさ26号"に乗り、甲府に着いたのは17時01分でした。
白馬駅                                  車窓から[ウトウトして目が覚めると、木崎湖か青木湖]
  【9月17日終わり】

長野(善光寺・白馬)、甲府を歩いて来ました。甲府編

2012年09月28日 | 国内旅行
9月18日、甲府市内を歩きました。
ビジネスホテル・ニューステイションホテルは甲府駅北口前にあり、甲府レンタサイクルはその隣の隣です。
 
レンタサイクルは、甲府観光協会の経営か委託のようで、料金は驚くほど安く、案内も親切でした。
電動自転車が、4時間200円、8時間400円です。
電動自転車を初めて乗りましたが、とても素敵でした。急勾配の坂道を登ることが出来るのはもちろんですが、
一番良いのは、スタート時、ペダルを少しこぐと、スムーズにスタートすることです。
高齢者になって、膝に痛みを持っている人にはとても優れた機能です。



甲府市の北4.5kmほどにある積翠寺をめざしました。
武田神社までは緩やかな上り坂ですが、そこからはかなり急な坂で5段ギアでは登るのが厳しい坂ですが、
電動自転車ではほんの少し力を加えるだけで登ることが出来るのでした。
興因寺
 
積翠寺                                 鐘楼の下には、お餅などが乾してありました。
  
境内から甲府市内が一望できました。
 

武田神社                                本殿
 
能舞台                                 井戸
  
水琴窟(とても澄んだきれいな音でした)        宝物館
 
武田神社は、武田一族の館=躑躅ヶ崎があったところだそうです。
映画などでは、ずいぶんと山ですが、それほどとは思えません。

護国神社
 

円光院                                  源氏一族の墓
 
円光寺から甲府市を望む                     武田信玄公墓
 

瑞岩院(曹洞宗)


大泉寺
 
三代信虎の廟                    宝物殿
    
華光院(真言宗智山派)                                         行蔵院(真言宗)
  

甲斐善光寺(浄土宗) 山門                      本堂
 
本殿中                                  大仏
 
宝物館                                  鐘楼
 
 

東光寺(臨済宗妙心寺派)
 
                                     本堂
 
 
 
仏殿
 
日本庭園                                左・武田義信の墓、右・諏訪頼重の墓
 
歴代塔                                 永代供養塔
 

 

帰命院(浄土宗)
 
能成寺
 
誓願寺(増上寺派)                           来迎寺(浄土宗)
 
八幡宮
 

長禅寺(臨済宗系) 山門                        三重の塔                   鐘楼
  
本堂
 
信玄母霊廟                               信玄母墓                  五重塔
  
仁王門
  

上行寺(日蓮宗)                             清泉寺(曹洞宗)
 
妙遠寺(日蓮宗)

甲府駅・ホテル近くに戻って来たのは1時半頃でしたでしょうか。
自転車のバッテリーも残り少なくなったので新しいバッテリーに換えてもらい、
コンビニでお弁当とビールを買ってホテルで食べ、1時間半ほど昼寝をして、3時過ぎに再び出かけました。

甲府市の中心から北西、ちょっと離れた所に鄙びた感じの湯村温泉があります。
 
塩澤寺(えんたくじ)(真言宗)
  
 
本堂                                  西堂
 
弥陀種種子板碑                   無縫塔(大陸由来の墓石)
  
印章塚                                  四国48霊場巡り
  
                                     仁王門の大草鞋
 

杖の湯                                 湯谷神社
 
竹中栄太郎記念館(挿絵画家)                   緑が丘スポーツ公園モニュメント 
 

法泉禅寺(臨済宗妙心寺派)
 
経蔵                                  武田勝頼墓
 
武田信武(足利尊氏の蜂起に参加)墓               金剛不動尊
 
稲刈りの風景

自転車の返却時間が迫ってきたので、ちょっと急いで戻りました。
自転車に距離計は付いていませんが、ずいぶん乗りました。足は疲れませんでしたが、お尻・股が少し痛かったです。
南口の百貨店でお寿司やサラダ総菜、ウイスキーなどを買って、ホテルでゆっくり頂きました。         【9月18日終わり】

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9月19日、朝9時、再び電動自転車を借りて出発しました。一路南、4km先の入明寺を目指します。

千松院
 
     
遠光寺(おんこうじ)
 
住吉神社 大きな神社でした。
 
入明寺[一遍上人の時宗]                      武田次郎信親墓
 
一蓮寺[日蓮宗]
 
 
ユニークな表情の馬頭観音
  
信立寺[日蓮宗]                            一実稲荷
 
カトリック教会


舞鶴城公園
 
  
                                      暗渠排水
  
謝恩塔                                 天主台
 
稲荷櫓                                 稲荷櫓内部
 
  
                                      壁の工法
 
稲荷門                                  水溜
 
庄城稲荷

甲府城は、武田家滅亡後の秀吉時代に作られたそうですが、天守閣があったかどうかなどの資料は残っていないそうです。
雨が降って来たので傘を差して見学し、小降りになったので先を急ぎました。

武田信玄公像(甲府駅南口)              旭栖寺
 
正光寺(日蓮正宗)                          常願寺(臨済宗妙心寺派)             
八幡神社                                妙本寺(日蓮宗)
  
法光寺(妙心寺派)                            養行寺(日蓮宗)
 
桃岳院(妙心寺派)                           

清運寺(日蓮宗)                            妙詮寺(日蓮宗)
  
山梨バプテスト教会                                 別の所で撮影
       
玄法院(真言宗)
  
浄興寺(浄土宗)
 
法華寺(日蓮宗)                                 藤村記念館(甲府駅北口前)
       
雨が少し強く降って来ました。
昼食がまだだったので、自転車を返して、うどん屋でうどんを食べて、店を出ると雨は止んでいました。
初めの計画ではもう少しお寺が残っていて見る予定でしたが、帰ることにしました。
ホテルに預けていた荷物を受け取り着替えをして、駅に向かいました。13:29発の"かいじ112号"が迫っていました。
自由席券を急いで買って、小走りで乗車するとすぐに電車が出発しました。15:04に新宿に着きました(3510円)。
電車は空いていました。ウトウトしながら車窓を眺めました。

武田信玄一族は、武田神社辺りに躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)を構えました。
中世には有力武家大名は、堅牢な山城を拠点にしていたので、それは当時としては珍しかったようです。
躑躅ヶ崎館は、平地ではありませんが、防御に有利な自然の要害、川や山に囲まれてはいません。
もっとも、この盆地一帯は全体が険しい山に囲まれていて、特別な城を必要としなかったのかも知れません。
武田武士団は強い騎馬軍団で有名です。
ローマは城壁で囲むのではなく、侵略者に対して、正規軍が直ちに進軍できる高速道路を作りました。
この地では、道路を作るのは難しく、山道を迅速に移動できる騎馬軍団が有効だったのかも知れません。
しかし、広い道はなかったけれど、この地は同時に交通や物資の要衝でもありました。
広大で豊かな農地を持っていなかったけれど、金鉱山も所有していたそうです。
そんな武田一族ですが、秀吉・家康によって完全に滅ぼされました。
江戸時代に入って、領主はいろいろ変わったようです。
そんなわけで、武田一族の縁の品々の多くは残りませんでしたし、一族に関わる寺社も禁じられ、墓所も分散しています。
更に、追い打ちをかけて、太平洋戦争時アメリカの空爆は甲府にも甚大な被害を与え、多くを奪いました。

身延山が近いことから、日蓮宗のお寺がたくさんあるようです。
また、臨済宗妙心寺派のお寺も多く城下町であることをうかがわせますが、曹洞宗のお寺は少なかったです。
電動自転車は快適でした。今回のように交通機関がな、く広いところを巡るには有効ですが、どうしても慌ただしくなってしまい、
路地裏の細々した風景や町並はどうしても見過ごしてしまいます。何事も一長一短はあるものです。
雨に降られなければもう少しのんびり、他も回れたかも知れません。

今回の旅は、前半は、豪華な食事付き、後半は朝食付ビジネスホテル、そしてコンビニ弁当とスーパーのお寿司でした。
甲府のビジネスホテルは、二杯のウエルカムドリンク・ワインが付いていました。
善光寺・栂池湿原・八方尾根・甲府と変化に富み、充分楽しみました。                          【終わり】

韓国映画二本/素晴らしい一日・ポエトリー アグネスの詩

2012年09月10日 | 映画
韓国映画二本を見ました。[9月3日]

ヒスは一年前に分かれたビョンウンに貸した金・350万ウォン(25万円)の回収に出かけます。
競馬で一攫千金を狙っているビョンウンです。
金のないビョンウンはヘスと共に彼の友人達・ホステスや女性経営者などから少しずつ借金やカンパを集めるのでした。
ビョンウンはかなりいい加減な男なのですが、ヒモに成りきれるほどではないのですが、女性にかなり優しく好かれているのです。
彼の元妻からお金をもらって全額回収となるのですが、ヘスは元妻の心意気に触れ、半額返します。
そしてこの返した半額とこの日使った必要経費を新たな貸し金として彼に新しい借用書を書かせるのでした。
映画の原題は、「My dear enemy.」
ヒスは、ビョンウンのいい加減さには全くうんざりなのですが、彼の隠れた良いところも発見し、
ヨリを戻そうとは思わないのですが、謝金回収の「デート」は続けてもまんざらではないような感じで映画が終わります。
テンポが遅く、喜劇に徹し切れないのが残念でした。
彼のいい加減さをもっと喜劇チックにテンポよく描けばもっと面白い映画になったのに残念、と思いました。

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アグネスとは、自殺した中学生少女・ヒジンの洗礼名です。
上のポスターではミジャは、お婆さんに見えますが、映画ではとても綺麗で、おしゃれです。

彼女は、66歳でヘルパーをし、孫と二人で暮らしています。孫の母は釜山で生活しているらしいのですが、その事情は分かりません。
この孫と友達が同級生のヒジンを自殺に追いやってしまいます。
ミジャは、詩を書きたいという子どもからの夢を叶えるため町の詩作教室に通います。
予告遍を見て私は、この映画を楽しみにしていました。
ミジャはアルツハイマー初期症状と診断されます。
詩・言葉を綴りたいのだけどアルツハイマーや老いによって記憶や言葉が失われていく、
その恐怖やそれとどう向き合うのかがテーマだと思ったからです。、
所が、そのうちこのことは全く問題にされなくなり、この期待は裏切られてしまいました。残念です。
韓国映画で、若年性アルツハイマーで記憶がなくなっていくのを描いた秀作「私の頭の中の消しゴム」がありました。
ミジャは、ヘルパー先でセクハラを受けるのですが、後日、彼とセックスします。
孫の関わった事件の「示談金」を彼から脅迫まがいで手に入れるためにそうしたのでしょうか。
映画ではその事情は私には分かりませんでしたが、このエピソードはこの映画をひどく貶めました。
もっと変なのは、実の母に息子・孫がいじめに関わっていることなどを伝えないことです。
そうしたいくつかの失敗は残念なのですが、駄作とは言えない新鮮さを持っていると思います。
それは、ミジャの美しい容姿と優しさがだんだん衰えていくことへの恐れが共感できるからだと思います。

以上二本、決して制作にお金をかけているわけではないのですが、韓国の映画は面白いです。

函館の街を歩いて来ました。前遍

2012年09月04日 | 国内旅行
8月27日~31日、函館の街を歩いて来ました。
私への妻からの誕生日プレゼントでした。プランと手配は私がしました。

8月下旬になれば、北海道もだいぶ涼しいと思ったのですが、厳しい残暑でした。
日中の最高気温は30度を超える日もありましたが、日陰に入ると涼しい風が吹いてさわやかでした。
日射しはとても強く、日に焼けました。
今回の旅は、とにかくゆっくり町歩きを楽しむことにしました。
3時間の昼休みをはさみ、午前中2時間・午後2時間半ほどのウォーキングをしました。
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8月27日、大宮10:22発の東北新幹線に乗り、新青森には13:19に着いてしまいます。新幹線はほぼ満員でした。(はやて:14280円)
タクシーでフェリー乗り場に向かい(1200円)、14:20発のフェリーに乗り、函館に着いたのは、18:00でした。
インターネットで予約しましたが、ハイシーズン以外は当日でも大丈夫のようです。    
青森のフェリーターミナル駅                   船乗り場までは500m程ですがバスが用意されています。
 
 
青森港
 
 
フェリーは、とてもすいていました。甲板の潮風は肌寒い位の快適さでした。
60畳ほどの2等船室がいくつかあり、横になりながら窓の外の海や島を眺めました。  函館港
 
  函館山
 
函館山麓の外人墓地街と高龍寺                  
 
函館フェリーターミナル
 
シャトルバスで、JR函館駅に向かいました。
函館プラザホテルは、JR函館駅から歩いて5分ほどのビジネスホテルです。

朝食付で、早割で1泊4000円、冷蔵庫・ウオシュレットは付いていませんでしたが、安い上に静かで、接客も落ち着いていました。
駅もコンビニもレストランも近く、私たちにはぴったりでした。

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8月28日

朝食は、和食・洋食から選びます。

函館駅前                                函館市電
 
市電で函館駅前から魚市場通駅まで行き、そこから十字街まで歩きました。
海神社                                 善光寺
 
本願寺函館別院(本堂の写真は撮り忘れました)

市電・十字街駅前に龍馬記念館があります。
  
 
十字街から谷地頭駅まで市電に乗りました。
高野寺                                 函館公園内の鳥園
  
旧函館博物館第2号                          新函館博物館
 
 
 
 
 
鶴亀の水飲み像
  

寶成寺(本門仏立宗)                          墓誌が珍しい形です
 
新善光寺                                常住寺
 
天祐寺
 
 
宝来町電停から函館駅前電停に戻り、函館朝市内で海鮮丼と生ビールの昼食を取り、ホテルで3時頃まで昼寝・休憩をしました。
函館駅全景

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昼休みの後、市電で十文字電停に出、そこから歩きました。
龍馬記念館前の龍馬像      日本最古のコンクリート電柱   喫茶店です
  
赤レンガ倉庫街、現在多くはお店になっています。               
 
嘉兵衛資料館                              嘉兵衛資料館入り口
 
日本初のストーブ(復元)

はこだて明治館
  
豊川稲荷神社                             函館ビアホール
  
 
西波止場美術館                           北方歴史資料館                 恵比寿神社(北方歴史資料館の左です)
   
函館教会                               ハリストス教会
  
妙福寺                                 妙福寺辺りから
 
左からハリストス教会・元町教会・聖ヨハネ教会         聖ヨハネ教会
 
元町教会                               亀井勝一郎生誕の地碑
 
東本願寺函館別院
  
 
元町港ヶ丘教会            街づくり交流センター                        操車台の模型
  
市電・十文字駅から函館駅前に戻りました。 函館駅
  
少し豪華な夕飯をしました。
  
  【8月28日終わり】

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8月29日
朝食は、洋食にしました。この他、コンビニで牛乳・ヨーグルト・ジュースを買いました。


 
市電・末広町駅から大町駅まで歩きました。
函館市文学館                              函館博物館郷土資料館
 
北島三郎記念館
  
北海道第一歩の地碑                                             海上自衛隊函館基地
  
明治天皇上陸記念碑           北方民族資料館
  
国際交流プラザ・ロシア領事館函館事務所            ロシア極東大学函館高校
 
パウロ修道女院                            工芸社
 
船魂神社
  
  

元町公園                                旧函館公会堂
 
四天王像
 
元町写真歴史館・元町観光事務所
  
                                      旧開拓使書籍庫                           函館奉行所跡
  
旧相馬邸
 
旧イギリス領事館                           ペリー提督来航記念碑
  
   
 
中華会館                                旧アメリカ領事館
 
                                     新島襄海外渡航記念碑
 
大町駅から函館駅まで戻り、昼食を取り、ホテルに戻って昼寝と休憩をしました。

―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
昼休み後、大町駅から歩きました。 

太刀川家
 
聖マリア教会
 
己巳(きしのえき)海軍戦士碑(箱館戦争で戦死した新政府 軍海軍慰霊の碑)
  
旧ロシア領事館                             山上大神宮
 
東本願寺函館別院(浄土宗)
  
函館船見支院北海御廟                              実行寺
 
実行寺(日蓮宗)日仏親善函館発祥の碑
 
称名寺(浄土宗)
 
高龍寺(真言宗)
 
 
  
真言寺(成田山)

地蔵院                                 万平塚                有無両縁塔(遊女供養塔)                                 
  
外国人墓地 ロシア人墓地                    キリスト教共同墓地
 
南部藩士の墓                        プロテスタントの墓
  
中華山荘
  
厳島神社
 
市電・函館どつく前駅から函館駅に戻り、スーパーで夕食を買い、ホテルで食べました。
 【8月29日終わり】           【続く】

函館の街を歩いて来ました。後編

2012年09月04日 | 国内旅行
8月30日
この夜は、函館山頂からの函館夜景を見に行きました。





今日は、午前中は、まず市電で新川町に出ました。

函館大火慰霊堂は大森公園の中にあります。         函館別院
 
新川町駅に戻り、五稜郭公園前駅に行き、杉並町駅まで歩きました。

市電の五稜郭公園前駅と五稜郭タワーまではかなり距離があります。    旧函館高校の記念碑
 
函館美術館
  
北洋資料館と芸術ホール(同一建物)
 
 
 
五稜郭タワー
  
五稜郭は明日再訪する予定なので、五稜郭公園には入らず、ここで引き返しました。
最上寺                                レトロ市電車両
 

旧遺愛女学校宣教師館(遺愛学院本館・愛称ホワイトハウス)[私立遺愛学院の中にあります]
 
場所がわかりませんでした。市電を降りた人に聞くと女学校の構内にあるようです。
入り口のガードマンに、「重要文化財の写真を撮りたい」と言うと快く入れてくれました。広い構内でした。
市電で湯の川温泉駅に行きました。

誓願寺                                 湯の川駅前の足湯  
 
市電で湯の川駅(市電の終点)に向かいました。
湯倉神社
 
湯川寺                                
  
龍吟寺                                 明光寺
  
再び湯の川温泉駅に戻り、日帰り入浴"湯元啄木亭"で湯につかりました。

入湯料400円の所もありましたが、高い700円の啄木亭に入りました。
でも、ローッカーが狭く旅行客には使いづらかったです。
浴場は屋上にあります。湯温は高くないのですが浴室の温度は高いので、露天風呂で汗が引くまで涼みました。
露天風呂は、男湯は日陰でしたが、女湯は日陰が無く西日がカンカンで長い時間いられなかったようです。
都会の健康ランドのように、ビールなどを飲める休憩室もなく、700円は割高感でした。
市電でホテルに戻り、しばらく休憩しました。

夜は、函館山の夜景見物の現地ツアー(1200円)に参加するので、炉端焼きの店でゆっくりビールの食事を楽しみました。
お店の人が右座席の方が景色が良いとアドバイスしてくれました。
ツアーは午後8時5分に駅前をバスで出発、20分ほどで山頂に着きました。
夜、函館山・ロープウエイに行くバスはシャトルバスだけで本数も1時間2本、このバスはバス一日券では乗ることが出来ません。
そんな事情と夜なので、少し割高でもツアーを選びました。
 
山頂は、たくさんの人で賑わっていました。
展望台は2、3階とあるのですが、2階は記念写真屋が占拠し、横柄な態度ですこぶる気分が悪かったです。
カメラのミニ三脚が壊れてしまい、夜景の写真はイマイチでした。
帰りは、ロープウエイで下山し、バスで函館駅に戻りました。1時間半のツアー、充分楽しみました。             【8月30日終わり】

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8月31日
最終日は、市電を使わず、一日バスチケット(800円)で移動しました。
この日の予定は、トラピスチヌ修道院・五稜郭・函館山→飛行機で帰宅です。
トラピスチヌ修道院行きのバスまでの時間があったので、ホテル周辺を少し歩きました。

月光仮面の像(原作者・川端康範が少年期をこの地で過ごしたとか)  成田山函館別院
  
土方歳三最期の地
 
 
10時35分函館駅前出発のシャトルバスでトラピスチヌ修道院に向かいました。(約1時間)

トラピスチヌ修道院・五稜郭を巡るツアー"歴史散歩半日コース"があり、始め参加するつもりでしたが、
自分たちで充分回れると思い申し込みしませんでした。
トラピスチヌ修道院の前まで行くシャトルバスは一日5本しかありません。
その他、トラピスチヌ修道院入り口まで行く路線バスは1時間2~3程あるのですが、行き先等色々なので、シャトルバスを選びました。
4回以上乗るなら函館バス一日券(800円)がお得で、便利です。シャトルバスも乗れます。
聖ミカエル像                                マリア像
 
恋人の聖堂
  
                                     ルルド(スペインの巡礼聖地の洞窟)
 
                                     ジャンヌダルク像(左建物の中央上部)
 
リュジューの聖テレジア像
 
トラピスチヌ修道院の前に市民の森があります。バスの中に、売店のソフトクリームの割引券(300円→250円)があったので、
普段食べないソフトクリームを買いました。
路線バスの駅=トラピスチヌ修道院入り口まで市民の森の中を歩きました。
次の目的地は五稜郭なのですが、このバスは、市電通りを通らず、いくつかの団地を抜けて行きました。
遠回りのように感じましたが、広い函館の街を巡り楽しかったです。
五稜郭タワーに着いたのは、1時を過ぎていました。ふと目の前にカレー屋があり、何十年ぶりでお店のカレーを食べました。
 450円でした。
五稜郭                                 函館奉行所(500円)
 
  
 
 
 
五稜郭タワー内(タワーには登りませんでした)        土方歳三像
   
榎本武陽像
  
バスで函館駅前に戻り、昼の函館山からの景色もきれいだろうと、バスで函館ロープウエイ駅に向かいました。
2km程なのですが、私たちがこれまで歩いた所を20分ほどかけてなぞるように通って面白かったです。
ロープウエイ代は往復で1160円、定員は125人という大きいものでした。
夜景もきれいですが、昼間もきれいでした。観光客はほとんどいませんし、海風が誠に爽やかでした。

函館山からの眺望
ハリストス教会                              聖ヨハネ教会
 
五稜郭                                青函連絡船記念館摩周丸
 
山頂の日時計                             山頂の基準点
 
ブラキストン像(英国人)
 
函館どつく
 
コンパクトデジカメでも望遠がきれいに撮れました。
バスの時間まで10分ほどあったので、近くの護国神社に行きました。
函館護国神社                             日本最大のカルタとか
 
学徒援農の碑
  
チューリップの歌碑                          函館の水道
 
 
バスで、函館駅前に戻り、夕飯用の弁当をスーパーで買いました。
ハノイ空港国内線では、食事はインスタントラーメンしかありませんでした。
日本ではそのようなことはないと思いましたが、初めて使う空港で分からなかったからです。
私は、なぜか焼きそば入りの天丼を350円(安売り)を選びました。ホテルに預けた荷物を取り、空港に向かいました。
函館駅前からシャトルバスで400円、22分でした。バス会社が違うのでバス一日券は使えません。
函館空港は、想像していたより大きく、きれいで、お店や食堂もありましたが、お弁当も正解でした。
待合室の先に、屋外展望台待合室が有り、滑走路を一望でき、ベンチもありました。
 
しかし、ウイスキーとビールを売っているお店がなかなかなく、やっと一軒あったと妻が言っていました。
30秒間隔で発着する羽田や成田と違い、忘れた頃に発着です。夕焼けの中、お弁当を食べました。
19:45分発の飛行機はほぼ満席でした。羽田着21:10、金曜日の夜の電車は混んでいました。
国内線の場合は、チェックインの時間も出発間際でよいので、とにかく時間が短いです。
私たちは、インターネットでチケットを購入したのですが、チケットレスで携帯のバーコードを機器にかざします。
座席番号はどうして分かるのかと思っていたら、チェックインの時にコンビニのレシートみたいな紙が出て来て、
そこに座席番号が印字されていました。
難点は、本数が少ないことです。正規の飛行機代は31500円ほどで高いですが、安いチケット(今回は17170円)もあるようです。
新青森まで新幹線、そこから特急で向かうと5時間ほどで運賃は18000円ほど、移動はそれぞれ一長一短がありますね。
バッグの中にペットボトル入れたままチェックイン、引っかかりました。
すると「調べます」と言って、機械にかけ、水ですので大丈夫です、と言うことでした。
以前はいっさいの飲み物が厳禁の異常さでした。
これが普及すれば、車内の"過剰なサービス気味の飲み物サービス"も不要となると思います。
1時間ほどのフライトで、飲み物サービスなど全く不要ですもの。

さて、市電・バスの1日券について

左:バス1日券、右:市電1日券、両方とも、日付を手書きやスクラッチ入力というアナログ風な所もおもしろいです。
市電もバスも200円からの距離制です。
市電1日券は600円、バス1日券は800円、市電・バス共通1日券は1000円、市電・バス共通2日券は1700円。
ただ、市電・バス共通1日券はトラピスチヌに行くシャトルバスには乗れないなどいくつかの制限があるようです。
私たちは、市電1日券3回、バス1日券1回使いました。
安い上に、整理券を取る必要もなく一々支払いの手間もなく、とても便利で一日3回以上乗る時は絶対いいです。
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今回、函館市内の観光スポットのほとんどをゆっくり歩いたのは楽しかったです。
大きな寺社などあるわけでもなく、教会群と言ってもさほど特別でもありません。
赤れんが街も今ではさしずめ若者向けのファッションショッピングモールといった感じです。
函館の夜景は、東京タワーより少し高めの334mの函館山と海抜1mの函館市内との間が2~3kmと近いことが関係してます。
街全体、特に多くの観光スポットの名所はライトアップして、夜景づくりに協力し、夜景を演出しています。
しかし昼間は多くのお店が閉まっていました。夜開く飲食店が多いのです。
私は、グルメ派ではありませんし、アワビやウニやイクラや塩からなどを私は好みませんのでとても安上がりです。
夜、私たちは安い肴でお酒を飲んでしまうので、ライトアップの美しさは見ませんでした。
大沼公園や室蘭・登別温泉まで足を伸ばすことも考えましたが、今回は函館だけにしたのも良かったです。

トラム・市電が街の主な交通機関となっているのはイスタンブールとよく似ています。
函館の場合は、市電軌道は、専用で他の車が入れないのが画期的です。
それだけ函館の道路は幅が広いと言うことですが、でもやはり市電は時間がかかります。
函館市民は、実に交通信号を守ります。市電を降りて、歩道に向かう横断歩道の信号をきちんと守りますし、
他の交差点でも律儀に信号を守っていました。
青函フェリーを初めて乗りました。
初め、青森からトンネル特急電車で函館に入る計画を立てました。その方がはるかに時間が早いのですが、フェリーにしました。
60畳ほどの大広間2等船室には往時の面影は想像できませんが、青函連絡船の時は大混雑だったのだろうなとは思いました。
 
船内には、ソファーの休憩ラウンジ、シャワー室や電子レンジやお湯などが整備された食事スペースも整備されていました。
甲板に出ることも出来ますがほとんど人はいません。長くいると寒くなるほど風が強いです。
他の人見られることなく甲板から人が転落する光景は容易に想像することが出来ます。
時間
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・
8月下旬になれば涼しいと思ってこの時期にしたのですが、30日31日の気温30度は想像出来ませんでした。
それでも、本土とは比較となりません。
私は、七分ズボンとサンダルとTシャツの軽装でしたが、クールタオルは使用せず、大汗はかきませんでした。
また、今回は妻も一緒にウォーキングをしました。
まず、私がいつもよりは遅いスピードですが先に歩き、写真を撮りながら、しばらく妻を待つというタイミングでした。
普段ですとどんどん早歩きとなってしまうのですが、ゆっくりとなりますし、
私が渡った後、赤信号となってしまうと、私は交差点で妻を待ったりします。
妻も私のスピードに合わすことなく、マイペースで途中の観光案内の説明文などをゆっくり読んだりします。
結果、オーバーペースにならなかったのがとても良かったです。
3回ほど見失いましたが、携帯を使うほどではありませんでした。
先のトルコ・イタリア旅行の際、シエスタをたっぷり取った教訓も生きました。
今回、ランチの時生ビールを飲み、昼寝は熟睡、3時間ほどのランチ・シエスタは良かったです。
日本の食事の豊かさと手軽さと価格のリーズナブルさも実感しました。
コンビニとスーパーも便利でした。[最も、この便利さと引き替えに日本は小売店と地域コミュニティを失いましたが]
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
最後に、無粋ですがお金について(一人)
交通費=33880円 [新幹線:14280円、フェリー:2430円、飛行機:17170円]
ホテル=16000円 [4000円×4、朝食付]
食事他交通費他=約18000円       計約68000円                            【終わり】