風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

ドイツの旅21/ベルリンへ移動

2016年06月30日 | ドイツの旅2016年
 ユダヤ人犠牲者記念館
5月30日 ベルリンへ移動
ベルリンに移動しました。ハンブルク発8:54(日本で購入した切符には8:51でしたので駅に聞きに行きました。)
10分も遅れたので、次の列車が8番ホームに到着しました。通りかかった職員に聞くと「Next」の返事、
しかし実際は反対側の7番ホームに変更になっていました。いい加減な職員が多いです(変更が多いのです。)
この列車は昨日、今日だけの臨時列車のようで一等の6ボックス席でした。37.85ユーロ(早割りです。正規では約倍のようです。)
ベルリンには15分遅れの11:10に到着しました。ベルリン駅はさすがに大きいです。
4階建てのようですが、写真を撮るより、まずホテルに向かうことの方が大事です。
鉄道近郊線(S)、地下鉄(U)、バスなどの一日乗車券の購入しようと思うのですが、自動券売機ではうまくいかず、
結局、DBインフォに行くと、「DBチケット売り場に行けだけ」、とこっちは愛想がありません。
DBチケット売り場に行くと職員が数名自動券売機の前にいました。目があった若いハンサムな青年に聞くと、
自動券売機を操作を教えてくれました。その後で一人で試しましたがクレジットカードは×印が付いていました。
短距離券は1.60ユーロ(3駅まで)、1回乗車券は2.70ユーロ、1日乗車券は7ユーロ、4回回数券は9ユーロなど色々な切符があります。
次は乗り場です。動物園駅までは近郊線で行って、そこで地下鉄U2に乗り換え、3つ目のビスマルク通りで下車です。
別の中年女性に動物園駅はと聞くと16番線ですべてOKとのこと、後は順調でした。
フランスやイタリアでは自動券売機の近くで旅行者を待っていて、操作を教えるからとお金を要求する人、
お釣りをくれと言う人、使用済みの切符を使わなくなったと言って切符を渡し金を要求する人などがいましたが、
ドイツではDBの制服を着ているので安心です。
ビスマルク駅駅から徒歩5分、途中にスーパーやレストランもありました。でも結局ホテルに着いたのは12時でした。
ホテルは新しくきれいで、レセプションの女性は親切でした。部屋はツインでした。広くシャワーの出も、湯加減も良いです。
冷蔵庫はありません。セキュリティボックスは部屋にはありませんが、レセプションで無料で預かってくれます。
部屋にあるよりはるかに良いです。デポジット無し無料です。部屋でランチを食べ、1時過ぎに出かけました。
この部屋の難点は、西日が当たって暑いことと、レースのカーテンがないので通りを隔てて向こう側の窓が丸見え
なことでした。
 
天気予報では、20℃以上というのでTシャツとベストサンダルの軽装で出かけました。地下鉄U2でポツダム広場駅に向かいました。





出口はわかったのですが、方角がまるでわからず、あっちうろうろしてやっと方向がわかりました。
ポツダム広場はとても広く、道路が複雑で通りの名前などがとても分かりづらく、自分の立ち位置がよくわからないのです。
あっちうろうろ、こっちうろうろしました。DB本社ビルとソニーセンタービルがランドマークなことは後日わかりました。
ポツダム広場には、韓国式の東屋、壁の一部がありました。
 
アルカーテン(ショッピングモール)                 ポツダム広場劇場
 
ブルーマックス劇場          国立図書館
 
このとき急に雷雨が、カフェの店員が「ドイチェ・ウエザー」とウインクしながらテーブルクロスを大急ぎで片づけていました。
アーケードで20分ほど雨宿りしていると嘘のように晴れました。ニュースではヨーロッパでは落雷で多くの人が亡くなっているとか。
マチイ教会               Kunstbibliothek博物館
 
カルチャーフォーラム                         Kammernusiksaal
 
新ナショナルギャラリー(工事中)                  絵画館
 
工芸美術館                             壁で死んだ人のモニュメントでしょうか
  
 
ベルリンフィルハーモィ
  
楽器博物館                              ソニーセンター
 
レゴランド
 
映画博物館              ポツダム広場に戻って来て壁の一部
 
ユダヤ人犠牲者記念館[冒頭の写真]  何の説明も表示もありません。広く、ブロックの大きさ、高さは全くまちまちです。
高いものもあり、まるで迷路のようです。私が通った所には落書きが皆無でした。
 
ブランデンブルク門広場で ビールを飲みながら自転車のペダルを漕ぎます。かけ声を掛けていました。酔うでしょうね。
 
ブランデンブルク門
 
ブランデンブルク門の上部                     ブランデンブルク門から戦勝記念塔(2kmほどか)
 
今、17時半また急に雷雨です。約40分後に止みました。
連邦議会                               シュブレー川から連邦議会。
 
これも壁のモニュメントでしょうか                   森鴎外記念館
 
ドイツ劇場                               フリードリヒ・シュタット・パラス劇場
 
ベルリーナ・アンサンブル劇場
 
地下鉄・近郊線のフリードリヒシュトラーゼ駅が目の前なのでここで帰ることにしました。
帰りのルートは調べていなかったので少し迷いましたが、中央駅、動物園駅は覚えていたので近郊線で中央駅を経由して
動物園駅で乗り換え無事帰りました。
ブランデンブルク門は大観光地ですが、私は『ユダヤ人犠牲者記念館』をお薦めします。
ブランデンブルク門から南に100m程先です。2711本の、「ただのコンクリートブロック」が林立するだけで、
ちょっと「無機質」な感じですが、心穏やかになりました。
銘も個人の名も、そして何の説明もありません。[地下の情報センターに犠牲者の氏名などが展示されています。]
建設に当たって、ユダヤ人だけで無く障害者や同性愛者や全ての戦争犠牲者の慰霊とすべきか、こんな巨大さが必要か、
について大きな論争があったようです。
この地は、かつて政府高官官邸、官庁街でベルリン市街戦後は廃墟だったそうです。2005年に完成しました。 
ウィンドウズ10には全く困ったものです。まさにウイルスのようにアップロードしてしまうのですから。
1時間以上も無駄な時間を余儀なくされましたが、すぐ削除し、前の状態に(ノートはW7です。)  【5月30日終わり】

ドイツの旅20/ハンブルク5・ブレーメンを歩く

2016年06月29日 | ドイツの旅2016年

5月29日『ブレーメンの音楽隊』のブレーメンを訪れました。
ハンブルクから急行で1時間10分位です。ハンブルクに次ぐ大きな港町だそうですが、海からヴェーザー川を遡ること
50km以上も内陸です。

天気予報では午後から雨なので早めに出ようと8時半に駅に行って往復切符(25ユーロ)を買いました。
窓口はすいていてすぐ買えました。少し涼しかったのでホテルに一度戻りジャンパーに着替えホテルの部屋で待ちました。
9:15発に乗ってしばらくすると、ものすごい雨が降り始めました。ブレーメンに着くと雨は止んでいました。
ブレーメン駅                              海外博物館
  
駅を出てすぐ右にあります。正面に赤い鳥居があるのにはびっくりしました。
海外博物館前の像         しばらく歩くと、ピストルや刀などの店がありました。値段を見ると100ユーロもしていました。
 
                                    旧市街に向かって歩き出すと公園の中に風車があります。
 
                      しばらく歩くと旧市街の入り口に冒頭の『豚飼いの像』があります。
   
リープフラウエン教会が目に入り込んできますが、工事用のシートで覆われていました。  ブレーメンの音楽隊像
             
現在は商工会議所として使われている建物。 
 
ローラント像[平和と権利のシンボルと言われています。]  市庁舎も工事中でした。
  
とうとう雨が降り始めました。  聖ピトリ大聖堂 行事があるのか中は入れませんでした。
 
 
聖ピトリ大聖堂(横から)
 
Am Markt21の壁飾り マルクト広場では朝市とイベントが行われ、試食会等が行われていました。
  
ベットヒャー通り入り口 わずか100mの小路に小ギャラリー・博物館・小物屋・土産屋・カフェ等がひしめいています。
  
 
 
ロゼリウスの家とパウラ・モーダーゾーン・ベッカー美術館 ベットヒャー通り出口
       
マルチニ教会
 
ヨハン教会 (工事中でした。)
 
シュノーア地区の路地、ガイドブックでは小さいアトリエや小物点やカフェなどのしゃれた路地とありますが大したことないです。 
  
                                              ヨハン教会(工事中で閉鎖)
  
ヴァーザー川に出てみると、この雨の中、ボートやカヌーで遊ぶ人が
 
                                     Forum an Wall(右の入り口には警察とも)
 
クンストハレ博物館                          シアター
 
ブレーメン・デザインセンター                     通りで
  
   
路上に東京への距離が記されていました。                不気味な像でした。

雨足と風が強くなってきたので帰ることにしました。急行は1時間に1本、特急も1時間に1本、14:33の電車に乗れました。
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以下、私の独断的感想
ドイツ人の雨についての考えは私には全く理解できません。かなりの雨が降っていても傘を差す人は断然少数派なのです。
防水のレインコートを着ている人もいますが、普通のコートの人もいて、それでいて寒そうに震えているのですから。
ドイツの街角について------------------
昼間からビール瓶を片手に歩いている人もたくさんいます。酔いつぶれている人もかなりいます。
物乞いもたくさんいます。ホームレスも多いです。老若男女の差無くです。特に若者が犬を連れて物乞いをしているのです。
何か事情があるのかも知れませんが、私には理解できません。
私は、かつてヨーロッパのホームレスと福祉とキリスト教との関係について書いたことがあります。
簡単に言うと、キリスト教に限らず多くの宗教に言えることですが「富める者は貧しき者に施し」の精神があるのではないか
と言うことです。それがヨーロッパでは特に強いと思うのです。
アメリカの富豪の「慈善活動」は、有名ですが私は「偽善」を感じます。
ヨーロッパでは、路上パフォーマーや路上演奏家なども多いのですが、それは彼らがそれで生活できているということです。
しかし、狭い車内での楽器の演奏など私には迷惑この上ありません。
ヨーロッパは福祉が充実していると言いますが、果たして本当はどうなのか私は疑問に思います。
喫煙者もすこぶる多いです。これも老若男女の差無くです。特に学生風の若い男女が目に付きます。
オフィス内での喫煙は禁じられているのでしょう、ビルの外の入口にたむろして立って喫煙しています。
喫煙者の多くは、路上で、鉄道のホームで見境なしに吸い、その上吸い殻は路上にポイ捨てです。
路上を汚せば清掃する人の仕事を作ることが出来るという考えもありますがそれはどう見ても屁理屈です。
路上の煙草の臭いは私には臭く全く不快で気持ち悪いです。歩きスマホや歩き電話も普通です。
とにかく忙しいのでしょう。歩きながらの飲食は普通のレベルを通り越して異常な程多いです。
これも場所を選ばずで、路上、ホーム、車内、バス、ひっきりなしに食べているという感じです。
しかし、カフェで一杯のグラスビール・コーヒーで何時間もおしゃべりしているのですから「多忙」は無いと思うのですが…。
また、肥満の人が多いです。これも老若男女なしです。それはセックス魅力があると言うより異常な「肥満」と感じます。
愛犬家もいますが、「犬たちの粗相」も多くの人がそのまま放置です。
道路については、ヨーロッパには独特の考えがあるようです。中世のパリなどは、家屋内にトイレはなく、道路に捨てていました。
それがペストや赤痢など感染症と伝染病のパンドミックにつながったと聞いています。
水洗トイレときれいな水道水と風呂が普及していた古代ローマの驚くべき文化はヨーロッパに根付かなかったのでしょうか。
これらについては「キリ」がないので、いつかまた考えましょう。  【5月29日終わり】

ドイツの旅19/ハンブルク4・リューベック

2016年06月28日 | ドイツの旅2016年

聖霊養老院
5月28日、ハンブルクの北50km・急行で45分ほどのリューベックに行きました。
リューベックは、13~14世紀のハンザ同盟が栄えた頃の中心としてもっとも栄えた町と言われています。
昨日訪れた塩の産地リューベックは南に80km行ったところでその塩とリューベックの海産物が合流し、
ロシアや北欧に運ばれ栄えました。
トーマス・マン、ギュンター・グラス(文学賞)、ウィリー・ブラント(平和賞)ら三人のノーベル賞受賞者を生まれた町だそうです。

朝ちょっとのんびりし過ぎて、予定していた9:04分の電車に間に合いませんでした。
安い急行(14.1ユーロ)10:04にし、リューベック中央駅に10:48に着きました。 
電車はかなり混んでいました。なんと後ろに座った人に「リューベック?」と聞かれました。彼も心配だったのでしょう。
リュベック駅
 

ホルステン門(旧市街地入口)、大きく傾いています。
 
かつての塩の倉庫群                        人形劇場
   
通り                   聖ペトリ教会
   
 
エレベータ(3ユーロ)で展望台へ 市庁舎
 
展望台からマリエン教会                      ヤコビ教会                      
 
                                      カタリーネン教会
   
市庁舎                                 市庁舎右部分
 
市庁舎旧扉              マリエン教会(参拝料2ユーロ)
  
受付の女性が日本語のリーフレットのコピーを探し出して追いかけて来て手渡ししてくれました。
マリエン教会内部、1941年英軍の空襲で破壊された塔の鐘(鐘のチャペル) ユーケルの十字

死踊りのチャペル           祭壇                                  天分の時計        
   
世界最大級の8512本のパイプを持つパイプオルガン 
  
光の樹     ブッデンブロークハウス(マン兄弟記念館)[トーマス・マンの小説『ブッデンブロー家の人々』の舞台となりました。]
         
通り
 
ヤコビ教会
  
  
地下礼拝場                    日本で言う賽銭箱
 
聖霊養老院(13世紀に建てられた福祉施設兼病院) 開放されている内部の一部は教会の様です。
 
 
私は、この建物の名前が分かりませんでした。職員が昼休みで扉を閉めようとしていましたが、私がこの建物の名前を聞くと、
彼は答えてくれたのですが、聞き取れなかったので書いてもらいました。彼は扉を開け、遠方から来た私を見学させてくれました
船員組合の家(現在はレストラン)     路地からのヤコビ教会
 
ヤコビ教会の全景                           北の城門
 
城門の外は運河で港でした。    聖霊養老院の塔は明らかに傾いています。奥はカタリーネン教会、右はヤコビ教会
 
ウィリー・ブラント記念館
 
ギュンター・グラスハウス       カタリーネン教会(2ユーロ)
  
 
 
                                     床は、墓になっているようです。
 
 
マリエン教会全景          聖アンネ博物館
 
Judische Gemeinde                            聖アンネ教会
  
聖アンネ教会内部
 
大聖堂全景
  
 
 
  
 
自然史博物館
 
民俗博物館                             Propste Jesu教会
  
                          教会内では結婚式が行われていました。
  
帰り道、マリエン教会が見えました。
      
16:04の急行(14.1ユーロ)で帰って来ました。
ハンブルク市立美術館は入る時間が無いので写真です。   白い建物「TheCube」カフェやレストランだそうです。
 
ハンブルク中央駅                          ドイツ劇場
 
夜9時だと言うのこの明るさです。ホテルの部屋から外を撮りました。
   リューベックは、地図にあるように、四方の川が天然の要塞になっています。そして、
トラーヴェ川を経て、バルト海に出ることが出来ます。バルト海南部は、不凍海であることが多く、海洋貿易にとても有利です。
13~14世紀ハンザ同盟の中心地として最も栄えた事は十分想像できます。
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リュベックで撮ったユニークな写真
   
       【5月28日終わり】

ドイツの旅18/ハンブルク3・ツェレとリュ-ネブルク

2016年06月27日 | ドイツの旅2016年
 ツェレの木組みの家
 リュ-ネブルクの給水塔
5月27日 ツェレとリュ-ネブルクの二つの小さな町を訪れました。
ツェレは、木組みの家がカラフルで「北ドイツの真珠」と言われている町です。
リューネブルクは、塩の産地として昔から栄え、リューベックに至る「塩の道」の出発点でした。
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ハウプトバーンホテルの朝食                 ツェレ駅
 
ハンブルク8:28発の急行で9:37ツェレに着きました。本数は多くないので早い時間の電車となりました。
小さな町です。歩いて15分ほどで市の中心地に着きました。
石畳の道は、石畳の間に細かいゴミやポイ捨てのたばこの吸い殻が入り込んでしまうので掃除が大変そうです。
  
ドイツも自転車王国、実に色々の種類があって、これは子ども車が付いています。
城のイメージとは異なるツェレの城 左の塔がバロック、右の塔がルネッサンス様式だそうです。    ボーマン博物館
 
市教会                               
 
                                                             教会前の像
  
市庁舎
  
世界初の24時間オープン美術館と言われるtェレ美術館(夜間は館内が照明されて窓の外から鑑賞するそうです。)
 
この町で一番美しいと言われる木組みの家・ホッペナーハウス(二つ並んだ右)
 
街角図書館(市民は自由に本を借りられるそうです。)
 
小さい町で見所は木組みの家以外は無いので小1時間で巡ってしまいました。
11:06発の電車でリューネブルクに向かいました。
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この時間は各駅電車しかなく、途中のUelzenと言う駅で乗り換え無ければなりませんでした。
その待ち時間を含めて1時間半もかかり、リューネブルクに着いたのは12:24でした。
Uelzen駅はきれいでした。ドイツでは新幹線を除いて、自転車を車内に持ち込めます。有料です。
 
通常は、車両の半分ほどが自転車・乳母車・車椅子スペースですが、この車両はその専用車です。エスカレーターも乗れます。
リューネブルク駅                  古いクレーン、運河・川を運行する船の荷物の乗せ下ろしに使ったようです。
 
船着き場と昔の船
 
聖ニコライ教会
 
 
地下の礼拝場                            ダビンチの最後の晩餐を真似したレリーフ
 
市庁舎                             市庁舎の塔にはマイセン焼きのグロッケンシュピール(組鐘)があります。
 
市庁舎前で結婚披露宴が、お二人の赤ちゃんも参席していました。
 
ハイネの家            途中でこんな標識が、後で説明しましょう。もちろん日本の鳴門です。
 
聖ミヒャエル教会                                パイプオルガンの仕組みの説明
  
 
地下礼拝場
 
 
塩の博物館 入り口右は大きなスーパーでした。          市立劇場
 
塩の博物館の場所が分からず、近くの大きなホテルで聞きました。受付の女性は外に来て教えてくれました。
アム・サンデ広場の聖ヨハニス教会と反対側の木組みのお店 聖ヨハニス教会の左右にファーサードがあります。
 

聖ヨハニス教会の中にはいると教会関係者の老人が声を掛けて来ました。お布施の催促かと小銭入れを探していると
「ドイツ語、英語」と聞くのです。私が日本人だと分かると女性職員(ボランティアの感じでした)が部屋の中から日本語の
説明書探してきてを手渡してくれました。
 
  
 
  
 
  
帰りに説明書を返すと感想を聞かれたので、「よくわかりました。素敵です。」 と答えました。
パイプオルガンもきれいで豪華でした。南に向かって少し塔が傾いているそうです。
また、塔の上からは毎朝10時にトランペットで時刻を知らせるそうです。
聖ヨハニス教会の全景
 
給 水 塔 56mあり、エレベーターで上れます。(4ユーロ)  展望台からの景色
 
展望台からの景色

聖ヨハニス教会            聖ミヒャエル教会
 
  
展望台にあったこのプレートは塔整備の寄付者の名前でしょうか。  階段で下りると、昔の給水設備が
 
塔の中程に『鳴門の寄付者』と日本コーナーが設けられていました。
給水塔は長い間、痛んだまま放置されたままだったそうです。整備されたとき鳴門の市民が寄付を寄せたそうで、
その名前が記され、日本コーナーが設けられたそうです。途中で見た『鳴門』の標識の意味がわかりました。
    
ビルの壁画                               確かに聖ヨハニス教会は傾いています。
 
駅前のリューネブルク博物館
 
15:12の急行で帰りました。約30分、8.70ユーロでした。
ドイツは、鉄道の整備が発達しているので旅行者にはとても都合がいいです。幹線・長距離は利用者も多いのですが、
ローカル線は利用者も少なく廃線を余儀なくされている路線もあるようです。車の勢いに負けているので様々な
割引サービスを試みているようです。私も「早割購入」の恩恵を大分受けました。
しかし、ヨーロッパの鉄道システムには私にはかなりシステム的欠陥があるように思います。致命的弱点は遅延です。
その第一は、ヨーロッパ独特の駅の構造です。ターミナル駅は、線路が通過するのでなく、熊手型になっているのです。
昔の上野駅がそうでした。

東京から名古屋経由で大阪に行くとすると、名古屋はスルーするのでなく、一度名古屋駅で終点し、来た方向とは逆に走り、
大きく迂回して大阪に向かうという感じです。
ホームを並列してたくさん作れるのですが、進入と出発の線路数が一致しないので運行がスムーズに行かず、
遅延はほぼ必至と言わざるを得ません。
次は、改札システムです。
日本では、ホームの出入りは必ず改札口を通らなければなりませんが、ヨーロッパの多くはホーム・電車内への乗り降りは、
ほとんど自由です。ホームで切符を打刻します。
日本の「スイカ」は便利この上ありません。実質的チケットレスですから。
急行や新幹線は車内検札がありますが、ローカル線は地下鉄・トラムを含めてほとんど検札がありません。
無賃乗車が可能で、有効にチケット料金を回収していない感じです。
次は、チケット購入の方法です。自動券売機で買うことが出来るのですが、その台数がきわめて少ない上に
機械によってはクレジットカードが使えなかったり、ひどい場合はコインのみと言うのもあります。
行き先を、キーボード式に入力しなければならない機械もあります。近距離・ローカル線は良いのですが、
長距離(高額)・急行などは窓口で買わなければなりません。
チケットの種類・形も何種類もあるようで、飛行機のような、eチケットやスマホにGコードにしているものなど色々あるようです。
急行も自由席車両と指定席車両とが分かれていないで混在していたり、指定席でも空いていれば座って良いとか複雑です。
車両の停車位置も日本のようにきちんとしていない上に、何号車はどこに停車するかなどの情報も分かりづらいです。
ドイツの鉄道網はとても整備されていますが、チケット購入の不便さ、遅延、到着ホームの変更、停車位置に分かりづらさ、
駅構内に職員がほとんど見当たらないこと、ローカル駅の多くが無人駅なこと、そして、駅構内にトイレのないこと、
等はとても不便でした。 【5月27日終わり】


ドイツの旅17/ハンブルク2・ビートルズプラザ、運河街

2016年06月26日 | ドイツの旅2016年
 ビートルズプラザ
5月26日 ハンブルク市内を散策
今日は朝から傘を差さないとしっとり濡れる程度のこぬか雨より弱い雨が一日中降っていました。
私は、もちろんずっと傘を差して歩きましたが…。


朝一番で、ビートルズプラザを訪れました。ハンブルクは、ビートルズが売れる前に活動した町です。
ハンブルク中央駅からローカル線(Sバーン)で4つ目の駅・Reeperbahn駅前にビートルズプラザがあり、
ビートルズのオブジェがあります。(冒頭の写真)
  
この手前の道を入って150m程の所にビートルズが演奏したクラブカイザーケラーがあります。
 
この通りはちょっといかがわしいまさにピンク繁華街です。私は夜はとうてい来られませんので朝一番で来ました。
観光客が数名いただけです。ビートルズのオブジェの前で昨夜酔いしれたのかおじさんが寝ているのが印象的でした。
新宿のピンク繁華街の朝と同じようにすいた臭いとゴミが散らかり人通りはありません。
午前中は、ここから、川まで下って、そこからハンブルク中央駅に向かって川沿いを歩く予定です。
ハンブルクの港は、海と見まごう感じです。エルベ川の河口から100kmも遡っているとはとても思えません。
日曜には大にぎわいのフィッシュマルクト(魚市場)のようですが、人はほとんどいませんでした。
 
フィッシュマルクトの広場のオブジェ
 
冷戦時代の名残・旧ソ連製の潜水艦U434、今は博物館で中に入れるようです。
 
ハンブルクは、13世紀から15世紀に栄えたハンザ同盟(通称や公益上の権益を守る目的の都市同盟)の拠点でした。
そんな訳か、ビルのあちこちに船をモチーフにした飾りが。
 
教会が見えたので丘を少し登ったのですが、木々の中にあり写真は撮れませんでした。
 
ザンクト・パウリ・エルベトンネル[ここはお薦めの観光スポットです。]
中洲のような所に向かうトンネルがあります。車も人も巨大なエレベーターで地下20メートルほど下がります。
長さは420m程だそうです。海面下なのに無料なのは驚きです。
 
  
                                    中央の白い物はトラックです。 
 
港の時計台                              リーックマーリックマース号
 
消防艇              建設中のエルブフィルハーモニーの建物を撮っていると女の子が撮ってとばかりにカメラの前に
 
まだ建設中のエルブフィルハーモニー               旧市街の聖ニコライ教会と聖カタリーネン教会
   
倉庫街                                Speicherstadt博物館
 
運河と倉庫街                            ミニチュアランド
 
所々、木製のデッキ見たいな遊歩道や跨線橋があります。    郵便配達の自転車
  
Haus der Photographie                       Deichtorhallen Deichtorahllen
 
ちょうど12時、予定通りハンブルク中央駅前に戻ってきたので、ホテルに戻り昼食を食べ少し休憩しました。
1時半頃、近郊線で3つ目のLandungsbrucken駅(Reeperbahn駅の一つ前の駅)まで行きそこから再び歩きました。
小高い丘の上に巨大な像が      ハンブルク博物館
 
ブラームス博物館(場所がわからず苦労しました。)        ミヒャエル教会
 
                                                          マルチン・ルターの像
  
教会内の地下  地下室の意味です。
 
                                     教会の塔の時計の針のようです。
  
"ピースボート"がハンブルクに寄港してようで、多くの日本人がツアーで来ていました。その後、数組の人に、
市庁舎の行き方やスーパーがあるかなど聞かれました。
旧商工組合福祉住宅跡(商工組合員を無くした妻たちのための住宅) その看板
 
レストラン脇の細い路地から入ります。(白いビルの隣、右から三件目の左のドアのような所)
 
タイヒ通り(狭い路地に木組みの家が数軒残っています。)
 
クライネ・ヴァル公園入り口                     テレビ塔はすっかり雨にかすんでいました。
 
 
ハンブルク国立劇場

この場所がわからず苦労しました。最後に聞いたのはこのビルから出て人で、聞かれた人もびっくり顔で「ココ!」、 
地元の人も、実は知らないのに知ったかぶりして間違ったとんでもないことを言いますし、教え方が全く下手です。
私は、この前を何度も行き交っていたのに分からなかったのです。
計画ではここから、ハンブルク市立美術館に行き、入ろうと思っていたのですが、5時を過ぎてしまい、
それどころではありませんでした。デパートによって夕食を買いました。小雨でしたが街歩きを十分堪能しました。
特に、ザンクト・パウリ・エルベトンネルと運河・倉庫街は魅力たっぷりでした。   【5月26日終わり】

ドイツの旅16/ハンブルク1

2016年06月25日 | ドイツの旅2016年

ハンブルク市庁舎 手前は運河です。
5月25日 ハンブルクへ移動
ドイツ南北の中央・西の端のドレスデンから北部・東西の中央のハンブルクへ移動しました。
朝食をゆっくりたっぷり食べて、9:20発の電車です。
傘を差すほどではない靄のような雨が時々降りました。余裕を持って40分前にホテルを出ました。
ポストプラザからトラムです。切符を前日買っておきました。11番のトラムはすぐ来ました。乗ってすぐ打刻しました。
早く着いたので、駅構内の写真やツーリストインフォの写真などを撮りました。
9:20発の予定が5分遅れで到着。車掌がいたので、チケットを見せると最後尾だというのです。
車掌は、私の身なりを見て、二等車と思ったのでしょう。最後尾に行くと、51席は座っていました。
チケットを見せると私の席は「一等車だ」と言うので、また最前列の列車に舞い戻りました。
今度は違う車掌がいてチケットを見せて「一等車だ」と言うと、空いている席に案内してくれました。
一等車の51席とチケットに書いてありますが、席は自由なのです。扉のある6人のボックス席の一等車に一人でした。
 
トイレは、きれいで広かったです。途中の景色は殺風景そのものです。
 
電車は5分遅れで出発し、ハノーファに13:30着、乗り換えの電車は13:36発なので乗り遅れないように急いで移動です。
ところが、エスカレータがありません。ハンブルク行きの電車はなんと20分も遅れて到着したのでした。
ハノーファからハンブルク中央駅までは駅二つで1時間ちょっとです。
ハンブルクの名が付く駅は、Hbf(中央)の他に、ダムトーア駅・アルトナ駅・ハートブルク駅の四つもあります。

ハンブルク駅も実に巨大です。ホテルは、繁華街とは逆の東側出口で、駅から徒歩3分というロケーションです。
 
ホテルについて、パスポートを胴巻きから出そうともぞもぞするとレセプションの女性が「トイレですか?」に大笑いでした。
ノボム・ホテル・クロンプリンツ・ハンブルク・ハウプトバーンと言う長い名前のホテルです。
   
部屋はきれいですが、やはり一長一短があるものです。
ドイツのトイレはウオシュレットで無いので、シャワーで洗うのですが、ここのは蛇腹式蛇腹式ではなく、
天井に付いているのでお尻を洗うと体全体が濡れてしまうのです。
その代わりセキュリーティボックスが部屋にあり、15ユーロのデポジット、鍵式、とてもいいです。
冷蔵庫はありません。Wifiは無料です。ヘアドライヤーのコンセントが見つからないのでレセプションに行ったのすが、
理解してもらいません。部屋に新しいヘアドライアーをもって来て、コンセントを探しますが見当たりません。
あちこち触って、蛍光灯の端にカバーが付いていてそれを開けるとコンセントが出てきました。
16時過ぎになりましたが出かけました。

美術工芸博物館             この建物は?です。
 
聖ヤコビ教会
  
 
 
ペトリ教会
 
 
聖カタリーネン教会
  
 
聖ニコライ教会廃墟(工事中の感じ)
  
 
何の建物か?
 
市庁舎                                 市役所時計台の入り口上部
 
市役所中庭                             中庭から時計台・入り口上部
 
中ではどうも旧社会主義時代の秘密警察や悲劇についての展示が行われているようでした。
 
多くの人々で賑わっていました。
内アルスター湖
 
デパートで水と果物と夕食用惣菜(魚の薫製とサラダとパン)などを買って帰りました。
ホテルのロケーションが良いです。近くにスーパーなどがあるかは調べませんでしたが、
今日歩いた市役所への道が繁華街で大きなデパートなどがありますし、駅の中にもファストフードがたくさんあります。
エルベ川はとても広く、海の様です。海岸から100kmも内陸に入っているとは思えません。
しかし、雰囲気は海岸の港町の感じです。運河がたくさん走っています。
地下鉄、鉄道近郊線などの便も良いようです。     【5月25日終わり】

ドイツの旅15/ドレスデン2

2016年06月24日 | ドイツの旅2016年

新市街地から旧市街地を望む[合成]
5月24日、ドレスデン市内を歩きました。
午後から雷雨との天気予報でしたなので、午前中は新市街地、午後は旧市街地のツヴィンガー宮殿とドレスデン城を
見学することにしました。
ドイツに来て一週間ほどは時差の関係で明け方に便意がありましたが、その後はだいぶ落ち着いて来ていました。
それでも、やはり早朝に便意があるので早起きしていたのですが、昨日は5時半起きだったせいでしょうか、
珍しく7時過ぎに目が覚めました。ゆっくり朝食を食べ、10時前にホテルを出ました。
朝食は、どのホテルもほとんど同じです。ヨーグルトはカップ入りだったのでランチ用にももらい、
果物ももらい、ランチ用にサンドイッチも作り、持ってきました。

聖十字架教会を再訪し、写真を撮りました。 ツーリストインフォメーションがあるビル[赤い部分]
 
聖母教会再訪             路上でマップを販売する人
 
城壁の外・エルベ川沿いからStaalicheアカデミー・ドレスデン要塞       城壁
 
新市街地のザクセン民芸博物館                 アウグストゥス橋[橋の向こうが新市街地です。]
 
このアウグストゥスは、古代ローマのアウグストゥス帝ではなく、17世紀ドイツザクセン王フリードリヒ・アウグスト1世
左:ドレスデン城入り口右:カトリック旧宮廷教会         Oberlandesgericht Dresdenと言う建物
 
ドレスデン城入り口                         アウグストゥス橋から旧市街地を臨む
 
冒頭の写真の景色
 
橋を渡り終えて、新市街地へ

日本宮殿 巨大な日本宮殿外観、日本宮殿の中身は不明です。
 
同中庭                                 Senckenberg Naturhistonische博物館が入っています。
 
                                黄金色のアウグストゥス帝像
  
屋内市場
 
三王教会(工事中で入れませんでした。)
 
ビルの中に三角の家がありました。何かは不明です。
 
ケストナー博物館                          ケストナー博物館の塀
 
Kunsthaus 博物館                          アウグストゥス橋から旧宮廷教会(左)とセンパーオペラ座(右)
 
橋の中程に北斎の波の絵の看板が、その先はセンパーオペラ劇場(センパーとは建設者の名)   オペラ劇場
 
オペラ劇場発注者・ザクセン王ヨハン像           ツヴィンガー宮殿
  
旧宮廷教会とツヴィンガー宮殿                   旧宮廷教会内部
 
ユニークな二つの彫刻
  
旧宮廷教会とツヴィンガー宮殿を結ぶ廊下
 
ちょうど12時頃、ホテルは目の前なのでホテルの部屋で朝作ったお弁当を食べました。部屋で少し休憩し、出かけました。
ツヴィンガー宮殿の王冠の門                    ツヴィンガー宮殿入口[上は、陶磁器コレクション]
  
ツヴィンガー宮殿中庭

市内博物館の共通券=SKD-Museumを申し込むとドレスデン城は火曜日は休館なので無駄になるので、
ツヴィンガー宮殿内の三つの博物館券(10ユーロ)を薦められました。
陶磁器コレクションの建物外観 陶磁器コレクション(陶磁器は興味がないので素通り) 
 
  
 
数学物理学博物館建物 時計・顕微鏡・計算機・天体等が陳列されています。
 
 
  
                                     計算機
  
アルテ・マイスター絵画館 広いです。確か年代別に4階になっていました。
 
次の三つが有名な所蔵品です。
フェルメールの遣り手婆            フェルメールの手紙を読む少女     ラファエロのシスティーナのマドンナ   
  
  
レンブラント
 
 
手荷物はロッカーに入れます(1ユーロ入れますが戻ります。)トイレもチケットのバーコードを読み取り機にかざして入ります。
再建された中世ドレスデン城シュタルホ-フ(武芸競技場)の外側の君主の行列の壁画の裏側
 
ドレスデン城の入り口を入った中庭の天井屋根 ドレスデン城外観1
  
ドレスデン城外観2[広いので一枚に収まりません。]      シンケルヴァッヘ(センパーオペラチケットオフィス) 
ドレスデン城の入り口の一つ、まるで仁王門です。
 
市立博物館                              市庁舎
  
市庁舎前の像(東ドイツ時代の女性労働者のイメージ) トイレ二つ
        
4時を過ぎ、明日はハンブルクへの移動なので、デパートにより夕飯の食材とウイスキーを買い、ホテルに戻りました。
ドレスデン城内部の閉館は残念でした。雷は遠くで光っただけでした。大雨にはなりませんでしたが、時々降りました。
ドレスデン城とツヴィンガー宮殿一体のドレスデンの旧市街地は見応えあるエリアでした。
特に、エルベ川に架かるアウグストゥス橋からの旧市街地の景色は美しく、印象的でした。
第二次大戦で町のほとんどが壊されたのですが、残った資材なども利用して再建・復興したそうです。
時間が十分なく、また雨に降られてゆっくり散策できなかったのは残念でした。  【5月24日】

ドイツの旅14/ドレスデンへ

2016年06月23日 | ドイツの旅2016年

君主の行列
5月23日 ドレスデンに移動
かつてザクセン王国の首都だったザクセンも空襲でほとんど壊滅したそうです。
しかし、1985年頃からいくつかの歴史的建物の再建が進められ、フラウエン教会は東西統一後再建作業がはじまり、
2005年に完成したそうです。
途中乗り換えのライプチヒ駅
 
ミュンヘン発を7:20にしたのは、大失敗でした。時間はあるし、電車の本数もあるのにこんなに早い時間にしてしまいました。
ホテルの朝食はとれないので前日にサンドイッチなどを買って来て、早起きして食べました。
12:10にライプチィヒで乗り換え、ドレスデンに着いたのは13:37でした。新幹線2等の指定席で106.85ユーロでした。

ドレスデン駅
 
隣の男性が、どこから来たのかと話しかけて来ました。漢字を少し教えたりし、ドイツの感想などを聞かれました。
ドイツの特急・新幹線では通過駅時刻、到着ホーム、乗り換え列車案内などが細かく載ったリーフレットが配られます。
ホームには、列車毎の客車号数の位置などが掲示されることを知ったのですが、この情報が間違っていることが多々あります。
ドレスデンに着いて、SKD-Museumチケット(明日回るツヴィンガー宮殿やドレスデン城の共通チケット)を買うために、
ツーリストインフォに行こうと思ったのですが、場所がよくわからず、ドイツ鉄道のインフォに聞くのですが、
ここは鉄道については親切なのですが、他の案内についてはきわめて無愛想でぶっきらぼうです。
よくわからないので何人かに聞いたのですが知ったかぶり、勘違いの回答あり、あっちこっちうろうろして行き当たりました。
灯台もと暗し、駅構内すぐそこにあったのですが、何度も通り過ぎていました。

このチケットは、ここでは買えず、各博物館などで買うとのことでした。
さて、次の問題は、今日のホテル、モーテル-ワン・ドレスデン・アム・ツヴィンガーという長い名前のホテルは
駅からちょっと離れているのですがタクシーでは乗車拒否されそうな距離でなので、トラムで行くことにしました。
11番のトラムで三つ目のポストプラザで降りるとのことですが、乗り場は一つで行き先毎に選ぶのかと思ったら、
行き先によってホームが違うのでした。乗ったとたんに車内検札がありました。
トラムを降りた200m程先にこのホテルはあったのですが、ホテルらしからぬ建物で、通り過ぎてしまいました。
途中から引き返し、ホテルの看板が目に入ったので、ここで聞こうかと思ったら当のホテルでした。
  
朝食込み2泊で167ユーロと結構高いです。チェーンホテルで他の都市でも見かけました。新しくきれいですが、
設備は特にいいわけではありません。バスタブ、冷蔵庫はありません。シャワー室は扉が無く半分ガラスがあるだけです。
ミュンヘンのホテルと同じ設備でした。こちらの方が広く明るく鍵がカード式だけがいいです。
ここまでに時間がかかってしまい、結局出かけたのは4時頃になってしまいました。

まず夕飯と水などを求めて近くの巨大なショッピングモールに行きました。スーパーもありました。
マルクト広場                             文化宮殿は工事中
 
聖十字架教会
  
 
 
聖母教会               マルチン・ルター像
  
 
マルチン・ルター像                         聖母教会の後ろ側
 
Festungドレスデン博物館の一部
 
                                     Festungドレスデン博物館
  
Kumshalle im Lipsiusbau博物館                   Dresden Academy of Fine Arts
   
Gottfried Semper 像                        Ludwig Richter 像
 
新ユダヤ教会
 
君主の行列壁画
 
 
戦災を奇跡的に免れたマイセン磁器タイルの壁画、101m、20㎠2万5千枚のタイルで出来ているそうです。
ドレスデン城北東側の中庭にあります。欧州最古の武芸競技場だったシュタルホーフが再建され、外壁にこの壁画があります。
 
聖母教会を再訪しました。
  
まだまだ明るいので回りたかったのですが、便意を催したのでホテルに帰りました。
ショッピングモールで、夕飯を買いました。深夜、かなり激しい雷雨で目が覚めました。【5月23日終わり】

ドイツの旅13/ミュンヘン4・ローデンブルク

2016年06月22日 | ドイツの旅2016年

ローデンブルクの町並み
5月22日、木組みの家並みのローデンブルク
今日は現地ツアー『ローデンブルク』に参加しました。51ユーロ+ハールブルク城(8ユーロ)追加で59ユーロです。
こうするとツアー料金が安く思えると言うセコイ商売ですね。

集合場所は、ノイシュバンシュタイン城のツアーと同じなので安心です。
バスの良い席を取るために少し早めに行って、ゆったり出来る席が確保出来ました。
バスは2階建てで椅子席は満席で81席もあります。参加者は多く65人以上だと思います。   ハールブルク城
 
城のガイドと一緒に回り、個人行動は出来ません。取り立てて特徴のある城ではありません。
 
 
敵に攻め込まれ、逃げ込む最後の砦の塔 井戸とトイレ2階が居室
    
                                                           城の門
   
11:15集合し出発。 ローデンブルク12:50着 15:50まで自由行動
コボルツェラー門             メインストリート
   
聖ヨハニス教会前             市庁舎と市議会会館(右白い建物)
  
市庁舎                                市議会会館
   
木組みの家                             フランチェスカ教会
 
ブルク門                ブルク門外から
  
ブルク公園                              ブルク公園からローデンブルクの町
  
郷土博物館
 
聖ヤコブ教会
 
 
 
クリンゲン門                             聖ヴォルフガング教会
 
城壁                                  ロマンチック街道バス停
 
ガルゲン門 Veiβer塔
 
マルクス塔                               レーダー門
 
旧鍛冶屋               時間があったので市庁舎に戻り、塔に登りました。  塔への階段
  
途中の階から                            ベル
 
最上階の展望台から
 
マルクト広場                             やっと人一人が通れる広さです。
 
展望台への最後の出入り口
 
ここまでは無料、ここに料金所があって2ユーロ  出口には日本語も  出口 
  
外に出て、展望台                                   お店です。
  
ちょうど3時、市議会会館のからくり時計が鳴り初め、窓が開いて将軍と市長がビールを乾杯
  
中世犯罪博物館
 
 
聖ヨハニス教会外観
 
コボルツェラー門とプレーンライン、傾いた家          城壁出口
 
シュピタール門
 
ローデンブルクは日本人観光客が多いようで
    
アウトバーン入り口が工事中で大渋滞、入るのに30分かかりました。
ミュンヘンに20分遅れの19:20着、日曜日は多くの商店は開店せず、また閉店も早く、デパート地下は閉まっていました。
夕飯を駅のファストフードで探したらミニスーパーのような店があり、惣菜も豊富で安かったです。
サラダはドレッシングが付いて3ユーロほどでチキンやソーセージなども。果物も量り売りでした。 【5月22日終わり】

ドイツの旅12/ミュウヘン3・ウルム

2016年06月21日 | ドイツの旅2016年

世界一高いウルムの大聖堂の塔
5月21日、ウルムを訪れました。
今日は、ミュンヘンから西へ約120km程のウルムという町を訪れました。

私は、この町を知りませんでした。アインシュタインが生まれた町だそうです。
しかし、それよりも世界一高い塔を持つ大聖堂のある町の方が有名のようです。
また、アインシュタイン縁の施設は余り無いように感じました。
9:18発の新幹線に乗る予定で9時に駅に着くと、チケット売り場は8人待ち(カウンターは整理券で順番です。)でした。
チケットは何とか間に合って買えました。指定席で45ユーロでした。10:37ウルム着 ガイドブックでは、
駅前にアインシュタインのモニュメントがあると載っているのですが再開発の工事中で見あたりませんでした。

ウルム中央駅           歩行者天国となっている大聖堂に続く道を歩いていくと、大聖堂が目に入りました。
 
大聖堂前のミュンスター広場は、土曜市で大混雑でした。
 
  
 
塔の入場料は5ユーロです。登らない訳にはいきません。ゆっくりゆっくり段数を数えながら上りました。
ここまでの螺旋階段は一方通行でしたが、450段ほどから先は上り・下り共用で、すれ違うのが難しい程の狭い螺旋階段です。
そこから150段ほど先の回廊は、人がすれ違うことができないので右回りの一方通行です。
そこから人が降りないと新たな人は入れないので私がそこの到着するにはずいぶんと時間がかかりました。
塔は、大聖堂の一部です。                      ビルのガラスの外壁に街の景色が映っていました。
 
                                     最上階に上る階段           ドナウ川
  
肉屋の塔
 
漁師の一角
 
 
市庁舎
 
塔の中程にある施設                        塔の上部です。
  
人は高いところがあると上りたくなるものですね。
さわやかな風が吹いていました。後が使えているのであまりゆっくりはできません。
私の前は、日本人の若い男性二人でした。現地で働いていて世界一高い塔を見に来た、と言っていました。
大聖堂を後にして、アインシュタインの泉へ 場所がわからないので人に聞こうにも住宅街で人通りがありません。
自転車でこちらに来たカップルを呼び止めて聞くとにっこりして「アレ」と教えてくれました。
 
大聖堂に戻ってきて、大聖堂裏にあるValentin skapello     大聖堂横からの外観
 
市庁舎                              
 
市庁舎正面
 
市立図書館と市庁舎
 
ウルム博物館                            ヴァイスハウプト美術館
 
Dreifaltigkeis教会                          ウルム博物館前のモニュメントと大聖堂
 
肉屋の塔 肉屋の塔の屋根 
 
ドナウ川と城壁  水路が入り組み木組みの家々の漁師の一角
 
 
シーフェスハウス(傾いた家と言う意味、真ん中の家)、おばあさんと散歩していた青年に場所を聞きました。
 
確かに大きく傾いています。今は、大人気のホテルだそうです。
 
StadtgeschichiAusstellurg(何かの文化施設のようです。) その中
 
シナゴーグ 標識以外、建物の名前、説明など一切ありません。壁の星のマーク(建物角・正面)でそれとわかるだけです。
 
時刻は2時頃、もう一度ミュンスター広場に戻ると大聖堂前の広場では、土曜市は店じまいを始めていました。
歩行者天国は大混雑で、すでに酔っぱらいが奇声や大声を上げていました。
15:18の新幹線の切符が滑り込みで買えました。自由席で38ユーロ
鉄道沿線の風景、これは良い方で、家無しの畑・森林が延々と続きます。

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ミュンヘン中央駅前の駅・ミュンヘンPasing駅で下車し、ローカル線(S-8)に乗り換え、Isartor 駅で下車しました。

中央駅まで行って乗り換えるよりここで乗り換える方が便利なのだそうです。明日は、ローデンブルクのツアー、明後日は、
ミュンヘンを後にするので、行き忘れたミュンヘンの街・ドイツ博物館などを少し散策するためです。
ボッシュ橋にあるモニュメント 橋を渡ると博物館です。ドイツ博物館の外観を撮りました。
 
聖ヤコブ教会
 
  
 
ユダヤ博物館(やはり表示はありません)             市立フィルム博物館
 
シュランネンハル(ショッピングモール)              アザム教会
 
アザム教会の中はすごく豪華な装飾でした。
  
 
聖ピーター教会(再訪) 市庁舎前広場
 
歩行者天国でお菓子を売っているチャリティらしい女性、もう半分酔っぱらっていて頬にはキスマークが。
 
今日は、出始めは少し涼しかったのですが天気予報は20度というので、Tシャツとカッターシャツとウインドブレーカーで
出かけました。昼には暑くなりましたが、彼らは極端です。昨日まで冬用のコートを来ていたのにちょっと気温が高くなると噴水で
裸で水遊びです。                          駅前のデパート地下の回転寿司
 
ウルムの大聖堂の塔からの景色はきれいでした。電車の中からもこの塔が見えます。
アインシュタインが生まれた町というのに、彼にまつわる博物館・生家などはないようでした。  【5月21日終わり】

ドイツの旅11/ミュンヘン2・ノイシュバンシュタイン城

2016年06月20日 | ドイツの旅2016年

ノイシュバンシュタイン城
5月20日『現地ツアー・ノイシュバンシュタイン城とリンダーホーフ城』
今日は、ドイツで初めての『現地ツアーノイシュバンシュタイン城とリンダーホーフ城』に参加しました。
日本でVELTRAという旅行ツアー会社で申し込んでいました。54ユーロ(城チケット代23ユーロは別途自費)

8:10ミュンヘン駅前のデパート前(わかりやすい場所です。)集合、8:30出発
定員80名ほどの2階建てバスでした。2階はほぼ満席で、60人ほどの大ツアーでした。
途中の景色は、鉄道とほぼ同じでとても単調でした。
 
リンダホーフ城(ツアー料金に含まれず別途集金7・5ユーロ)
入城は、個人では出来ず、ガイド付きツアー参加が必要です。混雑緩和と盗品避けと思われます。
私達の入城時間は10:35でした。30分のガイド説明は饒舌で退屈でした。
この観光コースは、日本人が多いことが分かります。
 
 
 
11:25出発 途中、ヘンデルとグレーテルの村だそうです。
 
Oberammergau村と言う小さい村で、おそらく時間調整を兼ねたトイレ休憩
この村のランドマークの博物館
 
 
 
結婚式が行われていました。
  
 
12:30出発 13:25ノイエシュタイン城入り口着、城入城時間は15:20、それまで各自自由行動です。
集合場所は、城入り口で、行き方は、シャトルバス、徒歩(片道40分ほど)、馬車等があり、自分で選びます。
私は、持参したお弁当をゆっくり食べ、トイレ(1€)、無難なシャトルバス(往復2.6ユーロ)にしました。
bayerischen Koenige博物館
  
ホーエンシュ・ベンガウ城は外観だけ
 
 
ノイシュバンシュタインとはNew suwan ブロックという意味だそうで、シンボルはスワンだそうです。
入場料は11ユーロ、50人ほどずつのツアーがチケット購入時に組まれ、5分単位で入城します。
個人入城は出来ません。混雑の回避と展示物の接触や写真撮影をさせないなどを行うためと言うのでしょうが、
  
  
私は、自由に見学できない、由来などの長い説明は全く不用と思うのでとても退屈でした。
 
  
マリエン橋からの城もきれいだそうですが、冬用で通行止めでした。ガイドの説明(拘束)時間は40分、城を出たのは16時頃でした。
 
  
帰りも自力でバスの所まで行かなければなりません。帰りのシャトルバスは大変な混みようでした。
ここでおもしろい出来事が、バスが着くや否や、中国人の団体が普段行列しない欧米人の列になだれ込みました。
少し、混乱しましたが、多くの人はあきれ顔で、一部は乗り切れず一台待ちとなりました。
私も、一人なら慌てたと思いますが、私達のツアー客もたくさんいたので安心して次のバスを待ちました。
集合場所のバスに着いたのは集合時間の16:45ちょうどでした。数人が時間に遅れ、出発したのは17時でした。
ミュンヘンに着いたのは19:10でした。
日本では、ノイシュバンシュタイン城は人気で、土産物店や立ち入り禁止の看板に日本語が目立つほどですが、
わざわざ行くこともない、どうと言うことのない、城だと私は思います。
交通の便が良くないので、行く時はツアーがやはり便利だと思います。
19世紀末、ワーグナーにあこがれ、ちょっとおかしくなったルートヴィヒ2世が多額の金を使って作り、
結局、金を使いすぎて、彼は失脚し、この城に滞在したのは100日ほどだったとか。
豪華さから言えばベルサイユ宮殿などとは比較するほどもない、雲泥の差です。
もっとも両方とも権力者の「馬鹿さ」の象徴ですが…。
冬、雪に囲まれた「陸の孤島」の美しさはあるとは思いますが…。   【5月20日終わり】

ドイツの旅10/ミュンヘン1

2016年06月19日 | ドイツの旅2016年

ミュンヘン新市庁舎
5月19日、ミュンヘンに入りました。 ミュンヘンは、ドイツの南部・オーストリアに近いです。

朝から雨でした。朝食は、普通です。ただ果物が無いのでランチ用にもらうことが出来ません。

9時過ぎゆっくり出発しました。近くのスーパーを通り、明日のツアーのチェックイン場所を調べました。
中央駅前のカールスデパート前ですぐ分かりました。

カールス門                              ネプチューンの噴水
 
オベリスク                              NS-Dokumentationszentrum博物館
 
古代彫刻美術館                           古代美術館
 
ケーニス門                              レンバッハハウス美術館
 
ミュンヘン宮廷歌劇場入り口(ミュンヘンTsvhnische大学)      ミュンヘン宮廷歌劇
 
ノイエピナコーク
 
アルテコーク
 
エジプト博物館
 
Rhich der Kristalle博物館                     ブランホルスト博物館
 
ピナコークモダン博物館
 
雨が強くなったので一度ホテルに戻り、少し休憩しました。近くのスーパーは惣菜などは無いので他を探すことにしました。
雨が少し小降りになったので出かけました。近場の、繁華街・中心地に行きました。
ミヒャエル教会
 
 
ドイツ狩猟漁猟博物館
 
フラウエン教会
  
                     この双塔もフラウエン教会です。
 
新市庁舎                              広場から新市庁舎時計台
  
新市庁舎時計台               広場から[手前左に新市庁舎があります。]
 
ペーター教会中(Spielzeung&Teddey博物館)                   
 
  
聖霊教会
  
この建物の一部も新市庁舎の一部だったと思うのですが…。
  
バイエルン州立歌劇場                        レジデンツ
 
StaattlicheAunzsammfung博物館                 宮殿中庭
 
Cuvillies劇場
 
宮殿(レジデンツ)
 
                                     ホーフガルテン
 
宮殿は、とても広く、色々な建物に分かれています。中に前述の博物館や劇場があります。
AllerheiligenHof教会

マリエン広場の像
  
ミュンヘンの町は碁盤目状になっているので歩いていて大きく道に迷うことはありませんでした。
しかし、新市庁舎周辺の建物、教会等は詳しく地図に記載されていませんし、雨で私のメモも不十分で、
写真とその絵解きが間違っているかも知れません。
通りの名前が頼りなのですが、広場周辺の通りは、通り名が分かりづらい上に、ドイツ語は形容詞などの修飾語が
名詞の前後について一つの言葉を作ってしまうので表示がとても長くなるのでわかりづらいのです。
ところで、ドイツ人は不思議です。5月の中旬で決して真冬ほどの寒さでは無いのですが、マフラー、セーターを着て、
その上に冬のロングコートを着たり、革の服を着たりしているのです。
私は、ほんの少しの雨でも、傘を差し、激しい雨の時はビニールのズボンを履くのですが、ドイツ人の多くは、
雨については無頓着というか傘を差さず濡れている人が多いのです。
また、目に付くのが、歩きながらの飲食です。それは、年齢・性別に関係無く上品そうな紳士淑女も、なのです。
座って食べる時間も無い程忙しいのか、と言いたくなくほど急ぎ足で歩き、食べているのです。
その上、ビール瓶を片手にビールを飲みながら歩く人も多いです。
ドイツと言えばビールと言われるほどで、確かに昼間からビールやワインを飲んでいる人が多いです。
しかし、昼間はジョッキでがぶがぶではなく、一杯のグラスビールをチビチビ飲んでおしゃべりしているという感じです。
また、気になるのが老若男女の路上喫煙とポイ捨てです。時に若い学生風の男女の喫煙は多いです。
歩いていて、吸い殻が私の手に触れそうになったり、前の人の煙草の嫌な臭いがとて気になりました。その上
吸い殻は、ポイ捨てですから…。
しかし、こうしたことが清掃する人の雇用を作り出しているとも言えるのか知れないとも思いました。   【5月19日終わり】


ドイツの旅9/ハイデルブルク1、2そしてマンハイム

2016年06月17日 | ドイツの旅2016年

ハイデルブルクの街
5月17日、ハイデルベルクを訪れました。
ハイデルブルクは、フランクフルトの南西、ライン川の支流・ネッカー川沿いにあります。
ドイツ最古の大学を持つと言われ、人口15万人ほどの小さい町です。
ケルン発8:55のICE(ドイツ版新幹線、74.75€)、マンハイム10:23着で各駅ローカル線に乗り換え
10:44にハイデルブルクに着きました。セントラルホテルは、ハイデルブルク中央駅から徒歩5分の所にあります。
ハイデルブルク中央駅                       セントラルホテル
 
  
1泊59€、朝食7€、静かで落ち着いた部屋ですがバスタブ、冷蔵庫はありませんがWIFIは無料です。



観光ポイントの旧市街は、中央駅から約1.5kmほど離れているのでバスで移動です。
33番のバスで(1.3ユーロ)ケーブルカー乗り場に向かいました。ところがケーブルカー乗り場駅が気が付かず乗り過ごしました。
すると近くにいた老夫婦が「降りるんじゃない」と言う表情で合図をくれました。お礼を言って次の駅で降りました。
ところがケーブルカー乗り場がよくわからずうろうろしました。
 
城の入口
 
城の中心
  
  

往復のケーブルカー代+城入場代混みで7ユーロは安いです。ハイデルブルク城で朝食の時作ったお弁当を食べました。
城内にある薬の歴史のドイツ薬事博物館、おもしろかったです。
 
 
 
 
地下のワインホールとワインの大樽などを見ました。 樽の前、左にある人形は休廷道化師ペルケオの像
  
ワインホール入口
  
その後アルテ橋を渡って対岸に行き、シュランゲンの急勾配の小道を15分ほど汗をかいて上って、
哲学者の道からハイデルブルクの町を見ました。
カール・テオドール(通称アルテ=古い橋)
 
シュランゲン小道入り口
  
哲学者の道から、冒頭の写真や城が見えます。
 
 
哲学者の道の案内
  
テオドール・ホイス橋を渡り、ビスマルク広場を経て、ホテルまで歩いて帰りました。【5月17日終わり】
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5月18日、午前中マインハイムを訪れ、午後ハイデルブルクを歩き、ミュンヘンに移動しました。
ミュンヘンへの出発時刻は17:14です。ハイデルベルグ旧市街の観光は後4時間もあれば十分なので、
午前中はマンハイムを訪れることにしました。
ホテルの朝食
 
マインハイム中央駅 9:13→9:29、ドイツではICEを除いて、自転車を鉄道車両内に持ち込めます。(有料です。)
一般車両も持ち込めますが、専用車両、自転車持ち込み優先車両もあります。
 

Offnungaszeiten教会
 
マンハイム美術館
 
給水塔
 
パラーデ広場
 
市庁舎                                ライス・エンゲルス博物館
 
Jesiten教会
 
街のビルの壁面                           街角の有料トイレ
 
選帝侯宮殿 とにかく大きくてカメラに収まりません。
  
宮殿内の教会
 
マンハイムの見所スポットは狭く、大急ぎで回ったので1時間ほどで終わりました。10:38発→10:54ハイデルブルク
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昼過ぎは、ハイデルブルクの旧市街地をとにかくゆっくり歩きました。
ハイデルブルク旧市街の地図の印刷を忘れたので『地球の歩き方』の大まかな地図だけです。
教会                   街角図書館
  
珍しいドイツ包装博物館
  
ペルケオホテル                           地方議会
 
プファルツ選帝侯博物館                       大学図書館
  
Abend教会
 
大学博物館                              カフェです
  
学生牢(大学の自治があったためです。落書きだけでした。)入り口は大学グッズショップのUni-shop、3ユーロ
 
 
イエスズ教会
   
聖霊教会
  
 
リッターホテル            Volkrkund教会
  
市庁舎 (マルクト広場から)
 
城がきれいに見えました。
 
閘門 久し振りに見る閘門でした。船が入り、入水し、船が出るまで見てました。
 
城郭跡                                  カールス門
 
確か何かの博物館でした。
 
ペーター教会
  
爪切りを無くしたので、スーパーで買いました(3ユーロ)。夕飯のおかずと水も買いました。
今日は、気温がぐんぐん上がって、一枚脱ぎ一枚脱ぎ、とうとうTシャツとカッターシャツになりました。
まだまだ電車の時間があるのでホテルに戻り、ホテルのロビーで写真の整理とこの日記を書きました。
ハイデルブルクもマンハイムも小さい町です。ハイデルブルクはわざわざ1泊しないで、フランクフルトから
電車で十分日帰りできますし、マンハイムもそうです。
でも、ハイデルブルクに1泊したお陰で、ちょっとのんびり出来、結果良かったです。
ハイデルブルクの一番の思いでは、バスで降りる駅を間違えた時、老夫婦が「降りるんじゃないの」と目で教えてくれたことです。
また、ネッカー川の閘門式運河がです。余り大きくないので最初から最後までのんびり見ました。
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ハイデルブルク発17:14→ミュンヘン着20:11[2等車を申し込んだのですが早割で1等車でした。]
                                     ミュンヘン駅{翌日}
 
アトラスシティホテルはミュンヘン中央駅から歩いて7分ほど、スーパーも近くにあり、ロケーションはまことに良いのですが、
設備は良いとは言えませんでした。
部屋が昔のホテル式で暗いこと、シャワーのドアが無いので洗面室がずぶぬれになってしまうこと、部屋が狭いこと、
大通りに面しているので車の騒音がひどいこと、などです。Wifiは無料でした。
レセプションで貴重品を預かってくれたのは良かったです。
5泊食事込み(1食8ユーロ)で315ユーロですから決して安いのではないのですが…。
  
【5月17日、18日終わり】


ドイツの旅8/ケルン4・デュッセルドルフを歩く。

2016年06月16日 | ドイツの旅2016年

日本語の看板が溢れるデュッセルドルフ
5月16日、デュッセルドルフを訪れました。
今日は、ルール地方の一大拠点であったため、第二次大戦では壊滅的攻撃を受けたのですが、戦後めまぐるしい
発展を遂げたデュッセルドルフを訪れました。
8:49→9:19 駅を降りて驚きました。まるでゴーストタウンのように通りに人も車もいないのです。

後でわかったのですが、ドイツでは昨日今日、聖霊降臨祭の祝日でした。



デュッセルドルフ中央駅
 
日独センター、日本総領事館
 
冒頭の写真のように中央駅前からやたら日本語の看板の店が続いていました。
デュッセルドルフは日本企業が多数進出しているそうです。
  
Marien教会              ヨハネ教会
 
 
 
kaufhofデパート[地下に食品売り場があり、他のデパートのも何度の利用しました。]
 
ケーニヒアレー通り
 
ハイネ生家                                           無料の男性トイレがありました。珍しいです。
  
アンドレアス教会
 
ドイツ・オペラ・アム・ライン劇場                   メンデルスゾーン像
 
K-20美術館                             35ミリスライドを展示した地下鉄の駅の通り
 
民族経済博物館                           ライン川です
 
クンストパラスト美術館(両方とも)
  
トーンハレ(音楽ホール)
  
ゲーテ博物館                            シアター博物館
 
Kreuzherren教会                           聖ランベルト教会
  
  
Schifffahrt博物館[白い塔です。未開放でした。]
 
広場                                  広場にあった無料トイレ 
  
  
ドイツ陶器博物館/映画博物館                   聖マキシミリアン教会
 
 
マリオネット劇場                           ハインリッヒ・ハイネ研究所
 
シューマンの家跡
  
ケー・ギャラリー(ショッピングモール、トイレは有料です。)
 
ラインタワー付近に高層ビル群(メディエンハーフェン)があると言うので行ったのですがわかりませんでした。
 
14:58発の電車が15分ほど遅れ、反対のホームに変更になりました。
放送があったらしいのですが私は気がつきませんでした。多くの人が移動したのでわっかった次第です。
電車は、連休を楽しんだ人で大混雑でした。ドイツの鉄道はほとんど遅れます。
スーパーに寄ると休みでした。仕方なく駅に戻りサンドイッチを買いました。ドイツの大きな中央駅は、
日本の駅中のようにたくさんのファストフード店や、カウンターのあるかなり本格的レストラン風店などがあります。
つまりそれだけ需要があると言うことです。ドイツ人は、老若男女とにかくひっきりなしに食べ、飲んでいる感じです。
それも歩きながらです。歩きスマホしながらのコーヒーとパンは特に多いです。
座って食べる時間も無いほど忙しいのかヨ、と言いたくなる位です。
なのに、たった一杯のグラスビール、コーヒーで何時間もカフェでおしゃべりしているのです。
また、喫煙も多いです。オフィスでは禁じられているようで、ビルの外の道ばたで。
歩き喫煙も多いです。車内ではもちろん喫煙できませんが、下車してすぐ吸えるように手巻きの紙巻き煙草を用意します。
地下鉄は、日本のモノレールのように狭いのでアルコールと食べ物は禁止です。
今日でケルンは終わり、明日はハイデルブルクに移動です。
天候はごくごくまれに小雨が数分ぱらつく程度で、後は晴れ、薄曇りですが気温は12、13、15度とかなり低く、
冷たい風が吹いています。
でも、5月中旬というのに冬用のオーバーや革のジャケットやセーターを身につけるほど寒くは無いだろ、です。
欧米人は寒さ知らず、暑がりとは決して言えません。確かこれはフランスでもそうでした。
後日触れますが、多くのドイツ人が雨なのに傘を差しません。ドイツ人の不可思議さも半端ではないです。 【5月16日終わり】

ドイツの旅7/ケルン3・マルクスの生まれたトリーアを訪れる。

2016年06月15日 | ドイツの旅2016年

黒い門
5月15日、カール・マルクスが生まれ、古代ローマの遺跡が残るトリーアを訪れました。
トリーアは、マルクス生誕の町です。ケルンから南西に180kmほどの地で、ルクセンブルクの国境の近くにあります。

古代ローマ時代の遺跡の残るドイツ最古の町とも言われているそうです。急行など色々の方法がありますが、
私は各駅停車のローカル線で行き、3時間ちょっとかかりました。8:11発で11:27着でした。往復42ユーロ。
私が購入した切符は、往復切符で、出発時刻・到着時刻、プラットフォーム番号などが印刷されていますが、
往復切符の場合署名をしなければ成りません。車内検札があります。
先日は、無賃乗車の乗客がいて、罰則金は取られなかったようですが、彼は次の駅で下車させられていました。

シルバーシートの案内と電光掲示板                 車窓から
 
トリーアの駅
 
旧市街地の入口=ポルタ・ニグラ(黒い門) 登ると4ユーロ 入口側
 
 
 
中央広場                           
 
  
市立博物館・市庁舎
 
聖Gangolf教会
  
十字架にはそれぞれに氏名が書かれていました。
 
遊園地                                マルクス生家(4ユーロ)
 
マルクス生家内
 
若き頃のエンゲルスさんの写真も
 
各国語に翻訳された「共産党宣言」
   
久し振りに見るヘーゲルさんです。         マルクスさんの家族
  
影響を受けた世界各国の人々
 
日本は、まさに極東、地の果てなのですね。           中庭
 
トイレ(中国語でしょうか)                 マルクスハウスの標識・案内板
   
通りの標示
 
マルクスの生家は、かなりの人出でした。本などを買う人も多くいました。
日本が半分しか載っていない地図はおかしかったです。写真を撮っていた人に「日本人です。」と話しかけました。
カイザーテルメン(ローマ時代の皇帝の浴場、4ユーロ)
 
   
 
ライン州立博物館
  
バジリカ宮殿
 
                                     コンスタンチンバジリカ聖堂(左)とバジリカ宮殿  
 
コンスタンチンバジリカ聖堂
 
                                                     世界遺産のマーク
    
ウイリー・ブラント広場
 
大 聖 堂                                                世界遺産のマーク
 

 
  
 
                                    大聖堂中庭
    
ドーム博物館
 
Vigilateorte教会                           聖母教会
 
                                       お店の壁画
    
St.Paulin教会
  
                                     墓地が教会に隣接していました。比較的珍しいです。
 
駅への帰り道を間違え少しあわてました。おかしいと思って道を聞くと200m先を右折とのことで助かりました。
車窓から、日曜日、トレッキング、自転車、ランニング、キャンプする人がかなりいました。
     
15:35発18:39ケルン中央駅着 帰りも各駅停車でしたが行きと路線が異なるのには驚きました。
 
19時近く、ほとんどの商店は閉店になっていました。スーパーのシャッターも閉まっていました。
魚の惣菜や果物は買っていたのですが欲しかったサラダは買えませんでした。
翌日わかったのですが、今日と明日は聖霊降臨祭の連休で多くの商店が休みなのでした。
これは、ホテルの窓から、夜9時半頃です。日の入りは遅く、夜も遅くまで明るいです。

出かける前は、マルクスの生家もローマ遺跡も大したことない、と内心小馬鹿にしていたのですが、
どちらも立派でした。行くか迷ったのですが、行って良かったです。
マルクスは、大学に入るまで、ドイツ最古の街と言われるこの町に住んでいたそうです。
大聖堂や黒い門・浴場跡等の古代ローマの遺跡を見、散歩してしていたのかと思うと不思議な気がしました。
他にもいくつかのローマ時代の遺跡が残っているそうです。
古代ローマ人は、ケルンやトリーアなど今に至る要衝の地を発見し、建設したのはやはり偉大だったなぁと思います。 【5月15日終わり】