風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

第9回聴覚障がい者のための白馬里山紀行・その帰りに永平寺参拝

2009年10月08日 | ベトナム・カンボジアの旅
10月5日、福井に移動
白馬から福井にはローカル鉄道を乗り継いで行った。
大糸線・白馬~南小谷                糸魚川線・南小谷~糸魚川

北陸本線・糸魚川~富山                北陸本線・富山~福井=特急サンダーバード[これは後ろ、米原で方向転換し前後逆となる]

福井駅、未完成の北陸新幹線         駅の近くに“ホテルエコノ福井駅前”このホテル快適でした、駅前、朝食付き早割で4000円でした。


福井市内観光
養浩館庭園

養浩館の隣に福井市郷土歴史博物館と松永春嶽像                右は養浩館庭園内の蒸し風呂
        

福井神社                               岡倉天心       由利公正

佐佳枝神社

福井城址  福の井

堀から福井市内を       


福井市内を約一時間散策した。
福井市駅前は新しく整備されたようで広くゆったり出来ている、道路も広い。
県庁の反対側は、おそらく北陸新幹線のために再開発したようで無機質な空間が広がっていた。
福井城址跡の真ん中に福井県庁・その左が県警の巨大な建物が天守閣のように建ち、あたかも市民を見下ろしているよう。

ホテルでゆっくりお風呂に入り、夕飯はコンビニ弁当とウイスキーの水割であった。


10月6日・永平寺参拝


朝、ホテルでゆっくり朝食を取り、荷物をコインロッカーに預け、永平寺に向かう。
9:56発の電車行く予定だったが、9:26の電車に乗った。えちぜん鉄道乗り場は、ホテルの真ん前だった。

25分電車に乗り、永平寺口で降り、次はバスで永平寺へ、約12分。
えちぜん鉄道は乗客は少なかったが、車掌がいた。
無人駅もあり車内で切符販売もするが、乗客とはすっかりなじみのようで親切に対応していたし、
私には「観光ですか」と声を掛け、案内地図をくれ、永平寺口に着いた時は案内してくれた。
経済効率から言えば、車掌は不要とされるが、きめ細かいサービスが提供され、イイナと思った。
えちぜん鉄道・シャトルバス・永平寺参拝券セット[2100円]が便利。

1龍門

 
緑色の部分しか入ることはできない、建物の外に出ることは出来ない。

通用門                               3傘松閣

4僧堂中                           僧堂外

5仏殿外                                仏殿中

6法堂外                                法堂中

7承陽殿                                瑞雲閣

12大庫院                                大すりこぎ

13松平家廟所             9中雀門

10山門四天王                                             ⑪浴室

大数珠
大講堂[一般座禅堂]                        座禅用座布団

16宝物殿                                達磨大師像

14円通門[先は入れない、真ん中木立の後ろが山門]  報恩塔[納経塔]    15勅使門[唐門]

18稲荷堂                  地蔵堂                             天照宮

19高浜虚子・熊沢泰禅・伊藤柏翠の歌碑              山頭火歌碑               道元禅師御詠

偃月橋より通用門を見る                       17地蔵院[現存する唯一の塔頭]                


20寂光苑         稚髪像[道元の少年期]   報恩塔[道元の両親の碑]   寂照の鐘[自由に撞ける]    稚児地蔵


永平寺境内が眺望できる愛宕山への道 護国神社          山頂の愛宕神社

山頂からは永平寺境内が眺望できる[急勾配で25分位かかった]


午後3時半のバスで帰る予定だったが、1時間前に永平寺を出た。
福井からの“しらさぎ”、米原からの“ひかり”も1時間前の電車に変更することが出来た。
東京駅には19:10に着いた。

行きたかった永平寺であったが、喜びは半分であった。
一番の不満は、参拝は靴を脱いでのみ、つまり室内だけしか出来ないことだ。
建物を外から見ることは全く出来ない。
山門・鐘楼・経蔵・などは全く見ることが出来ない。
しかも、建物内もその多くが立ち入り禁止[境内図の緑色しか入ることができない]。
いかに修行の場とは言え、山門・経蔵・鐘楼位は外から見ることが出来るようにしてほしい。
どうやら、石の部分は上らせないようだ。
開放された部分は写真OK。もっとも禅寺では仏像などはほとんど無いし、またそれは開放されていないのだが。
思うように行かないものだ。
傷む瓦の修理の寄進[千円]をした。

事前に地図や列車を調べ、ゆっくり旅であった。
ローカルの特急は空いていて指定席は必要ではなかった。
それでも交通費は全部で27000円ほど、宿泊代は3泊で18000円ほどであった。
白馬も楽しかったし、永平寺もそれなり、であった。
最近すっかり酒に弱くなったので、外では飲まず、ホテルでひっそり飲んだ。

永平寺の寂光苑でおにぎりを食べていたら、男女の外国人が来た。
話しかけるとイタリア人であった。鐘を自由に撞くことが出来ることを教えた。

今回のお気に入りの一枚は、