10月18日
朝食風景

かなり質素な食事なので、スーパーでバナナやりんごやヨーグルトなども買って来た。
この日は、パンテオンに行くことにした。
地下鉄テルミニ駅からカヴェール駅に行き、フォロ・ロマーノ入り口まで少し歩き、そこからバスに乗るという計画だ。
タバッキでバスチケットあらかじめ買い、バス停で待っている女性に『Per Pantheon?』と書いたメモを見せると、
87番だが、終点から少し歩かなければならない、私もそのバスに乗るので付いてきて、と言う。彼女は次の駅で降りてしまったが、
終点でバスの運転手に聞くと、「その角を曲がって右に行け」とジェスチャーえ教えてくれた。
パンテオン

これは後ろから

出来た時は、漆喰が塗られその上に塗装され、きれいだったろう。 フォルリ作「受胎告知」 エマヌエーレ2世の墓

聖母子像

ラファエッロの墓 ロレンツェットの彫刻石の聖母 ウンベルト1世の墓

画家同信会の碑文 天窓 天窓の真下の床

ナヴォーナ広場 サンタ・ニェーゼ・イン・アゴーネ教会

ムーア人の噴水 ローマ時代のオベリスクと4大河の噴水


ここからバスに乗って、地下鉄の駅のレパント駅に行く予定だったのだが、レバント駅のバス停とわからず乗り過ごしてしまった。

バスで戻ることにし、タバコ屋でバスのチケットを買ったら、妻から「70分以内は何度でも乗ることができるようよ」。
レパント駅からテルミニ駅に戻り、アッピア街道を巡るアルケオバスの乗り場を探すが、見あたらないので切符売り場で聞くと、
切符はバスの中で買えるが、運行するのは8:30~10:00、15:00~の間だけだと言う。
私の「地球を歩き方」は2005年版、妻が「地球を歩き方・10年版」を調べたらその通りであった。情報は新しくなければならない。
ホテルの戻って気を取り直して調べ直し、地下鉄で行くことにした。
近くのBARでサンドイッチとカプチーノの昼食(15ユーロ)を取り、地下鉄サン・ジョバンニ駅に向かった。
とても大きい駅で、218番のバス停がどこか全くわからなかった。タバッキで聞くと親切に教えてくれた。
218番のバスでサン・カッリストのカタコンベ駅まで行き、そこから一つ手前の駅まで歩いて戻る計画だった。
だが、これらのバス停はアルケオスバスのバス停で、路線バスのバス停とはどうも違うようで、乗客に聞くと、違うと言う。
次の駅で降りて戻ろうと私が先に降りたのだが、妻は出入り口が混んでいて降りられないのにバスは出発してしまった。
アマルフィのバスの運転手といい、イタリアのバスの運転手といい、私はどうも虫が好かない。
私はそのバス停で妻を待ち、しばらく後、無事合流したのだが、雨も降ってきた。
バスで数駅戻り、途中で降りてドミネ・クォ・ヴァディス駅まで旧アッピア街道を歩き、次のバスで地下鉄サン・ジョバンニ駅に戻った。
結局、アッピア街道巡りはさんざんで、マイル標や石畳や水道橋などは全くを見ることはできなかった。
少しはアッピア街道らしさをと写真を撮った。


サン・ジョバンニ駅近くのサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂 こちらは裏側



ラテラーノ広場のオベリスク
ラテラーノ礼拝堂

サン・ジョヴァンニ付近の城壁

地下鉄でテルミニ駅に戻った。妻はここでホテルに戻り、私は地下鉄を乗り換えて、チルコ・マッシモ駅まで行き、カラカラ浴場に向かった。
入り口に来ると、"月曜日は13時まで"とあった。
夕食、野菜スープ、マカロニ、シタビラメのグリル、季節の野菜(よくわからない野菜・カリフラワー・ニンジンの茹でたもの)、白ワイン、35ユーロ。

10月19日
今日は、一日バチカン 見学の日。

ホテルにチェックインした日にバチカン美術館ツアーの予約をホテルにしてもらった。
現地ローマのグリーンラインツアー社の日本語ガイドのツアーもあるが、私たちはホテルの斡旋した英語ガイドを選んだ。
一人60ユーロ(バチカン美術館入館料は15ユーロ)と高めだが、個人の入場はなかなか面倒だと聞いていたからだ。
まずバチカンはテルミニ駅からかなり離れ、地下鉄で6つ目の駅からもかなりの距離がある。
チケット売り場を探すのも簡単ではない。
だが、ツアーも簡単ではない。6:45ホテル前で待ち合わせであったのでそれ以前に朝食を済ませて待機していると、
6:40に私たちのドアをノックの音が聞こえた。私たちが一番で、辺りはまだ真っ暗であった。
次のピックアップ先までは徒歩、あちこちホテルを回ってツアー客を集めていく。7時頃ツアー会社オフィス前に着き、7:30頃出発した。
8時前にバチカンに着き、音声ガイドのイアホンなどが配られ、全く並ぶことなくすんなり入場した。
私たちが博物館を出た昼過ぎには、当日券を求める人々の長蛇の列が2、300mはあっただろうか。

博物館に入る門 博物館の入り口

相当高齢のガイドの中庭でのオリエンテーションがすごく長く、寒い早朝で体がすっかりすっかり冷えてしまった。

大燭台のギャラリー


タペストリーのギャラリー


私には興味のないタペストリーのギャラリー・地図のギャラリーを延々と説明し、システィーナ礼拝堂に入ってしまった。
私たちはこのままツアーに参加するより、ツアーを離脱し初めから見ることにした。
そこから入り口まで戻るのは、一方通行などもあり、かなり難航したのだがどうやら入り口にたどり着いた。
エジプト館などをを早足で見た。

ラオコーンのあるピオ・クレメンティーノ美術館 キアラモンティ美術館


期待していたアウグトゥス帝像のある新回廊は工事中で入れなかった

更に、引き返し、エトルスク美術館・ギリシャ彫刻の間・壺のコレクションはパスし、大燭台のギャラリー、タペストリーのギャラリー、
地図のギャラリーを再度通って、ピウス5世の居室、ソビエスキ王の間を早足で見た。
ラファエッロの間




明暗法の間は閉鎖、ニコリーナ礼拝堂はパスし、ポルジアの居室・現代宗教美術館等は早足で見、
再度システィーナ礼拝堂(ここだけ撮影禁止)に入った。 ミケランジェロの最後の審判[引用]

キリスト教美術館・図書館の回廊は早足で見、アルドブランディーニの間、システィノの間はパスした。

バチカン内のレストランでサンドイッチとカプチーノの早めの昼食。
そこから絵画館へ行こうと思ったのだが、行き方がわからず一階から入るのかと思って、螺旋階段を下りると、出口であった。
エレベータボーイに聞くと、彼は「エレベータで4階に戻り、階段を上り右です」ととても素敵であった。
「グラッチェ」というと、「ユー・アー・ウエルカム」と言ってくれた。こう言ってくれるのはイタリアでは、かなり珍しいことです。

手話でガイドしていました。

これは、バチカン郵便局 バチカン内のトイレはきれいであった

絵画館を見て、グレゴリア美術館・ピウス9世美術館・民俗学博物館・馬車博物館をパスし、出口に来ると、
先ほどのエレベーター青年、「一度出ると再入場できません」と丁寧に教えてくれた。
その後サン・ピエトロ寺院を見学した。クーポラと宝物館は入らなかった。
サン・ピエトロ広場
回廊

聖なる扉 フィラレーテ作ブロンズの扉 コンスタンティヌス帝の騎馬像 中に入るとミケランジェロのピエタ

秘蹟の礼拝堂 聖ペテロの像 セイロンジーノの像 ベルニーニ作ブロンズの天蓋

地下遺跡入り口 聖エレナ像 ベルニーニ作聖ペテロの椅子

聖ヴェロニカ像 ベルニーニ作アレクサンドロス7世の墓 天井

サン・ピエトロ広場とオベリスク 地下鉄オッタヴィアーノ駅で

これでヴァチカン見学を終え、徒歩で地下鉄オッタヴィアーノ駅へ、テルミニ駅、ホテルに戻りった。【容量を越えたので次ページに続く】
朝食風景


かなり質素な食事なので、スーパーでバナナやりんごやヨーグルトなども買って来た。
この日は、パンテオンに行くことにした。
地下鉄テルミニ駅からカヴェール駅に行き、フォロ・ロマーノ入り口まで少し歩き、そこからバスに乗るという計画だ。
タバッキでバスチケットあらかじめ買い、バス停で待っている女性に『Per Pantheon?』と書いたメモを見せると、
87番だが、終点から少し歩かなければならない、私もそのバスに乗るので付いてきて、と言う。彼女は次の駅で降りてしまったが、
終点でバスの運転手に聞くと、「その角を曲がって右に行け」とジェスチャーえ教えてくれた。
パンテオン


これは後ろから


出来た時は、漆喰が塗られその上に塗装され、きれいだったろう。 フォルリ作「受胎告知」 エマヌエーレ2世の墓



聖母子像



ラファエッロの墓 ロレンツェットの彫刻石の聖母 ウンベルト1世の墓



画家同信会の碑文 天窓 天窓の真下の床



ナヴォーナ広場 サンタ・ニェーゼ・イン・アゴーネ教会


ムーア人の噴水 ローマ時代のオベリスクと4大河の噴水




ここからバスに乗って、地下鉄の駅のレパント駅に行く予定だったのだが、レバント駅のバス停とわからず乗り過ごしてしまった。


バスで戻ることにし、タバコ屋でバスのチケットを買ったら、妻から「70分以内は何度でも乗ることができるようよ」。
レパント駅からテルミニ駅に戻り、アッピア街道を巡るアルケオバスの乗り場を探すが、見あたらないので切符売り場で聞くと、
切符はバスの中で買えるが、運行するのは8:30~10:00、15:00~の間だけだと言う。
私の「地球を歩き方」は2005年版、妻が「地球を歩き方・10年版」を調べたらその通りであった。情報は新しくなければならない。
ホテルの戻って気を取り直して調べ直し、地下鉄で行くことにした。
近くのBARでサンドイッチとカプチーノの昼食(15ユーロ)を取り、地下鉄サン・ジョバンニ駅に向かった。
とても大きい駅で、218番のバス停がどこか全くわからなかった。タバッキで聞くと親切に教えてくれた。
218番のバスでサン・カッリストのカタコンベ駅まで行き、そこから一つ手前の駅まで歩いて戻る計画だった。
だが、これらのバス停はアルケオスバスのバス停で、路線バスのバス停とはどうも違うようで、乗客に聞くと、違うと言う。
次の駅で降りて戻ろうと私が先に降りたのだが、妻は出入り口が混んでいて降りられないのにバスは出発してしまった。
アマルフィのバスの運転手といい、イタリアのバスの運転手といい、私はどうも虫が好かない。
私はそのバス停で妻を待ち、しばらく後、無事合流したのだが、雨も降ってきた。
バスで数駅戻り、途中で降りてドミネ・クォ・ヴァディス駅まで旧アッピア街道を歩き、次のバスで地下鉄サン・ジョバンニ駅に戻った。
結局、アッピア街道巡りはさんざんで、マイル標や石畳や水道橋などは全くを見ることはできなかった。
少しはアッピア街道らしさをと写真を撮った。






サン・ジョバンニ駅近くのサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂 こちらは裏側








ラテラーノ広場のオベリスク


ラテラーノ礼拝堂


サン・ジョヴァンニ付近の城壁


地下鉄でテルミニ駅に戻った。妻はここでホテルに戻り、私は地下鉄を乗り換えて、チルコ・マッシモ駅まで行き、カラカラ浴場に向かった。
入り口に来ると、"月曜日は13時まで"とあった。
夕食、野菜スープ、マカロニ、シタビラメのグリル、季節の野菜(よくわからない野菜・カリフラワー・ニンジンの茹でたもの)、白ワイン、35ユーロ。



10月19日
今日は、一日バチカン 見学の日。

ホテルにチェックインした日にバチカン美術館ツアーの予約をホテルにしてもらった。
現地ローマのグリーンラインツアー社の日本語ガイドのツアーもあるが、私たちはホテルの斡旋した英語ガイドを選んだ。
一人60ユーロ(バチカン美術館入館料は15ユーロ)と高めだが、個人の入場はなかなか面倒だと聞いていたからだ。
まずバチカンはテルミニ駅からかなり離れ、地下鉄で6つ目の駅からもかなりの距離がある。
チケット売り場を探すのも簡単ではない。
だが、ツアーも簡単ではない。6:45ホテル前で待ち合わせであったのでそれ以前に朝食を済ませて待機していると、
6:40に私たちのドアをノックの音が聞こえた。私たちが一番で、辺りはまだ真っ暗であった。
次のピックアップ先までは徒歩、あちこちホテルを回ってツアー客を集めていく。7時頃ツアー会社オフィス前に着き、7:30頃出発した。
8時前にバチカンに着き、音声ガイドのイアホンなどが配られ、全く並ぶことなくすんなり入場した。
私たちが博物館を出た昼過ぎには、当日券を求める人々の長蛇の列が2、300mはあっただろうか。


博物館に入る門 博物館の入り口


相当高齢のガイドの中庭でのオリエンテーションがすごく長く、寒い早朝で体がすっかりすっかり冷えてしまった。


大燭台のギャラリー





タペストリーのギャラリー





私には興味のないタペストリーのギャラリー・地図のギャラリーを延々と説明し、システィーナ礼拝堂に入ってしまった。
私たちはこのままツアーに参加するより、ツアーを離脱し初めから見ることにした。
そこから入り口まで戻るのは、一方通行などもあり、かなり難航したのだがどうやら入り口にたどり着いた。
エジプト館などをを早足で見た。




ラオコーンのあるピオ・クレメンティーノ美術館 キアラモンティ美術館





期待していたアウグトゥス帝像のある新回廊は工事中で入れなかった


更に、引き返し、エトルスク美術館・ギリシャ彫刻の間・壺のコレクションはパスし、大燭台のギャラリー、タペストリーのギャラリー、
地図のギャラリーを再度通って、ピウス5世の居室、ソビエスキ王の間を早足で見た。
ラファエッロの間








明暗法の間は閉鎖、ニコリーナ礼拝堂はパスし、ポルジアの居室・現代宗教美術館等は早足で見、
再度システィーナ礼拝堂(ここだけ撮影禁止)に入った。 ミケランジェロの最後の審判[引用]


キリスト教美術館・図書館の回廊は早足で見、アルドブランディーニの間、システィノの間はパスした。


バチカン内のレストランでサンドイッチとカプチーノの早めの昼食。
そこから絵画館へ行こうと思ったのだが、行き方がわからず一階から入るのかと思って、螺旋階段を下りると、出口であった。


エレベータボーイに聞くと、彼は「エレベータで4階に戻り、階段を上り右です」ととても素敵であった。
「グラッチェ」というと、「ユー・アー・ウエルカム」と言ってくれた。こう言ってくれるのはイタリアでは、かなり珍しいことです。




手話でガイドしていました。



これは、バチカン郵便局 バチカン内のトイレはきれいであった



絵画館を見て、グレゴリア美術館・ピウス9世美術館・民俗学博物館・馬車博物館をパスし、出口に来ると、
先ほどのエレベーター青年、「一度出ると再入場できません」と丁寧に教えてくれた。
その後サン・ピエトロ寺院を見学した。クーポラと宝物館は入らなかった。
サン・ピエトロ広場

回廊



聖なる扉 フィラレーテ作ブロンズの扉 コンスタンティヌス帝の騎馬像 中に入るとミケランジェロのピエタ




秘蹟の礼拝堂 聖ペテロの像 セイロンジーノの像 ベルニーニ作ブロンズの天蓋




地下遺跡入り口 聖エレナ像 ベルニーニ作聖ペテロの椅子



聖ヴェロニカ像 ベルニーニ作アレクサンドロス7世の墓 天井




サン・ピエトロ広場とオベリスク 地下鉄オッタヴィアーノ駅で


これでヴァチカン見学を終え、徒歩で地下鉄オッタヴィアーノ駅へ、テルミニ駅、ホテルに戻りった。【容量を越えたので次ページに続く】