ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

蚊蓮草(カレンソウ)

2009年08月01日 | ひとりごと
今日は昨日とはうってかわって、快晴の、そりゃあ気持ちのいい日になりました。
朝は仕事。昼からはの~んびりあちこちのばっちぃ所を掃除したり、ピアノを弾いたり、アロエとカレンソウ(蚊蓮草)、それから玄関ポーチに吊るす鉢植えを買いに行ったりしました。
カレンソウ(蚊蓮草)は我が家(特にわたし)の夏の必需品、アロエは最近なぜかヤケドをすることが多い旦那の必需品です。

蚊を寄せ付けない植物というのでよく知られているカレンソウ、今日はちょいと詳しく調べてみました。



『カレンソウは、形質導入と呼ばれるバイオテクノロジーのテクニックで、人工的に創られた植物です。
この頃ではカコロンという新商品も安く出回っていますが、効果に差はないようです。

ローズゼラニウムという南アフリカ原産のハーブの一種に、シトロネラという植物が持っている、蚊がいやがる匂い成分を造る遺伝子を加えたもので、
この匂いの成分は人体に何の害もありませんし、それ以外の性質は全くローズゼラニウムと変わりません。
なので、伸びすぎた枝を刈り取ってお風呂に入れれば、お肌もすべすべ。ドライにしてポプリにも利用できます。

シトロネラは、タイ料理でおなじみのレモングラスに近い熱帯アジア原産のイネ科の植物で、虫避けスプレーの原料に利用されています』

さっそく玄関ポーチに置いて、今夜はそこで夕飯を食べることにしました。
ポーチの前の生け垣は丁度程よい高さに成長していて、通りを歩く人からはわたし達が隠れて見えません。
テーブルの足元にカレンソウ、テーブルの上にはさやいんげんの白和えと肉じゃが、そして忘れちゃいけないキンキンに冷やしたビール。
昨日のベタベタがウソのような、サラサラの風に吹かれながらいただきました。

「わたしら、家買うて、引っ越しして、ほんでこうやってここで住んでて、こうやってご飯食べてる……なんか変なの」とわたしが言うと、
「丁度ボクもまったくおんなじこと考えてた」と旦那。

カレンソウの香りがふふんと風に乗って行き過ぎていきました。レンガ色と緑は良く合います。



 
コメント (4)
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