ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

爆弾騒ぎ

2009年08月03日 | ひとりごと
それは昨日、旦那姉のための料理の下準備に励んでいた時に突然起こりました。
初めて作る料理だったので、レシピ本を見い見い、台所の中でてんてこ舞いしていたわたし。
時間がどんどん押してくるのに、朝から降り続いている雨が雷の到来とともに更に激しくなり、まるでスコールのようなどしゃ降りになってきて、
そうなると、家の右側のトユの一部に枯れ葉やゴミが溜まっているのか、滝のように水が落ちてくる所があって、
それが運悪く、一階の台所と二階の洗濯室の窓の真ん前。窓のサンに溢れた水が部屋の中に流れ込んでくるのです。
早くなんとかせにゃ~と思いつつ、晴れた日には時間が合わず、そうこうしているうちにまた大雨が降り……ごめん!家さん。

雨がようやく落ち着き、部屋の中の水もとりあえず片づき、さて続き続きと本の前に立ったその時、

「バ~ンッ!!」
ひゃ~っ!!3センチは飛び上がったでしょうか?
二階からダダダッと駆け下りてくる旦那。「携帯携帯!」と叫びながら外に飛び出して行きました。
わたしも旦那の携帯をひっつかんで後に続きました。あっ?料理で暑かったので、タンクトップ一枚だった!ゲゲッ!二の腕見られた!
近所中の家から人が出てきました。辺りは白い煙で曇っています。
恐る恐る、なにが起こったのか皆で見回していると、「あ、ここだ!」とお向かいさんのジェフ。



直径50センチぐらいの穴があいていました。
でもそれだけです。どこを見渡してみても、なんの破片も異物も見当たりませんでした。
皆はただただその穴の周りに立ってじっと見つめるばかり。



あんな激しい音は聞いたことがない。
稲妻?
誰かのいたずら?

そりゃもう不思議な事件なのでした。

とりあえず、旦那とわたしはあまり遅くならないうちに出発しないと、ディナーが夜中になってしまいます。
不可解な気持ちを引きずったまま、食材を抱えて一路ペンシルバニアへ。

食事は無事に終わり、旦那姉を始め皆も喜んでくれてホッと一安心。食器の後片付けをしていると、そこにKから電話が。

「またあったで、二つ向こうの通りで」

あんな小さな穴を作る爆弾でも、あれほどの激しい音がして、人々をすくみ上がらせました。
もっと大きな爆弾が空から落ちてくる所に暮らしている人の恐怖を考えました。わたしならとっくの昔に気が狂ってしまっているかもしれません。

今回の騒ぎは多分、自然の現象などではなく、人為的ないたずらだろうと思います。どこの誰かは知らないけれど、アホなことはやめてもらいたいです。
コメント (6)
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