ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

Kがアメリカ版成人になりました。

2009年08月24日 | 家族とわたし
今日はKの21回目の誕生日。
今日から堂々と公然とお酒が飲めるようになりました。
バースデーイヴには、彼のゲーム仲間が祝ってくれて、きっかり夜中の12時を過ぎた直後にバーに皆で繰り出したそうです。
若者は店の入り口でIDを見せ、21才以上であることを示さないといけないのですが、ついにフェイクでないIDを見せられるってんで(あんまり深く考えない考えない)、もう嬉しくて、早く見てもらいたくてしょうがなかったK。
21才限定の嬉しい瞬間です。

もう何度もお話してきたので、同じことを繰り返すとしまいに呆れられるかもしれませんが、
息子達はふたりとも、超難産の末に、ほとんど母子共々命を落とす寸前にこの世に生まれ出てきてくれたので、
彼らの誕生日が来るたびに、ああ生きていてくれてありがとう!と、心の奥底からきゅーんと切ないほどの喜びがこみ上げてきます。
無事に健康に、できることなら楽しく充実した人生を、これからも一歩一歩歩んでいってくれることを、母は毎晩手を合わせて祈り続けるつもりです。

Kよ、二度目の成人おめでとう!
公然と飲めるからって、飲み過ぎて脳みそフニャフニャにしたらあかんよ。
あんたは、どちらかというとストイックな考え方をする兄ちゃんとは真反対、楽しいことだぁ~い好きやもんね。

今日は贈り物をなんにも用意してなくてごめん!
母は今、ゴタゴタの真っただ中にいて、自分の気持ちの整理がつかなくて眠ることさえままならず、そんな理由でお店に行く気力が出なかった。
去年、冗談のつもりで買った亀の縫いぐるみを、あんたはなぜだかここ一番の大事なトーナメントに必ず持ってって、それを頭にちょこんと乗っけて試合に臨んでいると聞きました。
そのお茶目さ、何気ない優しさ、それがあんたの魅力のひとつです。

あと十分ばかり残っている誕生日。わたしの二の腕掴み、しゃあない、いつもやったらすかさずゲンコツかましてるとこやけど、特別許したります。
思い残しの無いように、存分にやりたまえ!
あ、ガールフレンドと一緒やったか。そらあかん。見た目めちゃくちゃよろしくない。え?おかんはお呼びでない?こりゃまた失礼しました!



Kよ、誕生日おめでとう!
コメント (8)
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