ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

わたしんちのお好み焼き

2009年08月26日 | ひとりごと
関西人の家では、それぞれの好みに合わせた、その名も『お好み焼き』がございます。
作り方も様々、秘密の味付けや野菜の切り方、生地のゆるさや焼き加減などなど、そこんちのこだわりがてんこ盛り。
たかがお好み焼き、されどお好み焼きなのです。

今夜は時間もなくて、買い物にも行ってなくて、冷蔵庫を調べたら、豚肉の薄切りとネギとキャベツがございました。
「そらあんた、もうお好み焼き作るしかしょうがおまへんがな」
まるで冷蔵庫にそうつぶやかれたような気がいたしました。

さて、我が家のお好み焼きの作り方をここでご紹介します。

普通のキャベツ丸々一個
卵、人数分
ネギ好きなだけ
牛乳
お好み焼き粉(小麦粉でももちろんオッケー)
だしの素(お好み焼き粉が無い場合のみ)
紅ショウガ
乾燥エビ
豚肉薄切り(安いバラ肉が一番GOOD)
天かす(あったらで良し)

んで、まずキャベツを根性みじん切り。一度、あまりにめんどくさくて、フードプロセッサーなんぞを使ってみましたがブウ~
変に水っぽくなってしまって美味しくありませんでした。やっぱコンコンひたすら包丁を入れていくのがベスト。

ネギは根性無しのみじん切りでオッケー。紅ショウガも同じくみじん切りします。

合わせのボールに、人数分の卵を割りとききほぐします。そこに粉を入れ、固めの生地を作り、その後好みの生地の柔らかさになるまで牛乳を足します。

そしてみじん切りした野菜と、乾燥エビや天かすを加え、ザクザクと混ぜ合わせます。

充分に熱しておいたフライパンに薄く油をひき、そこに生地を流し込み、形を整えたらすぐに、豚肉の薄切りを全体に乗っけます。

片面が充分に焼けたらひっくり返し、豚肉側の面をカリッと焼いたらおしまい。

なんともふつ~なお好み焼きですが、これがどういうわけかみんなのお好みに合っているようで、なかなかに好評です。
今夜も上出来、さ~、冷たいビールと一緒に食うぞ~!という時に、「あ!お好み焼きソース無い!うっそぉ~、そんなはずあらへん、かんべんしてよぉ~……」

旦那とKとガールフレンドのMちゃんとわたし、四人ともかなり動揺いたしましたが、ええ~い、これでいっちゃれぇ~と、
オイスターソース(賞味期限が定かでない)にケチャップを少々、それを恐々かけていただきました。もちろんかつお節とマヨネーズも忘れずに。

さて、みなさんちのお好み焼きはどんなでしょ?

コメント (8)
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