本日限り、朝9時から夕方5時まで。5月15日までにご出発に限り、日本行き往復299ドルぽっきり
!?
去年からずっと日本に行きてぇ~モード全開の旦那、こんなんを見つけて黙ってるわけあらしまへん。
買お買お
!行こ行こ
!
わたしはというと、3月の末にオーディションがあって、4月のはじめに合格者決定会議があって、次の週に『I Got Rhythm』の演奏をして、5月に高校のコンサートの伴奏があってと、春が終わるまでは練習と仕事に明け暮れる生活になりそうで、どうしても旅行に行くぞぉ~気分にはなれないまま、ズルズルズルズル。
5月の何日にコンサートがあるのかも確かめないままだったので、我慢できなくなった旦那が、指揮者のダリルの名前から☎番号を見つけ出しました。
とにかく、そのコンサートが15日過ぎだったら諦める。けど、15日までだったら日本に行く。まあ、チケットが手に入ったらの話やけど……。
問い合わせてみると、コンサートは13日.間に合うやんってことで、旅行会社に電話してみました。
299ドルってのはやっぱり客寄せで、税金やサーチャージ、それから週末料金が明るい口調でポンポンと足され、あっという間に600ドル超え?!
でもまあ、まともに買うと1000ドル超える時期なので、まあ誘いに乗ってみるか~?
そこで思い出したのが息子Kのこと。彼も日本に長いこと行っていません。彼も今日の発売を知っていて、「ボクも行きたいかも」とボソボソ言っていたのでした。
旦那がその時、「それならK自身の大学の授業と試験の日程を調べてまた教えて」と言っていたけれど、Kからの返事はまだのまま。
「なあ、Kの分も買うといた方がええんちゃうかなあ」
「なんで?」
「だって、なんか行きたいって言うてたやん」
「そんなん、行きたかったら、今日までにちゃんと大学の予定調べて、それをまずこっちに伝えてるはずやろ?」
「大学の予定は昨日あんたが調べてたやん」
「なんも言うてけえへんから、とりあえず予備知識だけでもって思ただけや」
「大学は15日までって言うてたやん」
「それもボクが言うてただけで、Kから聞いたんやない」
「けど、こんな限定されてる日やから、まず買うといた方がええんちゃう」
「なんで21にもなった大人にそんなことしたらなあかんのや?だいたい、親にチケット買うてもらうのが当たり前みたいに考えてるのがおかしい。まず休みに入ったらバイトして、自分で稼いで、それでも足らんかったら、足らん分だけ出してもらえませんか言うて頼んでくるのやったらまだしも」
とりあえず2枚、我々の分だけチケットを買うことにしました。Kはその時まだ、3階の部屋で眠っていました。
それでわたしが3階に行って事の次第を話そうとすると、
「そうやって物事をお膳立てして、先に先にと聞いてやるから余計に甘える。そんなふうに家の中で甘えさせてたら、自分で考えて、自分で動いて、自分で決める練習ができない。チケットを買いたいのなら、今頃Kは起きて我々の前に居て、一緒に考えているはずちゃうのか」と一蹴。
昼過ぎに起きてきたK。真っ先に「チケットどうなった?」と聞いてきました。
「ああ、ボクとまうみのだけ買った」
「え?!」
「なに?」
「僕のは?」
「予定もなんもわからへん者の旅券なんかどうやって買える?」
Kはドタバタと階段を上がり、大学の試験日程を調べ、それが5月13日に終わることをわたし達に伝えに下りてきました。
旦那はKにクレジットカードを渡し、「支払いはこのカード使ったらええから。ボクらの日程は5/15から5/29まで。別にボクらと一緒に旅行せえへんねんからKの好きなように。チケット代は出したるけど、他の費用は自分で稼ぎなさい」と言って仕事に出かけて行きました。
幸いにしてKもチケットを手に入れ、日程もわたし達と同じにしたので、同じ飛行機に乗ることになりました。
それにしても、今まで何回叱られてきたことか。
まうみはあれこれ先に心配して、どうするの?どうしたいの?と聞いてあげるばかりか、代わりにそれをやってやったり、やり易いように準備したりする。
そんなことやってたら、子供はなんも覚えへんし、なんも考えへんし、自分から動かなあかんと思わへんようになってしまう。
もう僕は王様じゃない。それをちゃんとわからへんまま大人になってしもたら、不幸になるのはその本人なんやから。もちろんそんなんに関わる人も不幸やけど。
またまたあかんたれのおかんをやってしまいました。
でもまあ、とにかく、チケットは手に入りました。
自分でも驚きの急展開ですが、行くでぇ~
!にっぽん

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去年からずっと日本に行きてぇ~モード全開の旦那、こんなんを見つけて黙ってるわけあらしまへん。
買お買お


わたしはというと、3月の末にオーディションがあって、4月のはじめに合格者決定会議があって、次の週に『I Got Rhythm』の演奏をして、5月に高校のコンサートの伴奏があってと、春が終わるまでは練習と仕事に明け暮れる生活になりそうで、どうしても旅行に行くぞぉ~気分にはなれないまま、ズルズルズルズル。
5月の何日にコンサートがあるのかも確かめないままだったので、我慢できなくなった旦那が、指揮者のダリルの名前から☎番号を見つけ出しました。
とにかく、そのコンサートが15日過ぎだったら諦める。けど、15日までだったら日本に行く。まあ、チケットが手に入ったらの話やけど……。
問い合わせてみると、コンサートは13日.間に合うやんってことで、旅行会社に電話してみました。
299ドルってのはやっぱり客寄せで、税金やサーチャージ、それから週末料金が明るい口調でポンポンと足され、あっという間に600ドル超え?!
でもまあ、まともに買うと1000ドル超える時期なので、まあ誘いに乗ってみるか~?
そこで思い出したのが息子Kのこと。彼も日本に長いこと行っていません。彼も今日の発売を知っていて、「ボクも行きたいかも」とボソボソ言っていたのでした。
旦那がその時、「それならK自身の大学の授業と試験の日程を調べてまた教えて」と言っていたけれど、Kからの返事はまだのまま。
「なあ、Kの分も買うといた方がええんちゃうかなあ」
「なんで?」
「だって、なんか行きたいって言うてたやん」
「そんなん、行きたかったら、今日までにちゃんと大学の予定調べて、それをまずこっちに伝えてるはずやろ?」
「大学の予定は昨日あんたが調べてたやん」
「なんも言うてけえへんから、とりあえず予備知識だけでもって思ただけや」
「大学は15日までって言うてたやん」
「それもボクが言うてただけで、Kから聞いたんやない」
「けど、こんな限定されてる日やから、まず買うといた方がええんちゃう」
「なんで21にもなった大人にそんなことしたらなあかんのや?だいたい、親にチケット買うてもらうのが当たり前みたいに考えてるのがおかしい。まず休みに入ったらバイトして、自分で稼いで、それでも足らんかったら、足らん分だけ出してもらえませんか言うて頼んでくるのやったらまだしも」
とりあえず2枚、我々の分だけチケットを買うことにしました。Kはその時まだ、3階の部屋で眠っていました。
それでわたしが3階に行って事の次第を話そうとすると、
「そうやって物事をお膳立てして、先に先にと聞いてやるから余計に甘える。そんなふうに家の中で甘えさせてたら、自分で考えて、自分で動いて、自分で決める練習ができない。チケットを買いたいのなら、今頃Kは起きて我々の前に居て、一緒に考えているはずちゃうのか」と一蹴。
昼過ぎに起きてきたK。真っ先に「チケットどうなった?」と聞いてきました。
「ああ、ボクとまうみのだけ買った」
「え?!」
「なに?」
「僕のは?」
「予定もなんもわからへん者の旅券なんかどうやって買える?」
Kはドタバタと階段を上がり、大学の試験日程を調べ、それが5月13日に終わることをわたし達に伝えに下りてきました。
旦那はKにクレジットカードを渡し、「支払いはこのカード使ったらええから。ボクらの日程は5/15から5/29まで。別にボクらと一緒に旅行せえへんねんからKの好きなように。チケット代は出したるけど、他の費用は自分で稼ぎなさい」と言って仕事に出かけて行きました。
幸いにしてKもチケットを手に入れ、日程もわたし達と同じにしたので、同じ飛行機に乗ることになりました。
それにしても、今まで何回叱られてきたことか。
まうみはあれこれ先に心配して、どうするの?どうしたいの?と聞いてあげるばかりか、代わりにそれをやってやったり、やり易いように準備したりする。
そんなことやってたら、子供はなんも覚えへんし、なんも考えへんし、自分から動かなあかんと思わへんようになってしまう。
もう僕は王様じゃない。それをちゃんとわからへんまま大人になってしもたら、不幸になるのはその本人なんやから。もちろんそんなんに関わる人も不幸やけど。
またまたあかんたれのおかんをやってしまいました。
でもまあ、とにかく、チケットは手に入りました。
自分でも驚きの急展開ですが、行くでぇ~



