ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

IZZY登場!

2010年04月07日 | お家狂想曲
形あるものはいつか壊れる。はい、わかっております。
けど、こう毎週毎日のように、次から次へと壊れられるとちょっと……ため息が出ます。この年になると、腹が立つことはなくなりましたが……。

まずは車さん達。
うちの3台の車は旦那両親からのお下がりばかり。ありがたいことですが御年も召しておられます。走行距離もとっくに限界を超えておられる方ばかり。
比較的若造のスバル君は、フロントガラスに原因不明の亀裂が入り、日産のご隠居のサイドブレーキはすっかりアホになっておられます。
2台とも車検の期限切れを避けるため、一応車検場に持っていきましたが、当然合格せず、不合格シールをバーンと貼ったまま走っております。
不合格でもなんでも、一応車検には持ってったので、警察に捕まって罰金を払わされる心配はありません。
そしてアウディさん。こないだ6万ほど払ってブレーキを直してもらったところなのに、一昨日突如として、難破船のような音をたて始めました。
もうあかん、沈むぅ~!!みたいな、そこはかとなく苦し気で寂し気な音を聞きながら運転しておりました。
どっかの漫画みたいに、走ってる間にパーツが外れて、道の真ん中でハンドルを握ってるわたしが座ってる……みたいなシーンまで思い浮かび、けれども、わたしの場合、こういうことも在り得る、と思えてしまうことが妙に恐ろしく……。
そこで我らがエリックの所に持ってくと、「う~ん、◯◯の部分を相替えしなければならないから10万」と言われ……が~ん……。

そんなところに、更に追い討ちをかけるように、一階の、ピアノ部屋と台所をつなぐバスルームの床が突如びしょびしょに?!
犯人は……このお方でした。



もう何年前からここにあるのかも不明の、とってもアンティークなトイレなのですが、そのタンクの下のパイプ部分に亀裂が入っていたのでした。
水の漏れ方がとても微妙で、バケツで受けることもできなけりゃどこを閉じたらいいのかもわからず、ひたすらタオルを敷いてそれを絞るのみ。
夜中にそんなことをしているわけにはいかないので、仕方なく水の栓を止めることにしました。
問題は、夜中に帰って必ずうんちをするK。そこで、彼に手紙を書いておきました。
『トイレのタンクに問題があって、今夜から朝にかけて水の栓を止めました。うんこしてもいいけど、流せへんからね。そのままにしといてもいいよ。朝一番に流しとくから』
そして今朝、その手紙を読み返すと、一番下に『EW!!』と書き足されてありました。米語口語版『きっしょ~』という意味です。可笑しくて笑いました。

そんなこんなの一日が経ち、やっと来てくれた我らがイジー君!うちの洗濯室を使えるようにしてくれたヒーロー君です。



「これがおいらの相棒。すごいよ」



赤い輪っかの前に飛び出ている口の所から、大腸検査の時に使うような細いチューブがニョロニョロ出てきて、それが水道管の中をグングン進んでいきます。進みながら先端の部分が回転して、管の内側を掃除する強者です。

さっそく作業開始。



ところが、迷路のように水道管が交錯している地点で進路を選び間違えたようで、下に行って欲しいのに、二階の方に進んでしまった模様……。
そこで、仕方がないので、二階の洗濯室の屋根の方から攻めることにしました。どうしてそうなるのかは説明してもらったけれどまるでちんぷんかんぷん。専門家に任せましょう。



悪戦苦闘の末、トイレのパイプはすっかり直り、洗面所とシャワー室の水はけもグンと良くなりました。
おまけにこのトイレ、水を流すと「ピィ~~~ッ!!」という、なんとも耳障りな音が長く続いたのですが、それも消滅。ありがとぉ~イジー!!

と、我々があちこちバタバタとしている間に、こんな所でこんなことしてるお方が……。



このみょう~にもっこりしているのが怪し過ぎ!そぉ~っとめくると、



ったくもぉ~!ネコ毛アレルギーのわたしの寝床で、なにやっとんねぇ~ん!



けどな、かあちゃん、わたし、ここに引っ越してきた時のこと思い出してしもてんもん。あのスキンヘッドの兄ちゃん来とったやんか。

そっか……そやったね。あの時はあんた、ほんまにパニクっとったもんなあ。しゃあない、今回は許しといたろか。



明日もう一日、夏日になるそうです。
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あっちぃ~!

2010年04月07日 | ひとりごと
ただ今気温華氏92度、摂氏でいうと33度です。
もう春とは言えない、とんでもない暑さです。桜の花が似合わない~というか、可哀想ぉ~!

銀行に行きがてら、ご近所の、暑さに喘ぐ桜さん達の姿をパチリパチリ。



この方はかなりお疲れの様子。葉桜寸前ですが、枝ぶりが渋くて好きな木です。



桜の花が終わりに近づく頃、いつもこの白いボンボリのような花が最盛期を迎えます。



町もこの通り、ほんわかと白一色になります。




あのぉ~、かあちゃん、もう春終わったん?あぢぃねんけど……。



心配いらんよ。大丈夫。明後日は15℃に下がるらしいから……やれやれ……。
コメント (12)
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