ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国Happy Easter事情

2010年04月04日 | 米国○○事情
今朝起きて台所に行き、旦那が入れてくれたコーヒーを飲もうとテーブルに近づくと、あれ?なんでこんなとこにわたしのカメラが……。
さてはまた、なにか写したな……と、画像を調べてみると、

ぎゃ~~~!なんじゃいなコレ?



朝食のパンを買いに近所のイタリアンブレッドのお店に行った旦那。いつもは数人のお客さんなのに、今朝はすごくにぎわっていたそうな。
それもそうです、今日はめでたいイースター、キリストが復活されたことを祝う日なのでした。
それでもう、店の中はコレのみ!ってことで、旦那も仕方なく、他のを注文する勇気も無く、コレを買ってきたのでした。
さて……この4個の毒々しい色に染められた卵っぽいお飾り、どうしたもんだか……。
コンコンと爪先で突くと、まさに卵!としか言い様の無い感触。けど、まさか……と、まだ信じたくない旦那、試しにガブリとかじってみたら、
どっひゃ~!正真正銘の着色殻付きゆで卵が、堂々とパンの表面に埋められていたのでありました?!どんな感覚してはりますぅ~ん?!
しゃあないので、旦那は殻をジャリジャリと噛み砕きお腹の中へ。わたしは卵をムンズと掴んでベリッと剥がし、皮を剥いてからいただきました。
Tは、見た途端大笑い。卵の部分は無視。パンのところだけを食べて「まっずぅ~」
そして最後に起きてきたK。その時には台所には誰もおらず、なんとKは、卵を殻ごと丸々全部食べてしまったそうです?!
それで……「お腹が気色悪い」……と落ち込んでおります。さもあらん……。
「なんで殻なんか食べたんよ?」
「だって、甘かったんやもん」
「ああ、殻をカラーコーティングする時甘みもつけたんかもな」
「そやし、ほれ、M&Mのチョコレートみたいなもんかと思て……」
「いや、けど、中身が思いっきり卵やねんから、そりゃもう卵の殻としか思えへんのとちゃうん?」
「けど甘かった……」
「……」
恐るべし米国。まだまだ油断はできませんぞ。


さて、昨日の黄色いゆりさんは、お水をぐんぐん飲んで、こんなに景気良く咲いてくれました。



かわちゃんが教えてくれた通り、このゆりは『すかしユリ』という名前のゆりで、てっぺんに向かってケラケラと笑うように咲きます。

今日もとてもいいお天気。アルベルトとの最終合わせの日なのだけど、練習の合間に外に出ては、春の陽気を楽しみました。
お、ここにも楽しんでいる方がいらっしゃいますよ。



お日様の光を浴びて、木の枝の先っちょがみるみるふっくら、薄黄緑色に変わってきました。



お向かえの桜はもう、ポンちゃんと名付けたくなるほどに満開です。



今日は小一時間ほど、旦那とふたり、玄関ポーチに座って、日本茶を飲み飲みお花見をしました。
わたしが見える景色そのまんまをお伝えしたくて、写真を撮ってみました。

まずは左側。



そして右側斜め前。ポンちゃんとは違う種類の桜が咲いています。



そして真正面。ポンちゃんで~す!




アルベルトとの最後の合わせが終わりました。
音のバランスや入りのタイミングをいろいろと試したり注意し合ったりしているうちに、お互いにかなり慣れてきたし、癖もわかってきたように思います。
来週は伴奏バイトをしている高校が春休みなので、ガーシュインと小学校のコンサートの練習に集中できます。助かります。
なんとか体調を崩さずに、仕事と家事もいつも通りにこなしつつ、ひとつひとつのコンサートを無事に終えられよう、心して頑張ろうと思います。

Happy Easter!!
コメント (10)
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