ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

歌い笑うチューリップ

2010年04月19日 | ひとりごと
にぎやかに咲いている我が家のチューリップさん達。
緑色のかたいつぼみの時には想像もできなかった鮮やかな色の花を、次々に咲かせています。



その中でも一番遅咲きのチューリップはこの方々。



風が強くて揺られっ放しだけれど、それさえも楽し気に見えるチューリップ。



さて、これは、うちの相方がせっせと刈り揃えてくれている垣根。葉っぱが出そろいモコモコと太りました。



垣根のすぐ後ろで、歌い笑うチューリップの花が、小さな隙間からチラチラと見え隠れしています。





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過信することなかれ

2010年04月19日 | 家族とわたし
Tの勝負週間が始まった。
彼はこの1週間のことを先週始めから何度も何度も言っていた。
すごく大きな会社から、彼を試しに使ってみたい、という申し出があり、その働き次第では正社員として雇ってもらえるかもしれない、ということだった。
今日はその第一日目で、だからいつもより一本早い電車に乗らなくてはならなかった。

Tは起きるのが苦手で、目覚ましを3つ使っている。
それでもたまに起きられなくて、電車を見逃すことがある。
けれどもさすがに今日のような日は、気が張っているのも手伝ってか、ちゃんと起きて行っていた。

昨日の晩遅くに、わたしがもうそろそろ寝ようとパソコンを消しかけた時に、Tがどこかに出かけようとしているので驚いた。

「今頃からどこ行くん?」
「高校の時のポーカー仲間んとこ」
「明日のこともあるのに大丈夫なん?」
「大丈夫、ちゃんと考えて早めに帰る」

早めにって……もう夜中やん。
ちゃんと考えてって……ちゃんと考えてたら、そもそも今頃から友達の家なんか行かへんのとちゃうん。
まあええわ、23才の大人に言うことなんかなんも無い。

そして今朝、Tは3つの目覚まし攻撃にもマケズ、見事に寝坊して、どうしても乗らなければならなかった電車に遅れた。
血相変えて三階からドタバタと下りてきた時に、その電車はプラットホームに着いていた。
旦那もわたしも、もちろん起こしてやらなかった。
急きょ、電車より15分後に来るマンハッタン行きのバスに乗ることにして、飲まず食わずで駆け出して行った。
まあ、間に合わないだろう。
こちらのバスは、定刻には絶対来ないし、朝の渋滞でさらに遅れるのが常。
これでその、大きなチャンスを掴み損なったとしたら、それはそれでいい勉強になるだろう。

けどなあTよ、子供が見事にこけるのを、目の前で見なあかん親の気持ち、あんたにはわからんやろ。
わたしらはもう、転ばぬ先の杖にはなってあげられへん。ぐっと我慢してただ見守ることに徹すること。これもなかなか辛いんやで。

Tよ、自信を持つことはいいこと。けれども過信することなかれ!

追記

遅刻6分で会社に着いたT。なんとか許していただけたようです。
彼にどんな働きができるのか、それを試すべく、かなり難しい宿題をもらったT。
いつもより遅く帰ってきて、今台所のテーブルで仕事をしています。
内容はわからないけれど、金曜日までにその問題を解決できるかどうかが鍵になるそうな。
今までの百倍難しい……とかなり真剣に困っているようですが、当たって砕けろ!成せば成る、成さねばならぬ何事も!がんばれT!
コメント (6)
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