おめでとうわたし!オーディション、受かりました!
ちょっとギリギリっぽかったけれど、それはもうすっかり横に置いといて、ここは単純に嬉しがろうと思います。
気心の知れた、歌手として憧れの、そして尊敬もしているA子と一緒に舞台に立てる。とても興奮しています。
カフェの一角に特別に用意された8人掛けのテーブルの周りに座る、我々ひとりひとりの前に集計表が配られている時、本当に胸がドキドキしました。
左側に書かれたA子と自分の名前の蘭を、右側にツゥーッと視線を流していって、けれども総合点の手前で目をつむってしまいました。
思ってるより肝っ玉がちんまい!なにやっとるか自分!
評価は11グループ中の後半でしたが、一人二役での拙い歌だっただけに、何点でも何位でもありがたくてありがたくて。
あとはA子が来週の月例コンサートにやって来て、本物を聞いてもらえさえしたら、審査をしてくれた人達もきっと納得してくれると思います。
カフェから地下鉄に乗って、バスターミナルのゲートに急ぎ、ギリギリセーフで間に合ったと思いきや、乗客が多過ぎたのか、わたしの二人前でアウト!次のバスは1時間後までありません?!うぇ~ん!!
仕方なくターミナルの中をうろうろしていると、小さな花屋さんを見つけました。
そうだ、自分に花を買ってあげよう。
すごくいいことを思いついた気がして、ニヤニヤしながらお店に入って行ったら、店員さんにちょっと危ないヒト?と疑われたようです。
いろんな小さな花束がありましたが、この黄色のゆりに一目惚れしてしまいました。
普段はどちらかというと『ゆり』は苦手な方なのに、今日は気温がコトンと下がって体が冷えたのと、3時間もの早口英会話にかなり疲れていたからか、柔らかな黄色がとても温かく感じられたのでした。
香りも控え目、よし、幸福の黄色いゆりさん、わたしと一緒に家に帰りましょう。
ということで、みなさんにもいろいろと祈っていただいたり、心配していただいたりのオーディションでしたが、嬉しい結果となりました。
取り急ぎご報告まで。
本当にありがとうございました。