今日も春
車2台を3人で使うべく、Kはスバルを、旦那とわたしは互いのスケジュールを照らし合わせながら日産を使いました。
アウディはまだ入院中。かなり重症だったようです……。
が、日産のご隠居も、シフトをファーストからセカンドに移す時、ポンッ!ポンッ!とポン菓子作りのおっちゃん顔負けの音を出し始めました。
伴奏バイトに出かけるのに合わせて、旦那もちょいと早めの出勤。
伴奏バイトを終えて、いつもの出張レッスンまでの半時間を、超~久々の外食ランチと洒落てみました。
楽器店の隣のパイ屋さん。ここでほうれん草とチーズのパイとチャイティ、それからちっちゃなレモンタルトをデザートに買いました。
レモンタルトをちっちゃい箱に、ほうれん草パイを紙のお皿に、ほんでもってお茶と鞄を持っていたわたし、
お店のドアを開けるのに、タルトの箱の上にパイの紙皿とお茶を乗っけ、そろそろと外に出ました。
「ああ、今日はいい天気だし、向かいの公園のベンチに座って食べたらいいよ」とオーナーに言われ、「うん、そうする~」と返事をし、横断歩道を数歩進んだ所で、いきなり突風がビュイ~ン!うわっ!
見事に空飛ぶ円盤と化した紙皿と一緒に、道路の真ん中に飛んでっちゃったパイ!お皿はそのまま空中に、パイはベチャッと道路のど真ん中に。
横断歩道の真ん中あたりで呆然と立ち尽くすわたし、急ブレーキをかけて止まる両車線の車、車、車……。
そこに居る全員の視線は……もちろん道路に落ちたパイ……。
「Come on! Take it!」
そのかけ声を聞くまでもなく、体が素早く動いてパイを拾い、タルトの箱の上にポンと置いていたわたし。
「Don't worry, you will be fine!」
いやあ、見知らぬ皆さんの温かな励ましをいただきながら、横断歩道を渡り切り、公園のベンチに向かいました。
「ひ~ろっちゃった~やっちゃった~、た~べるもんね~いいもんね~」
即興の歌を歌いながらベンチに座り、とりあえずはきちんと点検開始。
けど、ローガン眼鏡が無かったので、いまいち詳しい状況が把握できません。
でも、あの間、3秒もかかってなかったな。バイキンマンも3秒以内だったら危害を加えることができないって誰かが言ってたしな。
パイなので、一番外側のペラペラを慎重に剥がし、それを足元にパラパラと落としました。
まろやかなチーズ風味のほうれん草パイ、チャイティーとの相性も良く、なかなかうまいやん……と、拾ったことなんかすっかり忘れて食べていると、
うん?……なんかみょ~に熱い視線を感じるではありませんか。
ふと左横を見ると……、
あっ……鳥さんが、わたしと『坊さんが屁をこいた』遊びしたがってる!
え~?なんでなんでぇ~?
無視してるふりして食べていると、なんと、ジリジリジリジリ、確実にこちらに近づいているではありませんか?!しかもペアで。
ああ、これか!わたしの足元に散らばっているパイ生地ね。
ふっふっふっ、『坊さんが屁をこいた』には蘊蓄をもつこのわたしに挑むとは……おぬしら、十年早いわ!
ほんの数十分の、普通のランチのはずが、なんかとってもドラマチックなランチになりました。
カメラが無かったので、携帯で鳥さん達の真剣な様子を写真に撮りましたが、ここに引き込む術を知らないために、載せることができないのが残念です。
お腹の調子も悪くなりませんでした。めでたしめでたし
車2台を3人で使うべく、Kはスバルを、旦那とわたしは互いのスケジュールを照らし合わせながら日産を使いました。
アウディはまだ入院中。かなり重症だったようです……。
が、日産のご隠居も、シフトをファーストからセカンドに移す時、ポンッ!ポンッ!とポン菓子作りのおっちゃん顔負けの音を出し始めました。
伴奏バイトに出かけるのに合わせて、旦那もちょいと早めの出勤。
伴奏バイトを終えて、いつもの出張レッスンまでの半時間を、超~久々の外食ランチと洒落てみました。
楽器店の隣のパイ屋さん。ここでほうれん草とチーズのパイとチャイティ、それからちっちゃなレモンタルトをデザートに買いました。
レモンタルトをちっちゃい箱に、ほうれん草パイを紙のお皿に、ほんでもってお茶と鞄を持っていたわたし、
お店のドアを開けるのに、タルトの箱の上にパイの紙皿とお茶を乗っけ、そろそろと外に出ました。
「ああ、今日はいい天気だし、向かいの公園のベンチに座って食べたらいいよ」とオーナーに言われ、「うん、そうする~」と返事をし、横断歩道を数歩進んだ所で、いきなり突風がビュイ~ン!うわっ!
見事に空飛ぶ円盤と化した紙皿と一緒に、道路の真ん中に飛んでっちゃったパイ!お皿はそのまま空中に、パイはベチャッと道路のど真ん中に。
横断歩道の真ん中あたりで呆然と立ち尽くすわたし、急ブレーキをかけて止まる両車線の車、車、車……。
そこに居る全員の視線は……もちろん道路に落ちたパイ……。
「Come on! Take it!」
そのかけ声を聞くまでもなく、体が素早く動いてパイを拾い、タルトの箱の上にポンと置いていたわたし。
「Don't worry, you will be fine!」
いやあ、見知らぬ皆さんの温かな励ましをいただきながら、横断歩道を渡り切り、公園のベンチに向かいました。
「ひ~ろっちゃった~やっちゃった~、た~べるもんね~いいもんね~」
即興の歌を歌いながらベンチに座り、とりあえずはきちんと点検開始。
けど、ローガン眼鏡が無かったので、いまいち詳しい状況が把握できません。
でも、あの間、3秒もかかってなかったな。バイキンマンも3秒以内だったら危害を加えることができないって誰かが言ってたしな。
パイなので、一番外側のペラペラを慎重に剥がし、それを足元にパラパラと落としました。
まろやかなチーズ風味のほうれん草パイ、チャイティーとの相性も良く、なかなかうまいやん……と、拾ったことなんかすっかり忘れて食べていると、
うん?……なんかみょ~に熱い視線を感じるではありませんか。
ふと左横を見ると……、
あっ……鳥さんが、わたしと『坊さんが屁をこいた』遊びしたがってる!
え~?なんでなんでぇ~?
無視してるふりして食べていると、なんと、ジリジリジリジリ、確実にこちらに近づいているではありませんか?!しかもペアで。
ああ、これか!わたしの足元に散らばっているパイ生地ね。
ふっふっふっ、『坊さんが屁をこいた』には蘊蓄をもつこのわたしに挑むとは……おぬしら、十年早いわ!
ほんの数十分の、普通のランチのはずが、なんかとってもドラマチックなランチになりました。
カメラが無かったので、携帯で鳥さん達の真剣な様子を写真に撮りましたが、ここに引き込む術を知らないために、載せることができないのが残念です。
お腹の調子も悪くなりませんでした。めでたしめでたし