初めての冒険をした。
それは自分でもドキドキするようなことやったから、石橋コツコツ男の旦那には軽く内緒にしておいた。
息子にも言わんかった。
ネットで知り合った逢うたこともない人達と逢う。しかもそこには男の人もいる。
ブロガー歴が2年にも満たないわたしやけど、ある人をきっかけに、ブログ友達がたくさんできた。
そのある人、というのが仁ちゃん。
ハッピーのブログに遊びに行ってる時、ブックマークのとこに載ってる『どこかのキャディさんのブログ』っていうのにふと目がとまり、ゴルフにはてんで興味が無いくせに覗いたら、またまたブックマークのところの『やんちゃなおやじ』っていうのに目がとまり……その『やんちゃなおやじ』が仁ちゃんやった。
記事は豪快で簡潔。過去に遡って読んでるうちにファンになって、コメント残しとうなって残したら叱られた……。
ここはわしのブログじゃ!わしより目立つようなコメント残すな!って怒鳴られた。
しょげてたら、さっと現れて慰めてくれたのが美代子姉ちゃん。仁ちゃんもすぐに、おまえ、いちびりやけどええやっちゃってフォローしてくれた。
晴れて『やんちゃなおやじ』の常連(?)になって、そこで知り合うたのがchi-koちゃんとrobaちゃん。chi-koちゃんつながりでかわちゃんとも知り合うた。
毎日のように、あちこちのブログでちょこちょこ会話を交わしてるうちに、なんかすご~く好きになって、いつか生で逢えたらええなあと思い始めた。
仁ちゃん、かわちゃん、chi-koちゃんは、ブロガー歴が長~いベテランさん。robaちゃんはコメンター歴がおんなじように長~い大先輩。そやから長年の知り合い。
そやし、てっきり今までに何回も逢うてはるんやろ思てたら……今回が初めてっていうかわちゃんとchi-koちゃん。ネット上では夫婦並みのコンビやのに……。
今回、大阪での時間を長めに取るつもりやったから、大阪在住の仁ちゃん、姫路のかわちゃんと、仕事帰りのせめて2時間ぐらいでも、逢うて話せたらええなと思て連絡した。
そしたら、広島に住むchi-koちゃんが、わざわざ大阪まで出て来てくれると言うてくれた。伊勢のrobaちゃんも一緒に。
世話焼きを買って出てくれたchi-koちゃんにお任せして(これがまた、めちゃくちゃ大変やったそうな)、予定がきっちり決まらんままわたしは日本に向こた。
chi-koちゃん&robaちゃんが待つ谷町線の地下鉄出口に向かううちに、なんかドキドキしてきた。
パソコンの画面で読むだけやった文字が、彼女達の声に乗って運ばれて、それがわたしの耳に流れ込んでくる。どんな声してはるんやろ?
ゴロゴロとでっかい旅行鞄を引きずって地下の構内を歩いて行くと、居はった!女性の二人連れ!きっとあれがchi-koちゃんとrobaちゃん!
きゃ~とばかりに握手して笑い会うたらもうすっかり同窓会気分。年も近い我らかしまし娘。chi-koちゃんが手配してくれたウィークリーマンションに向こた。
そして……夕飯を一緒に食べよとやって来てくれた仁ちゃんが、そのマンションのド真ん前で待っていてくれた。
高級自家用車の助手席側の窓がスゥ~ッと下りて、その隙間から見えたっ!似顔絵そっくりの男前の、ちょっとしゃがれ声の仁ちゃん!「いらっしゃ~い」
窓まで足上げたまんまやし……。リラックスしまくってるし……。
とにかく……それがディープな大阪の幕開けやった。
その晩仁ちゃんが連れてってくれたのは、北新地にある某高級料亭。とんでもない高級車ばっかりが止まってる駐車場に車を入れ、雪駄の音も軽やかに肩で風切ってあるく仁ちゃんの後ろから、ペンギンの子供みたいにウロウロひょこひょこついていくわたしら3人。目はもう、通りを歩くお姐さん観察で大忙し。
贔屓にしてはる店らしく、お店の若いお姉ちゃんを軽くいじめながら、食べた事もないような美味しい料理を次から次へと食べさせてくれた。
気に入った料理をちゃっちゃと食べて、おかわりをおねだりするやんちゃなおやじを、サラリンコと受け流す板前さん。う~ん渋い!
食も会話も思いっきり進み、まるで同窓会みたいな雰囲気の、けどもほんまはお互いのこと、まだいっぱい知らんとこあんねんという、ワクワクどきどきの関係のまま外に出て、おごったるからという仁ちゃんにめちゃくちゃ恐縮しながらまた車に乗った。
次はおいしいコーヒーの店。ウェイター研修中の田中君(←仁ちゃんの勝手な命名)が蓋つきのコーヒーを運んで来てくれて、「なんで蓋ついてんの?」って聞いたら、「はい、これは煎れたての風味を逃がさないためでして」と説明してくれた。
ここでも話は尽きんかったけど、平日の夜のことやし、あんまり遅なって次の日の仕事に差し支えがあっても困る。残念やけど、ほなここらへんで。
マンションの前まで送ってもろた。送りがてらの車の中で「あ、そや、これやるわ」と、自分の携帯のチェーンストラップを外して渡してくれた。
見ると、仁ちゃんのブログで話題に出たやつで、組紐でできた上品な物。わたしがうらやましがってたやつ。嬉し!
別れ際に、「また明日、もし仕事の都合がついたら」という謎の言葉を残し、仁ちゃんは去ってったのであった。
マンションで泊まる。これってわたしにはすごく新しい。寝室が二部屋、大きい方の部屋にベッドが二台、小さい方に一つ、エアコンがそれぞれの部屋についてる。
キッチンはもう、いつからでも暮らせるような道具や用具がすべて揃てて快適そのもの。
そういや一階のコインランドリーで、外国人の若い男性3人が洗濯してたけど、洗濯機を1台借りて設置できる場所もちゃんとある。
こんなふうに、複数人で一部屋借りて泊まったらめちゃくちゃお得!ええとこ見つけてくれてありがとう~chi-koちゃん!
お土産の交換をしてたら眠とうなってきてそのままベッドへ直行。ベッドの上でストレッチなんかしてたらもう強烈な時差ボケ睡魔に襲われたわたし。
おやすみ~また明日!などと言う間もなく、ポテチンと意識不明になったのであった。
それは自分でもドキドキするようなことやったから、石橋コツコツ男の旦那には軽く内緒にしておいた。
息子にも言わんかった。
ネットで知り合った逢うたこともない人達と逢う。しかもそこには男の人もいる。
ブロガー歴が2年にも満たないわたしやけど、ある人をきっかけに、ブログ友達がたくさんできた。
そのある人、というのが仁ちゃん。
ハッピーのブログに遊びに行ってる時、ブックマークのとこに載ってる『どこかのキャディさんのブログ』っていうのにふと目がとまり、ゴルフにはてんで興味が無いくせに覗いたら、またまたブックマークのところの『やんちゃなおやじ』っていうのに目がとまり……その『やんちゃなおやじ』が仁ちゃんやった。
記事は豪快で簡潔。過去に遡って読んでるうちにファンになって、コメント残しとうなって残したら叱られた……。
ここはわしのブログじゃ!わしより目立つようなコメント残すな!って怒鳴られた。
しょげてたら、さっと現れて慰めてくれたのが美代子姉ちゃん。仁ちゃんもすぐに、おまえ、いちびりやけどええやっちゃってフォローしてくれた。
晴れて『やんちゃなおやじ』の常連(?)になって、そこで知り合うたのがchi-koちゃんとrobaちゃん。chi-koちゃんつながりでかわちゃんとも知り合うた。
毎日のように、あちこちのブログでちょこちょこ会話を交わしてるうちに、なんかすご~く好きになって、いつか生で逢えたらええなあと思い始めた。
仁ちゃん、かわちゃん、chi-koちゃんは、ブロガー歴が長~いベテランさん。robaちゃんはコメンター歴がおんなじように長~い大先輩。そやから長年の知り合い。
そやし、てっきり今までに何回も逢うてはるんやろ思てたら……今回が初めてっていうかわちゃんとchi-koちゃん。ネット上では夫婦並みのコンビやのに……。
今回、大阪での時間を長めに取るつもりやったから、大阪在住の仁ちゃん、姫路のかわちゃんと、仕事帰りのせめて2時間ぐらいでも、逢うて話せたらええなと思て連絡した。
そしたら、広島に住むchi-koちゃんが、わざわざ大阪まで出て来てくれると言うてくれた。伊勢のrobaちゃんも一緒に。
世話焼きを買って出てくれたchi-koちゃんにお任せして(これがまた、めちゃくちゃ大変やったそうな)、予定がきっちり決まらんままわたしは日本に向こた。
chi-koちゃん&robaちゃんが待つ谷町線の地下鉄出口に向かううちに、なんかドキドキしてきた。
パソコンの画面で読むだけやった文字が、彼女達の声に乗って運ばれて、それがわたしの耳に流れ込んでくる。どんな声してはるんやろ?
ゴロゴロとでっかい旅行鞄を引きずって地下の構内を歩いて行くと、居はった!女性の二人連れ!きっとあれがchi-koちゃんとrobaちゃん!
きゃ~とばかりに握手して笑い会うたらもうすっかり同窓会気分。年も近い我らかしまし娘。chi-koちゃんが手配してくれたウィークリーマンションに向こた。
そして……夕飯を一緒に食べよとやって来てくれた仁ちゃんが、そのマンションのド真ん前で待っていてくれた。
高級自家用車の助手席側の窓がスゥ~ッと下りて、その隙間から見えたっ!似顔絵そっくりの男前の、ちょっとしゃがれ声の仁ちゃん!「いらっしゃ~い」
窓まで足上げたまんまやし……。リラックスしまくってるし……。
とにかく……それがディープな大阪の幕開けやった。
その晩仁ちゃんが連れてってくれたのは、北新地にある某高級料亭。とんでもない高級車ばっかりが止まってる駐車場に車を入れ、雪駄の音も軽やかに肩で風切ってあるく仁ちゃんの後ろから、ペンギンの子供みたいにウロウロひょこひょこついていくわたしら3人。目はもう、通りを歩くお姐さん観察で大忙し。
贔屓にしてはる店らしく、お店の若いお姉ちゃんを軽くいじめながら、食べた事もないような美味しい料理を次から次へと食べさせてくれた。
気に入った料理をちゃっちゃと食べて、おかわりをおねだりするやんちゃなおやじを、サラリンコと受け流す板前さん。う~ん渋い!
食も会話も思いっきり進み、まるで同窓会みたいな雰囲気の、けどもほんまはお互いのこと、まだいっぱい知らんとこあんねんという、ワクワクどきどきの関係のまま外に出て、おごったるからという仁ちゃんにめちゃくちゃ恐縮しながらまた車に乗った。
次はおいしいコーヒーの店。ウェイター研修中の田中君(←仁ちゃんの勝手な命名)が蓋つきのコーヒーを運んで来てくれて、「なんで蓋ついてんの?」って聞いたら、「はい、これは煎れたての風味を逃がさないためでして」と説明してくれた。
ここでも話は尽きんかったけど、平日の夜のことやし、あんまり遅なって次の日の仕事に差し支えがあっても困る。残念やけど、ほなここらへんで。
マンションの前まで送ってもろた。送りがてらの車の中で「あ、そや、これやるわ」と、自分の携帯のチェーンストラップを外して渡してくれた。
見ると、仁ちゃんのブログで話題に出たやつで、組紐でできた上品な物。わたしがうらやましがってたやつ。嬉し!
別れ際に、「また明日、もし仕事の都合がついたら」という謎の言葉を残し、仁ちゃんは去ってったのであった。
マンションで泊まる。これってわたしにはすごく新しい。寝室が二部屋、大きい方の部屋にベッドが二台、小さい方に一つ、エアコンがそれぞれの部屋についてる。
キッチンはもう、いつからでも暮らせるような道具や用具がすべて揃てて快適そのもの。
そういや一階のコインランドリーで、外国人の若い男性3人が洗濯してたけど、洗濯機を1台借りて設置できる場所もちゃんとある。
こんなふうに、複数人で一部屋借りて泊まったらめちゃくちゃお得!ええとこ見つけてくれてありがとう~chi-koちゃん!
お土産の交換をしてたら眠とうなってきてそのままベッドへ直行。ベッドの上でストレッチなんかしてたらもう強烈な時差ボケ睡魔に襲われたわたし。
おやすみ~また明日!などと言う間もなく、ポテチンと意識不明になったのであった。