アッパーウエストサイドにあるA子のアパートのすぐ横に、とてもすてきな公園があります。リバーサイドパークという、ハドソン河沿いにずうっと続く公園です。
訪米している師匠との最後のデートをここですることに決め、朝からマンハッタンに出かけました。
今日もカーッと日が照りつける真夏日。けれども湿気が少ないので風が心地良い。
いきなり「ボクも行く!」と言い出した旦那も一緒に、電車に乗ってマンハッタンに。旦那は散髪と靴探しのため別行動です。
マンハッタン島は巨大な岩盤の上に建っているというのを証明するかのように、公園の所々にむき出しになったワイルドな岩盤。すごいです。
公園の入り口付近の老木の根っこ。おもしろい形だったので撮りました。
さて、公園内の広大な花壇には、それはそれは様々な草花がイングリッシュガーデン方式で植えられていました。
「きれいやな~」とカメラを向けるわたしの横で、「これは葵」「これはたいまつ草。ほら、たいまつみたいな形でしょ?」と説明してくれる師匠。
けど……もともと花に疎いわたし……そんないっぺんにいっぱい、名前覚えられへんし……。
「日本とおんなじ花がいっぱい咲いてるけど、でかいなあ~」と感慨深気に眺める師匠。そっか、やっぱり花もデカいのか……。
ハドソン河の向こう岸に、ニュージャージーの山々と町並みが見えます。
なんとな~く、うちの連中より性格が良さそうなリスくん。
犬の散歩バイトさん達。いったい何匹いるでしょうか?
青い空と古いアパートメント。天気、すご~く良さそうでしょ?
散歩して、お腹も減ってきました。師匠の望みであった「せっかくアメリカに来てんだから、ハンバーグとフライドポテトが食べた~い!」を叶えることに。
彼女がブロードウェイアヴェニュー沿いを散歩している時に見かけたという、『Five Napkins Burger』というお店に入りました。
分厚くてジューシーでカリッと歯触りも良い、とっても美味しそうなバーガーでした。飴色の玉ねぎソースも絶品!
ところが、わたくし、口角にヘルペスができてしまっていて、それがかなり乾いてきたので、大口を開けるとピキッと新たな亀裂が入りかねません。
そうなるとめちゃくちゃ痛いし、一瞬にしてまた膿んできたりするので、泣く泣くピーナッツドレッシング和えのチキンサラダを頼みました。
ところがこれもとっても美味しかったのでした!また来たいお店発見です!ありがとう~師匠!
名残惜しいけれど、仕事とカイロプラクティックの二回目の治療と、コストコでのペーパー類の買い物が数珠つなぎに控えていたので、「じゃあまたいつか」と言い合ってお別れしました。
レッスンでは、6才の頃から9年間教えてきたエミリーが、父親の仕事の関係で、急にロンドンに引っ越すことになったと聞かされたりして、ちょっとセンチメンタルな気分。
彼女は、これがド、これがレと、本当にはじめのはじめから教えてきた子で、途中ちょっぴり反抗期もあったけれど、今はドビュッシーの『月の光』にトライして、それはそれは嬉しそうに練習していた矢先なのでした。出会いには別れがつきものなんだけど、寂しいなあ……。
わたしの背骨と頸椎は、一回目には8カ所、アジャストしなければならなかったのですが、嬉しいことに今のところはうまくいっていて、今日は3カ所だけでよかったようです。もう一度、明後日に行かなければならないのだけど、多分どこもしなくてもいいかも、と言われました。
ここはもし、治療に行って調べても治す所が見当たらなかった場合は、料金を払わなくてもいいのだそうです。
そういうのって嬉しいし助かります。