ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

Summer Vacation in 2012『シルバーレイク』

2012年08月28日 | 家族とわたし
旦那が5才の頃から、毎年訪れていた湖、シルバーレイク。
日本語にすると銀の湖。
旦那はここに来ると必ず、まずは湖に挨拶に行く。


同じく5才だった幼馴染みのルーと、ボートの確認。


では、一挙に、ただひたすら湖を。








新米のベンチ。




























湖の主ルーン。




















早起きして、山の上から出てくる太陽に挨拶した。




泳ぐ旦那。


うらやましくて歯をギリギリ鳴らしながら撮る。



さて、今回、腕の故障のために泳げないわたしは、せめてボートに乗りたかったのだけど、ひとりだけで漕ぐのはイヤだと、旦那に断られてしまった。
ウジウジしていたら、ルーがまたコッテージに戻ってきてくれて、晴れてボートで湖探検と相成った。

これまでに行ったことがなかった湖の端っこに、蓮の天国が?!


アイスストームで倒れた木がいっぱい。


めちゃくちゃデッカイ岩。まだちっちゃい子供だった頃のルーと旦那は、ここでよく遊んだそうな。


湖の守り神ルーンの巣がある小島。


あの間を通り抜けるぞ~!きゃ~!ワクワクっ!


日陰に入ると、銀の湖の顔が見える。


前に旦那、


後ろにルー、


ふたりの男に漕いでもらい、フンフン♪と鼻歌まじりで写真を撮る女王さまなわたし。


緑の藻だらけ。


水没したデッキ。


良い仔で待ってたバーディ。


夫婦で散歩、いや、散泳。




飛び込みまっせ~!


犬も泳ぐ。


そして突如、おばはんも泳ぐ!いや、浸かる!


ルーが、腕を使えないなら、ライフジャケットとヌードル(棒状の発泡スチロール)を使たらええやんと、我々が全く気がつかなかったアイディアを教えてくれた。
うぉ~ん!もっと早よ気がついてたら~……。

最後の日の朝の、最後のひと泳ぎ。


また来年の夏までさよなら。
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Summer Vacation in 2012『モントリオール』

2012年08月28日 | 家族とわたし
ただいま~!
無事、1000マイルのドライブを終え、戻ってまいりました。
家に入った途端、家猫の「長いこと放っといてからに~」文句を浴び、猫砂(というか木屑)でザラザラしてる床を掃除し、
1時間ほどかけて、家猫トイレの修復(息子が世話をしていてくれたのだけども……)をし、台所を片付け……電池切れでダウン。

気をつけたつもりなのに、やっぱり撮り過ぎた写真を前に、どうしたもんだか……と落ち込み、
けれどもまあ、記録としては残しておきたいので、気を取り直してパソコンに向かっています。
このブログに載っけるには、写真のおっきさに制限があるので、それをいちいち調べてサイズを変更しないといけないのがめんどっちい。
う~ん……。

ではでは、しばしの間、お付き合いのほどを。

2012年8月19日

この夏最初で最後の夏休み。
案の定、留守の間、家猫の世話をしてくれる人達にできるだけ負担がかからないよう、餌の準備やトイレの準備、それから、彼女(ショーティ)の気分がどん底に落ちて、腹いせにまた、あってはいけない所にウ◯チ爆弾を落とさないよう、いつもなら絶対に買わない、うっぷん晴らしのガシガシカーペットがついたオモチャなどを買った。
これでますます、彼女の頭の中では、ああ、あたしはまた“放っとかれるんやな感”が盛り上がる。

そんなことやら、花の水やりやらをしているうちにどんどん時間は過ぎていき、ブログで「行ってきます」のお知らせをし終わったのが夜中の3時……あほである。

翌日、というかその日が明けて、シャワーに入り、バタバタと用意を終え、いざ出発という時に、
「この窓ではあかん」という旦那。
確かに、車のフロントガラスの内側が曇りまくっている。
こういう時は激オチくんである。
「ちょっと待っといて。秘密兵器持ってくるし」と旦那に言って、台所に行き、激オチくんが入ってるシンクの下の棚を開けた途端、
ブワッチと一斉に飛び出してきた無数のちっちゃな物体が顔に当たった。
ギョエ~ッとばかりに仰け反って、鼻の穴付近で狼狽えてる物体をペッペッとはらっていると、猛烈な悪臭が台所全体に広がった。
そういや、ここ数日、なんか臭いなあと、この辺りに近づくたびに思ってたことを思い出した。
原因はジャガイモ。
ずっとずっと前に買ったまま、すっかり忘れてた。
ジュルジュルに腐った哀れなジャガイモは、ちっちゃなウジ虫と蝿まみれになっていた。
お~の~!!

とりあえず旦那に激オチくんを渡し、わたしは台所に戻ってひたすら掃除。
くっせ~!!

でもよかった……行く前に気がついて……いや、もっと早うに気づけよ自分……。

寝不足のわたしの代わりに旦那が、約400マイルの片道の2/3を、わたしは1/3を運転。
道は空き空きで、国境もスイスイ~、新記録は続き、いつもは混み混みのモントリオールの街中もスイスイ~、
結局、休み休みして来たのに、モントリオールにあるルー&イライザの家に、7時間半で着いた。
GPSの予測は5時間半、もちろん渋滞無し、休憩無し、税関無しで。

さて、あんまり早く着き過ぎたので、彼らはまだ家に戻っていない。
今夜は彼らと一緒に夕飯を食べ、彼らの家に泊めてもらい、明日の朝、山奥の湖に向かう。
今回は、イライザが丁度、個展の直前で、とてもではないが呑気に遊んでいられないということで、一緒に湖畔で過ごせない。残念……。

ということで、写真をここに載せる。

片道500マイルの旅のはじまり。


橋フェチなのでとりあえず撮ってしまう。


丁度200マイルに到達!


カナダに近づいてきた。


これまでで一番空いてた国境。


あっという間に我々の番。


観る度に、鉄人28号を思い出してしまう鉄塔。


モントリオールが近づいてきた。


最高速度と最低速度の差が40キロ?!


またまた橋。


モントリオール市内の信号。そこまで赤、赤、赤って言われたら……そら止まる。


自転車が多い。


各階に違う家族が暮らすアパート。この外階段が町の名物。けど、凍ったら怖そう……。


バーディ君の散歩から戻ってきたルーと一緒に町中散歩。

空高く風にはためく洗濯物。


公園内の、うちのカエデ爺さんそっくりの木にこんな杭が打たれていた。


どうやら太い幹が真っ二つに割れ始めてきたのを食い止める処置らしい。二股に別れている所に、細い金属の棒が差し込まれていた。


ここ掘れワンワン!


幼馴染み。


ベンチでひと休み。


目の前には、造られたばかりの花壇。長いことフェンスで囲まれて中に入れなかったらしい……。


バーディは変な物を食う。それをじぃっと見ている旦那。


自転車走行が手厚く保護されているモントリオール。貸し自転車の制度も充実している。


車の走行速度を落とさせるためのコブがあるぞ~サイン。


昨年も登場した、ルー推薦の町の水族館?


外に、さりげなく、なぜか二つの水槽が置かれている。


水槽以外にも、この家の人のこだわりがムンムンしてる家周りの外装。


30分毎に乗り継いでいく決まり。住民も観光客も、それぞれパスを買って、自由に快適に使っている。


シルバーレイクに出発の朝。イライザがめっちゃ残念そうで……。


ルーの車に付いていくのは至難の業なのである。


でっかい会社のケーブルより個人でディッシュを立てるのがモントリオール風。


ここにも気持ち良さげな洗濯物。


おっ、90キロ制限のみ。田舎道に入ったというしるし。


赤がふたつ、緑がふたつずつある信号。


密かに好きな黒ぶちの車線。


出たっ!伊賀、もとい、IGAマーケット!ここで、一週間分の食料を仕入れる。


バーディはお店の横でちょいと待つ。


いよいよ湖。
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最初で最後の夏休み!インターネットが無いので、来週の月曜日まで通信を休みます♪

2012年08月19日 | ひとりごと
夏の週末のマンハッタンは、


がらがら……。


どこまでもがらがら……。


ジョージ・ワシントン・ブリッジだってがらがら……。


ハドソン河の上には、夏の雲と太陽。


産地からお店へ、倉庫を経ずに品揃えをすることで知られてるフェア・ウェイマーケット。


ハドソン河沿いにあるのを見っけてめちゃハッピー♪


いつ見ても美しい野菜と果物の棚……けど、これだけのもんを全部売る自信があるんかしらん?






うちの近くのフェア・ウェイでは見られへんこのワイルドさ。


マンハッタンのアパートは、細かいとこが美しい。


入り口だって美しい。



夏が終わるとまた、人がどしどし戻ってきて、うんとにぎやかになる。
もう8月の3分の2が過ぎた。
昼間は蝉が鳴き、夜間はこおろぎが鳴く。

そして旦那とわたしは、この夏最初で最後の休暇をとる。
インターネットもテレビもない、電話もローカルなのが一本だけの、
お水は近くの湧き水を汲んで飲み、薪ストーブで暖をとる、そんな、カナダの山奥の湖で、1週間ゆっくりしてきます。
あ、でも、市民研の資料他、プリントアウトした勉強したいことも、みんな持ってって読むつもり。
少しは頭の中に入ることを祈りつつ。

来週の月曜日にまた、いつもの暮らしに戻ります。行ってきます。
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米国タウン・ミーティング事情

2012年08月18日 | 米国○○事情
今年のゴーヤは、隣の州で日本野菜を栽培してはる鈴木さんちからいただいた苗ゴーヤ。
去年の初ゴーヤくんとは違い、ワイルドさに欠ける。
けれどもやっとやっと、おっきく成長してくれたのを見っけた。

今回の収穫。


この突起を見るたびに、ほうれん草を食い過ぎたピグモンを思い出してしまうのはわたしだけか?



さて、最近ご近所では、ストリートミーティングが盛んに行われている。
うちの通りは、丘からの下り坂で、その突き当たりはT字路になっていて、トーマス・ストリートと繋がってる。
うちの裏庭と、そのトーマス・ストリートの家の4軒の裏庭とが接してて、だからうちも、トーマスの人達とは仲がいい。
というか、ストリート・ミーティングがある時は必ず、おいでよ~と呼ばれる。

トーマス・ストリートには、複数の家族が住む家が増えてきた。
一軒家に一家族しか住めない、という規則が無いからだ。
通りごとに、いろんな細かい規則があって、皆それに従って引っ越ししたり、家を建てたりする。
トーマスも以前は、どの家も、一家族が住んでいたらしい。
ところが、少しずつ、1階と2階、さらに、3階にもまた違う家族が暮らしている家が増えてきたらしい。
それで、そうなると、車が増えてくる。
一軒の家を建てる時、4台の車が家の敷地内に停めることができる、というのが規則なので、それ以上の車は当然、道路沿いに駐車することになる。
道幅は、小さな町であっても、車が4台並列に並べる幅はあるけれど、両側にズラリと駐車されるとやはり走りにくい。
そしてなにより、なぜか複合家族の家ではトラブルが多く、警察が何度も何度も駆けつけるようになってしまった。

これは困ったということで、カウンセラーや警察関係の人達も一緒に、通りのための会議を開くことになったらしい。
そのトーマス・ストリートの問題解決のための会議になんと、うちの家の隣の空き地を、なんとかして守ろうではないか、という議題を入れてくれた。
うちの隣の土地のオーナーも、あそこに複合家族のための家を建てる計画をしているからだった。

あの土地のサイズから考えて、とてもじゃないが、車を4台も置けるようには見えないし、
あの大きな、まだまだ豊かな緑を茂らせているカエデの木を、切るだなんてナンセンスだ。
ああいう、膨大な年月を過ごしてきた木は特に、守られるべき存在である。


けれども、役所のカウンセラーや法律の関係者は揃って、規則を変えることの難しさを繰り返して話す。
それを言われるとなにも言えなくなるけれど、それでも自分達の思いを伝えることは大事。
向こうも、聞くことがなにより大事だと、本当に親身になって聞いてくれる。

もしかしたら間に合わないかもしれない。
いや、間に合わないという公算の方が大きい。
けれども、町のみんながああやって、膝を突き合わせながら、少しでもいい町にしようと必死で考えたり話したりしてる姿はとてもいい。

いい町に引っ越した。
いい人に恵まれた。

ストリート・ミーティングが何回も行われていく間に、町のどこでどんな問題が発生しているのか、それが逐一話し合われていく。
それを寄せ集め、今度はタウン・ミーティングへと流れていく。
初めて行ったタウン・ミーティングは、近くの大学の大教室で行われた。
たくさんの人が集まっていてびっくりした。
こうやって、通りに、町に、自分がだんだん馴染んでいく。
そして、自分が馴染んだ通りや町が、少しでも良く、楽しく、幸せになるように、自分達の頭と体を使って奉仕する。
他人事にはもうしない。

カエデ爺さん、うれしいね。
わたしもうれしいよ。
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その町その村でしっかりせな、原発マフィアの悪企みは、絶対に無くならんし止まらん!

2012年08月18日 | 日本とわたし
日本には、原発だけやなくて、放射性廃棄物やの、使用済み核燃料やの、そらもうありとあらゆる核物質が、ウジャウジャ保管されてる。
世界中の優秀な科学者らが、なんぼ頑張って研究しても、処分する方法がどないしても見つからん。
もうここまで何十年もやって見つからんのなら、この件についてはあかんな、と考えるのが常識。
けど、原発マフィアの連中は、まともな考えや倫理や常識や責任感を持たへんから、あかんとは思わへん。

ただし、なんぼやりとうても、融資する連中にそっぽ向かれたり、国を司る人間がちょっとは賢かったら、とりあえずイケイケな態度はとらんようになる。

悲しいことに日本は、金を出す人間も政治家も、とことん非常識で阿呆で無責任やった。
そやからまだ、世界中に迷惑かけて、日本国民に辛い現実を押し付けてるにも関わらず、こんなことをやってるわけやね。

JCO:放射性廃棄物焼却炉建設で住民説明会 「なぜ住宅地に」/茨城

毎日新聞 2012年08月09日 地方版

1999年に臨界事故を起こした、東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)が8日、
事故後に保管している、低レベル放射性廃棄物を処理するための焼却炉を、13年5月末までに設置し、
同年6月から、試運転を開始する計画を明らかにした。
同社で行った住民説明会で、村民や村議、周辺の水戸市民など、約30人に説明した。

計画によると、敷地内に保管しているドラム缶(200リットル)約8900本分の、未処理の低レベル放射性廃棄物のうち、
ウラン加工工場で使っていた、油ドラム缶約500本(100立方メートル)と、放射線管理区域内で使用したモップなど、ドラム缶約200本分を焼却する。
7月末に、文部科学省に、使用変更許可を申請し、9月ごろに許可を受ける予定、という。

住民が、「なぜ今建設するのか」とただしたのに対し、
JCOは「ドラム缶が腐食し、いずれ漏れる恐れがある」と訴えた。
また、住民からは、事故当時の、ウラン加工施設の一部を利用して焼却することに、
「なぜ、住宅地の真ん中に建てるのか」
「施設があるだけで、付近住民は緊張する」などの声が上がった。

説明会が、JCOから半径350メートルの住民にしか告知されなかったことに、
「数キロ範囲に伝える義務がある。住民感情を無視している」と憤る声も出た。
【杣谷健太】
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どこが汚れようが、だれが死のうが、どうせ他人事やからな、政治家にとったら!

2012年08月18日 | 日本とわたし
『細々と彫りつける』というブログを書いていらっしゃる石川さんという方が、丁寧に調べてくださった「岩手県の瓦礫を焼く大阪湾沿岸の風向きと海流の情報」を、ここに載せさせていただきます。


がれき焼却埋立予定の舞洲清掃工場及び北港処分地のある此花区の風向きと海流

さて今回は、11月に岩手県の瓦礫を焼く、大阪湾沿岸の風向きと海流の情報です。

舞洲清掃工場の位置は、天保山やユニバーサル・スタジオなどと対岸にある埋め立て地にあります。
地図を載せることができないので、石川さんの記事を参照してください。

舞洲清掃工場
焼却能力 
900トン/日 (450トン/炉×2炉) 

破砕能力 
170トン/日 (鉄とアルミをリサイクル) 

排ガス処理 
バグフィルタ、湿式洗浄装置、触媒脱硝装置など 

ダイオキシン対策 
コンピュータによる安定した高温運転+バグフィルタの採用+触媒脱硝装置で排ガス中濃度を0.1ナノグラム以下とする。
飛灰のダイオキシンは加熱脱塩素化装置で分解。 

煙突 
120m高 

工事期間 
1997年(平成9年)年3月着工、2001年(平成13年)年4月末竣工 

総工費 
約609億円 

節水 
屋上に降る雨水を集めて利用。
排水処理水の再利用。
(1日約400トンの節水)

排ガス処理は
1.温度を下げて、バグフィルターで、煙の中の飛灰を除去
※このとき取り出した飛灰のダイオキシンは、加熱脱塩素化装置で分解

2.湿式洗浄装置で、排ガスを洗い塩化水素、いおう酸化物を除去

3.ガスを再び過熱して、触媒脱硝装置で、排ガス中の窒素酸化物濃度を0.1ナノグラム以下とする 


さて、この舞洲清掃工場のある、此花区区役所の風向きです。
此花区役所は、舞洲清掃工場から直線で、東北東3キロ弱の地点にあります。

 
上の図の中にある丸は、方位です。

例えば平成22年度の風向きについて、丸の横の数値表を見ていただくと一目瞭然なのですが、
WSW(西南西)から吹く風が11.7%、W(西)から吹く風が23.4%です。
西や西南西から東あるいは東北東に向かって風が吹きます。

此花区役所の西南西3キロ弱に、清掃工場がありますので、この位置は、清掃工場の煙が来る場所です。

↓これは、大阪市環境局にお願いして出してもらった資料*1です。
*1:
出してもらった資料の中に、此花区の大気汚染の測定結果もあります。
SPMや光化学オキシダントで成績が×です。
黄砂の影響があったからだと、閑居局は説明していましたが、
さらに、PM2.5の測定結果も、城東区の聖賢小学校、西淀川区出来島小学校、旭区の新森小路小学校で×で、
黄砂の影響があるなら、なぜ別の日も図らなかったのだろうと、疑問があります。




下の画像は、舞洲清掃工場の環境アセス時の、煤塵の粒子の最大降下地点です。
◎でしめされています。
東北東約2キロです。



西は大阪湾ですから、大阪湾から陸地=東に向かって吹く風が圧倒的に多いのです。

此花区役所からさらに東へ4キロには、大阪府庁、大阪城などがあります。
東北東の方向2キロに福島区役所、5キロほどのところにJR大阪駅があります。

舞洲清掃工場から真東3キロには港区役所、5キロ地点には難波駅があるのです。

此花からの風の3割以上は、大阪市内中枢、あるいは難波を直撃する可能性があります。


さらに、大阪市内の谷町4丁目にある、大阪管区気象台の風向きは、
「風況のうち、風向は大阪市では、北~北東および南西~西の風が多く」とあります。

海側の風はさらに、東あるいは、南の方向に運ばれるでしょう。

大阪湾環境データベース



もう一つ、此花区で多いのは、北からの風
です。
北から南へ吹き抜ける風です。


Nが13.9%、NNEとNEが両方10.6%です。

此花区から南にある自治体は、

港区
大正区
住之江区
堺市
高石市
泉大津市
和泉市
岸和田市
貝塚市

などです。

これらの地域での住民説明会が望まれます。


つぎに海流です。


北港から泉大津に向けて、潮が流れています。

もし漏れ出した場合、大阪湾の南部の漁業被害が心配されます。

また、大阪湾では、こういう魚介類が取れます。

大阪湾環境データベース



これは、大量の福島の汚染水が、どういう海洋汚染・生物濃縮を引き起こすかの概念図です。
汚染物質の量が少ないので、少しちがうでしょうが、基本はこうです。




生物濃縮については、面白い記事があります。
専門家が捉える濃縮の評価と、一般の消費者には、感覚に隔たりがあります。
これも、いわゆる純粋な科学的評価と、生活者の評価には、異なる評価尺度があり、互いが疎通できていないのではないかと思われます。

雑誌は「魚で進む『放射能濃縮』」、研究者は「生物濃縮はかなり低い」 | 科学技術のアネクドート


大阪府の漁獲高と漁獲金額です。
大阪府の漁獲量・漁獲金額

おおよそ漁獲量は2万トンほどで、漁獲金額は40~50億です。

風評や実損害がどの規模になるかにもよりますが、大気の汚染による状況や海洋汚染の状況によっては、
その影響がすぐに見えてあらわれるかは別としまして、ないとはいえないのではないか、と私は感じています。
少なくとも行政は、影響がないとして進めるべきではないと、私は思います。

なぜなら、自治体やその環境は、府民や市民が10年、多い時で一生享受するものなのですから。
以前の橋下市長の発言の時にも書いたように、その場しのぎのロジックで、ごまかしていい問題だとは私には思えません。
市長は真摯に、この問題を再検討し、さらに突っ込んで考えるべきだと思います。


以上、転載終わり。



無責任で無知なまま、適当に耳に入ってきた情報や、原子力ロビーの息のかかった人間からの情報を鵜呑みにして、
自分が守らなあかん地域に暮らす市民や府民、都民や道民の健康を著しく低下させる恐れのある物を、
なんら警戒もせず、真摯に学びもせず、どこがあかんのやと恫喝までして、金と地位の欲のために取り込もうとする阿呆役人。

どうせ他人事やからね。
一生、やってるわけないしね。
任期が終ったら、あるいは別のとこに移動したら、後の事なんか知ったことちゃうからね。
そんな連中にいつまでも決めさせてたら、ほんま、殺されてまうで。
もう許さんとこうな。
もう決めささんとこうな。
もう自分と、自分の大切な人のこと、これ以上危険に晒さんとこうな。
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モンサント進化論!ど~ん!

2012年08月16日 | 世界とわたし


すでにここアメリカでは、かなり進化が進んでいると思われます。

日本や、他の国に、この愚かしい進化が導入されないことを、心の底から祈っています。
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うそつき!

2012年08月16日 | 日本とわたし
『Tangled with……』というブログを書いてはる、ブログ友のtakoomeさん。
わたしが書いた記事の中の『ジェトロ、福島県産桃輸出で商談支援』を読んで、
彼女が住んではるタイの、日本の放射能汚染食品についての反応を。コメント欄で教えてくれはった。

現実は、わたしが思てるよりアホや。
つける薬が無いほどに、救いようがない。


サワディ~カ~。
ジェトロ関係無しで、タイへは昨年8~9月頃から、魚が入って来ているはず。
早い時期に“東北へ、タイの魚関係の業者が視察”と言う記事があった。
タイ人のことやから、いえ、中華系は買います。
何せ、安いんですから、
だから私はmade in Thailandの、魚の缶詰めは、昨年夏から無い物としました。
瓦礫で日本中が騒ぎだす以前から、食べ物は世界に出回り始めていた、と確信しています。

ほんまに人間は救い用がありません。


サワディ~カ~ (takoome)
タイ人の魚買いの話は、自分で立ち会った訳ではないのですが、新聞に載っていました。
それにしても、商売と言う物は恐ろしい。
事件が起れば、その隙間の隙間で、商売が始まる。
ここで、日タイ間の仕事のお手伝いをする家人の周りでは、「放射能」の「ほ」の字も出て来ません。

昨年、バンコクで、日本政府の原発事故に対する説明会が2,3回ありました。
血税を使った嘘発表会、詐欺大会でした。
目の前で、同じ国(日本)の人が、有り得ない事を、通訳を入れて話すのです。
私の周りのタイ人達には、「未だ、全然終ってない」と話しますが、相変わらず「日本大好きなタイ人」が多く、
日本政府を批判するのは新聞記者で、一般人はいません。

安全宣伝は、4/27にありました。
見に行って来た事を、ここにちょこっと書いています。http://takoome.exblog.jp/13470118/ 

これだけ嘘が突き切れるって,どんな風に育ったんや、あんた? 
同じ国の人として悲しかったです。


サワディ~カ~ (takoome)
あんなものでよかったら、お使いください。
今朝の、タイ地元紙のエネルギー関連記事、「エネルギー省は当分、原発を視野に入れない」とありましたが、
モンゴルと同じく、信用できません。

モンゴルは、放射能処理を拒否しましたが、予算が公開されてびっくり!
原発関係がかなり多額、計上されていたという報告があったと、何処だかで読みました。

どこの政府も信用できないと言うか……、何処でも安心して生きられない、というのが現状かとおもいます。
それを踏まえて生きないとね、


東日本大震災よる、原発事故に関する説明会開催のお知らせ in BANGKOK

レジメ
13:35 東日本大震災よる原発事故などの現状について (JNES) 佐藤達夫理事
14:35 食品、農業、物流分野の現状について 在タイ日本国大使館 大鷹正人経済公使
14:50 観光関連分野の現状について 日本政府観光局 益田浩 バンコク事務所長
15:00 質疑応答

ジャストに入った。
会場はタイ人が多かった。
てか、タイ人向けのセミナーやった。
まぁ、はじめ人の話を聞いたけど、相手がタイ人やと思て、ええかげんなことゆうよなぁ……。

原発は津波でやられた! 
建物は耐震性に優れてるって? 
まさかぁ、何年経ってるんや、
健康に害のある物は出ていない!
ほとんどがヨウドとセシウムって? 
飛んでない、吸ってないって?
あそこで働いてる人が大丈夫って? 

あ~ぁ、眠たなって来た。

タイのTVも撮影に来てる。
居眠りを撮られるのはいかんいかん、コーヒーを飲みに出る。

輸入食品のこと、日本の都合ばっかり話してる。
こっちの政府はちゃうと思うな。

「海のカナリア」の「こうなご」だけがあかんらしい。
おかしいなぁ、食物連鎖はどぉなるねん?

地震から後、タイからの観光客はあらへんらしい。
当たり前や、来てほしいって、まだ早いやろ!

待ってました!質疑応答。
タイ原発関係の人、地元新聞記者、留学関係者、ロジスティックで困ってる日本企業、インドネシアからの日本人記者、
興味深い話があったよ。
海の食物連鎖(こうなご)で、どんどん放射能が蓄積されて行くとゆう学者と、全く関係がないとゆう学者がいてるとか。
おおむね、大丈夫です!、らしい。 


ロジスティックのご相談、後で、係の者と話してください。
あんたと話しても通関できんで。

20ミリシーベルト、学校と単語を並べただけで何の話かわかろう物を、「あなた、何を言っているのかわかりません」
タイに、私たちの原発事故の情報を、惜しみなく流しましょうって、当たり前やろ!
世界中にばらまいた放射能飛んでるし、お知らせは義務やと思うわ、

自然エネルギーにはコストがかかる! 

あれれ??? 原発コストに比べたら安いもんやないの???
 あかん、どんどん膨らむ。


私、挙手、
5番目ぐらいにまわって来たよ、

Q.「日本って、国策で原発を推進して来たんでしょ、50年近くだったか? 
それだけのコストをかけてるのに「自然エネルギーはコストがかかる」って、語弊があるんじゃないのですか?」

A.「今日は事故の報告で、自然エネルギーの話じゃないし、その件に関しては用意をしていないので……」
 「ね!ね!」と首を振りながら、なぁなぁを押し付ける。


A.「しかし、地元の人たちのリスクとか、いろいろ……、ごにょごにょ……」 
 それって、原発の話?

Q.「あなたがさっき、自然エネルギーの話をされたから、おかしいなと思ってのお伺いです」

それを書き留めていたら、私の前に質問した新聞記者がこそこそっと来た。
親指を立てて、ぐ~ぐ~とジェスチャー。

ぐ~って、あっちが質問に答えられなかったらええの? 
私は答えてほしいよ!

政府の役人達よ、私が質問したことを無視したよなぁ、

死んでるよ、あんた等……、


6時になってさっさと部屋を出た。
あんな風に いっこも知らん人には話すんや、

「うそつき!」
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嗚呼もうっ!いったいどこのどいつやねん、こんなもんを建てよったんは!出てこい犯人!

2012年08月16日 | 日本とわたし
だいちさんが教えてくれはった。
さらにどど~ん!な、正直、こんな現実を知りとうもないと思てしまうようなこと。
けど、この評価書は、六ヶ所再処理事業の、許可取り消し訴訟に取り組んではった、上澤さんという方が書かはったもの。
時は、今から6年も前のこと。
わたしが、な~んも知らんと、知ろうともせんと、人様に迷惑かけんとそれなりにちゃんと生きられてると、のんきに自負してた頃のこと。

こんなふうに、どの原発も、どの工場も、研究所も、立地をゴリ押しされた町や村の人達や、その人達を助けようとした人達は、
わたしみたいな、社会の一員としての意識がてんで低かった、自分らさえよかったらそれでええやんかな生き方してる大勢の大人を横目で見ながら、
どうしようもなく卑怯で、力を持ってて、無責任な権力者を相手に、どないしてもこないしても勝てへん闘いに挑んではった。

ほんまに悪かった。
原発マフィアの連中が無責任なら、わたしも無責任やった。
無責任に建てまくってるのを、無責任に見過ごしてた。
めちゃくちゃ反省してるから、めちゃくちゃがんばる。

六ヶ所再処理工場、及び、もんじゅをまず撤回!!


六ヶ所再処理工場の潜在的危険性―使用済み燃料プールの事故災害評価―上澤千尋
【原子力資料情報室(CNIC)】より

六ヶ所再処理工場の使用済み燃料貯蔵プールにおいて、大規模な放射能放出事故が起きた場合の、住民の被曝線量の計算と、健康被害の考察を行ない、
六ヶ所再処理事業、許可取り消し訴訟の証拠として、青森地裁に提出した。
 
申請書の使用済み燃料貯蔵プールの仕様から、使用済み燃料3000トン(最大貯蔵容量)が貯蔵されている状態で、
内蔵する放射能のうちの1%、つまり、30トン分の放射能が、環境中に放出されることを想定した。
これは、施設の潜在的な危険性をみるためで、ここではどういう事故が起こるかは考えずに、
仮想的に、それぞれの核種の放出割合は、すべて1%と仮定した。
(すべての使用済み燃料を、ウラン酸化物燃料起源のものとし、燃焼度は55000MWd/t、原子力発電所での冷却期間を、1年間とした)
 
他の計算の条件としては、放射能の放出高度は10メートル、風速は4.0m/秒、大気安定度はD、天候は降雨なし、放射能の広がり角は15度を、それぞれ設定した。
 
計算の結果から、おもな被曝影響(健康影響)と、その影響をおよぼす範囲をまとめたものが、表1である。
これを地図上に表示し、風が東京方面に吹いているケースについて、
放出された放射能が広がる範囲、すなわち、被曝の影響が広がる範囲を、扇型で示したのが図1である。
 
半数致死線量を3シーベルトとすると、その影響を与える可能性がある範囲は、134.4キロメートルに達し、
三沢、八戸、むつ、青森、函館、弘前、盛岡がふくまれる。
急性障害を引き起こすと考えられる、250ミリシーベルトの被曝線量は、691.1キロメートルにまで広がり、
首都圏の広い範囲(東京23区、さいたま市、横浜市など)や、北信越地方全体、北海道全体がその対象範囲となる。

六ヶ所再処理工場・使用済み燃料貯蔵プールにおける事故時の放射能放出に関する計算書

http://cnic.jp/files/rk-sf_acc2006.pdf

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東京電力や国が隠そうとし、絶対に知られたくないのは、六ヶ所再処理工場の危険性である!ど~ん!

2012年08月15日 | 日本とわたし


東京電力が隠そうとし、絶対に知られたくないのは、六ヶ所再処理工場の危険性である。
この使用済み核燃料とは別に、240立方メートルという大量の高レベル放射性廃液が、六ヶ所タンクに貯蔵されている。
この廃液は、全国に降り積もった放射性物質とは、危険性のレベルがまったく違う。
液体であるため、絶えず冷却し続けなければならない超危険な物体であるため、
もし冷却用のパイプが地震で破断したり、津波による停電が起こったりすれば、たちまち沸騰して爆発する大事故となる。
そのほんの一部が漏れただけで、北海道から東北地方の全域が廃墟になるほどの、大惨事になることが分っている。
なぜこのように不安定で危険な液体が、タンクに保管されているかといえば、
再処理工場を運転する日本原燃が、この液体をガラスと混ぜて固体にし、安全に保管する計画だったが、
そのガラス固化に完全に失敗したため、再処理が行き詰まってまったく操業不能に陥り、仕方なくそうなっているのである。


【広瀬隆】
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