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【エタンダール】栗東トレセン再入厩

2011-08-15 17:56:06 | 引退馬
ゲート試験合格後、7/19にヒルサイドステーブルへ移動して基礎トレーニングを積んでいたエタンダールが、8/13に栗東トレセンに再入厩、翌14日には坂路で16秒程度のキャンター1本を乗られたとのことです。

先週の近況報告で藤原調教師から「そろそろトレセンで進めよう」とのコメントがありましたので、今週のどこかで入厩するかと思っていましたが、早くも入厩していたとはちょっと嬉しい誤算です。
デビュー時期はこれからの実戦トレーニングの出来次第ではありますが、この調子なら本当に阪神開催でのデビューがあるかもしれません。

2009年産は今週末にマカハのデビューが予定されていますが、ここまでエタンダールも負けず劣らず順調に来ていますので、今年後半は2歳戦でも相当楽しませてもらえそうです\(^O^)/
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終戦記念日と終戦の詔書(玉音放送)

2011-08-15 08:43:17 | その他
今日、8月15日は終戦記念日です。
但し、世界的に見ると第二次世界大戦が終わった日というのは、日本がポツダム宣言履行等を定めた降伏文書に調印した9月2日が終戦の日であり、旧連合国(戦勝国)側の多くは9月2日を対日戦勝記念の日としています。
(こういうことって以外に知られていないですよね)

では、日本では何故8月15日が終戦記念日かというと、それは、1945年のこの日正午、昭和天皇陛下による玉音放送(ラジオ放送)が行われたからです。
“玉音放送”とは、昭和天皇が自らの声で、当時の日本国民にポツダム宣言受諾の旨を伝えるために行ったもので、実際には前日に起草された“終戦の詔書”を天皇陛下が朗読、それを録音したレコードを使って放送されました。


-終戦の詔書-
朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク
朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
抑々帝国臣民ノ康寧ヲ図リ万邦共栄ノ楽ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遺範ニシテ朕ノ拳々惜カサル所曩ニ米英二国ニ宣戦セル所以モ亦実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス然ルニ交戦已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海将兵ノ勇戦朕カ百僚有司ノ励精朕カ一億衆庶ノ奉公各々最善ヲ尽セルニ拘ラス戦局必スシモ好転セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス加之敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戦ヲ継続セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ心霊ニ謝セムヤ是レ朕カ帝国政府ヲシテ共同宣言ニ応セシムルニ至レル所以ナリ
朕ハ帝国ト共ニ終始東亜ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝国臣民ニシテ戦陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内為ニ裂ク且戦傷ヲ負イ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ惟フニ今後帝国ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス
朕ハ茲ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ乱リ為ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ体セヨ

御名御璽
昭和二十年八月十四日
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不思議なことに今の日本はこういう文章を学校でも教えないし、普通の人は目にする機会すらほとんどありませんので全文を載せてみました。ただ、旧漢字や漢文調の難しい言い回しが出てきて現代の日本人にはわかりにくい文章になっています。(ラジオの性能もあって、当時放送を聴いた人の多くも内容は良くわからなかったらしいです・・・)
僭越ではありますが、以下、私が現代文にしてみましたので参考に。(微妙な間違いはご容赦をm(_ _)m)


-終戦の詔書-
私は世界の趨勢と日本の現状を考え、非常の措置によって戦争を終わらせる決意をしたことを忠実善良な国民に伝える。
私は日本政府に、アメリカ、イギリス、中国、ソ連の四カ国に対してポツダム宣言を受諾することを通告させた。
もともと日本国民の安らかな幸福と世界の共存共栄を図ることは、先祖代々天皇家の教えであり、私もそのために努力をしてきた。アメリカ、イギリスに宣戦布告をしたのも日本の自衛と東アジアの安定のためであり、断じて他国の主権を侵害し領土を侵略するためのものではない。
しかしながら戦争は既に4年にわたっている。その間陸海軍の将兵は勇敢に戦い、政府の官僚は懸命に働き、一億の国民もそれぞれの立場で最善を尽くしてきた。にも拘らず、戦局は必ずしも好転しておらず、世界の趨勢も我々に有利な状況ではなくなっている。それに加えて敵は残虐な新型爆弾を使って罪もない人々を大量に殺し、戦争の被害は計り知れないほど大きくなっている。
このまま戦争を続ければ、日本民族が滅亡してしまうばかりでなく、世界の文明が破壊しつくされてしまうことになるだろうし、そうなれば、私は決して歴代天皇や神霊から許されないだろう。
これが、私が日本政府に対してポツダム宣言受諾を命じた理由である。
私は、日本とともに東アジアの解放に努力をしてきた同盟諸国に対し大変申し訳なく思う。また、戦場や職場で非命に斃れた者、その遺族のことを思うと胸が張り裂けるような思いである。そして、戦争で傷を負い、戦火により家や職業を失った人々がどうすれば立ち直れるかについて深く心配している。
今後日本が受けるであろう困難は尋常なものではないだろうし、忠良なる国民の苦しい心情も良くわかっている。しかしながら時流には逆らえず、私は耐え難く忍び難い敗戦を受け入れ、将来のために平和への道を開こうと思う。
私はポツダム宣言受諾によって日本を存続させるが、これからも日本国民の忠誠を信じ、常に国民とともに在るつもりである。今後、一時の感情に任せて騒ぎを起こしたり日本人同士で争うようなことがあれば、それは道に外れることであり世界の信頼を失うことになる。そのようなことは絶対にあってはならない。
これからは、国を挙げて子孫を残し、日本の不滅を信じて努力しなければならない。その責任は重く道は遠いが、全力を日本の将来に捧げ、人道と正義を重んじ、日本の誇りを高く掲げて世界の進歩に遅れないようにしなければならない。
忠実善良なる日本国民には、是非とも私の願いをかなえて欲しい。
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ポツダム宣言受諾の可否を巡って紛糾する最高戦争指導会議。昭和天皇が開戦後最初で最後の決断をされたのが、その会議でのポツダム宣言受諾決定だったようです。
“戦争をやめるのは始めるよりも格段に難しい”、昔の偉い人はそう言っていたらしいですね。
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