募集馬紹介の3頭目はレフィナーダ'12です。
(難物の持込み2頭の紹介が済んだので、何故か少しホッとしています(^_^))
■レフィナーダ'12(牝)
募集総額:2000万円(400口)
父:エンパイアメーカー、母父:サンデーサイレンス
栗東・藤原英昭厩舎
近親にトライマイベスト(デューハーストS・英G1)、エルグランセニョール(愛ダービー・愛G1)



以前からこのブログを読んで頂いている方はお気付きかもしれませんが、私、昨年の展示会で見た一つ上のお姉さん、イエローフライト(レフィナーダ'11)が大変気に入っておりまして、最後の最後まで出資をしようか迷っていたのです。ところが、ソエの影響もあってイエローフライトは入厩が遅れ、結果として妹の募集に追いつかれてしまい…。
こうなったら仕方がありませんから、父エンパイアメーカーの妹さんを先に検討したいと思います。
(1枚目の写真に登場しているのは、森本スティーブルのスタッフ、広尾会員にはお馴染みの“よしくん”です!)
まず最初に、私はこの馬が好きです。好きなんですぅ!
(あれ?なんか、照れますね(^_^;))
すみません、気を取り直して真面目にやりますm(_ _)m
写真でお分かりのとおり、第一印象で「スゴイ筋肉だな」とか「迫力がある馬体だなぁ」とか、強烈なインパクトを与えるほどではないのですが、いざ歩かせてみると、身体全体を使った非常に柔らかみのある動きを見せてくれます。
森本代表も、「言葉で説明するよりも、まずは常歩の動きを見てください」と仰ったほどで、改めて確認すると、常歩なのに前脚を蹴りそうなトモの踏み込み、クッションが効いた繋ぎの沈み込みなど、なかなかこんな馬いないよなぁと思ってしまいました。写真ですので“動き”が伝わらないのが残念ですが、かなりの可能性を秘めていると感じました。
父のエンパイアメーカーは内国産としてはこの世代が初年度産駒になりますが、すでに北米を中心に産駒たちが大活躍していますし、まだ数少ない日本での出走馬も非常に高い確率で出世をしています。加えてこれだけ動きのいい仔を出すとなれば、セールでの産駒落札率を含めて、今の人気種牡馬ぶりも頷けるというものです。
結果はこれから出てきますが、ひょっとするとエンパイアメーカーは、現在の日本競馬界の種牡馬勢力図を塗り替える存在になるかもしれず、それを考えれば、「産駒の値段がこの程度で済んでいるうちに黙って買っとけ」、という考え方すら出来るかもしれません。(レフィナーダ'12の場合、Sex Appealの3×4があるのも魅力的!(^_^))
では、改めて森本代表のコメントです。
「まだ幼くて頼りない感じに見えますが、動きの良さ、軽さは募集馬の中でもピカイチです。これだけ全身を使って伸びやかに歩ける馬はなかなかいません。サイズはお姉さんより少し小さめですが、450~460kgでの競馬になるのではないでしょうか。エンパイアメーカー産駒は7割方ダートに寄っていますが、本馬は芝中距離での活躍がイメージができる動きをしています。欲を言えば、もう少し馬体に厚みが欲しいですが、気性も良いですし、薄めの馬体で活躍する馬も沢山いますからね。かなり期待できると思います。」
実は、私は割りと繁殖牝馬を追いかけたいタイプなのです。そして、『いつかレフィナーダの仔にも出資したい』とも思っていました。ところが、(このあと木村秀則牧場で知ったのですが)レフィナーダには12年産のあと2年続けて子どもがいないそうなのです。となると、この馬を逃すとレフィナーダの仔に出資できるのは最短で3年後なんですよね。。
まあ、そんな事情は無視したとしても、この馬は純粋にいい馬だと思います。はい、かなり有力な出資候補です(^_^)
*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いていますので、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
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(難物の持込み2頭の紹介が済んだので、何故か少しホッとしています(^_^))
■レフィナーダ'12(牝)
募集総額:2000万円(400口)
父:エンパイアメーカー、母父:サンデーサイレンス
栗東・藤原英昭厩舎
近親にトライマイベスト(デューハーストS・英G1)、エルグランセニョール(愛ダービー・愛G1)



以前からこのブログを読んで頂いている方はお気付きかもしれませんが、私、昨年の展示会で見た一つ上のお姉さん、イエローフライト(レフィナーダ'11)が大変気に入っておりまして、最後の最後まで出資をしようか迷っていたのです。ところが、ソエの影響もあってイエローフライトは入厩が遅れ、結果として妹の募集に追いつかれてしまい…。
こうなったら仕方がありませんから、父エンパイアメーカーの妹さんを先に検討したいと思います。
(1枚目の写真に登場しているのは、森本スティーブルのスタッフ、広尾会員にはお馴染みの“よしくん”です!)
まず最初に、私はこの馬が好きです。好きなんですぅ!
(あれ?なんか、照れますね(^_^;))
すみません、気を取り直して真面目にやりますm(_ _)m
写真でお分かりのとおり、第一印象で「スゴイ筋肉だな」とか「迫力がある馬体だなぁ」とか、強烈なインパクトを与えるほどではないのですが、いざ歩かせてみると、身体全体を使った非常に柔らかみのある動きを見せてくれます。
森本代表も、「言葉で説明するよりも、まずは常歩の動きを見てください」と仰ったほどで、改めて確認すると、常歩なのに前脚を蹴りそうなトモの踏み込み、クッションが効いた繋ぎの沈み込みなど、なかなかこんな馬いないよなぁと思ってしまいました。写真ですので“動き”が伝わらないのが残念ですが、かなりの可能性を秘めていると感じました。
父のエンパイアメーカーは内国産としてはこの世代が初年度産駒になりますが、すでに北米を中心に産駒たちが大活躍していますし、まだ数少ない日本での出走馬も非常に高い確率で出世をしています。加えてこれだけ動きのいい仔を出すとなれば、セールでの産駒落札率を含めて、今の人気種牡馬ぶりも頷けるというものです。
結果はこれから出てきますが、ひょっとするとエンパイアメーカーは、現在の日本競馬界の種牡馬勢力図を塗り替える存在になるかもしれず、それを考えれば、「産駒の値段がこの程度で済んでいるうちに黙って買っとけ」、という考え方すら出来るかもしれません。(レフィナーダ'12の場合、Sex Appealの3×4があるのも魅力的!(^_^))
では、改めて森本代表のコメントです。
「まだ幼くて頼りない感じに見えますが、動きの良さ、軽さは募集馬の中でもピカイチです。これだけ全身を使って伸びやかに歩ける馬はなかなかいません。サイズはお姉さんより少し小さめですが、450~460kgでの競馬になるのではないでしょうか。エンパイアメーカー産駒は7割方ダートに寄っていますが、本馬は芝中距離での活躍がイメージができる動きをしています。欲を言えば、もう少し馬体に厚みが欲しいですが、気性も良いですし、薄めの馬体で活躍する馬も沢山いますからね。かなり期待できると思います。」
実は、私は割りと繁殖牝馬を追いかけたいタイプなのです。そして、『いつかレフィナーダの仔にも出資したい』とも思っていました。ところが、(このあと木村秀則牧場で知ったのですが)レフィナーダには12年産のあと2年続けて子どもがいないそうなのです。となると、この馬を逃すとレフィナーダの仔に出資できるのは最短で3年後なんですよね。。
まあ、そんな事情は無視したとしても、この馬は純粋にいい馬だと思います。はい、かなり有力な出資候補です(^_^)
*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いていますので、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m

新規募集馬紹介の2頭目は、モンスーンウェディング'12です。
■モンスーンウェディング'12(牝)
募集総額:2200万円(400口)
父:New Approach、母父:Monsun
美浦・藤沢和雄厩舎
母は英国で1勝、おじにポエット(英愛重賞2勝)、近親にオペラハウス(種牡馬)がいる持込馬



今回の展示会で実馬を見て、評価が一番変わったのは実はこの馬です。
もう、何と言いますか、とにかく醸し出される雰囲気がいいんです。いかにも欧州の上級馬らしい奇麗なラインをしていますし、馬格がある割にはバランスが整っているので、事前に心配していた重苦しさも感じられませんでした。
(ちなみに2枚目の写真、一緒に写っているのは森本スティーブルの女性スタッフ、“みなみちゃん”です(^_^))
モンスーンウェディング'12の父は、欧州最強種牡馬Galileoの産駒、New Approachです。
日本ではサドラーズウェルズの系統は“重過ぎる”という理由であまり好まれませんが、こういう格好のいい馬を見てしまうと、『さすがにヨーロッパの馬は雰囲気が違うなぁ』と、単純に感心してしまいます。
Galileo産駒と言えば、2008年産の最強馬フランケルが有名ですが、New Approachは2005年産まれで英ダービー、愛チャンピオンS、英チャンピオンS、デューハーストS、ナショナルSを制し、種牡馬としても既にドーンアプローチ(英2000ギニー、セントジェームズパレスS、ナショナルS、デューハーストS)を出しています。
果たしてそのNew Approach産駒が日本の馬場をこなすかと聞かれたら、「合わないからダメだと思う」と答える方が普通でしょうが(^_^;)、でもですね、やっぱりいい馬はいい馬なんですよねぇ。。
ということで、以下は森本代表のお話です。
「とにかく落ち着いていて素直なので全く手が掛かりません。人間に従順で他馬が騒いでも堂々としたもの。調教が非常に進め易いので順調に育成できると思います。欠点が無くバランスがとても良いのがセールスポイントで、470~480kgで競馬をするイメージです。モントレーストリート'12とは違い、芝の中距離から2400mで活躍して欲しいタイプ。このままバランスが崩れずに成長して欲しい馬です。」
無理やり質問したところ、森本代表の一番のお気に入り(単純な好み)はこの馬なのだそうです。
そして、馬を引いてくれた“みなみちゃん”もこの馬が好きで、さらにはあのデミアンさんも好きだったとか。。
結果はどうあれ育成に携わる方からこれだけ好かれるというのは、乗ったときの背中の感触はもちろん、性格の良さ、頭の良さからくる人間とのコミュニケーション力が優れているからだと思います。
ただ、それと“競馬場で速く走る能力は別物”というのが難しいところなんですよねぇ。
正直言って、実馬を見るまでは、『日本の馬場には合わないだろう』という理由で出資候補から外していたのですが、いやぁ、本当に困ったものです。どこからか、「お前、本当にこの馬を逃していいのか?」と悪魔の囁きが聞こえてきて…(^_^;)
小耳に挟んだ噂によると、管理する藤澤調教師が、「どうしてもガリレオ(Galileo)の系統を手がけてみたい」と希望をされたらしいですし、「東京コースで走らせたい。これでオークスに行こう」と言ったとか言わなかったとか。。
まあ、いつもの藤澤節と思えば(もしもダメでも)腹も立ちませんが(笑)、『ひょっとしたらひょっとしちゃうんじゃないのこの馬??』と思わせるような雰囲気を感じたのは事実です。
何だかすごい難題を抱え込んでしまいましたが、タイムリミットはまだ先。せいぜい悩んでみたいと思います。
*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いていますので、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
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募集総額:2200万円(400口)
父:New Approach、母父:Monsun
美浦・藤沢和雄厩舎
母は英国で1勝、おじにポエット(英愛重賞2勝)、近親にオペラハウス(種牡馬)がいる持込馬



今回の展示会で実馬を見て、評価が一番変わったのは実はこの馬です。
もう、何と言いますか、とにかく醸し出される雰囲気がいいんです。いかにも欧州の上級馬らしい奇麗なラインをしていますし、馬格がある割にはバランスが整っているので、事前に心配していた重苦しさも感じられませんでした。
(ちなみに2枚目の写真、一緒に写っているのは森本スティーブルの女性スタッフ、“みなみちゃん”です(^_^))
モンスーンウェディング'12の父は、欧州最強種牡馬Galileoの産駒、New Approachです。
日本ではサドラーズウェルズの系統は“重過ぎる”という理由であまり好まれませんが、こういう格好のいい馬を見てしまうと、『さすがにヨーロッパの馬は雰囲気が違うなぁ』と、単純に感心してしまいます。
Galileo産駒と言えば、2008年産の最強馬フランケルが有名ですが、New Approachは2005年産まれで英ダービー、愛チャンピオンS、英チャンピオンS、デューハーストS、ナショナルSを制し、種牡馬としても既にドーンアプローチ(英2000ギニー、セントジェームズパレスS、ナショナルS、デューハーストS)を出しています。
果たしてそのNew Approach産駒が日本の馬場をこなすかと聞かれたら、「合わないからダメだと思う」と答える方が普通でしょうが(^_^;)、でもですね、やっぱりいい馬はいい馬なんですよねぇ。。
ということで、以下は森本代表のお話です。
「とにかく落ち着いていて素直なので全く手が掛かりません。人間に従順で他馬が騒いでも堂々としたもの。調教が非常に進め易いので順調に育成できると思います。欠点が無くバランスがとても良いのがセールスポイントで、470~480kgで競馬をするイメージです。モントレーストリート'12とは違い、芝の中距離から2400mで活躍して欲しいタイプ。このままバランスが崩れずに成長して欲しい馬です。」
無理やり質問したところ、森本代表の一番のお気に入り(単純な好み)はこの馬なのだそうです。
そして、馬を引いてくれた“みなみちゃん”もこの馬が好きで、さらにはあのデミアンさんも好きだったとか。。
結果はどうあれ育成に携わる方からこれだけ好かれるというのは、乗ったときの背中の感触はもちろん、性格の良さ、頭の良さからくる人間とのコミュニケーション力が優れているからだと思います。
ただ、それと“競馬場で速く走る能力は別物”というのが難しいところなんですよねぇ。
正直言って、実馬を見るまでは、『日本の馬場には合わないだろう』という理由で出資候補から外していたのですが、いやぁ、本当に困ったものです。どこからか、「お前、本当にこの馬を逃していいのか?」と悪魔の囁きが聞こえてきて…(^_^;)
小耳に挟んだ噂によると、管理する藤澤調教師が、「どうしてもガリレオ(Galileo)の系統を手がけてみたい」と希望をされたらしいですし、「東京コースで走らせたい。これでオークスに行こう」と言ったとか言わなかったとか。。
まあ、いつもの藤澤節と思えば(もしもダメでも)腹も立ちませんが(笑)、『ひょっとしたらひょっとしちゃうんじゃないのこの馬??』と思わせるような雰囲気を感じたのは事実です。
何だかすごい難題を抱え込んでしまいましたが、タイムリミットはまだ先。せいぜい悩んでみたいと思います。
*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いていますので、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
